「アオと夜の虹のパレード」は、万博を象徴するウォータープラザを舞台に、「水と空気」をテーマに開催されている夜のスペクタクルショーです。万博会期中は毎晩2回、毎日開催されています。
私は2ヶ月前抽選で予約が取れ、2回目(20時30分開始)の回を観覧してきました!
予約と入場について
観覧席に入るには、万博の「イベント予約」で予約が必要です。
観覧席の中央部分は優先席となっています。この席を取るには、私の知る限りでは、万博Walletのリワードプログラムでポイントを貯めて抽選に応募するようです(他にもルートがある可能性もあります)。
20時10分ごろに到着したところには、すでに多くの人がQRコードチェックの列に並んでいました。中央の白いゲートにメインの映像が映し出されるので、そちらに近い方から席が埋まっていきます。
私は出遅れたようで、中央部分からは少し離れた席になりました。さらに遅かった人たちは立ち見エリアに案内されたようでした。
座席は階段状になっています。中央部分から離れたあたりでは、水に近い前のほうの席よりも、上段の方が全体を見渡せる視界が得られて良かったです。一段一段が高めなので、前の人の頭が気になるということもありませんでした。
とはいえ、良い場所で座って見たい方は早めの到着をおすすめします。
開演前の会場の雰囲気
開演10分前にはほとんどの人が座席に着き、ライトアップされた大屋根リングを眺めながら開始を待っていました。 水面に映る大屋根リングの光や、巡回バスが水上を滑るように通り過ぎる光景もとてもきれいです。
この間、注意事項のアナウンスが繰り返し流れ、目を暗さに慣らすための時間にもなっていたように感じました。
光と水が織りなす圧巻のステージ
ショーが始まると、噴水、光、音楽が見事にシンクロし、目を離せない展開が続きました。特に印象的だったのは、水の動きに合わせて光がぴたりと追従する演出。音楽もその世界をさらに引き立て、自然と引き込まれていました。
物語の細かい部分は少し分かりにくいところもありましたが、それを補って余りある迫力と美しさがありました。ここまでダイナミックで繊細な噴水ショーは初めてで、あっという間に時間が過ぎてしまった感覚です。
特に、水と光と音が完璧に一体化した演出を目の当たりにして、技術の進歩にも感心しました。
予約がなくても楽しめる?
観覧席に入るには予約が必要ですが、観覧席の後方では、シートを敷いて座って観覧している方や、立って観覧している方も多く見られました。さらに、大屋根リングの上から眺めている方もいるようでした。
しっかり座って噴水・光・音楽の一体感をじっくり体感したいなら、やはり予約して観覧席に入るのがおすすめですが、予約が取れなかった場合でも、工夫すればショーの雰囲気を楽しむことができると思います。
注意したいポイント
-
雨天時もショーは開催されるようですが、観覧エリアに屋根はなく、傘の使用は禁止されています。レインコートを持参しましょう。
-
風が強い日はショーが中止になる場合があります。
-
強い光や大音量の演出があるため、敏感な方は注意が必要です。
-
水しぶきが飛んでくることがあります。スマホやカメラなど濡らしたくない荷物は各自でしっかり管理を。