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万博会場内の「ミャクミャクハウス」では、4月、5月の平日限定で特別なピンバッジが配布されています。早期入場者を増やす運営側の戦略の1つです。

 

 

これは何が何でも手に入れたい…!ということで、挑戦してきました。

 

この限定ピンバッジをもらうためには、ミャクミャクハウスで「ミャクミャクへのメッセージを書く」というミッションが設定されています。配布数が限られているので、確実にゲットするには朝イチでの行動がカギ。

 

ミャクミャクハウスは東ゲートから近い位置にあるので、混雑を承知で東ゲートを選び、一直線に向かいました。会場には9時20分ごろに入場できたのですが、ハウスに到着したときにはすでに行列! スタッフさんから「ご案内は11時半頃の見込みです」と言われ、なかなかの覚悟が必要な状況に(この待ち時間、アメリカ館に勝るとも劣らないと思うんですが…)。

 

 

でも、この日は「ミャクミャクピンバッジが最優先」!

午前中は他のパビリオン予約を入れず、ピンバッジ一本に集中する作戦で挑みました。

 

パビリオンに向かう人々を横目に携帯ゲームなどをしながら静かに列に並び続け、ようやく順番が回ってきたときは、よくわからないため息が(笑)

 

 

ミャクミャクハウスに入ると、ミャクミャク本人(?)が待っていて、希望のポーズで一緒に写真を撮ってくれます。実はこの写真撮影サービスが行列の進みをゆっくりにしている原因なのです。

 

ピンバッジだけが目的だったので、最初は「写真撮らなくてもいいのになぁ」と思っていたのですが、いざ順番が来ると、やっぱり記念に撮ってもらいました。ミャクミャクと「いのちのポーズ」でパシャリ。家族に見せたら大爆笑! これもいい思い出です。

 

4月のピンバッジは、アニメ「はーい!ミャクミャクです」のワンシーンを切り取ったもの。絵柄は2種類あるようです。実際に手に取ると、思っていた以上にかわいくて、頑張って並んだ価値ありでした。きっと何十年たっても、この日のがんばりと喜びを思い出させてくれる宝物になる…と思います。たぶん。

 

 

ちなみに、整理券などはなく、ひたすら並ぶスタイルなので、暑さ対策・水分補給は必須。ピンバッジだけが欲しくても、ハウスに入るまでは写真を撮りたい方と同じ列に並び続ける必要があります。入場は30分ごとに60人ずつ。12時半ごろにはピンバッジの配布が終了していたので、1日の配布数は500個くらいかなぁ、と予想しています。

 

5月のピンバッジは、大屋根リング2種類とシークレットデザイン1種類です。

これから狙う方は、体調管理に気をつけながら挑戦してくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

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「アオと夜の虹のパレード」は、万博を象徴するウォータープラザを舞台に、「水と空気」をテーマに開催されている夜のスペクタクルショーです。万博会期中は毎晩2回、毎日開催されています。

 

私は2ヶ月前抽選で予約が取れ、2回目(20時30分開始)の回を観覧してきました!

 

 

 

  予約と入場について

 

観覧席に入るには、万博の「イベント予約」で予約が必要です。

 

観覧席の中央部分は優先席となっています。この席を取るには、私の知る限りでは、万博Walletのリワードプログラムでポイントを貯めて抽選に応募するようです(他にもルートがある可能性もあります)。

 

20時10分ごろに到着したところには、すでに多くの人がQRコードチェックの列に並んでいました。中央の白いゲートにメインの映像が映し出されるので、そちらに近い方から席が埋まっていきます。

 

私は出遅れたようで、中央部分からは少し離れた席になりました。さらに遅かった人たちは立ち見エリアに案内されたようでした。

 

座席は階段状になっています。中央部分から離れたあたりでは、水に近い前のほうの席よりも、上段の方が全体を見渡せる視界が得られて良かったです。一段一段が高めなので、前の人の頭が気になるということもありませんでした。

 

とはいえ、良い場所で座って見たい方は早めの到着をおすすめします。

 

 

  開演前の会場の雰囲気

 

開演10分前にはほとんどの人が座席に着き、ライトアップされた大屋根リングを眺めながら開始を待っていました。 水面に映る大屋根リングの光や、巡回バスが水上を滑るように通り過ぎる光景もとてもきれいです。

 

 

この間、注意事項のアナウンスが繰り返し流れ、目を暗さに慣らすための時間にもなっていたように感じました。

 

 

  光と水が織りなす圧巻のステージ

 

ショーが始まると、噴水、光、音楽が見事にシンクロし、目を離せない展開が続きました。特に印象的だったのは、水の動きに合わせて光がぴたりと追従する演出。音楽もその世界をさらに引き立て、自然と引き込まれていました。

 

物語の細かい部分は少し分かりにくいところもありましたが、それを補って余りある迫力と美しさがありました。ここまでダイナミックで繊細な噴水ショーは初めてで、あっという間に時間が過ぎてしまった感覚です。

 

特に、水と光と音が完璧に一体化した演出を目の当たりにして、技術の進歩にも感心しました。

 

 

 

  予約がなくても楽しめる?

 

観覧席に入るには予約が必要ですが、観覧席の後方では、シートを敷いて座って観覧している方や、立って観覧している方も多く見られました。さらに、大屋根リングの上から眺めている方もいるようでした。

しっかり座って噴水・光・音楽の一体感をじっくり体感したいなら、やはり予約して観覧席に入るのがおすすめですが、予約が取れなかった場合でも、工夫すればショーの雰囲気を楽しむことができると思います。

 

  注意したいポイント

  • 雨天時もショーは開催されるようですが、観覧エリアに屋根はなく、傘の使用は禁止されています。レインコートを持参しましょう。
     

  • 風が強い日はショーが中止になる場合があります。
     

  • 強い光や大音量の演出があるため、敏感な方は注意が必要です。
     

  • 水しぶきが飛んでくることがあります。スマホやカメラなど濡らしたくない荷物は各自でしっかり管理を。

 

バーチャル万博の「アオと夜の虹のパレード」エリアも面白かったです

 

 

 

「アオと夜の虹のパレード」は、水と光と音が見事に調和した見ごたえのあるショーでした。しっかり座って観るなら、やはり、予約があったほうが満足度は高いと感じます。

 

ただ、観覧環境は天候に大きく左右される面もあり、雨天時は傘が使えずレインコート必須、さらに風が強いとショー自体が中止になることもあります。天気次第では過酷な環境になる可能性もありますが、それを踏まえても、ぜひ見ていただきたいと思える素晴らしいショーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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昨日、平日夜の万博が空いていて快適だった!という記事を公開したばかりだったのですが…。


4月26日(土)の夜、再び万博に行った帰り、ゲートを出てから地下鉄に乗るまでに驚くほど時間がかかってしまいました。

 

今回は、そのときの体験を共有したいと思います。

 

 

  夜の万博、閉場後の移動は大混雑

 

この日は夜のショーを見ていて、21時すぎにウォータープラザ周辺を離れ、東ゲートを目指しました。しかし、場内はすでにゲートに向かう人であふれ、ところどころで立ち止まる場面もあり、進むのもゆっくり。東ゲートに着いたのは21時30分ごろでした。

 

東ゲート(下図:黄色の枠)から出る場合、会場内からみて左寄りのゲートのほうが地下鉄・夢洲駅に近いのですが(下図:青い線)、こちら側のゲートは閉鎖されており、すべての人が右寄りのゲートから出るよう誘導されました(下図:赤い線)。

 

これは、駅に一挙に人が流れ込むのを避けるためだったかと思います。
ここから長い長い行列が始まりました。

 

※ この図では、正座ミャクミャク像あたりを起点としていますが、実際の移動開始点は左端の大屋根リングの中、会場中心付近です。

 


  駅はすぐそこなのに、たどり着けない!

 

右側ゲートを出ると、ものすごい人。
誘導された列は蛇行しながら、止まっては進み、止まっては進み…を繰り返していました。

 

暗くて行列の先がよく見えていなかったので、駅から反対方向に進んでいるときはちょっと心配でしたが、後から思い返すと、私がたどったコースはおおむね、上図の赤い線のようだったと思います。ゲート前の広場をぐるーっと大回りして駅に向かったということですね。

 

結局、地下鉄に乗れたのは22時15分ごろ。

帰宅しようと動き始めてから1時間以上経過していました。

 

自宅についたのは、いつもならとっくに寝ている時間で、せっかく楽しかった気分が一気に疲れに変わってしまいました。

 

 

  遠方からの来場者は特に注意を

 

列に並んでいる間、周囲では「この電車に間に合えば…」「その次の電車だと…」「最終は何時だっけ」といった会話が飛び交っていました。

 

スムーズに地下鉄に乗れる想定で予定を組んでいた方、特に次の交通手段の予約を取っていた方にとっては、相当なプレッシャーだったはずです。

 

後の予定がある人は、閉場ギリギリまで滞在するのは避け、余裕をもって退場するのが安心だと感じました。

 

 

  エレベーター利用者にはさらに待ち時間がプラス

 

東ゲート近くにはエレベーターが2基設置されていますが(上図:緑の★マーク)、ここにも長蛇の列(上図:緑の線)。
 

エレベーターを利用される方も、駅近くまでは一般の列に並び、エレベーター近くでようやく列を外れてエレベーターの待機列に並び直す必要があり、そこでさらに待ち時間が発生します。

 

エレベーターを待つベビーカーの行列

 

 

  今後はどうする? 現実的な対策

 

今回の経験から、私は「閉場ギリギリまで残らない」ことを心がけようと決意しました。


また、西ゲートからのバス利用も現実的な選択肢だと感じています。

例えば、新大阪駅直行バス(片道1500円)は予約制で座席も確保され、地下鉄よりも時間が読みやすいです。
 

ただし、便数が限られているので、利用する場合は事前予約と時間の確認が必須です。値段は少々高めですね…。

 

桜島駅行のシャトルバスはリーズナブルですが、夜の混雑具合については、まだ経験したことがなく、よくわかっていません。

 

地下鉄は弁天町駅で降車する人が多かったので、弁天町駅との定期シャトルバスがあれば混雑が緩和できたのではないかと思いました。計画では、弁天町駅のバスターミナルは、災害時の代替輸送時に利用される予定とのことです。

 

 

最近、徐々に万博会場を訪れる人が増えていると聞きます。退場時の混雑はさらに深刻化していくかもしれません。

 

万博での楽しい体験を最後まで気持ちよく締めくくるためにも、退場のタイミングも含めて、しっかり計画して行動したいと感じた夜でした。

 

 

 

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 先日、平日の仕事終わりに、家族と万博で待ち合わせ。 少し肌寒い夜風を感じながら、夢洲(ゆめしま)へ向かいました。

 

夜の万博ってどんな感じなんだろう?と半分わくわく、半分ドキドキ。実際に行ってみたら、昼間とはまた違った表情を見せてくれる時間帯でした。

 

 

  地下鉄はガラガラ、夢洲にスムーズ到着

 

18時頃の地下鉄中央線・夢洲行きは、驚くほど空いていて快適。 座れるどころか、空席が目立つほど。

 

混雑を避けたい方には、夕方からの来場も選択肢に入りそうです。17時以降に入場できる「夜間券」も販売されていて、お得に楽しむ方法の一つです。

 

 

  夕食はローソンで軽く腹ごしらえ

 

今回は贅沢せず、東ゲート入ってすぐのローソンでおにぎりを購入。 

 

ここのローソン、ちょっと変わっています。アバターが接客……というか、通りがかったお客さんに話しかけてにぎやかな雰囲気を作っているんです。 しかも、そのアバターの向こうは有人なんだとか。

 

ただ、リアル店員さんとのテンションの差がなんとも妙で、ちょっと笑ってしまいました。

 

  夜は海外パビリオンが狙い目? 

 

この日の夜の時間帯は、海外パビリオンは比較的空いていて、20〜30分並べば入れるところが多いようでした。 ただし、企業館やシグネチャーパビリオンは別。 予約で埋まっていて、当日枠も全滅でした。

 

実は毎度のことながら、家族全員分の予約を取ろうとすると本当に大変! 今回も一つも取れず……。入場した時点では、ちらほら「△」表示があるのに、いざ開くと人数分の枠がない。もう!

 

 

 

  噴水ショーは予約があると良いポジションへ

 

大屋根リングで行われている水と空気のスペクタクルショー 「アオと夜の虹のパレード」。 こちらは予約が必要なイベントですが、予約をしていると前のほうの見やすい場所に案内してもらえる仕組みのようです。

 

ただ、予約がなくても上のほうの映像や水柱は見えます。 大屋根リングの上から鑑賞している人もいるようでした。

 

 

  パビリオンの閉館はおおむね21時

 

万博会場自体は22時に閉まりますが、パビリオンは基本的に21時に閉館。 20時半を過ぎると、だんだん片付けモードに入ってくるところが増えます。 「あと1つ!」という方は、少し早めに動いたほうが良さそうです。

 

今回の滞在は3時間ほどでしたが、4つのパビリオンを回ることができました。 夜ならではのライトアップも魅力的で、満足度の高い時間でした。

 

 

  静けさの森で、虫たちの声もちらほら…

 

今回、静けさの森の近くも通りましたが、木々の根元からコオロギやケラの声が聞こえてきました。 植栽と一緒に夢洲にやってきたのでしょうか。彼らとその子孫たちは、これからどうなるんでしょうね。

 

それから、気になったのが1cm弱の蚊のような形状の虫。 名前はわかりませんが、会場全体でよく見かけます。刺したりはしなさそうですが…。虫が苦手な方はちょっと気になるかも。

 

 

  夜の大屋根リングは「神殿」っぽさも

 

ライトアップされた大屋根リングは、まるで神殿のよう。 昼間の活気ある印象とは違って、落ち着いた、ちょっと荘厳な雰囲気が漂っていました。

 

 

 

  帰りの地下鉄はそこそこ混雑、でも快適

 

20時半ごろから東ゲートへの移動を開始し、21時過ぎに夢洲駅を出発。 さすがに多少混んではいましたが、ギュウギュウ詰めというわけではなく、まあ許容範囲でした。

 

  今回の記録メモ

  • 歩数:14,082歩

  • 使ったお金:1,251円

  • スタンプ:7個
     ローソンのおむすび&お茶(1人分)、フランス館のお土産

 

万博は昼に行くイメージが強いかもしれませんが、夜の万博もなかなか良いです。 人の少なさと、夜ならではの雰囲気、意外と癒される虫の声……。

 

まだちょっと寒かったので、はやく夜風が気持ちいい季節になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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素敵な外観で話題のオーストリアパビリオン。テーマは「未来を作曲(Compose the Future)」——訪れる人と共に、音楽を通して未来を創造していくという、なんとも詩的なコンセプトが掲げられています。

らせん状に立ち上がるファサードと赤を基調にした立体的な格子デザインで話題です。夜にはライトアップされ、流れるようなラインと色のコントラストがとても印象的でした。

 

 

場所は、地図では緑色のエリア「エンパワーリングゾーン」のP23。

 

一定の人数をまとめて順番に入館させるスタイルで、待ち時間は20分ほどでした。

 

列の途中にはオーストリアに関するクイズが設置されており、日本人が抱きがちな「貴族」「音楽」「甘いもの」といったイメージだけでなく、現代のリアルなオーストリアを伝えたいという気持ちが感じられました。

 

入口のBonsai ?

 

 

  音と歴史、そして未来へつながる展示体験

 

最初の展示室にはグランドピアノがあり、蓋の裏には北斎の「神奈川沖浪裏」が描かれていて驚きました。

 

このピアノは遠隔で演奏ができる仕組みになっており、音楽をテーマにしながらも、日本との文化的な交差点を感じさせる演出でした。ピアノのお値段に関するクイズもありましたが、ここでは答えは秘密にしておきます。

 

 

また、オーストリアと日本の歴史にも焦点が当てられており、特に明治以降の日本の皇室とハプスブルク帝国との関係に関する展示が印象的でした。

 

その後のエリアでは、オーストリアの技術力を前面に押し出した展示が続きました。特に最後の展示エリアでは、来場者がそれぞれ選んだフレーズをもとに、人工知能(AI)が音楽を作り出す体験が用意されています。

 

確かに、私たちの中には「オーストリア=ハプスブルク」というイメージが根強く残っていますが、帝国がなくなって100年以上が経った今、そうした古いイメージだけでは語れない「今のオーストリア」を感じるきっかけとなる展示でした。

 

 

  オーストリアの“今”を体感してみては?

 

オーストリアパビリオンでは、「未来を作曲」というテーマのもと、音楽とテクノロジー、そして歴史が組み合わされた展示を体験することができました。

 

なかでも、遠隔操作のグランドピアノやAIによる音楽制作体験、日本とオーストリアの関係に関する展示はとても興味深く、印象に残っています。

 

また、併設のレストランでは、ザッハトルテやシュニッツェルといった本場の味を楽しめるとのこと。今回は利用できませんでしたが、次回はぜひ立ち寄ってみたいと思っています。

 

なお、2025年5月23日のナショナルデーにはウィーン少年合唱団の特別公演も予定されており、こちらも大きな見どころとなりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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  予約して行ってみたら…まさかの自由参観?

 

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンのひとつ、「いのちの動的平衡館」に行ってきました。


実は、事前にしっかり予約を取っていたのですが、現地に行ってみると…まさかの自由参観形式!「映像はランダムに流しています」との説明でした。


そこから「じゃあ、予約の時間になったら何か違うものが流れるの?」と尋ねたものの、どうにも要領を得ない返答で、ちょっとモヤモヤが残ってしまいました。

私の理解力がなかったのか、質問の仕方が悪かったのか…。

帰ってから公式サイトを見てみると、案の定、どうやらプログラムの全部は体験できていなかったことが判明。なんだかなぁ…という気持ちになりました。

 

 

  プロデューサーは生物学者・福岡伸一さん

 

このパビリオンのプロデューサーは、生物学者の福岡伸一さん。


『生物と無生物のあいだ』などの著作で知られ、「動的平衡(どうてきへいこう)」という考え方を一般に広く紹介したことで注目される方です。

 

生命とは、静止しているように見えて、実は常に変化しているもの。その概念を、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と重ね合わせて、このパビリオンを作ったとのことです。

 

 

  静かに流れる、生命のリズム

 

館内では、帯状のスクリーンにドットで形作られた動植物の映像が映し出されていました。生命が誕生し、やがて消え、また新たに生まれる――そんな循環を象徴するような表現です。

 

正直なところ、私が見たのは、同じ映像がくり返し流れているだけのものだったので、しばらくすると少し飽きてしまったのも本音でした。

 

ですが、にぎやかで迫力のあるパビリオンが多い中で、この静かで落ち着いた空間は、ある意味とても新鮮でもありました。

 

 

 

  静かな展示、だけど少しモヤモヤも残る体験

 

予約して行ったにもかかわらず、実際にはその時間に合わせて何か特別な映像が始まるということはなく、少し拍子抜けしてしまいました。

 

映像そのものは、静かで落ち着いた雰囲気に包まれていて、生命の営みや循環といったテーマをじんわりと伝えてくるようなものでした。派手な演出はありませんが、観る人に“考える時間”を与えるような、ある種哲学的な空間です。

 

映像美やテクノロジーの最先端を体感したいという目的で訪れると、物足りなさを感じてしまうかもしれません。実際、子どもにとってはさらに難解だったようで、興味を持つのが難しかった様子でした。

 

それでも、予約枠は比較的余裕があり、他のシグネチャーパビリオンに比べて入りやすいのは確かです。ゆっくり思索にふけりたい方には、合っている展示だと思います。

 

 

▶ 公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夜の万博会場を歩いていると、ひときわ目を引くピンク色の建物。それがフランス館でした。テーマは「愛の賛歌」。愛という少し大げさにも思えるテーマですが、実際に入ってみると、そこには静かであたたかい愛の表現がちりばめられていて、思いのほか心に響く体験となりました。

 

とはいえ、「愛」というテーマの中で、私が特に印象に残ったのは「手仕事へのリスペクト」です。展示を通して、人の手で生み出されるものの価値や美しさが強調されていたように感じました。

 

地図では緑色のエリア:エンパワーリングゾーンの「P12」です。

 

 

  ピンクの外観と光の演出

 

外から見るフランス館は、まさに“映える”デザイン。ピンクの外観がとてもかわいらしくて、思わずカメラを構えてしまいます。


入口付近では、トリコロールカラーの光がくり返し点灯されていて、なぜか「レ・ミゼラブル」の舞台を思い出してしまいました(そんな照明あったかな…)。

 

 

 

  パンだけ買うのもOK!ブーランジェリーも併設

 

館の入口にはブーランジェリーが併設されていて、展示に並ばなくてもパンだけを購入できるようになっていました。


私が行ったのは夜だったので、パンの種類はかなり少なめ。それでもパン列と展示列が分かれていて、パンだけをサッと買えるのはとても便利。お土産にも、会場でのランチにもぴったりかもしれません。

 

 

  展示は「手」に注目──職人技へのリスペクト

 

中に入ると、まず目に入るのがロダンの「手」の彫刻。あちこちに展示されていて、手をテーマにした空間づくりが印象的です。


展示の最初は、オービュッソンの「もののけ姫」あしらったタペストリー、ルイ・ヴィトンのトランク、ワイン絞り。クリスチャン・ディオールのドレスや、漆とのコラボで仕上げたセリーヌのバッグなど、手仕事による美が強調されていて、「手」への敬意が感じられます。

 

 

 

 

 

  外庭にある池──触れて波紋が広がるインタラクション

 

展示の後は、外に出て大きな水盤のような空間へ。ここでは来場者が機械に手を触れると、水に波紋が広がるしかけがあって、思わず何度も試してしまいました。

 

 

 

  フランス的な「愛」のかたち

 

フランス館の展示は、「自分への愛」「他者への愛」「自然への愛」という3つの軸で構成されているようです。


どれも押しつけがましくなく、静かに、でもしっかりと伝わってくる感じがして、日本の価値観にも近いなと思いました。この「手を使って何かを生み出すこと」への敬意は、すでにご紹介した展示内容と深くリンクしていて、日本の手仕事文化とも通じるところがあります。

 

 

 

  ショップでは鉛筆が400円!決済方法には注意

 

出口付近にはショップもありました。文房具や衣類など、かわいらしいアイテムが並んでいます。私は鉛筆が気になったのですが、1本400円…かわいらしいデザインですが、ちょっとお高めですね。


ちなみにこのショップ、支払いはクレジットカードのみ。現金はもちろん、QRコード決済や交通系ICも使えなかったのでご注意を。

 

 

 

  手から広がるメッセージ

 

フランス館は、その名のとおり「愛の賛歌」をテーマに、感性に響く展示が多い空間でした。


手を使うこと、手で作ることへのリスペクト。そして自分や他者、自然への優しいまなざし。フランスの「サヴォワフェール(匠の技)」が静かに、でも確かに伝わってくる展示でした。

 

▶ 公式サイト:

 

 

 

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大阪・関西万博にあわせて、万博会場へのメイン交通手段であるOsaka Metro中央線では、子どもたちの安全な輸送のために「子ども列車(子ども優先列車・子ども専用列車)」が特別運行されています。今回はその内容についてご紹介します。

 

 

  子ども列車の運行概要

 

「子ども列車」は、万博会期中の2025年4月14日(月)~7月18日(金)の平日、9時台・10時台に運行されます。2種類の列車(優先列車・専用列車)の運行ルールは次のとおりです。

 

子ども列車の種類と運行ルール

  • 子ども優先列車
     長田駅から夢洲駅までの各駅に停車。
     森ノ宮駅を除く各駅で子ども団体が乗車し、一般の方には「乗車はお控えください」と案内されます。

    • 行先表示は「臨時(Extra)」です。

    • 車いす利用など、身体の不自由な方は乗車可能です。
       

  • 子ども専用列車
     森ノ宮駅始発で、弁天町と夢洲のみ停車。
     前方車両は子ども専用、後方車両は一般の方も乗車可能です。

    • 行先表示は「回送(Out of service)」です。

    • 弁天町駅では、一般の方は後方車両から乗降するよう案内されます。

画像出典:Osaka Metroホームページ

 

 

 

  子ども列車が来たら注意!

 

一般の方で「子ども列車」に実際に乗車できる可能性があるのは、「子ども専用列車」の始発駅である森ノ宮駅と、途中停車駅の弁天町駅から乗車する場合に限られます。

 

Osaka Metroで途中駅を通過する列車は珍しく、弁天町を出ると夢洲までノンストップとなるため、うまく乗り合わせればスムーズに到着できる「ラッキーな列車」と言えるかもしれません。

 

一方、「子ども優先列車」は長田駅から各駅に停車しますが、一般の方には「乗車を控えてください」と案内されており、協力が求められます。見送る形になる方が多いでしょう。

 

また、混雑回避のため、本町駅からの乗車を避けて一度逆方向の駅まで移動し、夢洲行きに乗り直す方もいると聞きますが、森ノ宮駅まで行くと子ども団体と重なる可能性があり、かえって混雑に巻き込まれることもありそうです。

 

具体的な運行状況は日によって異なるため、Osaka Metroの運行情報Xやe METROアプリのテロップ表示に加えて、現地での案内もあわせて確認するようにしましょう。

 

なお、乗換案内サービスでは「子ども列車」に関する情報は反映されていないケースが多いようです。

 

ジョルダンでは注意喚起が表示されていたものの、子ども列車の運行時刻はサポート対象外と明記されていました。

 

   

 

Google MapやYahoo!の乗換案内では注意情報は表示されず、同じく非対応と思われます。乗車予定の列車が事前に調べた時刻どおりに運行していない可能性もあるため、現地での案内と合わせて確認することが大切になりそうです。

 

 

  多くの子どもたちが利用する列車だからこそ、協力の気持ちで

 

報道によれば、大阪市内の約9割の学校が万博訪問を予定しているとのことで、この子ども列車に乗る子どもたちの数もそれなりに多くなる見込みです。

 

こうした列車の運行は、子どもたちが安全に会場へ向かうための重要な取り組みですので、もし乗車時に遭遇した場合は、快く協力する気持ちを持って行動したいですね。

 

「子ども列車」が運行される朝の時間帯、中央線を利用する予定の方は、ゆとりを持って行動するのがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

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  クウェートって、どんな国?

 

「石油が出る国」「湾岸戦争があった国」――
正直、私にとってクウェートはその程度の知識しかない、ちょっと遠い存在の国でした。

 

でも、大阪・関西万博のクウェート館を訪れてみて、印象がずいぶんと変わりました。異国の風景や文化が、思った以上に優しく、あたたかく迎え入れてくれるような展示でした。

 

 

  入館方法について

 

クウェート館は、一定の人数がまとまって入館するスタイルです。

地図では緑色のエリア:エンパワーリングゾーンの「P27」に位置します。

 

外には列ができていても、定期的に列が一気に進むため、見た目よりも待ち時間は短く感じるかもしれません。並んでいる途中の壁にも楽しい写真を撮れる絵が描いてあったりして、配慮を感じました。

 

日中は予約制ですが、夜間は予約不要で入れる時間帯もあるようです。

 

 

 

  放たれる導きの光 ― クウェート館のテーマ

 

クウェート館のテーマは、公式サイトによると「先見の明かり」。
伝統と文化、そして革新の融合をテーマに、クウェートという国の多面性と未来へのビジョンを表現しています。


建築は、高い天井や透明な屋根を備え、複数の層が重なったような独特のシルエットが特徴。光や空気の流れを活かした設計で、先進的なテクノロジーと自然が融合した空間になっています。

 

 

  球体スクリーンで見る、クウェートの歴史

 

最初の部屋では、大きな球体スクリーンにクウェートの風景や歴史が映し出されます。


映像の内容は、過去から現代に至るまでの歴史や自然環境など。映像にあわせて部屋に風が吹いたり、太陽が照りつけるシーンでは熱いライトが当たったりと、体感型の演出もありました。
 

クウェートという国を身近に感じるきっかけになる導入部でした。

 

 

 

  砂の美しさに驚く ― サラサラの質感を体験

 

次のゾーンでは、実際の“砂漠の砂”が展示されています。
粒が驚くほど細かくて、サラサラ。触ってみたくなる質感です。

 

今では開発が進み、こうした砂が広がる地域は徐々に少なくなってきているそうで、貴重なものなのだと感じました。

 

砂のうえに海の生き物。ちょこちょこ動き回ってかわいいです。

 

 

その次の部屋では、子どもたちが思わず笑顔になる“滑り台”も設置されていました。
展示のなかに遊びがあるって、ちょっとびっくり。

 

 

  寝そべって見上げる映像 ― クライマックスの「ドーム」空間

 

最後のゾーンは、「ドーム」と呼ばれるクライマックスの空間。楕円形の天井に映像が映し出される構造です。


少し硬めの石のようなベンチに寝そべって、天井を見上げるスタイルになっていて、なんだか砂漠の夜空を眺めているような感覚?

 

ここでは命をテーマにした映像が流れていました。音響の関係か、私には内容がうまく聞き取れませんでしたが、美しく印象的な映像でした。

 

 

 

 

  子どもにとって、特別な体験になるパビリオン

 

クウェート館は、子ども連れにとってもとても優しい設計になっていました。


入館時に子どもが記念品(塗り絵)をもらえたり、スタッフの方が笑顔でハイタッチしてくれたりと、やさしい雰囲気に包まれています。

 

こういう細やかな配慮があると、子どもにとって「楽しい思い出」になりますよね。
一緒に行った子どもは「また行きたい」と何度も言っていました。

 

 

 

  砂漠の国の、あたたかな“いのち”の物語

 

「クウェート=石油の国」という先入観だけではわからなかったことが、このパビリオンにはたくさん詰まっていました。


展示のスケールはけっこう大きく、見応えのある構成でした。石油や砂漠といったイメージだけでなく、近代的なビル群なども登場し、「オイルマネーで潤っている国なんだなぁ」と実感する部分も。

 

その一方で、“あたたかさ”がぎゅっと詰まっていて、心に残る体験でもありました。

 

 

▶ クウェート館公式サイト:

 

 

 

 

 

 

 

 

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  平日訪問を思い立って

 

2025年4月、平日に時間が取れたので、思いきって万博に行ってきました。

 

天気はまずまず。かなり急に決めた訪問だったため、7日前抽選には間に合わず、来場日の前日早朝に空き枠先着予約に挑戦。もう何も残っていないかも…と思いながらアクセスすると、なんと【オーストラリア館】が予約可能!

 

やはり平日だからか、比較的取りやすかった印象です。一人での訪問だったことも影響しているかもしれません。

 

入場後も、当日予約を活用しながら、1つ訪問しては次を予約…という流れで複数のパビリオンを回ることができました。とはいえ、人気のシグネチャーパビリオンや企業館はやはり予約のハードルが高めといった印象です。

 

 

  実際に訪れたパビリオン

 

オーストラリア館(事前予約)

オーストラリアの自然と先住民文化がテーマ。展示の雰囲気も良く、異国感たっぷり。

 

軽食として「クロコダイルサンド(1,500円)」を試してみました。ワニ肉は初体験でしたが、マヨネーズ味で意外と食べやすく、臭みも感じませんでした。ワニと言われなければ、おそらく何の肉か分からないと思います。

 

 

 

 

ドイツ館

マスコットキャラクターのサーキュラーとともに館内を巡る体験型展示。サーキュラーを耳に当てると音声解説が聞こえる仕組みです。環境問題への取り組みを中心とした構成で、内容はやや啓蒙的な印象でした。

 

入場者はサーキュラーの数に連動して管理されており、展示の最後にはサーキュラーを滑り台で転がして次の人に渡されるというユニークな仕掛けも。来場者の流れを自然にコントロールしている点が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

関西パビリオン(当日予約)

「関西」パビリオンには、福井、徳島、鳥取を含め、9つの府と県が参加しています。

 

印象的だったのが鳥取の展示。「鳥取無限砂丘」という砂を使ったプロジェクションマッピングが面白く、実際に鳥取砂丘の砂を持ち込んで展示されているそうです。どこまでも“砂推し”な内容で、鳥取県民の砂愛を感じました。名探偵コナンの虫メガネ風デバイスを片手に館内をめぐる仕掛けもユニークでした。

 

 

和歌山県の展示では、「切り株型のお弁当箱」が展示されていました。遊び心あるデザインですが、機能性を考えるとちょっと…どうなんだろう?写真では一見椅子のように見えますが、現物は座れる感じではないです。

 

 

パビリオン横の予約不要のエリアでは奈良県がフィーチャーされており、自治体の参加のもと、せんとくんと記念撮影ができたり、地元メディアの取材が入っていたりとにぎやかな様子でした。このエリアでは、今後も各府県の魅力が順に紹介されていくのではないかと思います。

 

 

 

ブルーオーシャンドーム(当日予約)

海洋や自然環境の保護をテーマにした映像体験型の展示。ドーム型の天井に映し出される迫力ある映像は見応えがありました。こちらの展示もドイツ館と同様に、やや啓蒙的すぎると感じる部分もありました。

 

「このままでは地球はゴミだらけ」というメッセージには共感したものの、万博会場である夢洲自体がゴミの埋立地としてできた場所だと考えると、なんとなく矛盾を感じてしまうというか…複雑な気持ちが残りました。

 

 

未来の都市(シアター入場なし/当日予約)

新しい暮らしや技術の提案が並ぶ展示です。帆船を使って風の力から水素を生み出し、動力にする構想や、箱型モビリティ、自分のアバターを作成する体験などが印象的でした。

 

 

 

中でも気になったのは「箱に入ったまま交通機関の乗り換えができる乗り物」。ずっと座ったままだと快適さに限界がありそうですけどね…。

 

 

このほか、教育の未来としてアバターが美術館に行くという提案もありましたが、個人的には子どもにはもっと五感を使った体験が大事かなと感じる部分でもありました。

 

 

 

ロボット&モビリティステーション

ちょうど「自立するバイク」の説明が行われていました。転倒事故が少なくなることが期待される技術とのこと。展示の中には「最初からもう倒れてるのでは…?」と思ってしまう見た目のものもあり、ちょっとびっくり。

 

 

そのほか、案内や移動、配達、遠隔操作など、さまざまな役割を持つロボットやモビリティの展示が並んでいました。どれも暮らしに密着した用途を想定したもので、身近な未来をイメージさせる内容でした。

 

そのほか-さらっと見たところ

EU館では、ロボットアームが延々と枯山水のような模様を描いている展示が印象的でした。デンマーク製とのことで、静かで丁寧な動きが特徴的です。

 

 

バルトパビリオン(ラトビア、リトアニア)やコモンズのウクライナのブースにも立ち寄りました。バルトパビリオンの前では、民族衣装を着た素敵なスタッフさんが女子高校生たちにキャーキャー言われていて、華やいだ雰囲気になっていましたね。

 

いずれも時間の都合で中をゆっくり見ることはできませんでしたが、スタンプはしっかり押してきました。

 

また、通りがかりに見たインド館は外観のインパクトが強く、印象に残りました。ただ、まだ展示物が整っていない様子だったので、今後の公開が楽しみです。

 

 

  万博グルメも体験

 

会場内での食事タイム。気になったメニューを試してみました。

ちょっと贅沢しちゃったかな…。まあ、万博だから特別ということで。

 

オーストラリア館(コネクティングゾーン C15)

  • クロコダイルサンド 1,500円
  • ビール 950円

 

K-Restaurant&Café(リングサイドマーケットプレイス)

  • 豚肉の串焼きセット(飲み物付き) 1,800円 ※アルコール選択で+200円。

余計な脂が落ちてサクサクした感じ。しっかり満足感がありました。

 

 

 

 

  限定スタンプ&ピンバッチを求めてミャクミャクハウスへ

 

4月限定スタンプを押したくて、ミャクミャクハウスにも立ち寄りました。

スタンプは無事ゲットできたのですが、平日限定ピンバッチは入手できず、少し残念な結果に。

 

ピンバッチは数量限定で、早い時間から列に並ぶ必要があります。私が到着した9時40分の時点で、すでに行列ができており、案内予定時刻は11時半。まだ他にも見て回りたい場所があったため、「このまま並び続けるより、次の展示を楽しもう」と気持ちを切り替えることにしました。

 

 

  会場内のトイレ事情に注意

 

トイレ事情には少し注意が必要です。パビリオン内にはトイレが設置されていなかったり、数がかなり限られていたりするので、パビリオン入館前にはトイレに行っておくことをおすすめします。

 

実際、関西パビリオンでトイレの場所を尋ねた際には、「館内にはないが、一度外に出ると再入場はできない」とのことで、かなり離れた場所を案内されてしまいました。もう少し見たい展示もあったのですが、落ち着いて楽しめる状況ではなくなってしまい、やむなく外に出ることに。心残りになってしまいました。

 

 

ちなみに、今回立ち寄ったデザイナーズトイレは二つ。

トイレ4(9,980万円)

地域の土を使った3Dプリントの壁でつくられた、有機的なトイレ建築。まるで大地の割れ目に入っていくような、没入感のあるデザイン。

 

 

トイレ5(1億5,372万円)

ユニット型の建築で、閉会後は解体して他の場所へ移設もOK。カラフルなブロックのような外観は、子どももワクワクしそうです。

 

 

 

 

  一人万博の感想とふりかえり

 

急な訪問ではありましたが、事前予約と当日予約を活用することで、思いのほか多くの展示を楽しむことができました。平日は比較的混雑も少なく、自分のペースで回れる印象です。

  • 歩数:17,212歩(自宅往復)
     

  • 使用金額:4,450円(飲食代)
    この前、くら寿司万博店で家族で食べた額より高いんですけど…
     

  • ゲットしたスタンプ:19個
    関西パビリオンで一挙9つを獲得!

会場での感動をすぐに誰かと共有できない寂しさはありますが、自分のペースで静かに味わえる時間もまた貴重だと感じました。