昨夜11月7日は袋井市のライブ喫茶マムゼルにて、フリーダムフォーク集会が開催されました。いつもは奇数月第三土曜日にやってるのですけど、今回は第一週の開催。エントリーしてくれた六組が賑々しく演奏を繰り広げました。演者の皆さん、ご来場いただいたお客様ありがとうございました。
昨夜は、観覧のお客様がいっぱい来てくださってました。おお、ちょっと多いかな、と心配しましたが、お店の収容人数の半分以下には(演者とスタッフも含め)なんとか収まってくれてた。それでもそれはあくまで数字の上での話、あの人数が座ると結構いっぱい入って見えちゃいますね。

僕が思ったくらいだから、《これは密が心配だ》と心で思ったお客様も、ひょっとしたらいたかもしれません。集客の見込みを甘くみてたところは開催側の大きな反省点です。急遽換気の回数を増やして、途中換気扇も動かしてもらいましたが、今回は失礼しました。

お客さんが多いのはお店にもイベントとしてもありがたいことなのですけどね。難しいものです。次回より、お客さんの人数を事前にある程度把握できるよう、なんとか方法を考えて講じてみたいです。
(皆さん終始マスク着用で素晴らしく礼儀正しく聴いてくださってて、助かりました)

さて、そんな中、この夜を楽しく盛り上げてくださった演者さんは以下の通り

一番手は【NSSH】
四声のハーモニーに耳がとろけます。初っぱなからアメリカの爽やかな風が店内を吹き抜けたような「ティン・マン」大好き。メンバー全員が一曲ずつメインボーカルをとるってのも面白い。皆さん素敵な声で、ボーカルの個性を大いに楽しませてもらいました。それぞれのギターの音も良かった。

二番手【ぷらっとふぉーむ】
野口五郎と岩崎宏美がデビュー50周年ということで代表曲を歌われました。懐かしいナンバーに客席の頭が揺れます。毎度、誰でも知ってる歌で直球勝負してくださって、こういうマニアックでない選曲はお客さんの緊張を解いて空気を優しくしてくれますね。

三番手【こだま28号】
こだま28号さんこそ“フォーク”に似合う歌人。こだまさんの力を入れすぎない真っ直ぐな歌は、僕の知らない高田渡のナンバーでもブルーグラスのスタンダードでも、ストンと胸に届けてくれる。会場全体がホントに自然と歌に耳を傾けてしまう。これってなかなか出来ないことで、僕は秘かに《こだま28号最強説》を唱えてます。


ここまでで前半三組を終えて、店内の換気休憩をとり、後半に突入。


休憩明けの四番手【Heart Warm Company】
HWCはフリーダム常連組ですが、聞けば二年ぶりのフリーダムとのこと。各地のイベントで精力的に演奏活動をされてるし、ボーカルの夢華さんはしゅっちゅう来てくださってるので、そんなに空いてたとは思わなんだ。HWCが出ると会場が明るくなるのでもっと出てもらわにゃなりません。「Walking Togerher」とっても良い曲です。

五番手【しょーぞー】
しょーぞー君はこの日唯一のオリジナルオンリーなステージ(カバーする予定だった「楓」をHWCに歌われて、かぶったー!と急遽セトリを変えたとか)。汗だくの力強い演奏で会場を盛り上げてくれました。「Limited」の間奏でフレットをキュルキュルと下るフレーズがカッコいいです。熱いステージは持ってきたオリジナルCDの売り上げに間違いなく貢献したことでしょう。

六番手、トリはお馴染み【砂風金】
「遠野物語」の第一章と第二章を続けて演奏するって、実に先生らしいステージでニヤリとします。歌いながら歌詞に感極まってしまうって、それは楽曲への愛ゆえのあるあるです。とんぼちゃんも伊藤敏博の選曲もお手前で、しっとりズッシリとこの夜を締め括ってくれました。

第172回、気づけば2020年最後のフリーダムフォーク集会!なんとか終わりました。次も見に来るねーと帰り際にお声かけくださったお客さんもいて、ホントありがたいことです。マムゼルのマスターにお店の皆さん、PAのよしひろさん、演者の皆さん、お疲れ様でした。ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。

次回は来年、2021年の1月16日19時半に開催予定。今度はいつも通り奇数月第三土曜日にやります。誰に出演をお願いしようか。出演希望に観覧希望の方は連絡くださいね。第173回フリーダムフォーク集会で元気にお会いしましょう。



まだ今年を振り替えるにはちょっと早いけど、2020年のフリーダムフォーク集会は例年通り無事に、とは言い難かったですね。3月5月と開催をやむなく中止して、7月より、ようやく再開したけど、まだまだコロナ騒ぎは怖い状態。自分のオールマシスの日が吹っ飛ぶくらいにインパクトのあった、とんでもない一年でした。

これからもしばらくは情勢を伺いつつ、フリーダムフォーク集会はやる姿勢、開催できる方法を探っていきます。いろいろと皆さんにお願いすることもあると思いますが、楽しくイベントをやるため、御協力のほどよろしくお願いいたします。


マシス
ブルームーンで月のキレイな夜、浜松POPSCLUBに7ヶ月ぶりに行くことができました。10月31日ということでハロウィンを冠したイベントでの四組を観てきたのです。


そもそも音楽イベントの観覧自体、僕は7ヶ月ぶり。イベント観戦の感想を日記に書くのもずいぶん久しぶりです。とても楽しかった。

この7ヶ月、ずっと我が家族はクソ真面目に外食もせず、喫茶店でお茶すらせず、ゴートゥ飯キャンペーンな政府のお達しを受けて、今回僕一人、ようやく外食の解禁に踏み切ったのでした。そろそろ、自粛警察にそんな目くじら立てて怒られないかなーだって政府も言ってることですし、と。気が小さいもので、スミマセン。

(正確には、フリーダムフォーク集会の時にお茶してたけど、あれは自分がスタッフしてるイベント、やはり外にただただ遊びに行っちゃうっていうと心持ちが違います)

この夜の出演者の皆さんは、一応、一通りマシスとご一緒させてもらったことがありまして、まずは久しぶりに皆さんにご挨拶できてホッとしました。



一番手【Lily】さん。
なんて妖艶な格好!
ハロウィン仕様な衣装だそうで。リリ子さーんと声援が飛んでました。こういうママってスナックにいそう。歌ももちろん妖艶な熱唱。ブルームーンの夜とくれば月の歌。そこはLilyさんのお手前な世界観です。


二番手【アルパカセブンス】

ギターのさかたすさんが入ったアルパカセブンスのステージを初めて観ました。これはすげー。まるで最初からギターありきのように曲がイキイキしてた。音空間が広がったら曲の良さが何倍も際立って聴こえた。途中のみっこさんの作曲講座がもたらした不思議?な空気も面白かった。「ゆめのうきはし」うらやましいほど美しい曲です。

三番手【タクロー&どりちぃ】
タクローさんのステージを体験するのは3回目だけど、同じ曲が編成でこうも見せ方を変えるのか、チェロでこんなに楽曲が映えるなんてビックリ。歌に色も着けてリズムも煽って、その上リードまで弾いちゃって、ズルいよこれは。タクローさんはこういう音まできっと想定して歌を作ってんですね。「what a sunday」なんてニール・ヤングだよ最高。それにしてもドリチィさんのなんて楽しそうにチェロを弾くことか。


四番手のトリは【atomicfarm】
atomicfarmのステージはキルヒヘアで観て以来。僕はプログレに造詣は深くないですけど、atomicfarmのステージは何度観ても心地好くて大好き。これぞ生で観れて幸せな舞台。音源も素敵だけど、atomicfarmは生ステージは、何も考えなくていい。もよぽんさんの歌声と、ギターとベースとドラムの音の渦に身を委ねてるだけで、ただただ気持ちいい。あまりにもカッコいいバンドなので、もよぽんさんと挨拶するといまだに緊張してしまう。


この夜の四組は絶妙な面子でした。素晴らしいコース料理のように流れとボリュームが聴く人にとって過不足なくて、絶妙の匙加減。7ヶ月ぶりのイベント参戦をこれにして大正解だったなと思いました。


終演後のタクロー&もよぽん。これ身長差の妙。


7ヶ月の外食自粛の禁を解いたのはLilyさんのミートソーススパ。いくらでも食えそうなほど激うまでした。来年からPOPSCLUBでランチもやるらしい。これは家族にも食わせたい。


ちなみに、ハロウィンということで、ささやかながら客席の僕も賑やかしにマスクだけ工夫していきました。人生初の仮装?。
おそらくは、昨夜のPOPSCLUBの誰もこの扮装の元ネタを知らなかったと思います。娘の大好きなマンガ、ヒロアカの治崎さんのマスクでした。マスクを着けるのは今のご時世に自然だろうと思って、この日仕様に購入。

浜松の街中をこれで歩いたけど、他に仮装した人はちょこっとしか見れなかったです。こんなものなのかしら。


この日の皆さんの演奏があまりに良かったので、物販のCDを買わせていただきました。
CDはゆっくり聴かせてもらいます。ステージを観ながら、早く僕も歌いたいと思ってウズウズしてしまうようなご機嫌な夜でした。皆さんお疲れ様でした!やはり生で聴くライブが一番いいですね。配信なんかじゃこの興奮と音圧は絶対に味わえませんよ。


浜松POPSCLUBは11月15日までクラウドファインディングの協力者を募集してます。こんなに楽しくて素敵なお店とLilyさんへの御世話返しになればと、我が家も微力ながら協力させていただきました。クラウドファインディング、リンクがうまく貼れなくて恐縮ですが、期日までにどうぞ皆さん御協力くださいませ。2000円のエコバックからありますよ。



今週末、11月7日はフリーダムフォーク集会ですよ。出演者の皆さんよろしくお願いいたします!僕もがんばるぞ。
第172回フリーダムフォーク集会
【日時】2020年11月7日(土)19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・Heart Warm Company
・砂風金
・ぷらっとほーむ
・NSSH
・こだま28号
・しょーぞー

(二次会の飛び入りコーナーはお休み中です)

今年最後のフリーダムフォーク集会です。当日会場には消毒薬やマスク、使い捨てマイクカバーを用意します。小まめな手洗いとマスク着用を心がけましょう。



マシス

11月のフリーダムフォーク集会は第一土曜日、7日です。いつもの奇数月の第三土曜日の夜でなくて第一週ですので、お間違えなきよう、ご注意くださいませ(なんか第一週だと、すごく早く開催日が迫ってくる気がします)。

時間と場所はいつも通り、袋井市のライブ喫茶マムゼルにて、19時半より開始予定です。

第172回フリーダムフォーク集会
【日時】2020年11月7日(土)19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・Heart Warm Company
・砂風金
・ぷらっとほーむ
・NSSH
・こだま28号
・しょーぞー

(二次会の飛び入りコーナーはお休みさせて頂きます)


11月フリーダムフォーク集会に参加表明をくださった皆さん、出演依頼に快く応じてくださった皆さん、ありがとうございます!11月7日に演奏を聴けるのが楽しみです。よろしくお願いいたします。どうぞ本番まで体調に気をつけて。不調の時は決して無理しちゃいけませんよ。

当日会場には消毒薬やマスク、使い捨てマイクカバーを用意します。小まめな手洗いとマスク着用を心がけましょう。



しばらく前に購入した本、「華氏451度」を読み終えました。タイトルだけはなんとなく知ってた古典?読むのにてこずったけど面白かった。
焚書、というと、秦の始皇帝の逸話くらいしか思い付きません。近未来、本は人類にとって危険なもの、と、法律で書物を所有することを禁じられ、保持しているのを見つけたら取り上げ燃やされる世界が来たら、想像するだに恐ろしいことです。タイトルの華氏451度とは紙が燃える温度のことなんですって。

読みながら、これ、有川浩の「図書館戦争」シリーズと比べると、世界観が分かりやすいかと思いました。本書での書物を禁じる法律が、図書館戦争でいうところの良化法で、主人公のガイ・モンターグが所属する昇火隊が、図書館戦争の良化特務部隊だと思うといいです。

本を狩ることに小さな疑問を抱くようになった主人公を、上司や妻が《その思想は普通じゃない》と牽制する。特にモンターグの直属上司のベイティーが優しく寛容な物言いで、グイグイとモンターグの思考の先回りをして洗脳するのが怖いのです。で、けっこうモンターグがそれで揺れちゃうから、行動が危なっかしくてハラハラする。


この本、たった300ページくらいの小説なのに、読むのに2週間かかりました。序盤の80ページを頭に入れるのに10日かかった(残りは一気に行けましたけど)。日本語に訳されてるくせに、文字は読めても話が頭に入ってこない。なんだこれは、詩集か?(実際、ブラッドベリは「SF界の叙情詩人」の異名もあるとか)

そんなんでも、わからないとこはフワッと読み飛ばして、読むに連れて興が乗ってくるだろうと思って、なんとか先に進もうと中断を繰り返しつつ、辛抱して挑むのですけど、一向に面白くならない。

こりゃ、読み飛ばしちゃダメだ、と、最初までもどって、声に出して読むくらいの集中でじっくり読み返した。そうしたら、ようやく主人公の呟く一人称の文章が、比喩が、詩を楽しむように腹に落ちてきて、そうしてるうちに話も面白くなって、中盤辺りからの怒涛の展開にはやめられない止まらない状態。ハラハラドキドキ怖くて面白かったです。

モンターグの思想の変化のきっかけとなった少女クラリスが、もっと活躍したら良かったのに、と思うのは素人の発想でしょうか。「華氏451度」は二度映画化されているらしいけど、僕が監督ならクラリスの出番をもっと増やしますね。

月末はタブレットが重たいので、読書が進みます。「華氏451度」の次は「シカゴ・ブルース」(フレデリック・ブラウン著)を勢いで読み始めました。華氏に比べて読みやすいこと。きっとすぐ読めちゃうことでしょう。


お知らせ。大好きな浜松のライブバー【浜松POPS CLUB】がクラウドファインディングを開始しました。マシスも何度もお世話になってます。インターネットでクラウドファインディングのページを確認しましたら、2000円の可愛いトートバックから色々と特典が載ってました。Lilyさんがオリジナル曲を書き下ろしてくれる特典ってスゴいな。僕も次のお給料出たら協力させていただく予定。とにかく多くの人に知ってもらいたい。よろしくお願いします。



マシス
《昔は良かった》と、昔を懐かしむことはよくあります。

例えばYouTubeで懐かしい映像を観たりすると、おおーこれこれ、これにはずいぶん楽しませてもらったな、と懐かしく思います。前日記のエルガイムや原田真二もそうですね。

僕がちょっと気になるのが、その手の動画のコメント欄に、

《今はこういう素晴らしい歌手がいない》

とか

《今の歌手にはこんな深い歌は作れない》

とか書き込む人。よく見ます。この歌手は大好き、とか、この歌は最高!だけでいいのに、なぜか一言、今の歌はろくなのがない俺は面白くない、と余計な愚痴を付け加えたがる。

気持ちはわからなくもないのですけど、公の場に書き込まれた異議申し立てってやつは、例外なく野暮です(エンタメ批評は特に)。読んだ人が気分良くなることはひとつもない。

(実際、SNSに異議申し立てばかりを書く人って、一定数存在します。文句と愚痴はある種のエネルギーなのでしょう)


ちなみに、先日たまたま読んでいた「特撮ガガガ」ってマンガの中の主人公が、《昔は良くて今はダメ》とクサす人たちのことを《懐古怪人》と呼んでました。

今の特撮番組に文句たらたらで、そのくせ《最近観てる?》と聞かれると《見るわけない、あんな下らないもの》と言い捨てる。

見もしないで下らないってどうしてわかる!

と主人公は憤ってました。ごもっともな話です。

で、この話で、懐古怪人が悪者扱いなのか、というと、そんな簡単なものでもなくて、結局、こういう人たちは、自分が好きだったものが周りからどんどん無くなって淋しいのだ、というオチ。なるほど。淋しがっているのだと思えば、悪態ついている怪人たちにもちょっとは情が入ります。


渋谷陽一が以前《今の音楽を認めず、昔は良かったと宣う頭の固い音楽ファンが大嫌い》との意の発言をしていて、その時もなるほどと思ったものです。僕も出来るなら、新しい現在進行形の音楽でお気に入りを探すことを諦めたくない。今だってご機嫌だ、といつだって言いたい。でも、だからといって懐古怪人にはそれを強要したくないし、昔は良かったという怪人を嫌いとは言えない。だって僕だって懐古趣味な人間なのだから。

例えば、気に入ったミュージシャンが息の長い活動をすれば、新しいミュージシャンを開拓する以前に、お気に入りの活動を追いかけるだけでいっぱいいっぱいになります。時間は有限なので、どんなに素晴らしい音楽が世にあっても、生きてるうちにそのすべてを聴くことは叶わない。なら、新規開拓を活発化する以上に、既存のお気に入りを充実させたくもなるというもの。当然、懐古主義になりますよ。


時代は変わる、と言いつつも、本質的なところは世の中そんなに変わってないだろう、と僕は思ってます。今に限らず昔から《今時の若者は》って苦言を言いたがる人は必ずいましたし、そういう人こそ昔は《今時の若者》だったんじゃない?って思う。いちいち文句言って、今の世の中を嘆いてもしゃーないって気になります。



以前、エスケリータ68の後藤さんとお喋りした時、ここの日記について、マシスの音楽感想はなかなかだと(おそれおおくも)日記の感想を言ってくれて、僕は《好きなものの感想しか書いてないです。お気に入りって少ないので、偏ってますよ》と答えたら後藤さんが、《お気に入りは、、、増やせば良いんです!》と力強く仰られたのがなぜか忘れられない。

今まで分からなかった音楽がお気に入りになる、それって地味にエネルギーがいることです。お気に入りを増やすエネルギーが欲しい。



小雨ふる土曜日です。寒いので長袖シャツを今日は着てます。午後から車検に出した車をとりに外出予定。




高校生の時、貯めたお年玉で四トラックのMTRと機材を買い、自室で多重録音を試みました。で、お試しに、生まれて初めて録った曲が、なぜかエルガイムのテーマ(歌なし)。ドラムとか、ちゃんとリズムマシンにチマチマ打ち込んで録ったのです。あの頃はそういうことも頑張れるほどマメで、ヒマでした。


つたない録音でしたが、多重録音をやれたのが嬉しくて、高校の放送室で友達に聴かせたっけな。

このアニメは正直まったく観たことがありません。放送当時、同級生のアニメファンが主題歌とエンディングテーマをカセットダビングしてくれて、それをよく聴いてたのです。サビ終わりのハイトーンの叫び、《エルガーーーイム!》が聴きたくて、何度もカセットを再生したものでした。


ぶっちゃけ、エルガイムは筒美京平の曲にしては可も不可もない?とりたてて目立つところもない曲なのですが、《エルガーーイム!》があるからこそ名曲になったと思う。あそこの無敵感は何度聴いてもカタルシスがあります。

 

歌っているのはMIOさん。これはライブで生で聴けたらアガるだろうなぁ、と思ってたら、今ではYoutubeでライブヴァージョンも観れるのです。いい時代です。はたして《エルガーーーイム!》はライブでも再現できるのか?

(↑ライブは1:00から)高音、頑張ってます。素晴らしい歌唱です。高音をカッツーンと出せないと、あそこの無敵感はイマイチです。今だったら、まふまふとかが《歌ってみた》でカバーしてくれたら面白そうです。やってくれないかな。もちろんオリジナルのキーで。デーモン閣下もきっと上手に歌えそう。浜田麻里もいいな。

 

 

筒美京平氏の訃報を聞いて真っ先に浮かんだのがなぜかエルガイムでした。なんだかんだ、好きな曲なのです。

 

それと、スプーンおばさん。オープニングもエンディングも好き。飯島真理の歌声が素晴らしいです。

 「りんごの森の子猫たち」本当に良い歌。作詞は松本隆。黄金コンビの手による逸品です。


 

 タワレコで佐野元春のベストを購入したら、ポスターをもらいました。

ポスターなんていらんなーと思ったけど、この元春はカッコイイので、部屋に貼ろうと思います。ポスターを部屋に貼るなんて何年ぶりかしら。


天高く、帽子の乾く秋。


マシス

 

 

 

 

先ほどまで、浦沢直樹の『漫勉neo』を録画しといたのを見ていました。先週(初回)のちばてつやの回も面白かったけど、今週の岩本ナオは連れ合いがファンで、僕もたまに読ませてもらってたので、ちょっと楽しみにしていたのです。「金の国水の国」はとても良かったし、その前の天狗の女の子の話も好き。
放送は期待通り面白かったです。モノを作る人の手元を見るのってなんて楽しいのでしょうね。マロニエ王国、一度ちゃんと読んでみたくなりました。


子供の頃からマンガは好きですが、もう週刊も月刊も追っかけてないし、昔に比べたら全然マンガを買わなくなった。とはいえ、欲しくなったら買ってきます。僕がいま自分で新刊を買っているマンガは「BLUE GIANT」と「さよならクラマー」と「舞子さんちのまかないさん」の三つ。それくらい。

最近読んで気に入って衝動買いしたのは「ニュクスの角灯」高浜寛
ニュクスの角灯はネットで無料のを読んで、こいつは当たりだと速攻購入(値段高い)。絵がかわいくていいです。ハイカラな和テイスト。

あと、これも連れ合いの影響ですが、レンタルコミックで読んだ「パレス・メイヂ」(久世番子)が素敵に面白かった。読後の余韻が
本当に気持ちいい。コンパクトに綺麗に完結してるのが好みです。

「さよならクラマー」といい「舞子さんちのまかないさん」といい、最近はかわいい女の子が頑張ってるマンガばかり読んでるな、とも思います。



唐突ですが、明日の朝は、五輪真弓のCDを聴きながら仕事に行こう、と心に決めました。急に無性に「少女」や「煙草のけむり」が聴きたくなったのです。

ちなみに今週、昨日まで出勤時に聴いていたのはT.O.P。宇宙一のファンクバンドですぜ。

ああ、ロッコ。

週末の台風の具合はどんなものでしょう。ただでさえイベントが開催されにくい中、罪な台風です。


10月18日に戸田書店掛川西郷店の閉店、というニュースを聞いて、ここが無くなってしまったら、我が家はこれから一体どうしたらいいんだろう、と暫し戦々恐々となったのです。

例えば、これまで10回掛川に出かけたうち、7回は戸田書店に行っているってくらい、我が家にとって掛川市とは《戸田書店(西郷店)のある街》でした。気持ち的には7回どころか10回中9回は戸田書店だろう、と言いたいくらい。これは大げさに言ってるわけでなくて、連れ合いも同じ意見です。

戸田書店西郷店とはそれほどに我が家お気に入りの書店で、他の書店の棚があまりに面白味がなくなって行く中でも、ここだけは信用できる、とずっと思わせてもらえたのです。うちからの交通の便もわりと良く、ホントにずいぶんとお世話になったものでした。

なーんか、掛川市には申し訳ない言い方を許して頂けるなら、戸田書店が無くなると、僕はこれから掛川へ行く用事がほとんど無くなってしまうなぁ、ってのが偽らざる心境です。本屋の閉店とは街の文化の損失なのです。

そんな理由で数日前より、みんなでお別れの買い物に行こう、と計画を立てまして、本日行って来ました。娘も《これを図書カードにしてもらう》と貯めたお小遣いから一万円札を出して来ました。



およそ30分の店内滞在散策吟味を終え、結果、僕が4冊、娘が4冊、連れ合いが5冊の、計13冊を購入。三人ともいっぱい本を買えた幸福感を存分に味わって帰還しました。

一番値段の高かったのが娘の買った新刊のアナザー(Another 2001/綾辻行人)。僕も連れ合いも文庫本しか買わなかったのに、娘だけはこのハードブックを最初から大事に抱え込んで、これがずっと読みたくて欲しかった、と嬉しそうでした(その後《アナザー重すぎる!》とボヤいてましたが)。

僕の4冊は以下の通り↓

「図書館の殺人」はだけは、これはこの日に戸田書店で買う、と最初から決めてました。


で、以下の三冊は棚を見てからの衝動買いです。






戸田書店西郷店、長い間お世話になりました。うちの家族は貴店の棚が大好きでした。コロナ騒ぎがなければまだ営業できたのかな。それは静岡の葵ビルの戸田書店本店も同様だよな。戸田書店西郷店は店舗こそ小さいけど、葵ビル本店にいる時の楽しさに負けず劣らず楽しい時間を我が家にくれました。いかん、こんなん書いてたら泣きそうだ。18日までまだ時間があるので、お近くに行った皆さんはぜひ戸田書店の棚を見に寄ってくれたらと思います。最後まで掛川市の文化の灯火を美しく楽しく掲げてくださいますように。


棚が面白い本屋がどんどん消えてしまうのが淋しい。古くは袋井市のあつみ書店が消えて、今回は戸田書店が消えてしまう。もう僕の知るところでの棚が面白い本屋って、セノバのジュンク堂書店しか残ってないよ。本を買いに静岡まで行かなきゃならんのか。うーん。



十代の頃にどこかで耳にして、今は手に入らないという音源。時には誰が歌ってるかも不明瞭な唄。それが今ではインターネットで探すと割と簡単に見つかったりします。僕はテクノロジーにすこぶる奥手なので、検索をしてみようという発想が自然になったのは本当にここ数年のこと(連れ合いの影響と指導は大きいです)。記憶にはいつでもいくつでも探したいと思う歌があって、思い出すたびにパチパチとキーワードを打ち込んでみる昨今です。

 

 

原田真二の「プロポーズ」は80年代に高砂殿のCM曲として使われた歌ですが、未だ正式に音源化されておらず、ファンの間でもレアな一曲として話題になっていました。高砂殿を当時利用したユーザーにカセットで音源が配られたらしい、との噂ですが、原田真二自身がおそらく正式音源化に積極的でなかったのでしょう。これがなかなかフルで聴けなかった。


高砂殿に原田真二は「プロポーズ」と「SWEET HEART」の二曲を提供していて、「SWEET HEART」の方はすぐシングルになったので検索に引っ掛かるけど、「プロポーズ」は本当に見つからなかったです。「SWEET HEART」は歌詞に《プロポーズ》って出てくるので紛らわしい。

 

↑CMは二年前にようやくYouTubeにアップされて、おお、やっと出してくれた方がいた、快挙だと思ってたのです。が、

 

ついに、フルを見つけました。今日気づきました。やった。

 「SWEET HEART」もいいけど、「プロポーズ」だっていいじゃんと僕は思うのですが、真二は気に入ってないのでしょうね。もう30年以上経ってるんだから、音源化して頂きたいですよ。



原田真二の長年に渡る平和活動は素晴らしいことと思いますが、こと音楽に関しては、愛と平和とエコロジーな歌より、こういったシリーなラブソングを歌ってくれた方が個人的に好みです。聴いていて無条件で心が踊りますものね。


 

「プロポーズ」をYouTubeで見てたら、オススメに昨年のアーカイブライブが出てて、そのまま勢いで2時間見ちゃいました。これが素晴らしい選曲と演奏。弾き語り斯くあるべしと言わんばかりの天才っぷりです。まぁカッコいい。

ピアノもギターも上手いし楽曲も歌いっぷりもご機嫌ときてる。真二最高。



確か今年の3月くらいに、磐田だかどこかで原田真二と数人のアーティストがイベントに来るってポスターで知って、おお行きたいなーと思ってたけど、コロナ騒ぎで行くにも行けなかったのです。生で原田真二見てみたいですね

 

 

 

マシス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせです。次回のフリーダムフォーク集会は11月7日(土)です。第一週の土曜日、夜19時半からです。第三土曜日じゃないです。くれぐれも第三土曜日の21日とお間違えなきよう、演者の皆様もお客様もご注意くださいませ。


9月の瓦版にも《次回は11月21日》と書いてしまいましたが、訂正。繰り返しますが次回は第一土曜日、11月7日です。時間と場所はいつも通り、袋井市マムゼルにて19時半開演です。



全然関係ないけど、11月7日は鍋の日だそうです。


何で鍋の日か、理由はよくわかりません。


話を戻して。実は、もともと予定していた第三土曜日の21日に、僕マシスに別の予定がぶつかりまして、アチャー、フリーダムあるしそっちは無理だなーと思ってたのです。が、一応相談してみることにしたのですね。11月フリーダムに誰かマシスの代わりに司会してくんないかって。ホントに私事で申し訳ないんですけど。

9月フリーダムの途中休憩の時に、ちょっと聞いてみたら、よしやすさんが、マァいざとなったらやるけどーって言ってくれた。夢華さんもいるしねーって。なんてありがたい。

で、煙草休憩に出てきたPAのよしひろさんも捕まえて、相談してみた。マシスは11月の第三土曜日は別用とバッティングしたんですけど、休んでいーい?って。そしたら、


《フリーダムの週、ずらせばいーじゃん》

!?


え、フリーダムの週って、ずらしていいの?


《いいさぁ。今までもお店の都合でズレたことあったじゃん》

確かに。でもそれはお店の都合で、司会者の都合でずらして良いものなの?と動揺しました。奇数月第三土曜日恒例!と謳っているフリーダムフォーク集会ですから。そんなコロンブスの卵な裏技。目から鱗でしたよ。

《マスターに聞いてみ》

と言うよしひろさんに従い、マムゼルのマスターに開催日の変更を相談してみました。で、調整検討の結果、第一土曜日の11月7日に移動させてもらうこととなったのです。ホント、わがまま聞いてもらってスミマセン。


マシス抜きでフリーダムやってもらおうとも思ったのですけど、どうやら休まずに済みます。3月も5月もフリーダム休んだし、今年はもう休むのは切ない。両方の用事に行くことが叶いそうでありがたいことです。

フリーダムフォーク集会はこれからも奇数月第三土曜日の開催が基本で、第一土曜日の開催は今回(11月)のみです。その次からはまた第三土曜日の開催となりますので、ご承知おきください。


11月7日(土)、袋井市マムゼルにて、フリーダムフォーク集会は19時半からです。今のところHeart Warm Company、砂風金さんの二組が出演内定してます。あと四組、誰に頼もうかしら。11月フリーダムへの出演希望がありましたら、出たいよーって連絡くださいね。


マシス

2020年9月19日、袋井市のマムゼルにて奇数月第三土曜日恒例のフリーダムフォーク集会が開催されました。この日が第171回目です。

前回の7月の時と同様、感染対策と換気休憩をマメにしながら今回も最後まで無事?に出来た。とりあえず終わってホッとしました。

↓写真はこの日の出演者名。名前の横の数字が演奏順番です。
演奏順番は当日の厳正なるじゃんけんで毎度決めてますが、僕はフリーダムのホストですので、もし良ければトップでやりますがいかが?と皆さんにお伺い立てたところ、《どーぞどーぞ》となった。皆さん一番手はイヤ?

と言うことで、一番手【マシス】よりフリーダム開始。名称は敬称略で失敬。
今年に作った歌を四曲、完成した順に歌いました。ようやくフリーダムでのネタ卸しが叶って嬉しかったです。

二番手、【大川忠人】。
「マークⅡ」「少しは私に愛をください」など、正しくフォーク集会っぽくて美しい選曲。素晴らしい。ナイーブな楽曲を男らしい歌声で歌ってくれました。

三番手、「ぷらっとほーむ」。
「糸」や「愛はかげろう」など、誰でも思わず口ずさんでしまう名曲を演奏。聴かせ処にタメを作ったり、曲紹介のお喋りも含めて、ステージの隅々まで考えた上での練習が伝わる演奏でした。

前半三組を終えて、換気休憩を取った後に後半スタート。

四番手は【NEW MOON】。
なんと、選曲すべてピアノ浦さんの作ったオリジナル曲。マッキーさんの声にも合っていて、詞もメロディーも洒落てて、どれもまるでスタンダードみたい。ぜひマムゼルでやってみたい、と今回が初の試みとのこと。よくぞやってくれました。

五番手、お馴染み【砂風金】。
すっかりフリーダムフォーク集会の良心といった風情の砂風金さん。クラフト、とんぼちゃん、阿呆鳥、等々、なかなか他所で聴けない歌を聴かせてくれました。「物語」が生で聴けたのは嬉しい。

この日のトリ、六番手は【きたよし】。
きたよしさんはお仕事を終えて駆けつけたその足で演奏してくださいました(慌ただしくさせちゃってごめんなさい)。「スイート・メモリーズ」から「ベサメムーチョ」まで、独特の間のお喋りを挟みながらのステージはなんとも可笑しくて楽しいものでした。間に合って良かったですよ。


お客さんも演者も含めて、この夜も良い雰囲気でユルユルとやれたと思います。皆さんありがとうございました!お疲れ様でした。

僕も久しぶりにマムゼルで歌えて楽しかった。歌いたかった新しい歌を人前で歌えるって嬉しいものです。でも、僕が一番手で歌詞をトチったせいか、この夜に皆さん連鎖で一回はヤラカシテた気がします。そこは申し訳ない気分ですスミマセン。


次回のフリーダムフォーク集会は11月、で、第三週の土曜日はちょっとまだ未確定。現在お店と相談して調整してもらってます。開催日は決まり次第発表しますので、何とぞよろしくお願いいたします。11月も無事に元気に開催できますように。フリーダム出たいよーって方は連絡くださいね。


マシス