パソコンで画像ファイルを整理していると、誤って「デスクトップの背景」に設定してしまうときがあります。

その場合すぐに元に戻りますが、背景の設定画面に画像の履歴が残ってしまいます。

この履歴の削除方法を紹介します。

デスクトップの背景は「設定」→「個人用設定」→「背景」で変更可能ですが、一度背景として設定した画像はここに履歴が残ってしまいます。

残念ながら削除ボタンのようなものがありません。

これを削除するためにはレジストリを変更します。

スタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を開きます。

(Windowsキー + R でも可)

 

名前のテキストボックスに「regedit」と入力しOKボタンをクリックします。

 



レジストリエディターが起動するので、以下の場所まで移動します。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Wallpapers

 



BackgroundHistoryPath0~4の部分を選択した状態で、マウスを右クリックし削除します。

 

(これ以外の場所は削除しないように注意してください。)

ここで削除されるのは壁紙(背景)画像の履歴として参照している保存場所の情報のみで、元画像は削除されません。

レジストリエディターを閉じて背景の設定画面を確認すると、デフォルトの画像に戻っています。