4/14、青山ウィメンズプラザでは『Pale Blue Dot君が微笑めば、』の上映の後、映画にご出演の理論物理学者の佐治晴夫先生のミニレクチャーがありました。

 

東急のフリーペーパー「SALUS」の佐治先生の連載で

この映画と上映会がご紹介されたこともあって、チケットはあっという間に完売。

キャンセル待ちの方多数という、大人気のイベントでした。

 

 

 

 

自由席なので開場1時間以上前から並ばれた方もいらして、開演時には230人満席。

 

こちらの会場にはスタンウェイのグランドピアノがあったので、ご講演の前に佐治先生に一曲弾いていただきました。

 

(この写真はリハーサルの時のものです)

 

 

70歳を過ぎてから始められたというピアノ。

プロですか!?というくらいお上手。

科学者と音楽家って共通項があるのでしょうか。

 

バッハのプレリュードのメロディが、優しく美しく会場を包み、その余韻の中、ミニレクチャーへと移っていきました。

 

「宇宙探査以外にNASAがボイジャーに託したこと」

 

それが今回のお話のテーマ。

映画の中で語られていることのさらに奥にあったこと。

ボイジャーから見える薄青い小さな点、Pale Blue Dot。この水の星、地球でわたしたちは、笑い、泣き、時に争い、助け合って生きているわけです。

 

この会場にいる人は誰一人として「はじめまして」ではなくて、全員「お久しぶり」だと先生。

「45億年前には私たちは太陽の周りを一緒に回っていましたよね?」

科学者の言葉としてそれを聞くとなんだか、きゅんきゅん心がときめいでしまいます♡

 

佐治先生のファンが多いのも納得でありました。

 

 

 

佐治先生とのご縁は30年も前からという、西嶋監督。

上映前に一言だけご挨拶をいただきました。

 

 

入場できなかった大勢の佐治先生のファンに申し訳ないと、佐治先生のミニレクチャーを自ら撮影くださり、後日映画の公式サイトで、無料配信してくださるというご配慮をくださいました。

 

この見えないけれど確かにそこにいらっしゃる方のことを想像できる心配り。それが西嶋監督の優しさ。

 

そんな人だから、今回の作品『Pale Blue Dot君が微笑めば、』という美しい心をうつ作品ができたのだなあと思います。

 

 

 

佐治先生のお話。もっともっと聞きたいですし、ご本ももっと読みたいです。

そしてそして、美瑛に行って、美宙天文台で、昼間の星を見てみたい!

 

映画を見て、佐治先生にお会いして、また一つ夢ができました♪

 

そして『Pale Blue Dot君が微笑めば、』.この映画は何度でも繰り返し見たくなります。

先日の会場にお越しの方からもそんな声が聞こえてきていました。

 

イマココ・ストアでは、次回は6/2市ヶ谷で上映いたします。

映画の後、「ゆの里」の重岡社長のトークライブもありますよ。

よかったらぜひご一緒に!

 

 

 

 

 

 

 

 

昨秋からの新企画。

昨日。22名のご参加で、ゆの里&四社参りのツアー(春)を終えました。


いやいや、なんと言いますか、今回のツアーの日程はそれこそ「適当に」予定したものだったのですが。

ご参加のみなさまの顔ぶれも、宇宙の暦も、「この時だかこそ」のタイミングでした。


1日目はいつもの通り、「ゆの里」重岡社長のお水のお話、4時間パージョン。


みなさま、本当に熱心に聞いていらっしゃいました。


昨年から原則、夕食時は重岡社長はご同席はなしにしているのですが.今回はなぜか社長自ら「ぼく、食事一緒に入るね」と言ってくださり、ウルトラスーパーラッキーなツアーとなったのでした。



ここでの質疑応答はここでしか聞かない話のオンパレード。

貴重なお話でした。



そして、2日目。

夜中の激しい雨音にお天気を心配しましたが、出発時には雨も上がり、戻ってくるまで傘をささずに過ごせました。ありがたかったです!


この2日目が.なんとなんと新月に当たっていたんです。

そう、このツアーを企画した時はそんな暦のことは全く知らず、単に「適当に」決めただけだったのですが。


図らずも新月にふさわしい四社参りとなりました。


重岡社長のお水のお話では、「四つでひとつ」というフレーズが出てきます。

(その詳しい水視点での説明はここでは省きますけれど)

そして4つの点があったとして、その点を辿る順番でできる形が変わってくるということもお話になります。

四つの点を一筆書きしたら、四角いかたちになったり、蝶々なようになったりしますよね。

その形が機能になるとしたら、辿る順番はとても大切にならのです。


そこで、今回の四社参りです。


お参りの順番に大きな意味があると、重岡社長に教えていただきました。

なのでその順番を守ってお参りしてきたというわけです。


まず最初は大銀杏が御神木となっている丹生酒殿神社です。




次が蟻通神社。


こちらは子供が股を潜ると知恵を授かり疫病知らずていられるという言い伝えのある狛犬があるのですが。


なんとなんと.雨上がりで下が濡れているのにもかかわらず.ご参加の方がお待ちになっていたビニールカッパを敷いてくださり、狛犬をくぐるというチャレンジができました。



いやいや、ここは神社が遊園地か!?という楽しいひとときでありました。


今回スタッフ参加のイマココ・ストアのゆうちゃん(中村)もくぐってました♪

満面の笑みがかわいい♡


そして3箇所目が、私の大好きな丹生都比売神社。

前日の雨に打たれながらも頑張って残ってくれていた桜に包まれて、その佇まいはいつにも増して女神さまらしい雰囲気でした。



こちらでは、竹布の「祓布」がお守りとしてお分かちゃんいただいているのですが。

なんとなんと、今回のツアーには、その竹布の開発者の相田社長が一般参加者としてご一緒だったのです。



なんというミラクル♪ラッキー♪

道中のバスの中ではマイクを渡してその「祓布」開発の経緯もお話いただきました。



相田さんのお話を聞いて使う「祓布」はその効力というかご神力はパワーUPしていたに違いありませんね。 




「祓布」をいただいたみなさんは相田さんと記念のツーショット♪


今回、丹生都比売神社で正式参拝の後、由緒説明を

してくださったのは藤野様でした。


衣装(と呼んで良いのか?ですが)が素敵だったので、パチリとさせていただきました。



とても丁寧なわかりやすい説明をありがとうございました!


そして丹生都比売神社の後は最後の四社目。

丹生官省符神社です。

こちらは慈尊院から続く石の階段を上っての参拝でした。

古来からこちらが高野山に続く町石道の出発点になります。




「自分の意図を放って、それを神さまに宣言し、お力を貸してくださいとお祈りをした後、お札を授かり、高野山は修行へ登って行く」という本来の目的に叶うためには、この順番での参拝が大切だったのです。


宇宙のリズムに呼応するように生きることが「自然」自ずと然る、なのではないかなと感じますよね。


そういう意味では新月に新たな誓いを立てて神社参りができたのは、とても有り難いことでした。


最後は空海様のお母様ゆかりの慈尊院で手を合わせてツアー終了です。



今回のツアーご参加のみなさま。

おひとり様参加の方々も「月のしずく」という共通項があるので、すっかり仲良くなられてました。

その様子は見ていて、とっても嬉しかったなです。


私もご一緒できて、幸せでした。

ご参加くださったみなさま。ありがとうございました♪



同じコースで5月、初夏パージョンもあります。

残席わずかですがまだ間に合います。

よかったらご一緒しませんか?













今年は季節のかみさまの計らいで、満開の桜を愛でながらの格別な備前窯開きツアーとなりました。


この備前窯開きツアーは、毎年2回、ゆの里で行われている備前焼の体験教室にご参加された方を優先的にご案内しているツアー。


主催はゆの里さんなのですが、イマココ・ストアは募集窓口も務め、私も毎年ご一緒しています。


3月末から4月頭にかけて、毎年桜の季節に窯開きになるので、楽しみはやはり桜🌸


でも満開のタイミングに出会うことは本当に稀なんです。

今年はそういう意味でも格別なツアーでした。


そして、もう一つ、格別と言いたくなるのは.今回の窯では、備前焼作家の岡本徹正先生の日展入賞30回目を狙う作品が焼き上げられている、ということなんですね。


備前焼を「伝統工芸」という位置付けにとらわれず、それを超えて、ゆの里の温泉水を練り込んでは作った「神水備前焼」を生み出し連続入選を続けて来られた岡本先生。


30年の間.純粋にご自身の作陶の道を歩いて来られた先生ですが、昨年奥様を亡くされてからの一年は今までにない孤独と苦労との闘いの日々でもあったのではないでしょうか。


そんな一年の作品作りの仕上げがこの春の登り窯の火入れでした。


寒の戻りで雪が窯まで舞い込む夜を超え、10日あまり、24時間窯の火をたやすことなく1000度を超える温度を保ち焼き上げられた今年の登り窯。


それが開けられる瞬間に立ち会うのは、まさに出産に立ち会うようで、例年以上にドキドキ緊張しました。


というのは.岡本先生。

窯をあけて中に窯の中で自作と対面した時.ご自身が納得できない焼き上がりだった場合.躊躇なくハンマーで作品を叩き壊すのです。

そのガシャンという音のなんと無情なこと。

私は過去何度もその音を聞き、芸術の厳しさを目の当たりにして心がきゅんと小さくなったものです。


30回目の節目の出展作品の無事誕生を祈って、皆がその瞬間を見守ったのでした。




大丈夫でした!今年はその音を聞かなくて済みました。

ほっ。

ほんとうに、ほっ。

よかった、よかった!


これで今年の日展出品作品は無事この世に生み出されたわけです。

あとは審査員の先生の見抜くチカラを信じましょう。

 

そんな緊張の窯開きの式典には、毎年来賓としてゆの里の重岡社長がご挨拶なさいます。




式典後のほっとしたお二人の笑顔が私も嬉しい♡です。



そしてそのあとは恒例の即売会。

窯から出したてホヤホヤの作品が破格の値で並びます。



今年のご参加の皆様.このあと出された大物も含めて、結構な大人買いの方もいらして、大盛況でした。


もちろん、昨年のゆの里での体験教室で作った自分の作品もここでご対面♪


持ち帰りできました。


ちなみに私の作品はこれ。

お香を立てる香皿(のつもり)です。


裏にはちゃんと「ゆ」のしるし。


お皿や小鉢.水差しや花瓶。

いろいろ毎年自分でも作っています。


日展作家の先生の登り窯の中で炎と水を共有して焼き上げていただくなんて、ほんとうにほんとうに有り難いことなんだと思います。


今年も備前焼体験教室は開催されますし、秋には岡本先生の日展30回入選お祝いの会もすでに予定されています。

今から楽しみにしています♡

よかったらご一緒しましょうね♪


そしてこの備前窯開きツアー。今年から「重岡社長と行く」と銘打って開催しています。


一泊2日でゆの里からマイクロバスで往復するその道中や、窯開き会場で重岡社長の「ここだけの話」が聞けるのもこのツアーのもう一つの目玉です。



今回は会場にプロジェクターがないのでパソコン画面をみんなで食い入るように見てました。



岡本先生の創られる「神水備前焼」の中で水がどう変化するのか?

また備前焼と神水備前焼とはどう違うのか?

器の形によってどう変化するのか?

などをアクアフォトミクスによって検証実験がなされています。

(内容についてはここではシェアを控えますが)そのお話がとても興味深いものでした。



ところで、ツアー初日、窯開きの前日は、「月のしずく」を奉納し、和気神社に正式参拝しました。




こちら和気清麻呂を助けたという猪にちなんで、狛犬ならぬ狛猪がいらっしゃって、猪生まれの私としては、ちょっと嬉しかったです。





その後日本初の庶民のための学校、岡山の藩主池田光政公が創設した閑谷学校へ行きました。


ここはちょっと気になっていたので、思いつきで今回のコースに入れてもらったのですが、行けてよかった!

文字通り閑かな谷にある美しい学び舎でした。


講堂は国宝です。








ここでなら私ももっとお勉強に励めたかもです(笑)


今回は行く先々で満開の桜。

日本の春を満喫できた嬉しい旅になりました。


長距離を運転してくださったのはゆの里のジェネラルマネージャー松尾さん。

本当に安全運転、任せて安心なドライブでした。

松尾さん、お疲れさまでした!


さくらさく、備前焼窯開きツアーでした!









ご参加の皆様.ありがとうございました!