いよいよ明後日に迫ったフリーダムフォーク集会のお知らせをまず最初にさせてください。
203回フリーダムフォーク集会 
 【日時】2026年7月18日(土) 19時半開演 
 【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1 
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/ 
 【料金】music charge 1000円 
【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・のずえよしこ(フリーダム初登場)
・ハルノオト
・白ネコヤマト
・マシス

 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 

《連絡》Charge料金が今回から1000円と変わります。物価高の中、お財布に負担をおかけしますが、ご理解とご協力よろしくお願いいたします

一次会、二次会へ参加予定の皆さん、いよいよ今週末です。明後日です。皆さん暑さに負けず元気にマムゼルへお越しくださいませ。今回は事前に伺っている参加希望の人数がちょっと多いので、当日はスムーズな進行に皆さんご協力をよろしくお願いします。


最近買ったCDやレコードを、準夜勤の前に楽しんでます。
レモン・ツイッグスの新譜の取り置きをタワレコに買いにいったら、ローリング・ストーンズの新譜の発売日で、これはガマンできぬ、と両方買ってきたのです。The散財。
ストーンズの新譜『フォーリン・タングス』、前作も凄かったけど、コレはさらに好き。ストーンズのアルバムとか関係なく、音楽好きの友人に、ねぇなんか良い音楽ない?って聞かれたら迷わずにこれをオススメ出来る。ミックの声は今が全盛期とばかりに元気だし、なにしろ収録曲が全ていい。どっぷりブルースな楽曲は少ないけど、ポップで好き。


あんまり良いもので、歌詞の対訳とかライナーとかクレジットとか、普段はここまでしない、ってくらい入念に読んでしまった。豪華ゲストの参加にオオーってなる。スティーヴ・ウィンウッドなんて九曲で参加してて、もうほとんどメンバーじゃん。同じく新譜を出したばかりのポール・マッカートニーもベース弾いて参加してたり、ザ・キュアーの人がギター弾いてたり、カウベルがブルーノ・マーズ?あのブルーノ・マーズだよね。マジか。

全曲がジャガー&リチャーズの新作。さて、どの曲をどちらが作ってきたのかしら、と気になりました。歌詞を見ながら、これは絶対ミックだよね、これはキースかな、と予想したけど、今作はハッキリわかんない。どれもミックっぽく思えるし、いやぁキースだろ、とも思える。

以下、どっちがミックでどっちがキースの作か勝手に予想。

01 ラフ・アンド・ツイステッド(予想:ミック&キース)
一曲目からこれはいきなり最高。スタジオでセッションしてて盛り上がって録っちゃったのをブラッシュアップした感じかしら。おそらく歌詞なんて最初は即興だったと思う。

02 イン・ザ・スターズ(予想キース)
シンプリー・レッドの「スターズ」のようなサビのポップな開放感は、ミックの筆かと思ったけど、歌詞の内容がキースが書きそうだなと思った。

03 ジェラス・ラヴァー(予想ミック)
ソウルフルなファルセットの歌声が胸に染み入る。これは正直どちらかわかんない。ミックもキースも書きそうなソウル風バラード。

04 ミスター・チャーム(予想ミック)
絶対にミック!これが先行シングルでないのが不思議。頭に焼きついて離れないキラーチューン。

05 ディヴァイン・インターヴェンション(予想ミック)
キースか?と迷うけど、歌詞がミックっぽい。疾走感が痛快なロックナンバー。

06 リンギング・ホロウ(予想キース)
カントリータッチの佳曲。これはキースでしょう。

07 ネヴァー・ウォナ・ルーズ・ユー(予想ミック&マット・クリフォード)
歌詞や歌い出しがキース、と最初に聴いた時は思ったけど、作曲者(共作者)クレジットにマット・クリフォードがいたので、じゃあ仲良しのミックと一緒に作ったのか、と予想修整。

08 ヒット・ミー・イン・ザ・ヘッド(予想キース)
ストーンズが世界一危険な男たち、との呼称はこの曲を聴けばわかる。生前のチャーリーのドラムはアルバム最速のBPM。脳が沸騰しそうなナンバー。この曲のみプロデューサーがドン・ウォズとなってるので、結構古い録音なのでしょう。

09 ユー・ノウ・アイム・ノー・グッド(予想ミック)
ここまで情けない男の告白を書けるのはきっとミック。

10 サム・オブ・アス(予想キース)
キースのボーカルの素晴らしいバラード曲。終盤にミックのヴォーカルが一瞬絡むところ、ゾクゾクする。

11 カヴァード・イン・ユー(予想ミック&マット・クリフォード)
ポールがベース弾いてます。ミックのソロアルバムに入っていそうなマイナー調のナンバー。

12 サイド・エフェクツ(予想キース)
こんなポップな曲をキースが作ってて欲しい(希望)サウンドはさもミックっぽい。いや、やはりミック作かもなぁ。

13 バック・イン・ユア・ライフ(予想キース)
予想キースだけど、ミックが書いてもおかしくないバラード。友達を失うのはいやだ、って、音楽仲間のことも言ってるよね。

14 ビューティフル・デライラ(予想ミック)
めちゃローファイな音にオッとなる小曲。レッチリのチャドがドラムとベース、ってあるけど、ドラムもベースもほとんど聴こえない?


以上、あくまで僕の勝手な想像です。きっとネットで調べれば正確な情報が出てるかもしれない。もっとキチンと深く考察されてる方もいるでしょう。上記を読んで、コイツぜんぜん分かってないなーって言う人がいるかもですが、あくまで想像するのを楽しんだ覚書ですのでソコは失敬。正解を知ってる人がいらしたら是非教えて頂きたいです。
そして、これぞ僕の本命。ブライアンとマイケルのダダリオ兄弟によるザ・レモン・ツイッグスの新譜『ルック・フォー・ユア・マインド』。
邦盤には対訳歌詞こそないけど、ライナーがあって、これはブライアン作曲、この曲はマイケル、と、一曲一曲にちゃんと解説がついてて嬉しい。ご機嫌なパワー・ポップが得意なのがマイケル、不思議で繊細なコード進行の美しい曲はブライアン、だそうです。

黙って曲だけ聴くと1970年代の音楽かと思っちゃうでしょ。

ストーンズのメンバーより五十歳は若いダダリオ兄弟の作る音楽は、キラキラしてても老成して聴こえる不思議。実際にストーンズのアルバムと聴き比べると、ストーンズの方がむしろ若々しく感じます。

ライナーノーツの文章が、若手バンドの新作レビューなのに、やれビーチ・ボーイズのコーラスを彷彿させる、だとか、ユートピアのアレを念頭にしたか、だとか、この曲は誰々っぽい、って先人の作品をイチイチ比較してくる感想しかない。それくらいオマージュを楽曲に感じると言えるけど。

でもまぁ、良いのです。レイドバック上等。だってみんなこれ、好きでしょ。

レモン・ツイッグスの良さは《いつか聴いたことのある大好きだったあの音楽》を、デビュー以来ずっと確信犯で取り組んでるところです。かつてレニー・クラヴィッツがレイドバックな音楽の復活、と思われて出てきたように。

俺たち若いけどこの時代のアナログな音楽大好きだから真剣に今の時代にコレをやるぜ、と。

こんなにも懐かしくて心躍る素敵な音楽を、まさかのまさか、現代のこの時代に新作として出してくれるレモン・ツイッグスには、僕は期待しかないです。

↓先日、テーブルにあったお菓子
てんさいビスケット。ドラえもんのアイテムのような名前ですね。
食べても多分、天才にも動物にもならない。



マシス




夜勤に行く前の一人の時間に、今年になって新しく作った歌を歌ってみました。寝室でせーので歌った一発録りです。

「移動時間」

ワンコーラスのみなのは、二番でトチったからです。歌い直すのも面倒でしたので、そのままアップしました。歌詞をフルで載せておきます。

「パッチワーク」


取るに足らないマボロシ 
いつか晴れるだろう 
登り登らぬ頂き 
誰が登るだろう 

憧れや望みはコトバにしない 
かしこみ、かしこみ 
周りを見ないで 
いつか出会えるとしたら
またいつか出会えたとしたら 
二人がそこに居たってお話

僕らは踊るクロコダイル 
五線譜に並ぶ おたまじゃくしは 
誰の子の孫 
カエルのツラに涙が浮かぶ
ところ変われば貴方も変わる 
花見の席の誰かが笑う
頭の池に身を投げるまで
釣り人がまた釣り糸を垂らす

取るに足らないマボロシ 
空が晴れたなら 
越すに越されぬ流れも 
すぐ渡れただろう 

黄昏に紛れて何も気づかない
かしこみ、かしこみ
お願い申して
いつか互いを知るだろう
二人は互いを知るだろう
ああもっと優しく出来たと

可能性の途切れていない未来に 
かしこみ、かしこみ 
期待を込めて 
いつか離れてしまっても
またいつか出会えたとしても 
二人が望んだお話
二人がそこに居たってお話 

いつまで踊るパントマイム
時を経て歌うフォルクローレは
どの時代の風
シルクロードに朝日は昇り
パッチワークな世界と国で
トリコロールな言語が溢れ
南の島の僕らはいずれ
自分の島に帰らなくちゃね

ところかまわず何かがしたい
頼みの綱の誰かでいたい
パッチワークな世界と国で
ベッドカバーのキルトの模様を
作るのさ

 2026.03.14.23:12
 〜2026.03.19 20:40 マシス


どちらの歌も気に入ってます。まだ歌に自分が馴染んでないので、これからいっぱい歌って馴染ませます。


↓唐突ですが、最近のお気に入り。
昔から知ってたお菓子ですけど、最近なぜかやたらと月餅が好きで。日本茶でも珈琲でも合うし、シッカリ甘くて食べ応えあるので、1個食べた時の満足度が大きい。和菓子のわりにはそこそこ日持ちもするので、この頃は冷蔵庫に常に一個は常備してます。


追記。動画を観てくださった方より、痩せた?とコメントを頂きました。うわ、気づかれた、とビックリ。自分では見た目が変わった自覚ないのですけど、ここ最近ちょっと体重が落ちてます。食う量は相変わらずなので、筋力が減ったのかと思う。

元々は太りやすい体質で、昔は痩せりゃとにかく嬉しかったけど、今はさすがにワーイ痩せたと喜べない。目方が減り過ぎるとバテやすいし、身体に力が入らないです。シッカリ食って運動して戻していかないと。


追記2。動画のためにギターを弾いて歌ったら、新しいメロディが頭に浮かび始めた。動かさないでいた筋肉を動かすと、身体が運動する習慣を思い出すみたいに、一曲作ったことで歌を作るスイッチが入るみたい。機械がゆっくりゴゴゴと稼働してる感じです。



マシス

まず最初に7月のフリーダムフォーク集会の告知をさせてください。

203回フリーダムフォーク集会 
 【日時】2026年7月18日(土) 19時半開演 
 【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1 
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/ 
 【料金】music charge 1000円 
【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・のずえよしこ(フリーダム初登場)
・ハルノオト
・白ネコヤマト
・マシス

 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 

今回の一次会の四組はフォーク色(ヤマト君)とSSW色(他三人)とのミスマッチで面白い組み合わせだと思います。今から皆さんの演奏を聴くのが楽しみです。マシスも久々に一次会にて演らせてもらいます。調べたら4年ぶり一次会でした。
(ちなみにヤマト君が3年ぶり、ハルノオトさんが2年ぶり、のずえよしこさん初参加です)

二次会の飛び入りコーナーも、行くよーとすでに何組か連絡を頂いております。ありがとうございます。こちらは当日にフラッと来ての参加もお待ちしております。どうぞお気軽に遊びに来てくださいね。

《連絡》Charge料金が今回から1000円と変わります。物価高の中、お財布に負担をおかけしますが、ご理解とご協力よろしくお願いいたします。


先週の話になりますが、今回のフリーダム一次会で出演してくれるハルノオトさん、ハルさんの管理する東山ガレージの昼カフェへ寄らせてもらってきました。前回の日記に書いた作りたての歌を、練習がてらガレージで歌わせてもらおうと思ったのです。
東山ガレージは農家の堆肥小屋だった建物を、SSWのハルノオトさんが手を加えて再生した手作りライブカフェです。この日のハルさんは給仕で大忙し。

今年ガレージで採れたスモモで作ったソーダを頂きました。

台風の翌日でまだ雨も降ってたのに、ガレージは大盛況でした。
着いた時、ガレージの外まで賑やかな声が聞こえてきたので、先客がいるなと思ったけど、こんなにいらっしゃるとは思わなんだ。
ドアを開けるとオープンマイクさながら、ウクレレのグループが演奏中でした。すぐ終わっちゃったので、最初から聴けなかったのは残念。
ウクレレグループに続き、皆でハルノオトさんのギターをくるくる回して、お客さんによるマイクなしの演奏がノンビリ続きました。
わがんせのお二人、雨でこの日のイベントが中止になったとのことで、帰り道にガレージに寄られたんだそうです。

店主ハルノオトさんも歌ってくれました。

僕も前日に作ったばかりの「移動時間」を初演奏。覚えきれてない歌詞をつっかえつっかえ、途中で一回完全に止まったけど、なんとか完走。お粗末さまでした。

練習のつもりで来たのに、たくさんの人がいらっしゃって、出来立ての歌を聴いてもらっちゃって、ビビりました。ああ、もっとちゃんと仕上がってから聴いてもらいたかった、とエエ格好しいな邪念もよぎったけど、すぐ歌いたかったので歌っちゃった。いいのです。練習ですから。ハルさんに良いねと言ってもらえたので、よし、もっとちゃんと仕上げよう、と思いました。


ほとんどが初対面の皆さんで、これが普通の喫茶店だったら、たまたま同じ店に同じ時間に居合わせた、ってだけで、誰の人生ともクロスせず終わった話でしょうに、東山ガレージに集ったからこそ、たまたま歌を聴けて、たまたま歌を聴いてもらえて、初対面同士で世間話に興じるだなんて特殊な時間が生まれた。面白いものです。



今週の土日もやはり、降ったり止んだりはっきりしないお天気。草刈りや買い物など家の用事をして、他の時間は音楽を聴いて、本を読んで、と無気力にダラダラとだらけてました。何の予定もないダラダラできる週末って素晴らしい。

ダラダラのこじつけのようですが、林田健司のマイブームがひそかに起きてます。

「$10」のなんてカッコイイこと。


雨の日に家で何か聴くとなれば、例えばニック・ドレイク。
雨の日にニック・ドレイクの音楽の気怠さがメチャ合います。『ピンクムーン』なんて特に。

雨の午後、珈琲とお菓子と気分にぴったりくる音楽があれば、もう最高に贅沢な休日です。

いま読んでる本は村上春樹の新刊。ちょうど半分くらい読んだところです。今作も、ああ、春樹だなー、と思いながら読み進めてます。

村上春樹の小説について、内容をあれこれ考察する読み方をされる方がいますが、僕はただ読んで、ああ面白い、で終わるだけ(感想はいろいろ思うけど)。どちらが正しいとかなくて、それぞれの読み方でいいと思います。


《追記》2026年7月6日20時05分、「夏帆」読了。

新潮に掲載された4篇の小説をまとめた一冊。長編というより連作短編集っぽい。4篇の短いお話が繋がってひとつの長いお話になる、という感じです。あー長編読んだ!ってカタルシスは少ない気もしましたが、僕は面白く読めました。ネタばれは書けませんが、今回は主人公の職業をアレにしたのがポイントだな、と感心しました。この職業だからこそ、もはや春樹長編でお約束のあの物語の構成(*ネタばれかもしれないので、日記の最下部に書きます。知りたくない人は気を付けて)、自然かつ新鮮に機能してくれてたと思います。



マシス


 

 

 

 











*春樹長編でお約束のあの物語の構成、とは


物語の途中で別の話が差し込まれ、二つが同時進行して、最後にひとつになるアレ。正確には今回のは形が違いますが、主人公の職業に引っ掛けて上手いことやりましたね。


ずっと雨も降り続いて、地震まで来て、あまり穏やかでない週末。外出せず、家でおとなしくゴロゴロして歌を作ってたら、新しい歌が出来ました。


「移動時間」というタイトルです。先日の豊橋で友部正人さんを観た帰り道、ふと《私たちは常に移動している》という一行が頭に浮かんで、それを膨らませてみました。でも出来上がった歌詞は、特に友部さんっぽくない気がする。マァそういうものです。


メロディは今回、キーがあまり高くならないよう意識して作りました。声を強く張らず、軽く歌える歌をひとつ作ってみたかったのです。


余裕があったら動画も撮ります。機会があったら早く人前で歌ってみたい。歌ってくうちに歌詞をもう少し微調整したくなると思う。


追記。何回かギターで歌ってみて、気になるとこを微修整していったら、意外にもちゃんとした歌になってきた。嬉しい。

「移動時間」


九時間働いて 六時間眠る

その他の時間は移動している
私たちは常に移動し続けてる
見果てぬ場所から
身近な場所まで

あなたが動けば 私も動くよ
たまに二人の位置を逆にしたり
右から 左に  西から東に
寝返りするように
身体をずらして
私たちは常に移動し続けてる
心を細らせるヒマなど
ないのさ

九時間働いて 六時間眠る
その他の時間は移動をしている
あなたを目指して
あなたと出会えて
あなたの手を取って
移動していく

より良い場所へ
思いがけない場所へ
私たちは常に貪欲な人足
生まれて 死ぬまで
移動し続けてる
心を細らせるヒマなど
ないのさ

移動の時間に 何して過ごす
移動の時間に 何して遊ぶ



2026/06/19/21:54
 〜2026/06/27/16:19 マシス




唐突に、ここから先週の話です。

日曜日が父の日だったので、お昼を外に食べに行ってきました。僕が《釜飯ライダーに行きたい》と自ら予約して、家族の皆を誘ってみたのです。父の日でしたから、僕の意見で。
地元の遠州森町に昨年オープンした《釜飯ライダー》という、釜飯専門のお店です。近くに新しい御飯屋さんが出来たと聞けば、チェックしたくなるもの(あまり近くはないけど)。誰かが遊びに来た際、連れていけるお店だったら嬉しいですからね。

僕は豚の角煮の釜飯を頂いて、肉より魚好きの親父は鮪の釜飯を食ってました。ご飯の半分にだし汁をかけて、ひつまぶしみたいに食べたのが美味しかった。予約して出かけたおかげで待たずに食べられました。父の日の外食なんて贅沢をさせてもらって、嬉しい父の日でした。

(釜飯ライダーはお客が注文してからご飯を炊くので、予約なしで行くと三十分くらい待たされるそうです。前もって、何時に行きます、と予約しておくと、時間に合わせて炊いておいてくれてすぐ食べられます)

お店の名前の通り、週末はオートバイのツーリング客で混んでいるそうです。この日は雨上がりだったせいか、そんなに混んではなかったけと、駐車場に何台か格好良いバイクが停まってました。
釜飯ライダー


珈琲とかデザートとかもあるようなので、お茶しにまた行ってみたいです。



マシス

注意。以下、友部正人さんのツアーの詳細について書いています。友部さんはセットリストを毎晩変えてますけど、それでもこれからライブを観られる方で事前に詳細を知りたくない方はご注意ください。






一日ずっと雨の降っていた土曜日、豊橋へ出かけて来ました。豊橋駅のそばにあるライブハウス【HOUSE OF CRAZY】で友部正人さんを観るためです。

出たばかりの二枚組ニュー・アルバム『長い旅』発売記念ライブ、ということで、いつもなら浜松か静岡に来てくれるのを待つところ、少しでも早く新譜を手にしたい、という思いが募り、豊橋まで足を伸ばすことにしました。
ハウスオブクレイジーは、実は訪れるのは今回が初めて。ずっと気になっていたので、どんなお店か楽しみでした。
雨の日ということもあってか、地下のライブハウスは入るだけで湿気も連れて来るかのような(実際はエアコンがシッカリ効いてたけど)、アングラっぽい良ぃ感じの雰囲気に満ちてました。
客席を見渡すと、覚えのある顔がいた。タクローさん?と声をかけたら御本人。おお、お久しぶりですとご挨拶。タクローさんはこちら豊橋方面でソロやユニット、バンドで大活躍のSSWです。会えて嬉しい。

客席は開演直前にいっぱいになり、定刻19時、開演です。


友部正人 at HOUSE OF CRAZY

2026年6月20日(土) 


01.陸前高田のアベマリア(『銀座線を探して』2024)
02.水上アパート(『銀座線を探して』2024)
03.マリーナとウーライ(『ぼくの田舎』2013)
04.立ち止まるために(『長い旅』2026)
05.銀座線を探して(『銀座線を探して』2024)
06.ハワイで友達が浮き輪で沖に流される歌?(新曲)
07.車の免許を取りに行こう(『長い旅』2026)
08.ほしのこどもたち(『ブルースとワルツ』 2025)
09.ブルース(『あの橋を渡る』2020『ブルースとワルツ』2025『長い旅』2026)
10.ぼくの宝石(『長い旅』2026)
11.6月の雨の夜、チルチルミチルは(『6月の雨の夜、チルチルミチルは』1983)
12.はじめぼくはひとりだった(『1976』1976『長い旅』2026)
《休憩》
13.朝は詩人(『奇跡の果実』1994『長い旅』2026)
14.遠来(『ポカラ』1983)
15.少年とライオン(『ライオンのいる場所』1991『長い旅』2026)
16.長い旅(『長い旅』2026)
17.めがねをふく(『長い旅』2026)
18.君はよく転ぶけどぼくらは走り続けた(新曲)
19.イタリアの月(『遠い国の日時計』1992)
20.梅をうたう(新曲)
21.あいてるドアから失礼しますよ(『誰もぼくの絵を描けないだろう』1975『長い旅』2026)
《encore》
22.夕暮れ(『またみつけたよ』1973)
23.昨日までの明日(『ぼくの田舎』2013)


こうしてセットリストに年号を記してみると、いかに友部さんが新しい歌を積極的に歌っているかがよく分かります。新しいCDのプロモーションは当然ですけど、何より友部さんは70歳を過ぎてなお、いまだに新しい歌を作るのが楽しくて仕方ない、ということが眩しいくらい演奏から伝わってくる。スゴイことです。

実は僕、近頃トミに2024年のアルバム『銀座線を探して』と昨年でたLDKの『ブルースとワルツ』が気に入っていまして。最初は《こんな感じか》とボンヤリ楽しんでたんですけど、時間が経つほどに《こんなに良いアルバムだったか》と思い知って。「陸前高田のアベマリア」なんていま最高に好きで、それがこの日の一曲目で、一人で興奮してました。08の「ほしのこどもたち」も良い曲過ぎてヤバい。

《今回はニュー・アルバムの発売記念ライブですが、、、関係ない曲も演ります(客席笑と拍手)》と、03「マリーナとウーライ」。ハウスオブクレイジーのお店の人が大好きな歌だということで、それじゃ演らなきゃ、と思ったそうです。「マリーナとウーライ」は僕も大好きなので嬉しい。11の「6月の雨の夜、チルチルミチルは」も、この日が6月で雨が降ってるから、歌わなきゃ、と選んだとか。こういう自由さが楽しいです。

《今日リハーサルしながら、一人で、誰もいない客席を見ながら歌っていて、、ハウスオブクレイジーって、僕の歌を聴くのにちょうどいい大きさだ、と思いました》と友部さん。

本当に、そのせいか分からないけど、この夜はここ数年で観た友部さんのステージの中でも断トツ。音が良くって言葉はバッチリ届いてくるわ、声は絶好調だわ、最初から最後まで友部正人を堪能させてもらえて、本当に良い気分になれました。

二部にいきなり13「朝は詩人」、14「遠来」、15「少年とライオン」と畳み掛けた。この三曲はメロディが良い上に、歌詞にちゃんとオチがあって、ああ良い歌だーと分かりやすいから、友部正人初心者はコレを聴けと言わんばかり。特に14「遠来」、僕が観た中でも過去イチの出来だったと断言します。お見事な歌いっぷりと気合のハーモニカ演奏に落涙。映画も早く観たい。

新曲ですと06、タイトル分かんないけど、初めて聴くのに歌のストーリーがバッチリ客席に伝わってきた。ライブで映えてたから定番曲になりそうです。17も長いタイトルだけど友部節全開の歌で良かった。あれを置く、これを置く、を連ねて、副タイトルに「置く」とでも付きそうな歌。早くレコーディングして欲しい。

今年の2月に観た時と比べて、「ブルース」のギターの弾き方がぜんぜん変えてたり、「遠来」の歌い方が素晴らしく若返ってたりと、友部正人は何度観ても飽きません。

僕が何よりこの夜に驚いたのは、アンコール「夕暮れ」に続けての最後の歌が「昨日までの明日」だったこと。この歌は最近よく歌われてるみたいですけど、まさか最後にこれを演るとは。

ライブを締める一曲って、客席を《これで最後》と納得させるべく、昔からの人気曲や定番曲を演りがちでしょう。そこを友部さんは「昨日までの明日」で終わるのもいいかも、ってこの日思ったのです。それがバッチリだった。こんなに良い歌だったか、って驚いてしまった。途中の歌詞で思わずクスッと笑っちゃったり、歌の終わりには海原にあたかも浮かんでるような途方もない気分になった。こうやって歌は発掘されるのです。いくらでも名曲があるって、ファンですら実は気づいてないのかも。

この「昨日までの明日」の余韻が凄まじくて、帰り道の車中ではアルバム『ぼくの田舎』を聴いて帰りました。『ぼくの田舎』はあらためて、超絶名盤!とこちらも再発見。

「日本に地震があったのに」「マリーナとウーライ」は相変わらずグッときたのはもちろん、雨のバイパスを走らせながら聴いた「タブロイド・ウォーター・ブルース」の格好良かったこと。「昨日までの明日」から「日暮れの子供たちの手を引いて」の流れが良すぎて2回リピートしたり、ラストの「弟の墓」のリアルさに心底震えながら雨の中を帰宅しました。
ライブが始まる前に物販コーナーでお目当ての新作CDを買えました。

シングルコレクションを一緒に買うか迷ってたらユミさんが、これ、せっかくレコード会社から出たのに、”あの曲”のために、また販売中止になっちゃった、と教えてくれました。そうだったんですか?

《担当の人が曲名を見てねぇ、あれ、これって、なんか問題あった曲じゃ?って言い出したのよ》

《で、歌詞を見て、こりゃダメだねーってなって。インディーズ盤になっちゃった》

《大して良くもない曲なのにね、こんな一曲のためにホントに怒れちゃう。でも、演奏はMOJO CLUBが演ってくれてて凄く良いの》

などなど、こんなお喋りを聞きながらCDを二組とも購入。シングルコレクションにはステッカーを付けて貰えました。インディーズ盤ならライブ会場で買うのが一番ですもの。

しかし、大して良くもない曲、なんて、ユミさんだから言える御言葉です。


余談ですがこの日の帰り間際、ユミさんの横を通り過ぎる際に、《今日は良かった!今日は良かった!》と感想を興奮気味に伝えたところ、《いつもは悪いのか!》と笑って怒られました。《いつも良いです》とすぐ言い直しました。

余談2。開演二十分前のこと、ハウスオブクレイジーを目指して商店街のアーケードを歩いていると、友部さんが向かいから一人で普通に歩いてきて、あ、友部さんだ、と驚きました。思わず《友部さん?》と声をかけてしまった。友部さん僕の顔を見て《ああー、》と笑ってくれたけど、1ファンでしかない僕のことを覚えてるはずはない。

今日は観させてもらいます、とだけサッと伝えて離れました。ホント、一瞬でも足を停めてしまってスミマセン。あんな時間に友部さん、何しに行ったんでしょう。


余談3。このアーケードの商店街のことを友部さん、MCで喋ってました。なんでも、商店街が無くなるって話が上がってたけど、据え置きになったとのことで。

《なんでも新しくすれば人が来る、って勘違いに気づき始めたのでしょう》と、ピシャリと(ボソッと)仰った。これには会場拍手。


余談4。土曜日の夕方に豊橋にライブ観に行くんだ、と事前に家で言ったら、娘から《待ち合わせて一緒にご飯食べる?》と誘われたのです。娘の大学の補講が終わるのを待って、豊橋駅で合流しました。
娘に案内されて、駅近くのお店で早めの夕ご飯。パスタがモチモチで美味しかったです。


日曜日の今日はずっと買った友部さんのCDを聴いていました。アルバムの感想はまた書きますが、すごく良いアルバムでした。マシスは友部正人ならなんでも褒めるんじゃん、と言われそうですが、ホント良いんだから仕方ないです。


 

 

 

 

 



そして、前の日記と同内容の、来月のフリーダムフォーク集会のお知らせです。
204回フリーダムフォーク集会 
 【日時】2026年7月18日(土) 19時半開演 
 【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1 
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/ 
 【料金】music charge 1000円 
【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・のずえよしこ(フリーダム初登場)
・ハルノオト
・白ネコヤマト
・マシス(仮)

 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 


マシスが久し振りに一次会で演らせていただきます。マシスの名前が(仮)なのは、もしかして《あすとら》として2人で演れるかもしれないからです。相方の都合次第ですので、こちらはギリギリまで分かりませぬ。もし演れたら、2020年1月28日以来の2人での演奏です。詳細は決まり次第お知らせします。



マシス

浜松の都田町に《ドロフィーズキャンパス》という北欧建築の施設の並ぶ一画がある、と突然知りました。ドロフィーズキャンパス内の施設【白のMINKA】という場所で、穂乃実さんと山羊くんのユニット山羊乃実が演奏をする、と告知があったからです。


https://dlofre.jp/

↑こんな感じの場所で、展示施設やらブティックやら宿泊施設やらカフェやら、いろいろあるみたいなのです。





ドロフィーズキャンパス、連れ合いに聞いてみたら、以前より気になっていて行ってみたいと思っていた、とのこと。そんなに有名なんだ。きっと話題になった場所なのでしょうね。恥ずかしながら僕はぜんぜん知らなかったです。

どこにあるんだろう?と思って経路を検索してみると、第二東名を使えば我が家から車で24分、下の道でも36分で着くと出た。結構近いんだ、とビックリ。

日曜日に歌を聴きにドロフィーズ行くけど、一緒に行く?と誘ったところ、連れ合いも娘も一緒に行くと決まって、2026年6月13日(日)、三人でお出かけとなりました。

お昼過ぎに着くと、駐車場は第一から第三までいっぱい。なんとか車を停めて、白のMINKAを目指します。通りの各施設でもらえる地図を片手に歩いて歩いて、歩いたところに、白のMINKAを発見。

ここかな、と思って様子を伺ったら、向かいの道より山羊くんが歩いてきた。おお、間違いない。山羊くんにご挨拶して入場。穂乃実さんにもご挨拶。

開口一番に山羊くん《二カ月ぶりですね》と笑いかけてくれました。

演奏会場である《白のMINKA》は宿泊施設にレストランもくっついてて、予約がいつもいっぱいだそう。レストラン側に回って飲み物を注文して、演奏を待ちます。


定刻の13時、【山羊乃実】の演奏が始まりました。


二番手は長野より【よんく】のお二人の演奏。
お二人は長野と奈良の遠距離ユニットなんですって。

最後は二組で一緒に演奏。

二組の音楽はどことなく似てる、と、聴いた人は思ったんじゃないかしら。もちろん歌声もやってることも当然違うのだけど、びっくりするほど親和性があって、あたかも2時間ずっと演奏が繋がっていたかのように、まったりと緩くて優しいα波出まくりな音楽空間が生まれてました。お二組とも、浜松へ演奏しに来てくれてありがとう。遠いところから来ての演奏、お疲れ様でした。


歌を聴いた後は、思いつくままドロフィーズの建物をあちこち散策。
山羊!(本物)
一匹、近づいてきた。
てくてく

連れ合いが気になってたのは、蔵を改造した本屋さん《蔵で旅するbook store》。


二階の屋根裏部屋が休憩スペースになっていました。

畳にクッション、そして本。頭をぶつけそうな場所ですが、こんなんいつまでも居れる空間ですよ。居心地良すぎる。

他の展示やらお店も、写真に撮るのに勝手に撮って大丈夫?と遠慮しちゃうほど可愛い物にカッコイイ物がいっぱい。ドロフィーズキャンパス、面白かったです。えらい大規模な街興しですよね。都田建設スゴイ。意外と近いし、また寄ってみたいです。


来月の話ですが、次のマシスの歌予定はフリーダムフォーク集会です。一次会の面子がほぼ?決まりました。
204回フリーダムフォーク集会 
 【日時】2026年7月18日(土) 19時半開演 
 【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1 
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/ 
 【料金】music charge 1000円 
【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・のずえよしこ(フリーダム初登場)
・ハルノオト
・白ネコヤマト
・マシス(仮)

 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 


マシスが久し振りに一次会で演らせていただきます。マシスの名前が(仮)なのは、もしかして《あすとら》として2人で演れるかもしれないからです。相方の都合次第ですので、こちらはギリギリまで分かりませぬ。もし演れたら、2020年1月28日以来の2人での演奏です。詳細は決まり次第お知らせしますね。



マシス

ほしいものはたくさんあるのー(by矢野顕子)、と思わず歌っちゃうほど、欲しい新譜CDがいっぱいあります。

レモン・ツイッグスが出て、ハリー・スタイルズが出て、どっちも気になる、とフラッとCD屋をのぞけば、そこにサンダーキャットとトム・ミッシュの新譜が並んでて、ああ、これも欲しいぞ、ってなって。

(一番欲しいレモン・ツイッグスと、まさかのハリー・スタイルズの新譜も店頭に置いてなくて、この日は手ぶらで帰宅。そりゃ店でCD買わなくなるわ)

そうこう迷ってるうちに、ポール・マッカートニーの新譜が出てしまった。そのうちローリング・ストーンズも出ちゃう。どうしよう。まぁ、最終的にはきっと全部買うんですけど。

何から買う?何を優先する?と自問して、あらためてCD屋へ出向き、ポールとサンダーキャットを購入したのが2週間前のこと。
以来、この二週間、家ではこの二枚を取っ替え引っ替えヘビーローテーションで聴いてます。
『The Boys of DUNGEON LANE』Paul McCartney。

ダンジョン・レインの少年たち、タイトルがノスタルジックで、2000年代のポールの傑作アルバム『ケイオス〜』『メモリー〜』に通じるテーマを感じます。

前作『マッカートニーⅢ』と前々作『エジプト・ステーション』を踏まえた上での、おそらくマァこんな感じだろうな、という期待のハードルを楽々と越えてきてビックリ。

ポールの新譜だけどコレ大丈夫かなァ、って余計なファン心理の働くこと一切なく、あーポール聴いてるぞーって無条件に楽しんでいられる安心感。ポールを垂れ流しに出来る幸福感よ。

一曲目「アズ・ユー・ライ・ゼア」、いきなりポールの声で《together forever》と歌われるの反則的にヤバい。続く「ロスト・ホライゾン」「デイズ・ウィ・レフト・ビハインド」「リップルズ・イン・ア・ポンド」と並びが抜群にいい。

アルバムより先行して発表された「デイズ・ウィ・レフト・ビハインド」は最初はシンプル過ぎて地味に感じたけど、アルバム通して聴くとウワッて思う。繰り返し聴くほどになんて美しい歌かと震えます。

間奏のピアノのリフが染みること。歌詞も泣かせるじゃないですか。昔の仲間って、やはりビートルズかな。

年齢のこともあるでしょうけど、近年のポールは高らかに朗々と歌うというより、メロディの起伏の少ない曲をサラッと歌ってる印象があって、「デイズ・ウィ・レフト・ビハインド」もそうですが、声に踏ん張りが効かなくても楽に歌える曲、を多く作るようになったと感じます。

そんな近年のポール節がこのアルバムで上手く機能していて、「マウンテン・トップ」や「ウィ・トゥー」みたいな佳曲がすごく冴えて聴こえる。ギター一本で歌う「ダウン・サウス」みたいな地味曲も、流れで聴くとソコソコいいアクセントになっていて、上手いことやったな、と思う。

そうなると、これぞポール!って万人のファンが唸るような美曲って、実はここ数作のアルバムにはあんまりない気がします。このアルバムだと「ライフ・キャン・ビー・ハード」くらいかも。起伏の富んだマイナー調のメロディがいかにもポール、って感じの曲で、これってひょっとして、新曲じゃなくて昔作ったストックの曲じゃないの?、と訝しむほど(違ってたらごめんなさい。でも案外当たってそう)。「ライフ・キャン・ビー・ハード」はお気に入りの人も多いでしょうね。

まぁでも、コーラスのひとつひとつだったり、ウィングスのようにいきなり曲がテンポアップする仕掛けだったり、これぞポール!はアチコチにいっぱい散りばめられてます。

ラストの「ママ・ゲッツ・バイ」も美メロディですが、こちらは近年のポールの作風を感じます。これでアルバムが締められるのは堪んないな。チャーミングなエンディング。80歳を過ぎてこんな素敵なアルバムを作ったポールに心から嬉しく思います。


そして、そんな安心感のポールとうらはらに、かかるたびドキドキするのがこちら。
『DISTRACTED』THUNDERCAT

世界最速、と呼ばれるバカテクの天才ベーシスト、サンダーキャットのことは、アルバム『DRUNK』をジャケット買いして知って、以来ずっと気になってます。サンダーキャットのアルバムは、分かったなんて言えない。理解なんて出来ない。とにかく面白くて聴いちゃう。

再生ボタンを押して、出て来た冒頭の三音《パー、ポー、プー》の不穏な響きにいきなり度肝を抜かれ、あとはずっと度肝を抜かれっぱなし。ほとんど曲間なしにグイグイ音楽が繰り出され、波に飲まれるかに翻弄されます。

とにかく次に来るメロディがまったく読めない。僕の中には全くないメロディが押し寄せて、足場はグラグラ、刺激とワクワクで落ち着いてらんない。このザワザワする感じは何か。

↑穏やかな歌の後ろでベースが大暴れ。

かと思えば、こんなポップな曲も↓

スティーリー・ダンかビージーズか?ってくらいポップ。これ好きだなぁ。

サンダーキャットはベーシストですが、このアルバムではインスト曲なし。ファルセットに近い優しい歌声で全曲歌ってくれてます。ボーカルは決して個性的な声ではないけど、もしインストアルバムだったら僕はたぶんここまで夢中になってない。歌モノのアルバムとして親しめるのが僕としてはラッキー。

相変わらず一曲一曲が短くて、けど、『DRUNK』よりも曲が粒立っててメロディが取っつきやすい。すっごく王道のブラックミュージックのようで、ジャンルがよく分かんない、目まぐるしく移り変わる曲がどれもこれも、どこか妙ちきりんで、でも、やたら美しいの。


少し慣れてくると、このグイグイ来る感じが妙に気持ち良くなってクセになります。ベースラインなんかほとんど聴いてません。曲名もチェックしないし、参加ミュージシャンもゲストの名前も知らない。ただこのCDアルバムを再生して、終わるまで、ノンストップで音楽を浴びるだけ。

店舗特典でもらったサンダーキャット団扇。海外のファンにはレアアイテムになるのかしら。


余談ですが、ずいぶん前に朝の某チビっ子番組にサンダーキャットがいきなり出て来て、おーサンダーキャットだ、とビックリしたことあります。楽器の音で紙相撲するという企画で、サンダーキャットは当然ベース弾いて、その音の響きで土俵を振動させて紙相撲してた(何をやらせてんだ)。こんなことやってくれるんだ、と、微笑ましかったです。


余談2。先日のベスト・ヒットUSAで放送されたストーンズの新曲がなかなか格好良かったので、発売が待ち遠しい。レモン・ツイッグスはネット通販で注文しちゃうか、迷ってます。ハリー・スタイルズも、どうしようかな。


週末です。先週は急なお葬式で休みどころではなかったので、今週末はのんびり好きなことをしたいです。



マシス


法事の際、和尚さんのお経を聞く機会があります。お念仏は宗派によって違うでしょうし、同じ宗派でも唱える人が違えば印象が違って聞こえます。


お経は聞いていて眠くなるもの、と思ってましたし、今も正直眠くなりますが、ちょっと意識して聞いていると、声の張りとか、抑揚や節回しに和尚様の個性を感じるようになって、お悔やみ中に不謹慎かもしれませんが、上手いものだなぁ、と感心したりもします。


お経の時間を退屈せずに乗り切る方法、とでも言い換えれますが、《真面目にお経を聞く》は結構(僕にとって)有効です。今日は調子いいな、とか、木魚のリズムがここだけ裏だな、とか。音楽を聴くのとは違いますが、歌ってるようにも聞こえるし、お念仏は話術の芸だと思えば、落語と通じるものもある。言ってる内容は分かんなくても、型があることは聞いてると分かってきます。


序盤のお経があって、次の段に入って、次に故人のプロフィールを語って、お焼香中のお経があって、お念仏に返って、最後に挨拶と法話を、、、と、これを毎回毎回、キチンと完成された形でお勤めされる。お通夜、お葬式と、人間の終焉に立ち会うという場での、やり直しの効かない本番一発勝負。檀家や親族の期待を背負った大変なお勤めだなぁと思います。



聞き慣れている、ということが大きいですが、僕は地元の和尚様のお経が一番の贔屓(ファン)です。声量はないのですが、語りの口調が優しくて柔らかく、聞いていて耳に大変心地良いです。


和尚様の息子さんもお坊様で、若々しく溌剌としたお経を唱えてくれる。こちらも良いのですが、若和尚様の上手さはまだ力技というか、どうだ!やぁお見事!って印象。比べて和尚様のお経の方は淡々と語る分、力強さはないけど、なんとも言えぬ味わいがあるのですね。聞いててシミジミとしちゃう。


勝手に僕は、和尚様は金原亭馬生のよう、若和尚様は古今亭志ん朝だと思って聞いています。若和尚様が志ん朝は言い過ぎかな。林家たい平か?とにかく元気で明るい印象。和尚様の馬生も正確にはちょっと印象が違うけど、でも和尚様と若和尚様は親子なので、馬生と志ん朝と思って比べ聞くと、僕的になんとなく収まりがいいのです。


和尚様は元々学校の先生で、80近いのに痩身で姿勢が良くシュッとされてるから、見ていて佇まいに品がある。かたや若和尚様は小柄ながら胸板の厚いガッシリとした体格で、底抜けに明るい性格。どちらも良い男です。


何年前かのお祭りの時、ビール片手の和尚様と膝を突き合わせて喋る機会があって、僕は和尚様のお経が好きですよ、と、上に書いたようなことを酒の席でお伝えしたら、和尚様は笑って《そんな風に聞いてる人がいるなら、心してやらなければいけませんね》と仰ってました。



昨夜は僕の叔父のお通夜があって、今日の午後から葬儀です。束の間の休息中これを書いてます。今週末は叔父を弔ってます。



余談。


一連の和尚様の所作の中で、僕のお気に入りが、故人に御供物を渡す所作。お念仏で言うと、


ノウマクサラヴァ

タタギャター

バローキテー

オン

サンバラー

サンバラー

ウン


を繰り返すところ。和尚様の舞うような指の動きがとても好きです。



余談2。


昔、おふくろの実家の法事に出た時、違うお寺のお経を聞く機会があったのですが、そちらのお経はまんま音楽。お経にメロディがあるし、木魚や鐘は打楽器として賑々しく、言っちゃなんですがマァ楽しそうに演奏されてた。今でもその時のお経のメロディが頭に残ってます。宗派が違うとこうも違うか、と驚きました。





マシス

本日6月1日は連れ合いの誕生日です。週末にフライングでささやかにお祝いしました。
何か食べたいものある?と連れ合いに聞くと、自分で作らなければなんでも、と仰る。何でもでは分からないのでいろいろリクエストを聞いて、みんなでうどんを食べました。

そして、昨日の日曜日、こちらも誕生日絡みの企画にお呼ばれして、久し振りに浜松の街中へ遠征。

16時過ぎに浜松のライブバーだいだいへ到着。だいだいに伺うのはおよそ3年半ぶりでした。


だいだい店主さとしくんの誕生日お祝いイベントということで、今回Maachanにお誘いをもらったのです。Maachanお誘いありがとう。

出演者を見て、知った名前がEmon DenikerとMaachanしかいない。マシスを知らない方の前で歌える貴重な機会。ありがたいことです。そして知らない演者さんの演奏を聴けるのは楽しみ。

オープニングの挨拶をする企画者Maachanと、一番手のEmon Deniker。
Maachanはこの日、4ステージで演奏するとか。大変。

以下、出演者の写真です。

①Emon Deniker ②あおりんご ③メタキチメガネ

④Samtre ⑤モデルキッズ ⑥マシス

⑦NK Garden ⑧ヒューガルデン ⑨浜松市歌Reborn Project

⑩Sexy Mother Fucker  ⑫?  ⑬Maachan

およそ5時間半の長丁場のイベントでした。この日は演者は3曲まで、と事前に決められていて、中には一曲だけの演者さんもいて、サクサク進行されてもやはり長丁場。皆さんお疲れ様でした。若い人から先輩方まで幅広くエントリー、そして多国籍の出演者の多さにだいだいの常連組の特色を感じました。

ソロの弾き語りは三組、あとはユニットとバンドの演奏。このバンドの演奏が皆さん爆音で、手元に抱えたギターが音でビリビリ振動してた。久し振りにバンドの音を浴びたーって気分。耳には堪えるけど痛快です。

どの演奏も面白かったけど、Maachanが絡んだ4ステージはオリジナル楽曲で聴き応えあった。今年のSIZUOKA LIVE UNITEDの決勝へ行ったMaachanの「幸せ色の歌」はホントに格好良い。あと爆音のメタルバンドのオリジナル楽曲も格好良くて、あれもMaachanが作ったのかしら。スゴイな。
めい真弓さんよりマシスの写真頂きました。寄ってくださってありがとうございます。この夜はマシスを初めて観る方も多かったと思うけど、皆さん客席ですごくちゃんと聴いてくれて、ありがたかったです。

僕の前に演奏したバンドがTHE YELLOW MONKEYを演ってたので、思わず客席で一緒に歌ってたら、歌い過ぎて自分の出番でノドがガラガラ。やたら声がひっくり返りそうになって焦りました。三曲だけでしたので、なんとか演り切りました。失礼しました。

歌い始めたら、いつ来たのか、カウンター席にフルーキーさんが居て手を振ってた。うわーフルーキーさんだと思ってニヤけた。来てくれてありがとうございます。歌い終えた時にすぐEmonさんが近寄って拳を合わせてくれて、これも嬉しい。知った方が聴いててくれてるのは心強かったです。

さとしくんおめでとうございます。Maachanお誘いありがとうございました。だいだい、またお邪魔させてもらいますね。

今夜は再び夜勤です。これから出勤してきます。

ポール・マッカートニーの新譜、すげー楽しい。



マシス


突然ですが、告知です。今度の日曜日、5月31日(日)浜松だいだいで歌わせてもらいます。

Maachanに今年の2月に会った時にお誘いをもらったのです。お知らせが遅れましたが、忘れてたわけではありません。何の音沙汰もなかったもので、だいだいのHPのイベント情報カレンダー見てもぜんぜん載ってなかったものだから。
↑Emon Deniker蟹江さんが今日、この写真を挙げてくださって、あ、やるんですね、と失礼ながらそこで知った次第。あぶねー。うっかりすっぽかすトコロでした。本当に驚いた。こんなこと言っちゃいけませんね。約束したのだから。確認しなかったのがいけない。いや、でも油断しきってた。たしか誘われたはずだけど、忘れられたかなー、もしくは止めちゃったのかな、と、正直半ば流してましたよ。

歌う予定は大歓迎。家族にこれから日曜日の外出の願いを申し出ます。前回に伺ったのは何年前だったか、Maachanの誕生日ライブで本人が居なかったイベント。だいだいのスパゲッティが凄く美味しかった。また食べられるかしら。


先日も使った自作歌のリストを、今回も見てみる。

よく歌う歌、たまに歌う歌、めったに演らない歌、まったく演ってない歌、こうして表にしたタイトルを見てみると、ああ、これは最近演ってなかった、久し振りに演りたいな、という歌がポロポロ出てきます。面白い。

前回の反省はシッカリ活かして、今のうちにリストを見て、歌いたい歌はちゃんと一回はおさらいして挑みたいと思います。大事です。歌詞を飛ばさないために。


ちなみに、過去に歌われた回数の多さでいえば、断トツの第一位が「遠い列車」です。その次くらいが「優しい歌が多すぎる」と「赤と茶の混沌」辺り。近年は「駱駝」「絵を描いて過ごす」を演ることが増えました。


「遠い列車」はマシスの名前で歌った初期の歌なので、当然歌った回数が多い訳ですが、これから順位は変わってくるかもしれません。


でも、演奏回数が多い=好きな歌、ってだけでなく、自分の作った歌はどれも気に入っていて、全部ステージ定番にしたい。先日の秘密の歌会では「とっておきの話」「垣根のない世界」を久し振りに歌いました。他の歌も機会を見つけて演っていきたいです。


うまく演奏できないのは自分のせい。ちゃんと歌が歌の力を機能するように、僕のパフォーマンスでそれができるよう、精進。



これまで一回のみならずステージで力を発揮してくれた歌。

(数字は歌った回数の多い方から感覚で順位付け)。

㉔月夜は誰と

㉒森へ

㉒言葉よ集まれ

⑱チュロス

⑱インターホン

⑱花の写真を見せないで

⑱たぶんそのうち

⑭とっておきの話

⑭花屋とライブハウス

⑭音楽の続き

⑭雨の惑星

⑫音楽家の居る庭

⑫お身体を大事に

⑫星の番人

⑩砂糖菓子

⑩絵を描いて過ごす

⑧音楽だけを糧にして

⑧駱駝

⑦白い歌

⑥背の高い影法師

⑤マイクとアンプ

④夢のなる樹

②優しい歌が多すぎる

②赤と茶の混沌

①遠い列車





マシス