10月10日、11日、12日は地元の町内会の祭典でした。
金土日と三日間の開催のうち、今年は僕は半分しか出ていません。土曜日の朝まで仕事だったので、土曜は午後から、日曜日はまるまる一日参加して来ました。田舎の祭りですので、人の手はカツカツ。山車の引回しの役付きが何かしらあって、毎年お勤めです。

僕の今年の役は最終日の心棒(山車の車輪に付く人)でした。例年なら遠巻きに眺めている《練り》を、今年は至近距離で観れました。
祭り最終日、他町と集まる連合という時間帯で、各町内の山車の手木を中央で合わせ、進行の合図で練りが始まります。練りとはライブコンサートでいう《モッシュ》のこと。人が身体をぶつけ合ってオイソリャ、ヨイソリャと騒ぐという、激しめの押しくら饅頭?そんなものです。
人がくしゃくしゃになってるところに、次から次へと人が飛び込んでいく。先の人は降ってくる人を受け止めるクッションの役割り。そして飛び込んだ人は次に飛んでくる人のクッションになる。飛ぶ方も下敷きになる方も、痛いです。僕は入りません。


普段おとなしい人も、お祭りでは豹変する、とか、よく聞きます。お祭りがぜんぜん好きでない、って人が先日仰ってたのが、祭りになると皆がパリピになるのが怖い、ワケがわからない!、ですって。

パリピ。ああ、ロックコンサートにチケットを買っていく人も似た心境なのかもしれませんね、と僕が言うと、ああ、うーん、なるほど、とその人(音楽好き)は言ってました。祭りもコンサートも好きな人にはたまらない催しなのです。

お祭りは羽目を多少外しても許される空間、テンションが高くても馬鹿をやっても《面白い奴だ》で済んじゃう。威勢の良いことが美徳で、おとなしいと元気がないと囃される。酒も入るし、タガも外れやすい。

上下関係はうるさいけど、基本は無礼講とか治外法権に近い空気で、怪我や揉め事も当然起こり得る。責任者は面倒くさいんです。僕も昔やりましたけど、無事に早く終わってくれとホント思う。

この時期は全国でもお祭りが多いようで、テレビをつけたらニュースでお祭りでの事故の話題がやってました。冷静にやってることを見れば、危ないことしてたりしますものね。それも町の伝統行事として。責任者と進行係がどれほど注意してたって、まぁ起こりうるよな、と思う。嫌いな人は《祭りなんて辞めちまえ》と言うわけです。


日記で以前にも同じようなことを書きましたが、僕自身は祭りという行事は子どもの頃から特に思い入れありません。祭りたいへんだったなー、こんなキツイこと皆でよくぞ乗り切ってきたなー、という祭り青年団の思い出の感慨はあれど、身体はキツイし、家にいたいといつも切に思う。

ただ、自分の町内会の子どもたち、それと昔から知っているご近所の大人の皆さんが、毎年お祭りになるとそれは嬉しそうにしている様子はなかなか愛おしいもので。あれを見ると、やれやれ今年も頑張ろうか、と思うのです。テンションは低めな僕ですけど、郷土愛。


ロックフェス、フェスでなくてもコンサートというのも、そういうハレの場を求める人のオアシスなのでしょう。日頃の憂さを吹っ飛ばすが如く、ロックバンドやアイドルのコンサートチケットを求め、会場で爆発する。僕は音楽好きだから乗れますが、なんの興味もない人がはたから観れば異様な集団、異様な光景なのだろうな。


東山ガレージの今度のフェスでは、モッシュはたぶん、起こりません。たぶん。
ハルノオトさんの東山ガレージで、10組が集い、演奏します。アナフェスの意味はハルノオトさんに聞きましょう。マシスは17時半より歌う予定。皆さんの演奏が楽しみ。ご都合の良い時間にフラッとお立ち寄りいただけたら嬉しいです。


アナフェスの翌週、またまた東山ガレージにて、語り部夜会。こちらは初参加です。
今年の八月に初開催されて、今回が二回目。初回のテーマが怪談だったので、怖いのは絶対ムリとお誘いをお断りしてたけど、今回お誘いをもらった第二回のテーマが郷愁。フワっとしてます。なにしろ歌わないイベントなので、マシスに何が出来るものか。ちょっと今から考えます。


来月は袋井駅北口にあるギャラリー東風で歌わせていただきます。
せーちゃんからお誘いをもらって、ギャラリー東風に初めて寄らせていただきます。三日間のうち、僕は日曜日13時半の枠に出ます。こちらも都合のつく時にフラッとお立ち寄りくださいませ。


余談。

浜松で開催される、やらまいかミュージックフェスティバルの開催日が、例年お祭りとまるかぶりで、出演も応援も縁がありません。それでも11年前に一回だけ、祭り青年団の親方を務め終えた翌年に出たことあるけど、ホントそれっきり。もう少し歳をとったらまた応募できないかなと思ってます。が、お祭りの人の手がきっと足りないから、抜けるのは無理かな。


余談2。
いま、家族が体調をパタパタと崩してます。疲れもあるし、気温の変化もあるでしょう。元気な者はなんとか踏ん張って乗り切らねば。祭りの後って体調を崩し易いものです。気を抜かないように。


マシス
友部正人さんのドキュメンタリー映画『遠来〜トモベのコトバ〜』が公開となって、近くの映画館に来ないかな、と思ってたら、静岡の上映は僕がボーッとしてるうちにサッと始まって終わってた。ウソ、終わってんじゃん、と気づいた時はガックリきました。

なので、もし今度近くに来たら行くぞ、と情報をマメにチェックしてきて、ようやく名古屋のシネマスコーレに来ると知り、名古屋ならなんとか、と某日に予定を空けて、映画を観るためだけに早朝から名古屋へ。

せっかく名古屋まで行くんなら遊んでくればいいのに、と連れ合いは言ってくれましたが、時間とお金の節約のため、今回は映画のみに集中。

行きの道中に事故渋滞があったりして、少し遠回りしましたが、なんとか小雨降る中、余裕を持ってシネマスコーレへ到着。
シネマスコーレは名古屋駅の南口からすぐのところにありました。とてもいい雰囲気の建物です。
朝10時20分からの上映でした。50席しかない小さな映画館にお客は15人くらい入ってたかしら。きっと友部正人ファンがほとんどでしょう。

僕が友部正人のライブを頻繁に観るようになった頃、友部さんは一年の半分をニューヨークで過ごす生活をしていて、この映画は友部さんのニューヨークでの日常。撮影時期は今からおよそ10年前、映画監督の伊勢真一さんが映画にするつもりもなく撮ってあったフィルムをまとめたモノとか。

歌ではあんなにも雄弁なのに、友部さんご本人はとても静かな方、という印象があります。トモベのコトバ、という映画のサブタイトルに反して、スクリーンに友部さんの静かな佇まいと寡黙さが際立って映ってました。

特にストーリーも派手な見せ場もあるでなく、まるでホームビデオかのように淡々と、ゆっくりと、映像が流れ、友部さんが動き、奥さまの由美さんが喋り、ニューヨークの街中で歌い、詩の朗読をする。それだけの映画。この淡々とした雰囲気がとても友部さんだなぁと思った。

以前に僕、友部さんと少しだけライブ後にお喋りさせてもらったことがあるけど、友部さんのポツリと呟く一言の言い回しが独特で、このヒトは日常的に詩的な発想をされるんだ、と思ったのを思い出しました。映画ではナレーションという形でコトバが印象的に使われてます。

ニューヨークシティマラソン、高田渡の死、東北の震災、いくつかのトピックを経て、ニューヨークのアパートを引き払うまでの90分間、パーティでおにぎりを握って振る舞う友部さん、マラソン中にウィダーインゼリーを一気に飲み干す友部さん、由美さんの作ったお雑煮を食べる友部さん、などなど、歌っていない時の友部正人の顔がいくつも観れました。

終わった時、ああ映画を観たなー、というより、一風変わった映像記録を観せられた、って気分。これって何を観せられたかったのか、正直よくわかってません。監督の意図を読みきれてないんだと思う。

淡々としつつ、ホームビデオではちょっとやらないであろう演出がさり気なく出てきたりして、興味深く面白いフィルムではありました。なにより、映画館のスクリーンで友部正人が主役でドンと居て、由美さんが隣に元気に居らっしゃった。観れて良かった。機会があればもう一回観たい。次に観たら別の発見があるかも。

帰りに1000円でパンフレットを購入。
パンフレットに監督の伊勢真一と友部さんの対談が載っていて、友部さんが《僕は3回観たけど、3回くらい観ないと伊勢さんの意図がわかんない》と映画の感想がありました。友部さん本人がそう言うのなら、僕が一回観てわかんないのも無理ない。

ちなみにこのパンフレットの巻末には、再録台本、と称して、映画の内容が事細かにすべて載ってます。冒頭から場面ごとのカットの切り替えひとつひとつ、会話のやり取り、ナレーションの文章、使われた音楽の歌詞、すべてが台本として掲載されてる。こんなまるまる内容を載せちゃっていいのかしら、とちょっと思ったけど、どんなシーンがあったか、どこでどんなナレーションが流れたか思い出すのにとても便利です。


帰宅してから、映画の中でしきりに友部さんが手にして読まれてた詩集「バス停に立ち宇宙船を待つ」を取り出してみました。
ニューヨークで書かれた詩を集めた一冊だそうです。
映画で朗読された「八時十五分」「マメナシの花」も良いですが、他の詩も読み応えあります。「七月の木馬」とか「トゥ・シューズをはいた老婆」とか、すごくいい。

友部さんは詩集の他にも著書がたくさんあって、いま手に入らない本も多いけど、ニューヨーク日記「ニューヨークの半熟卵」という本は映画とリンクするかも。めちゃ読み応えあって好き。友部さんの著書はどれもオススメです。

映画を観て、お昼だったので、すぐ帰る前に昼メシだけ名古屋で食べました。
ランチ時間のライスが無料で、お腹いっぱいになりました。

ミュージシャンの映画、というと、忌野清志郎の「愛し合ってるかい」がちょうどいま公開されたと思います。こちらも機会を見つけて観ておきたいです。



余談1。元春の新曲をSpotifyで聴けました。



映像がAIでガッカリ、という人もネットに居たけど、最新テクノロジーは佐野元春は大好きだと思う。これも実験の一歩と思えばいい。このプロモーションフィルムは僕は好きです。ラストでジーンとくる。

肝心の新曲は、悪くない、曲がカッコイイ、ちょっと歌詞が緩い?という第一印象。聴いて一発でドカンとノックアウトされる曲より、ジワジワ好きになる曲の方が息が長いのを僕も経験してますので、「シグナル」がそういう曲だといいなと期待します。


余談2。昨夜帰宅した時、僕んちの月下美人が咲いてたのに気づきました。
この花はとても強い臭いを出すので、咲くとすぐ気づきます。



マシスの歌予定
こちらは投げ銭のフリーなイベントのようなので、自由な時間に遊びに来てもらえたら嬉しいです。僕も楽しみます。



マシス
9月23日(水)は秋分の日だそうです。祭日です。職場が休みでないのでイマひとつお休みの実感がありません。で、有休届けを出しました。やりたいことがあったので、ここで有休消化です。

普段なら休まずに済ませる雑用でしたが、その夜に浜松の猫の手で秘密の歌会があると知って、なら1日休んじゃえ、と思い立った次第。

浜松にあるSpice&Musica「猫の手」は、SSWナカムラタツキくんのお店です。秘密の歌会は猫の手で月一で開催されているイベントで、僕は今年の5月に初めて寄らせてもらいました。

毎回誰が来るか不明だけど、これに集ってくる人、参加される人がとても刺激的で、ここに集う人をまた聴きたい、ここに集う人たちに聴いてもらいたい、と思わせてくれるイベントです。
ギリギリまで家で身体を休めて、浜松へ移動。定刻三十分前に余裕を持って猫の手に到着。
お店に着くと店主のタツキくんと、前回にもご一緒した岩崎修身さんがいて、二人で登山の話で盛り上がってました。二人のお話を耳にしつつ、横でカレーをいただいて開演時間を待つ。

定刻19時、最初はタツキ、岩崎、マシスの三人でスタート。

まずはタツキくんの歌から。

秘密の歌会は店主ナカムラタツキの歌をたっぷり聴けるのがお得。至近距離で良い声と歌を浴びる。

岩崎修身さん。
聴かせてもらうのは二回目。岩崎さんの演奏される歌ってどれもこれも皆良い歌で、たいへんイキな佇まい。

一周したところで、初めての参加者、戸塚さん来場。
最近になってオリジナルソングを作り始めたという戸塚さん。今年のやらまいかに出るんです、って言って、演奏予定のナンバーを披露。目下譜面を見ずに歌う練習中とか。

そうこうしてたら、聡美さん来場。ここで会えるなんてビックリ。
鈴木健太郎のレア曲を次々とカバー。作った当人もきっと忘れてる?歌われる歌の幸せなことよ。

作った当人、鈴木健太郎くん来場。こちらもまさか会えるなんてビックリ。
聡美さんに促され、昔の曲を歌詞を見ながら手探り?で思い出して披露。良い歌ばかり。

秘密のはずの歌会なのに、大盛況。オーストラリアの方がカレーを食べに来て、我々日本語の歌を聴いていってくれました。

この夜の演奏はおそらく5〜6巡したことと思います。一曲歌ってサッと交代ですが、さすがに六曲歌うとワンステージくらいの充実感があります。僕の歌写真はありませんが、歌った曲名を上げておきます。

《2026年9月23日(水)秘密の歌会マシス演目》
一巡目・残りの福をもらう
二巡目・移動時間
三巡目・パッチワーク
四巡目・多摩蘭坂(RCサクセション)
五巡目・お身体を大事に
六巡目・なだらか

雨ばかり続いてたけど、この日は久しぶりにお月さまが見れたので、人前で初めて「多摩蘭坂」を歌ってみました。多摩蘭坂、大好き。
マドロスキーマ。美味しかった。これ、お腹に貯まります。

歌を作って歌う人がいっぱい集って、ご一緒出来て、刺激をたくさんもらいました。僕はずっと周囲にオリジナル勢がいなかったので、終演後に皆さんに《どうやって作ってる?》とぶしつけに聞いてしまいました。だって気になるもの。歌創りに関するいろいろの質問にまじめに答えてくれて、皆さんにご面倒かけました。ありがとうございました。タツキくんまたぜひ参加させてくださいね。お世話になりました。

この夜の僕が歌ってる写真はないので、先週のフリーダムフォーク集会で頂いた1枚。
せき子さん写真ありがとうございます。


【マシスの予定】

2026年10月24日 アナフェス2026 /東山ガレージ
2026年10月31日 語り部夜会 /東山ガレージ
2026年11月15日 ギャラリーライブ in東風 /ギャラリー東風
2026年11月21日 第205回フリーダムフォーク集会 /マムゼル
2026年12月29日 マムゼル忘年会 /マムゼル



追記。猫の手へ行く前、ZAZAで古着市がやってたので、少しだけ立ち寄ってキャップをひとつ購入。1000円なり。



マシス
先週の報告日記です。

シルバーウィーク。世間では周知なワードなのでしょうが、あまり僕の職場ではこれまで関係なくって、でも今年は珍しく月曜がお休みでした。そして水曜日の祭日(なんの日か知らない)も個人的に有休を出しておいたので、飛び石ですがシルバーウィーク。

夜勤明けで、前記したフリーダムフォーク集会に始まり、家の頼まれごとやら、いろいろとやることが出来た。夜勤の反動で疲れが抜け切れず、いまいちスッキリしない週末ではありました。


フリーダムの翌日にあたる日曜日、小雨のシトシト降る9月20日(日)、午前中に家の草刈りを強行しておいて、午後から東山ガレージへ。大橋シュンスケルさんの個展【縫いぐるめられた世界】を覗いて来ました。

SSW大橋シュンスケルさんの別のカオは、フエルトによる縫いぐるみ作家。以前にガレージのイベントで大橋さんの歌を聴かせてもらった時、やはりパペット達をステージで披露されていて、面白いなぁ、と思ってたすぐ次にコレですから。おお、個展やるんだ、と。

大橋シュンスケルさん。

ひとつひとつ、制作順に熱く説明していきます。縫い達への愛がスゴイ。

連れて来た縫いぐるみは選りすぐった80体。所狭しと展示されてました。実際には百数十体作ってお家にあるんだとか。ホントよくも作ったり。
ちなみに展示のイメージは、《窃盗犯の押収品(を並べたように)》、だそうです。
大橋さんの奥さまが大病されたことをきっかけに、凹んだ自分の心を癒すため?に、なぜかパペット製作に没頭していった、という大橋シュンスケルさん。ホント、なぜそっちに走ったか謎ですが、だから初期の作品の女の子の顔は大橋さんの奥さまがモデルなのだそうです。男性のモデルは大橋さん御本人。

ひとつ作っては奥さまに見せ、ウケたら嬉しくてもう一個作る。作ってるうちに手際がどんどん良くなって、今では縫いぐるみ一体作るのに2時間ほどで作れるんですって。すごい。

みんな独特の表情でなんとも面白い。絵心ならぬ、縫いぐるみ心。

ミュージシャン、偉人、映画俳優、特撮、アニメと、大橋さんの脳に《作りたい》という啓示が来たヒーロー、ヒロインたちが縫いぐるめられてます。
僕と世代が近いのか、知ってるキャラクターが多くて、思わず声を上げてしまいます。キカイダー!コブラ!ポセイドン!
パペットへの質問に嬉しそうに答えていく大橋さん。

制作過程での苦心やら、熱い熱い縫いぐるみへのこだわりを説明されるうちに、これらは大橋シュンスケルの脳内宇宙だ、と思いました。インナースペース、インナーワールド、インナーチャイルド、彼の中では縫いぐるみ達は生命を持って生まれ、互いにお喋りもしながら生活している。さながら子どもの頃の人形遊びの真剣さのように。

こういう作業は、面倒くさい、とか、大変だ、と思ったら続かない。本当に徹頭徹尾楽しんで創ってるんだなと感心しました。

こんな楽しいパペット製作、《皆も(縫いぐるみ作りを)是非やって欲しい!》と大橋さん談。縫いぐるみ製作仲間を求めてらしたけど、僕はこれらの作品を見せられて、

《オレは自分でこんな楽しいコトを見つけたぜ。お前だったら何をする?》

と言われた気になりました。

中西こでんさんの個展の時も思ったけど、縫いぐるみ作りは大橋さんのオリジナルです。カバーしても楽しいだろうけど、真似するくらいだったら、僕は僕で、自分だけの何か、モノ創りを見つけてやってみたい、それが何かはわかんないけど、何かをしたいなぁ、っていう強い衝動をもらいました。

日常の合間でちょこちょこっと、何かを始めるだけで出来ること。想像するだけで気持ちが上がりますよ。チリも積もればこんなエラいことになる、って実例を見てしまったから。

楽しかった。楽しくて刺激的でした。大橋さん、ハルノオトさんお疲れ様でした。



【マシスの予定】

2026年10月24日 アナフェス2026 東山ガレージ
2026年10月31日 語り部夜会 東山ガレージ
2026年11月15日 袋井市東風ライブ
2026年11月21日 フリーダムフォーク集会


静岡は今日は雨が降ったりやんだり。犬の散歩していたら肌寒さを感じました。秋の気配。




マシス




昨夜は奇数月の第三土曜日、袋井市のライブ喫茶マムゼルにて、フリーダムフォーク集会の開催日です。2026年9月19日(土)、通算204回目のフリーダムでした。
いつもよく来てくださる方、初めて来てくださった方、すごくお久しぶりに会えた方、と、昨夜もたくさんの皆さんに参加してもらえました。ありがとうございました。マスターお世話になりました。

以下、昨夜の一次会の演者さんの写真
↓

一番手は【穂乃実】さん。
豊橋を中心に各地で活動されている穂乃実さん。初めて聴いた時になんて素敵な歌を歌うかとホッコリしまして。いつかフリーダムに呼べたらいいな、と思って、ついに実現。凛と脱力したチャーミングなオリジナル曲と演奏に、皆さんもれなくホッコリしたことでしょう。


二番手は【ハピネス】のお二人。
ソロ、バンド(TM−U2)、ユニット(ハーモニクス)と活動されてるうちやまひでやさんの新ユニットの相棒は奥さま。「にじ」に始まり、「笑ったり転んだり」、「未来へ」、カーペンター松井さんの作ったオリジナル曲「ねぇねぇ」を仲睦まじく熱演してくれました。

三番手は【田中裕二】さん。
いつも二次会に来てくださる田中さんが一次会に初登場。この日は洋楽でなくオール邦楽で。一曲目の「大きな古時計」からえげつない声量にビックリ。「桜」「夢の途中」「僕の主題化」と、朗々と熱唱してくれました。


四番手は【砂風金】。
砂風金のレパートリーではおなじみのナンバーが聴けた夜でした。まず「遠野物語」の第一章、第二章を続けて演奏。マイナー調の曲が続きます、とことわりながら、阿呆鳥「物語」の高音のサビを見事歌い切り、ラストはやはりハイトーンの難曲、伊藤敏博「景子」。これなんて僕はもう砂風金の歌だと思ってるフシあり。


ここから下は二次会、飛び入り10分枠の皆さんの写真です。敬称略でお名前のみ紹介します。

【すてぃろ】

【由美】

【エンドウ】

【クンキー】

【サイトウ】

【TAK】

【服部】

【カーテンレイザー】

【ななしの】

22時40分終演。皆さん演奏ありがとうございました!この夜は初参加の方も多く、若い人から年配の方まで、それぞれの楽しい個性を思い切り楽しませてもらえました。お疲れ様でした。

前回は参加希望が多くてパンパンだった二次会、今回は事前の参加希望の連絡が少なめだったので、今日は時間に余裕あるかなー、と油断してたら、直前になってバタバタバタバタと連絡が来た。加えて当日の飛び入りもいらして、またパンパンになってしまいました(前回ほどでないけど)。遅い時間までお待たせした方、毎回毎回ごめんなさいね。

何組かには気を遣って遠慮してもらっちゃって、申し訳ないなーと思いつつありがたく甘えさせてもらいました。Kekeのお二人、せーせーさーのお三人、ハルノオトさん、次はぜひ歌っていただけるよう善処しますので、また遊びに来て下さいね。覚えておきますからね。


そういうこともありつつの、お知らせです。

次回11月のフリーダムフォーク集会より、開始時間が19時になります。19時半から19時に30分早まります。

たった30分ではありますが、その分皆さんに時間の余裕を持って遊んでもらえると思います。来場時間を急がせてしまいますが、何卒何卒、ご承知おきくださいませ。

次回、第205回フリーダムフォーク集会は11月21日(土)開催予定です。19時ジャストに開演ですよ。今年最後の開催となります。皆さんよろしくお願いします。



余談追記。

今年は例年よりカメムシが多いのか?帰宅の時にマムゼルの駐車場で、自分の車の屋根やらドアにカメムシが張り付いててスゴイことになってた。何年も通ってきて、こんなん初めてですよ。雨上がりに急に涼しくなったからか。カメムシはイヤですね。あいつは臭いますから。




マシス
僕が愛してやまない佐野元春のツアーが始まります。もう始まってるのかな。

この月曜に元春がテレビに出て宣伝してました。

↑元春のオフィシャルYouTubeから出演シーンを公開してくれて嬉しい。

予約録画しといたのに、元春が出る時間が静岡では放送されなくて、どうやら全国各地でも同様に観れない県があったらしく、運営がすぐ動いてくれたグッドジョブ。運営ありがとう。番組側も映像をポンと提供してくれてグッドジョブ。DayDayありがとう。

新曲も演奏するって行ってましたね。ああ、ツアーが楽しみだ。




そうです。チケット、当たりました。ヤッター。チケット代も払いました。11月14日、元春に今年も会える。嬉しい嬉しい嬉しい。

近年ではライブは一人での参加が常でした(友達の知らないミュージシャンをいっぱい聴くようになって)が、今回の清水公演、高校時代からの友人と一緒に参加します。

チケットを申し込む直前にふと思い出して、ラインで《元春コンサート取れたら行かない?》と誘ってみたら、行きたい!と即答。ああ、誰かと一緒にライブに行くなんて、本当に久しぶりだ。この友人は一緒にいて気疲れのしないヤツなので、今回は一人じゃないライブを久しぶりに楽しんできます。

元春に限らず、この友人とは何回もコンサートを観に行ったんです。古くは佐野元春のサークルツアー、LAND HO!の横浜スタジアムも一緒に行った。他、シングライクトーキング、小田和正、松任谷由実、Cornelius、ビリー・ジョエル、などなど。ナゴヤドームにエルトン・ジョンとビリー・ジョエルのジョイント来日公演へ行ったのが最後かな。懐かしい。

すっかり一人ライブが染み付いてしまって、もう忘れてかけてたけど、誰かとライブに行くって、終わった後にすぐ感想を言い合えて、楽しいんですよね。うん、楽しみです。


ここで告知です。明日です。袋井市のライブ喫茶マムゼルにてフリーダムフォーク集会、19時半から開演です。
第204回フリーダムフォーク集会
【日時】2026年9月19日(土) 19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 1000円
【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・穂乃実(フリーダム初参加 by豊橋)
・砂風金
・ハピネス(フリーダム初参加)
・田中裕二(一次会初)


二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分
以下、事前に飛び入り連絡をくださった皆さん。
・ウッディ
・すてぃろ
・由実
・ななしの
・ラフレシア
・クンキー

(22時30分終演予定)

一次会の演奏順番は当日、本番前のジャンケンで決めます。二次会の順番は僕が直前に決めさせていただきます。もし順番の希望があったら出来るだけ対応しますので仰って下さいね。観るだけのお客様も、飛び入り希望のお客様もお待ちしております!皆さんよろしくお願いします。



おまけの休日雑記。東山ガレージの夜カフェへ訪問。

歌ったり、おしゃべりしたり、写真はないけど、ガレージに来たばかりというピアノを弾かせてもらって歌ってきました。心地良い時間でした。



ナポリタン美味しかった。



マシス

九月になりましたので、まず先にフリーダムフォーク集会のお知らせをさせてください。

第204回フリーダムフォーク集会

【日時】2026年9月19日(土) 19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 1000円
【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)
・穂乃実(フリーダム初参加 by豊橋)
・砂風金
・ハピネス(フリーダム初参加)
・田中裕二(一次会初)


二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分


(22時30分終演予定)





今月もやりますよ。奇数月恒例、フリーダムフォーク集会です。19日です。今回もよろしくお願いします。


穂乃実さんが豊橋から来てくれます。とても素敵な歌を歌うSSWで、マムゼルで聴けるのが楽しみです。いつも二次会に来てくれる田中裕二さんは今回が一次会初登場。ハピネスはうちやまひでやさんご夫妻のユニットで参加。そしておなじみ砂風金と一次会演者が揃いました。皆さんよろしくお願いします。


二次会の飛び入りコーナー、行くよーって声もすでに頂いております(すてぃろ、ウッディ、由美、ななしの、ラフレシア)。ありがとうございます。こちらも参加者をお待ちしております。聴くだけのつもりで来た人もご都合良ければ遊んでいってくださいね。


毎週末、気になるイベントがいっぱいあって、いくつかお誘いも頂いていたのですが、ここのところ個人的にいろいろと所用&雑用&野暮用(どれもたいした用ではない)がありまして、おとなしく家に詰めておりました。


インドアな性格なので、家でボーッとしてるのは特に苦じゃない。けど、《好きで家に居る》のと《理由があって家に待機してなきゃならん》では大きな違いがありますね。遊びに行きたくても行けない、って考えちゃうと気分が落ちるので、空いた時間に中古レコード屋をのぞいたりして、ちょこちょこガス抜きしてました。


そんな中、ファンタジーアート展と称した展示即売会が入場無料でやってると知り、時間を見つけてササッと寄ってみたのです。

天野喜孝の絵が個人的なお目当てです(パネルの真ん中の絵です)

天野喜孝、というとタツノコプロのアニメの一連のキャラクターデザインも大好きですが、

僕らの世代の本読みの間では、なんと言っても小説「吸血鬼ハンターD」の挿し絵。



(↑検索のスクリーンショットで失敬)


僕の高校時代のSF好きな友人は当時、この菊地秀行の吸血鬼ハンターDのシリーズを集めていて、僕はその友人から天野喜孝の名前を教わりました。で、最初にこの挿し絵を観た時は正直《薄気味悪い絵だ》と思ったもので、この妖しい魅力には正直、未だにピンときてなかったりします。

(菊地秀行の本、僕は魔界都市のシリーズは好きで読んでましたが、吸血鬼ハンターDはアニメの原作の一冊しか読んでないです)


では、僕のお気に入りの天野喜孝の絵って言うと、実はNHKで放送されてた子供番組「やさいのようせい」のキャラクター達だったりします。上品な可愛さが好きでした。

↑これ、昨年だったか、近所のイオンでガチャやって集めたのです。芽キャベツくん(写真右)が出た時は嬉しかったな。でも、一番欲しかったレタスさんはついに出なかった。56歳にもなってガチャにハマってました。


で、ファンタジーアート展ですが、即売会なのでバイヤーの人が絵を売るぞ売るぞ!と来場客にアピールしてました。なぜか僕には誰も寄って来なかったので、ゆっくり絵画鑑賞させてもらいました。

天野喜孝はファイナルファンタジーの絵が多く飾られてて、【街】という絵がとても良かった。良かったけど、もちろん高いので買えません。グッズコーナーでもA3サイズのポスターが一万円くらいであったけど、まぁ買わない(やさいのようせいのクリアファイルは魅力的でしたがグッと堪えました)。


ファンタジーアート展を観て、別日に中古レコードを観て、そこでふと棚にメリー・ポピンズのDVDを安値で見つけて、なぜかむしょうに観てみたくなって、買ってしまいました。
どうせ家にいるんだし、映画でも観てよう、と唐突に思いついたのです。これって決して熱心な映画ファンでない僕にとって、とても珍しいことで、なんかDVDを手にした時、コレ買って帰ろう、と強い気持ちが湧いたのですね。ディズニー映画とも知らずに買っちゃいました。で、観てみた。

あまりにも有名な映画なので、僕が今さら感想言うのもナンですが、ミュージカル映画で、不思議な内容でした。これもファンタジーというのかしら。なにしろ主人公が傘で飛んでくるお話ですから。

映画の登場人物みな、不条理も魔法もビックリはするけど、誰もツッコまない。そういうものと受け入れちゃう。あんまりそこは深く考えなくていいみたい。こういう観る人の心をえぐらない映画、いいですね。構えずに楽に楽しめる。屋根の上の煙突掃除夫たちの群舞はなかなか圧巻。あと、僕はあの厳格なお父さんが好きです。それと笑上戸で笑い過ぎると宙に浮かぶ男も可笑しい。

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス、って、BOØWYの曲のタイトルとして知ってたけど、メリー・ポピンズが元ネタなのですね。


 

 

なぜメリー・ポピンズを観たい、と僕が唐突に思ったか、その気持ちの下地には、おそらく最近読んでる本が影響してると思います。
「ガイズ&ドールズ」デイモン・ラニアン著

デイモン・ラニアンの短編集はずっと廃版で手に入らなくて、ようやく復刻されたと知って読んでみたのです。

ひとつ、ふたつ、みっつと章を読むうちに、どの話も全部同じじゃん!?、って錯覚してしまった。もちろん内容は違うけど、すべて一人称のモノローグで進むお話なので、パターンが決まってて、その語り部の口調がまたとても特徴のあるモノローグで、コレが読んでるとだんだんクセになってくる。

異世界転生の小説が流行ってるけど、これもある意味では異世界物語といえるかも。古き良き(悪しき?)1930年代のアメリカはブロードウェイの街を舞台に、そこに生きる住人のドタバタな日常の物語。マフィアがいる、乞食がいる、賭博師やコーラス隊、金のある奴ない奴、愛すべきロクデナシ達がてんてこ舞いするドラマがなんともチャーミング。この文章に慣れると、もう、どの話も可笑しい。読んでて吹き出しそうになったりする。


デイモン・ラニアンの文章がクセになって、ついあの口調で喋りたくなる。やりませんけど。どんな口調かを説明するのは難しいのですが、「ライ麦畑でつかまえて」のホールデン・コールフィールド君の口調を大人にした感じ、で何となく伝わるかしら。


とりあえず本屋で買えるデイモン・ラニアンは今この本しかありません。気になった方は読んでみてくださいね。

 

 


ここからはさらに備忘録。さる8月27日(木)、ラフレシアが地元のFMラジオにお呼ばれして来ました。

FMハロの番組で、カーペンター松井さんとうちやまひでやさんがパーソナリティ。地元で活動している音楽仲間を毎回生放送で紹介されています。
毎回ラジオの収録の際はスタジオの前にラジオのファン(音楽仲間)が応援に集まってるそうで、この日もやはり集ってくださってたようです。僕は自宅で聴いて応援してました。
ラフレシアのオリジナル曲「ナチュラル」を番組内で流していただきました。自分の作った歌が電波に乗ってるのが不思議。松井さん、うちやまさん、ありがとうございました。




マシス

長文になりますが、お付き合いください。シングライクトーキング(以下SLT)という三人組のグループが僕は好きで、その昔(90年代)はCDを一枚一枚しゃぶり尽くすように聴いて聴いて、コンサートにもよく行ったものでした。

佐藤竹善(vol、g、key)、藤田千章(key、Syn)、西村智彦(g)、この青森出身の仲良し同級生三人組が、某音楽コンテストの全国大会でグランプリを取ったのをきっかけにデビュー。そもそも僕が知ったきっかけは1987年、デビュー前のコカコーラのCMで。当時《この歌声は誰だ?》と話題になりました。

「I feel Coke」曲は井上大輔。懐かしい。ヴォーカル佐藤竹善のSLTデビュー前の仕事です。この歌唱力を買われて、デビュー前にたくさんの楽曲にコーラスで参加したり、小田和正のツアーにコーラスメンバーとして同行したりしていたそうです。
 
僕にとって90年代(邦楽の新人)は、L⇔R、それとSLTにドップリ浸かってた気がします。もちろん他のミュージシャンもアンテナを張って雑多に聴いてはいましたが、この二組は出すアルバム出すアルバム良くって、長く楽しませてもらえたのが印象深いです。二組とも洋楽っぽいエッセンスを音楽に感じられて、僕はそういうハイカラな楽曲が大好物でした。 

ボビー・コールドウェル、スティーリー・ダン、スティービー・ワンダーなどの影響を強く受けたと言う佐藤竹善は、デビュー前より《自分たちはAOR音楽を作って演りたい》というヴィジョンをしっかり持ってたようで、もともとはギターで弾き語りをしてたけど、AORを演るならキーボードがなくちゃダメだ、とシンセサイザーを買い、アマチュア時代に曲を作り貯めたとか。
 
SLTの魅力というと、楽曲の良さとあのクロスオーバーなサウンド、佐藤竹善のハイトーンボイス(優れた作曲能力も)が真っ先に浮かびます。加えて僕は藤田千章の作詞のワードセンスが肝だと思っています(SLTのほとんどの楽曲の作詞を担当してます)。
 
藤田千章の書く歌詞って、日本語のベタなフレーズをベタと感じさせない、ちょっと他にない不思議な文体で、抽象度高めの独特な言い回し、それと改行の妙で、なんとも言えぬ硬質な響きの歌世界を創り上げた。これが当時はとてもスタイリシュで格好良く思えて、僕が作る歌詞にもメチャ影響を受けました。
 
もちろん西村智彦のギターもSLTのサウンドの要です。コンテストで入賞後、レコード会社はバンドでなく佐藤竹善、藤田千章のソングライターのチームだけデビューさせようとしたところ、《西村のギターに代わりはいない》と説得して三人組になったとか。
 
ルックスは決してパッとしない三人(!)が、ステージでは格好良い音楽を演ってるという、そのギャップも良かったですね。MCでお互いをイジりまくる姿にいつも笑わせてもらって、この人たち本当に仲が良いんだな、って、ステージを観て思ったものでした。
 
聴いて聴いて聴いて、ある時からフッとSLTを聴き返さなくなりました。元春もそうだけど、いくら好きでも毎日は聴かない。SLTもそうで、2000年以降はアルバムリリースの間も空いたせいか、全く聴いてなかった。後期のアルバムの音楽の変化もあるけど、もうお腹いっぱい聴いたよな、って気分でした。

昨年、SLTのギタリスト西村智彦氏が亡くなったというニュースを知って、これを期に一回しっかりと聴き返そう、と思い、時間を見つけては少しずつSLTのアルバムを聴き進めていたのです。
デビューアルバムから順に聴いていき、やっと先日、目下最新アルバム『Heart of Gold』までたどり着きました。実は『Heart of Gold』はまだ買ったばかり。オリジナルアルバム完聴のために遅ればせながら今回購入した次第で。

以下、各アルバムを聴き返しての感想を書いてみました。
 
TRY AND TRY AGAIN 1988年11月1日
 
01 TRY AND TRY AGAIN
02 Dancin' With Your Lies
03 君がいなければ
04 PLANTED PLANNER
05 Dancin' With Your Lies (I'm Hot Version)
06 Fair 〜Just The Two Of Us〜
07 Evening In Byzantium
08 11月の記憶 〜Raining Blues〜
09 What Time Is It Now?
10 眠りに就くまで
 
1stアルバム。船山基紀氏のアレンジでレコーディング寸前まで行ったのを、これじゃない、と全てやり直したエピソードはファンの間では有名。格好良いデビューシングルの02「Dancin' With Your Lies」のイントロ、ファンキーなギターカッティングに痺れます。コンテストでグランプリを取ったアルバムタイトル曲01も大好きな一曲。

聴いた回数は他のアルバムよりは少なめですが、改めて聴き直してみて、新人のアルバムなのに、この時点でその後に続くSLTのサウンドがすでに確立されていることにビックリ。
 

 
CITY ON MY MIND 1989年7月25日
 
01 City On My Mind
02 Lovers
03 Go Along
04 On The Crazy Street
05 長い道距の果てに
06 Don't Let Go
07 If You Are Kind To Us
08 陽だまりの下で
09 Friend
10 Hope II
 
全作品中で最もAORだ、と思う2ndアルバム。一番シティ・ポップなアルバムともいえるかも。2ndアルバムは1stより曲の粒が揃ってて、好きな楽曲が多いです。個人的に終盤の08、09と続くのが好き。「陽だまりの下で」のサビの《We've a right to diny it》のフレーズが何回聴いても切々と胸に染みて堪らない。

バラード曲、ポップな曲、ファンクなダンス曲とSLTの定番パターンが出揃ってます。お気に入りは04、05、07、08、09。

 

III 1990.04.25
 
01 lnterlude:Beats
02 Livin' For The Beat
03 Find It (In Your Heart) 〜初夏の印象
04 未来のために
05 Hey, Dreamer
06 Time Of Love
07 Interlude:Working
08 Show Time
09 Is It You
10 さよならが云える時
11 Dreamin' About You
12 Interlude:Talking
13 So Find 〜A Guy's Life Style〜
14 Interlude:Street
15 雨が上がれば
16 泡沫
 
僕が最初に聴いたSLTのアルバムで、今聴いても超絶クールだと思う。このCDはホント何回聴いたか分からない。シンセブラスのリフが印象的なファンク曲02、イントロのベースがゴキゲンな先行シングル03、メッセージ性の強い04など。曲間に短いInterludeを挟むことで流れに統一感が生まれ、アルバムを通してあたかも長い物語を読んだような気になる。個人的意見ですが《未来都市》というテーマのコンセプトアルバム、と勝手に思ってます。

お気に入りは02、06、09、10、16。他の曲ももれなく好き。10「さよならが云える時」の終盤のコーラスのリフレインは聴くたびに心が昇天します。永遠に終わらないでくれと思う。
 
16「泡沫」を聴いた時の胸をかきむしりたくなる感じ、この感じのSLTバラードがアルバムの終盤を飾る定番となります。
 

0 [lΛV](ラブ) 1991年4月25日 
 
01 Steps of love
02 Do what U want 2 do 4 luv
03 La La La
04 I long for you (INTERLUDE)
05 迷いの要塞〜Heart to Heart〜
06 嵐の最中〜Reintroduction〜
07 P.P (INTERLUDE)
08 Gigolette
09 愛と言えるまで
10 此の手は離せない
11 You are love (INTERLUDE)
12 Your Smile
13 願いを込めて
14 Missin' you
 
前作よりグッと明るい印象の本作。このアルバムでSLTに出会った、ってファンは多いと思います。キャッチーな01「Steps of love」からラストの14「Missin' you」まで、勢いがまるで落ちない。ファンの人気が高い03「La La La」では、これまで常に体温低め(?)だった藤田千章の詞が一歩さらに踏み込んだ言葉を手にした、という気がしました。

個人的には06「 嵐の最中〜Reintroduction〜」が好きすぎる。佐藤竹善の天をも貫かんと歌い上げるヴォーカルは痛快のひと言。お気に入りは01、06、13、14。心かきむしる系バラード13 「願いを込めて」はSLTでしか作り得ない屈指の名曲。そしてラスト14「Missin' you」が僕、とにかく好きで、この曲を聴いてると頭にどんどん曲が浮かぶもので。触発されて五曲は作りました。
 
Humanity 1992年2月26日
 
01 飛べない翼
02 Hold On
03 遥かな航海へ
04 Pray
05 With You
06 Rise
07 Sunday Afternoon
08 Slow Love Down
09 感じるまま〜Humanity〜
10 追憶〜窓辺の風景〜
11 I'm In Love
12 It's City Life
13 きっと何時の日か
 
ブレイクの気配の注目の中、リリースされた6作目。非常に人気の高いシングル曲の05、06が収録されてます。本作はSLTが全国的に知られるきっかけとなった人気アルバムですが、ユッタリしたリズムの曲が前半に多いので、僕ははヤヤ肩透かしな印象を受けました。今思えばこれも意図して作ったんだろうと想像します。前の二作はイケイケだったから、少し落ち着こうぜって。

今回聴き直して、当時緩いと思った曲もそんなに悪くないなと思えました。これも繰り返しCDを聴いたもので、05「With You」は当時の僕のカラオケの定番でした。お気に入りは01、02、03、05、06、13。
 
バラードの目立つアルバムですが、西村さんのことを思えば、やはり06「Rise」のギターカッティングを聴いてください。西村のギターに代わりはいない、全くその通りだと思います。
 

 
ENCOUNTER 1993年2月25日 
 
01 encounter I
02 My Desire 〜冬を越えて〜
03 Fake It
04 In The Rain
05 今日の行方
06 encounter II
07 離れずに暖めて
08 Restless 〜君の許へ〜
09 Givin' Me All
10 Maybe
11 encounterIII
12 止まらぬ想い
13 Our Way To Love
 
オリコン1位を取った大出世作。デビュー以来培ってきたSLTサウンドの到着点、集大成のアルバムといえるでしょう。曲の粒が揃っていて、欲しい曲が欲しい場所に見事に置かれている。前作アルバムを聴いてウ~ンって思った僕も、今作には大満足。僕の友人もSLTファンの沼に引きずり込み、一緒にコンサートまで行った思い出の一枚。お気に入りは02、04、05、07、09、10、12、13。ほぼ全部です。
 
思い出話ですが、このアルバムの発売の時、地元ラジオ主催でSLTのファンミーティング(無料)があって、《次のツアーの浜松公演で、本編ラストに何を演奏するか?》を予想する、という面白いアンケート企画があったのを覚えてます。見事当てた方には粗品贈呈、と言われて一生懸命予想して、僕は確か「Rise」と予想した気がします。で、実際に演奏されたのは10「Maybe」。ゴスペル風のワルツ曲で見事な歌唱を聴かせ、本編終了。予想は外れました。
 
togetherness 1994年4月27日 
 
01 Together
02 Joy
03 風に抱かれて
04 My Eye's On You
05 Between Us
06 幻に恋する日々
07 Night Rhythm
08 Will
09 Your Love
10 Standing
11 点し火のように
 

先行シングル01 「Together」を聴いた時、ずいぶんブラックミュージックに寄ったな、ってのが第一印象。01、03、04を筆頭に、前作までの洗練されたAORサウンドが進化して、より泥臭く、より生の演奏、生の弦、生のブラスの人間味溢れる音を重視した作品が加わってます。


ここまでコテコテをSLTで演らなくとも、と思わなくもなかったけど、こんなSLTも良いでしょう?って意気込みを感じました。しかし「Together」はイントロから格好良くてヤバいですね。ライブでこれを演られたらブチ上がりますって。


これまでのSLTアレンジを継いだかの02、08、10(個人的に大好き)も一緒に収録されていて、新しいサウンド作品との橋渡しになってバランスを取ってる。オリコン1位。

 

個人的なお気に入りは01、02、04、08、10。今回聴き直したら04「My Eye's On You」がめちゃめちゃ良くってシビレタ。昔は変化にちょっと戸惑った今作、これをSLTの最高傑作に挙げるのもアリかも、と思い直しました。僕の耳もいろいろ音楽を聴いて変化してきてます。

 


DISCOVERY 1995年8月2日 
 
01 素晴らしい夢の中で
02 Keeps Me Runnin'
03 みつめる愛で
04 そんな時は
05 Burnin' Love
06 心の扉
07 Today
08 夏の彼方
09 瞬く星に
10 Perfect Love

06「心の扉」がNHKの番組のエンディングで流れた瞬間、《うわ、SLTの新曲だ。良いな!》と思ったっけ。サウンドは前作の路線をさらに突き詰めて文句なく格好良い。全く悪くないアルバムなのだけど、今作辺りから聴き込みの頻度がこれまでに比べて減ってきた気がします。

でも、ちゃんと楽しんで聴いてたし、コンサートも行きました(この時のツアーを観たのを最後に以後観れてません)。まだSLTの音楽になんの疑問も持たず楽しめていた、って時期の作品。

聴き直してみて、このアルバム凄く良かった。いろいろなタイプの曲がキュッとまとまった良作だと思いました。お気に入りは02、05、06、09、10。
 
Welcome To Another World 1997年5月28日 
 
01 Seasons Of Change
02 Real Life
03 Starting Over 〜ありあまる想いで〜
04 Skylark
05 Forever
06 君の風
07 Rendezvous
08 Spirit Of Love (Sanctified Version)
09 Flame (Remix)
10 Speed
11 The Light Is You
 
SLTの数ある名曲の中でも最高傑作と言えそうな代表曲08「Spirit Of Love」が入ってるアルバム。なのにこれまでのアルバムに比べ、繰り返し聴く頻度の極端に少ないアルバムです。01 「Seasons Of Change」からのオープニングは文句なしなのに、その後に続く曲の印象が弱い。
 
今回聴き直してみて、以前よりは印象が悪くなかった、むしろ、昔は弱く感じた曲が今かえって新鮮に聴けて、良い作品作ってたんじゃん、と思い直しました。アルバムのタイトル通り、この時期のSLTは次のステージへ向かおうとしてたんだと思います。お気に入りは01、04、06、08、09、10。

今思うと、「Spirit Of Love」は突出して強い曲なので、ひょっとしてメンバーはアルバムから外したかったのかも、と想像します。でも、入れないのはあり得ない、と周囲に説得されたのか、先行シングル三曲ごそっとアルバムの終わりに固めて置いてある。まるでボーナストラックがドサッと入れてあるみたいな扱いで、これも印象として損してます。


METABOLISM 2001年9月26日 
 
01 Premonition
02 The Law Of Contradiction
03 Jack Lemmon
04 Paradise
05 My True Colors
06 魔力
07 見知らぬ空の下で
08 Jigsaw
09 Hyper Overdrive〜不完全な個体〜
10 悲しきHummingbird
11 幻月〜A Tragedian〜
12 What's Dying Away
13 情熱のGroovin'
14 One Day
15 回想の詩
16 Only A Miracle
 
えらく激しいアレンジだなー、が最初に聴いた印象。藤田千章の歌詞もより深い領域に踏み込んだ感じ。これまでのAOR風なサウンドは印象を薄めて、よりロックでヘビーな音と内容の濃い楽曲へ変化。レコーディングにDragon Ash桜井やLUNA SEA真矢がドラ厶で参加してます。

01、02、03、04のサウンドを聴いてビックリした、というファンは多いのでは。正直僕も、このサウンドの変化に引いてしまったファンの一人なのですが(先行シングル05はこれまでのサウンドからの橋渡し曲で、これが来るとホッとする)、あらためて聴き返してみると、どの曲もすごくキャッチーで、流れてくればすぐ一緒に口ずさめた。サウンドは変化しても、この時期の佐藤竹善のメロディメイカーとしての筆は冴えてまくってたと思います。

他、佐藤竹善が作詞した14、藤田千章が作詞作曲の04、09、西村智彦作曲の楽曲11、13も入っていて、過去イチでバラエティに富んだ作品となってます。

収録曲は過去最大の16曲、CD74分みっちり。聴き応えはあるけど一曲一曲の密度が濃いので、CD一枚聴き通すのに気合いが要る。お気に入りは02、03、05、14、16。
 
長尺のナンバー15「回想の詩」は、メンバーそうとうの想いを込めて作ったであろう壮大な意欲作。その意気込みと裏腹に、テーマがやや上滑りしてるように僕は当時感じましたけど、こういう歌はミュージシャンにとって、ある種の使命感に《作らされる》類のもので、絶対に作って発表しなきゃいけない曲。
 
RENASCENCE 2003年10月15日 
 
01 摩天楼の羊
02 月への階段
03 欲望
04 ただひとつの心で
05 Borderland featuring 矢野真紀
06 Love Express
07 街角
08 The Love We Make
09 In The Rhythm
10 VIIII=IX
11 星降らない夜 featuring 小谷美紗子
12 A Crown
13 もしも
14 Hello
15 Parallel Lines
16 キミといれば (Bonus Track)

アルバム冒頭から01、02、03のグイグイくる流れは引き込まれます。佐藤竹善の作曲の筆は変わらずノッていて、同時期の藤田千章の歌詞はさらに進化。「摩天楼の羊」や「月への階段」なんて、タイトルだけで名曲と決まったようなもの。「月への階段」大好き。コーラスのゲストに女性ミュージシャンを迎えて音に色合いを添えてくれてます。お気に入りは01、02、03、08、15。

とはいえ、これも前作と同様にフルで通して聴くことの少ないアルバムで、聴いた回数としては全作品中で最も少ないかもしれません。正直もう、この辺りの作品は佐藤竹善の声がないと、SLTだ、と楽曲を認知出来ない。SLTを聴いてるぞ、という気持ちに浸りきれなくて、後半の曲まで集中力が続かなかったです。どれも良い曲ですけど、思い入れは他作品より薄い。
 
Empowerment 2011年5月18日
 
01 Through The Night
02 A Wonderful World
03 飾りのないX'mas Tree
04 Dearest
05 涙の螺旋
06 きみの中に輝くもの
07 祈り
08 Do-Nuts?
09 硝子の城
10 Desert Rose (Adenium)
11 Wild Flowers
12 Dog Day In The Noon

大復活。すっかりSLT離れしていた頃、11年ぶりの新作ということで聴いてみたら、とんでもない傑作だった。まったく予想してませんでした。久しぶりのアルバムということでメンバーもおそらく、ヘタなものは出せないぞ、と、相当気合いを入れて作ったのでしょう。ああーSLTを聴くってこんな気持ちだったよ、コレだよコレ!と聴いてて心から思った、あの気持ちを思い出させてくれた一枚。

今作の収録曲、佐藤竹善の曲が良いのはもちろんのこと、藤田千章の詞がとにかく素晴らしい。特に03、06なんて落涙もの。SLT文体をキープつつ、こんな優しくもやるせない物語、暖かな気持ちを歌ってくれて、長いキャリアを積んできて、ここに来てこんなにも瑞々しい作品を出せるのかと、すごく感動しました。お気に入りは01、02、03、06。先行シングルの04も良い味。でも全曲大好き。

このSLT再始動のアルバムが出た時、元レーベルメイトの小田和正が絶賛のコメントを寄せてました。本当に、長く音楽を続けている者へ大きな希望をくれる一枚です。
 
Befriend 2013年6月5日 
 
01 The Great Escape
02 89番目の星座
03 Human
04 楽園
05 メビウスの帯
06 Luz (Prelude)
07 Luz
08 Finally
09 無名の王 -A Wanderer's Story-
10 Forget-Me-Nots (In Idleness)
11 The Distance To Continu

前作の勢いを継いだアルバムで、ここで推すのはなんと言ってもシングル02「89番目の星座」。大好き。ここまで無条件に痛快だと思わせてくれたシングル曲って「Spirit Of Love 」以来かも。聴いててつい一緒に歌いたくなる。たまにしか行かないカラオケでも熱唱させてもらってきました。

さらに特筆するなら、アルバム終盤を締める09、10の並び。まず09「無名の王 -A Wanderer's Story-」で歌われてる諦観って、これはポップスとしてかなり難しいテーマなのにこのカッコ良さ、そこから物悲しく「Forget-Me-Nots (In Idleness)」を淡々と歌われることで広がる寂寥感。ここ、絶対に2曲がセットで聴きたい。

そして、ラストに流れてくる西村智彦作曲のインスト曲11が、全てが終わった後に日が差すかのように暖かくて良い曲。お気に入りは01、02、08、09、10。

Heart of Gold 2018年1月17日 
 
01 Prologue
02 風が吹いた日
03 Closer 〜寒空のaurora〜
04 6月の青い空
05 Be Nice To Me
06 闇に咲く花 〜The Catastrophe〜 feat.サラ・オレイン (Album Mix)
07 Hysterical Parade
08 Longing 〜雨のRegret〜
09 Sweet Cat Home
10 The Ruins 〜未来へ〜
11 Holy White Night
12 闇に咲く花 〜The Catastrophe〜 feat.サラ・オレイン (Single Version)
 
 

 買ったばかりです。西村さん作曲のインスト01で始まる、三人で作った最後のアルバム。聴き込みが足りないので言葉が選べませんが、優しい歌が多い、穏やかなアルバム。シングルが多いせいか、アルバムの統一感、というよりはまるでシングル集、って印象。でも、ずっと流していて気持ちいい。ジャケット可愛い。


03、05、11と藤田千章作曲のナンバーが三曲収録されてます。千章の曲って、これまでは佐藤竹善の作らなそうな凝ったクセの強い曲が多かったけど、今作に選ばれてる03、11は穏やかでシンプルに美しいメロディで、これはとても新鮮。すごくいい。


 正直、まだガツンと胸にまで響いてきてないのですけど、今作も繰り返し聴くことで心の一枚になるかもしれません。今のところのお気に入りは03、07、08。11。ラスト11の「Holy White Night」これ本当に良い歌だよ。アルバムの実質ラストの曲が藤田千章の作曲って初ですね。



 

全アルバムを聴いてみて、心から感じたことは、本当にどのアルバムも良いです。アルバムに注がれてる気配り、熱量がどの作品ももれなく高い。おそらく個人的な好みの違いはあれど、ファンがどのアルバムを心の一枚と挙げていても不思議じゃない。その時、その時代に聴いたSLTがその人の最高傑作でありうるんだろうな、とシミジミと思いました。




 

二人になってしまったけど、願わくばこれからも佐藤竹善と藤田千章には一緒に音楽を作って欲しい。それがシングライクトーキングの名でなくても。この二人が組んだ音楽が大好きなので、やらないのは勿体ないと心から思うのです。



追記。

この日記を書いた翌週に、まさか解散発表。うーん。



書いておいて上げるのを忘れていた日記です。今さらの夏休み報告ですが、山下達郎のシアターライブのアンコール上映を、初日の8月14日に静岡セノバで観て来ました。
2019年の時に続いて七年ぶりに観れた。楽しかったです。

ライブ映像のパッケージは発売しないポリシー(聴かせたい環境でないとライブ演奏を伝えられないから、という理由らしい)の山下達郎が、映画館の音響でなら、と公開したシアターライブは貴重です。生のライブと同様、チケットを取って会場に足を運ばないと観れない、という特別感がある。

お客に木戸銭を払っていただいた分、絶対に満足して帰っていただくだけのパフォーマンスを提供する、絶対に損はさせないってライブ。これこそ芸。山下達郎のライブはチケットが取れないってのも、みんなこの特別感を味わいたいからでしょう。

二回目のシアターライブ観覧なので、あそこがもう一度観たい、あの場面が楽しみ、って気持ち有りきで臨み、その曲が来たら《キタキタ!》って感じ。むしろ一回目より面白かった。この曲でこんなに感動するなんて、という曲も発見したりして。

たとえば「アトムの子」。「アトムの子」でジーンとしちゃったり。そうなんだよ。僕らはかつてマンガのヒーローが大好きだった子供で、それは今でもそうなんだ、と。

みんなで力を合わせて
素敵な未来にしようよ
どんなに大人になっても 
僕らはアトムの子供さ

二週間の上映予定が好評を受けてか、シアターライブのアンコールは期間延長となってます。静岡はもう終わっちゃったけど、観れる方は今のうちに観に行ってくださいね。
(注目は07、10、そして圧巻の13、14、15!)

【山下達郎シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012】

01.SPARKLE
 1986.7.31@中野サンプラザホール(PERFORMANCE ’86)
02.LOVELAND, ISLAND
 1986.10.9@郡山市民文化センター(PERFORMANCE ’86)
03.メリー・ゴー・ラウンド
 1985.2.24@神奈川県民ホール(PERFORMANCE ’84-’85)
04.SO MUCH IN LOVE
 1986.10.9@郡山市民文化センター(PERFORMANCE ’86)
05.プラスティック・ラブ
 1986.7.31@中野サンプラザホール(PERFORMANCE ’86)
06.こぬか雨
 1994.5.2@中野サンプラザホール(Sings SUGAR BABE)
07.煙が目にしみる(SMOKE GETS IN YOUR EYES)
 1999.2.4@東京・NHKホール(PERFORMANCE ’98-’99)
08.ずっと一緒さ
 2008.12.28@大阪フェスティバルホール(PERFORMANCE 2008-2009)
09.DOWN TOWN
 2008.12.28@大阪フェスティバルホール(PERFORMANCE 2008-2009)
10.希望という名の光
 2012.4.1@神奈川県民ホール(PERFORMANCE 2011-2012)
11.今日はなんだか
 2010.10.27@神奈川県民ホール(PERFORMANCE 2010)
12.アトムの子
 2012.4.30@大宮ソニックシティ(PERFORMANCE 2011-2012)
13.RIDE ON TIME
 2012.4.30@大宮ソニックシティ(PERFORMANCE 2011-2012)
14.恋のブギ・ウギ・トレイン
 2012.4.30@大宮ソニックシティ(PERFORMANCE 2011-2012)
15.さよなら夏の日
 2010.8.14@石狩湾新港樽川埠頭横 野外特設ステージ(RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO)

《上映劇場》
※★印のついている劇場は8/27(木)で上映終了となります。
(東京) 新宿バルト9
(東京) T・ジョイPRINCE品川
(神奈川) 横浜ブルク13
(埼玉) MOVIXさいたま
★(千葉) T・ジョイ蘇我
★(静岡) シネシティザート
★(新潟) T・ジョイ新潟万代
(宮城) MOVIX仙台
★(福島) イオンシネマ福島
★(岩手) フォーラム盛岡
(秋田) AL☆VEシアター supported by 109シネマズ
★(山形) ムービーオンやまがた
★(青森) イオンシネマ新青森
(北海道) 札幌シネマフロンティア
(大阪) T・ジョイ梅田
(京都) T・ジョイ京都
★(広島) 広島バルト11
★(島根) T・ジョイ出雲
★(愛媛) シネマサンシャイン衣山
(愛知) ミッドランドスクエア シネマ
★(石川) 金沢コロナシネマワールド
(福岡) T・ジョイ博多
(熊本) 熊本ピカデリー
★(鹿児島) 鹿児島ミッテ10
★(沖縄) ローソン・ユナイテッドシネマ PARCO CITY 浦添

《鑑賞料金》
2,500円均一(税込)
※本上映は特別興行のため、全国一律料金となります。
※前売券の販売はございません。
※各種割引やクーポン、無料鑑賞券、招待券などのサービスはご利用いただけません。


僕の夏休みの思い出はこのシアターライブですが、フラッとまたまた東山ガレージのナイトカフェは寄らせてもらってきました。予定のない夏休みが幸いして、作りかけの歌を一曲仕上げることが出来たので、その練習をかねて。

管理人ハルノオトさん。
新作メニューのベイクドチーズケーキ。
盛況でした。

わがんせユカさん、写真ありがとうございました。オープンマイクで新曲の練習。



喋って歌って、居合わせた皆さまとツラツラ遅くまで過ごしました。皆さんお付き合いありがとうございました。

この日に歌った手応えを受けて、新曲をさらに手直しして、前日記の通り、一週間後にここでも練習してきたのです。

「残りの福をもらう」今度はお客さまの前で演ってみたい。

普通に朝起きて夜に寝るって生活がいかに素晴らしいことか。夏休みは規則正しい生活ができるので、体調が良くなります。一週間のお休みでぜんぜん違う。これを維持したい。




マシス

前からここで練習をやってみたかったのです。

↑これは数年前に撮った写真。

2026年8月22日(土)、少し曇ってて日差しが弱かったので、ミニギター持って地元の河原の親水公園へ行ってきました。たまたま家族みんな家にいなくて、僕だけ一人ポッカリ暇だったので、フラッと腰を上げてみた。
↑こちらは一昨年撮った写真。こんな感じでこの日も周囲半径100mm、誰もいないことをいいことに、小一時間ほど一人で歌って来ました。

↑同じく一昨年の写真。

木の横の高台がステージみたいで、あたかも客席にぐるっと囲まれてるかのようでしょう。

ここで歌ってみると、屋外ステージの上から客席に向かって歌ってるようで楽しい。だけど、アンプなしだと声が空に吸い込まれてしまって、もしここで生音のライブをやるとなると大変そうです。

下の穴の底まで降りて歌ってる時は声が少し響いて良い感じでした。

歌った動画を少し貼ります。

「職人の町(記念碑)」これは僕が唯一、地元の町について何か歌に出来ないかと作ってみた歌です。演奏を途中でハデに失敗したのでサワリだけ。この後に何度か歌い直して一応全部動画に撮ったけど、けっきょく歌い出しは最初の失敗テイクが一番気に入ったので、今回は歌い出しだけ披露。いつかフルで歌い直したい。

もう一曲は新曲。

遠いので音が小さくて聴きづらいのはご容赦ください。こちらは先週の夏休みに作ったばかりの新曲。今年になって作った歌の三曲目です。気に入っています。作れて嬉しい。


これも穴の底でも一回歌ってみて、そちらの動画は音が大きいのだけど、木の横で歌った方が良い感じでした。


以下、歌詞↓


「残りの福をもらう」


どこでも行けるのなら

ここにはいない

誰とも話せたなら

こんなこと言わない


何も無しに 何も無しに

やり過ごして やり過ごして

他人行儀な他人同士で

自分勝手な君と僕で

残りの福をもらう


時おり気にしていて

風邪をひいてないかと

夜更けに思い詰めて

底知れない深い思考に

ハマり込んで

迷い込んで

袋小路にいないかと

荒れ狂った胸の内を

かきむしっていないかと


何も無しに 何も無しに

やり過ごして やり過ごして

他人行儀が他人同士で

自分勝手は自分自身で

君と僕も

君と僕の自分勝手を

フル稼働して

残りの福をもらう

残りの福をもらう


マルコ・ポーロも

ドン・キホーテも

リンドバーグも

ポルコ・ロッソも

ダイバダッタも

果心居士も

達磨大師も

マグマ大使も

荒れ狂った風の中を

ひるみながら

よろけながら

笑い合ったり

小突き合ったり

せめぎ合ったり

支え合ったり

君と僕は君と僕で

自分勝手を

自由行使して

ゆく



マシス




ちなみに上で歌ってると、こちらは堤防を走る車の運転手から丸見えで、車が堤防を走って来るたびにちょっと気恥ずかしい気になりましたが、開き直って歌ってました。

思いがけず楽しかったので、また涼しい時に歌いに来たいと思いました。
記念写真の自撮りのうちの一枚。堤防を睨んでます。



マシス