昨夜2024年5月18(土)、奇数月の第三土曜日恒例、袋井市のライブ喫茶マムゼルにて、第190回フリーダムフォーク集会が開催されました。
190回です。奇数月開催の年6回ペースで、コツコツと続けて190回目の夜、たくさんの皆さんに参加していただいました。ありがとうございました。

僕が初めてフリーダムで歌わせてもらったのが1996年で、そこからだって28年経ってます。その前からやってますからね。フリーダム最初期を知る常連メンバーは少なくなったけど、今でも時々遊びに来てくれて歌ってくれてるのがありがたく、嬉しいことです。

マムゼルのマスターいつもいつもありがとうございます。お店とお客様あってこそのフリーダムフォーク集会。これからもよろしくお願いします。ほどほどに、あんまり気負わず、決して無理をせず、ゆるゆるフワフワと続けていきます。


この夜の一次会の演者さんは以下の通り。

【内山英哉】

内山さんは二次会で前回出てくれて、一次会はこの夜が初登場。MCでステージで緊張しない術を客席の皆に伝授(?)しつつ、一曲目の「なんとなくなんとなく」から手拍子があがって盛り上がりました。持参した譜面台に手製のセットリストをめくりながらのステージはとても良いアイデアですね。写真は「どうしてこんなに悲しいんだろう」演奏中。


【美結】
こちらもフリーダム初登場の美結さん。静岡県のすべての市町村でライブをする、というミッションをご自身に課して遂行中。そして袋井市でのライブをこの日達成したとか。真摯な楽曲と歌声、チャーミングな人柄に、この夜ステージを観たみんなファンになったんじゃないかしら。終演後も多くの人に囲まれてました。

【てぃあーず】
てぃあーずは、190回フリーダムは出るぞ、と意気込んでエントリーしてくださいました。やっこさんヴォーカルで「17才」「いのちの歌」「風のメロディ」を演って、最後は戸倉近に捧げるかの「お前が大きくなった時」を大石さんが涙ながらの熱唱。聴いているこちらもグッときました。

【ガルーダ】
前回は二次会でフリーダム初参加してくれたガルーダのお二方が、この夜は一次会に初登場。「コーヒールンバ」から始まり、みゆきの「わかれうた」、センチの「雨はいつか」と幅広いジャンルから選曲が楽しい。ラストの「月の明かり」は痺れた。惚れ惚れするような二人の見事な歌声と演奏にみんな聴き入っていました。

一次会が終わり、休憩を挟んでここから二次会です。二次会出演者は以下、お名前とお写真のみ紹介。

【砂風金】

【HASSY(H2T2のHの二人)】

【木野】

【NOBU】

【藤原コータ】

【せーちゃん】

【カーテンレイザー】

【マシス】

二次会総勢9組!当日の体調不良のキャンセルがあってもこの盛況。ありがたいことです。後半で遅い時間の出番になっちゃった方ごめんなさい。

この夜は開始前に、先月お亡くなりになった戸倉近さんを偲んで、皆さんと一緒に黙祷をしました。僕が2018年に主催を引き継ぐまで、近さんは長きに渡ってフリーダムフォーク集会の主催者として頑張ってくれました。黙祷から始まるのは初のことですが、そこは追悼の意でやらせてもらって。そしてイベントは通常運転で楽しく、近さんがあちらで悔しがるくらい賑やかにやってやろうとご挨拶しました。

実際、お客様も演者さんも大勢集まって、賑やかに開催できました。でも、黙祷の後は歌いにくいですよね。やってみて思った。この日だけは特別と平にご容赦くださいね。

途中でフリーダム立ち上げメンバーの戸倉よしひろさんが久しぶりに顔を出してくれて嬉しかったな。歌ってってくれたらいいのに。また次にね。


次回のフリーダムフォーク集会は7月20日(土)です。奇数月第三土曜日にマムゼルでまた皆さんとお会いできますように。まだ来たことない方も、面白そう、と思ったらフラッとお寄りくださいね。よろしくお願いします。

この夜のマムゼルからのお土産。小室等はマスターからお下がり(嬉しい)。もう一枚は美結さん(嬉しい)。



マシス

まず先にイベントの告知をさせてください。今週末、5月18日に袋井市のライブ喫茶マムゼルにて奇数月恒例、フリーダムフォーク集会が開催されます。

第190回フリーダムフォーク集会 

【日時】2024年5月18 日(土)

     19時半開演 

【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1

 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/ 

【料金】music charge 500円 

【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・てぃあーず

・美結

・内山英哉

・ガルーダ


 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 



一次会の皆さんよろしくお願いします!二次会の飛び入りも現在たくさん参加希望をいただいてありがたいです。遅い時間になったらごめんなさいね。翌日が早い人はなるべく順番を考慮するので仰ってください。よろしくお願いします!今回は僕も二次会で少し歌いたいと思ってます。



前の日記で書きましたが、アナログレコードで聴くと、びっくりするほど音楽が楽しい、と、この歳になってようやく知りまして、いろいろなアルバムをレコードであらためて聴いてみたいぞ、と思い始めました。

そして先日の日曜日、東山ガレージで最近レコードやCDを持ち込みでかけて楽しめるというので、CDを棚からひと掴みして、遊びに行って来ました。
こういうイベント、マムゼルでもやってたな。下尾が先日告知をくれたけど(8月12日)、オープンマイクもあったりして、内容詳細がよくわからない。これまで行ったことなかったけど、どんな感じかしら。きっと面白いのだろうな。

東山ガレージは家から近いってのが嬉しいのです。家族にも、何かあったらすぐ帰るからねー、と言って出て来れる距離が、出不精な僕には実にありがたい。

マムゼルのフリーダムも、こんなに長く足繁く通えた理由って、楽しいのはもちろん、お店が僕ん家から近かったってことが大きいかも。
ハルノオトさん第一声、《ごめん、中で少し遊んで(待って)て》。この日は夜から大雨の予報で、せっせとガレージの外壁の補強に勤しんでおられました。大変だ。

戻ってきたハルさんに珈琲を注文。珈琲を飲みながら二人、気兼ねなしにレコード鑑賞。ガレージにずっとドアーズのセカンドが飾ってあったので、僕がそれを聴きたいとリクエスト。

『まぼろしの世界』ドアーズ。音でけぇ。ブリブリ鳴る中音域の迫力。家ではこんなに大きな音で聴いたことないので、ウワーって思った。

ハルさんが《配信の音源と聴き比べてみない?》と言って、配信で同じ曲を同じスピーカー流して聴き比べてみる。おお、違う。正直こちらの方が僕は耳馴染みある音。レコードと比べて雑味をぜんぶ取っ払った感じというのか。

さらに、屋外で聴いたらどうだろう、と、ガレージ外に椅子を出して聴いてみた。爽やかな日曜の午後の空とドアーズ。似合わない。違和感というか異物感がありましたね。なんで俺達ドアーズ聴いてんだ、と思えてきて笑えました。

そんな中でも「音楽が終わったら」は格好良かった。僕は「ジ・エンド」は長ぇなって思うけど「音楽が終わったら」は長くても聴けちゃうのが不思議。


僕が大きなスピーカーで聴きたくて持ってきたCDをかけてもらいました。
スティーヴ・ウィンウッドのライブアルバム。これはもともと好きなのですが、大音量で一曲目の「アイム・ア・マン」が始まるとコレコレ!って感じ。ハモンドオルガンがブイブイ唸ってスティーヴのソウルフルな声がゴキゲンです。

この後はハルさんがシカゴの『Ⅵ』をセレクト。かけておきながら、なんでこのアルバムを持ってるんだろう?とハルさん。Ⅵは僕、初めて聴いた。シカゴ良い。

そして《夏はボサ・ノヴァ聴きたくなる》とセルジオ・メンデスをかけてくれました。アントニオ・カルロス・ジョビンを探して行方不明。


終盤になると雑談雑談雑談。おカタイことを喋ってしまって、ハルさん困ってたかしら。もっとくだらない馬鹿話だけにしとけば良かった。今度行ったらそうしよう。

余談。その雑談の中で、◯◯ってお店知ってる?あそこの二階で中古レコードが100円で売ってるよ、とハルさんに教えてもらって、何!!と思い、早速翌日の月曜に寄ってみたら、ハルさんがいた。笑いました。雨でお仕事がお休みになったとか。二人でしばらく無言でレコードを漁りました。


7月には浜松の屋外イベント、ZAZAシティ浜松中央広場で歌わせてもらいます。

先の話ですが、こちらもよろしくどうぞ。お立ち寄りくださいね。


マシス

人生初、自分用のレコードプレイヤーを買ってきました。これで連休中にレコード聴いてみよう、と数日前より企んでて、今日、ようやく箱から出してみたのです。

アナログレコードに関しては、もう絶対《ハマると沼》、と確信していたので、これは老後の楽しみに取っておこうとすら思ってたのです。けど、昨年暮れのマムゼルの忘年会で、マスターより《これ、お歳暮の代わり》とLPで『灯ともし頃』(/ 浅川マキ)を頂いてしまって、これは本格的にプレイヤー欲しいぞと、ずっと心揺れていました。

で、今年の三月になって、一年間苦しんで苦しんだ町内会の役職が二つ任期を終了して、役員手当がポンポンと入ったので、ヨシ自分へのご褒美に、と購入に踏み切ってやったのでした。



定価は17,000円くらいか。店頭価格ですごく割引されてて、そこからポイント使ってさらに安くなって、一万円ちょっとで買えた。初心者なので安いモノで十分なのです。安いは正義。

今日は一日雨なので、おうちでのんびりレコード。
いざ開封の儀。

開けるのにすごく緊張しました。なにせ触ったことないから。

果たして鳴らせるのか。レコードに針を落とすなんて、中学校の音楽の授業以来。アームを持つ手が緊張します。

最初の一枚はシングル盤から。
「Wonderland」(「シュガータイム」のB面)佐野元春。当時はとにかくこのレア曲が聴きた過ぎて、レンタル落ちのSPレコードを当時100円で買ったのです。友人にカセットテープにダビングを頼んだっけ。

ちなみに、いきなり回転数を間違えた。なんせ初心者だから。でもちゃんと音が出た。良かった。

「ストレンジデイズ」佐野元春 with THE HEARTLAND

「SEASON IN THE SUN」佐野元春 with THE HEARTLAND

「WILD HEART」佐野元春 with THE HEARTLAND

上の三枚は元春のレーベル、エムズファクトリーからのシングル3連弾。これらもやはりカップリングの「アンジェリーナ(SLOW VERSION)」、「LOOKING FOR FIGHT」、「SHADOWS OF THE STREET」の三曲が当時はCD化されてなくて、それを聴くために友&愛のレンタル落ちを100円で購入。こちらも友人にカセットテープへダビング依頼して、CDシングルのカップリングと合わせてB面集を作って聴いてました。
(後年、『MOTO SINGLES』で上の4曲すべてCD音源化されました)

シングルの次は、アルバム鑑賞。
『イノセント・マン』ビリー・ジョエル。これは30年ほど前に、友達の市川くんが僕にいきなりプレゼントしてくれたものです。いやいや、ウチじゃレコード聴けないってゆってるのに、それに『イノセント・マン』は僕、CDで持ってるのに。なんでワザワザこれをくれたのか意味がわかんない。変なヤツでした。

その頃、男友達が大勢でしょっちゅう僕の部屋へ遊びに来ていて、市川くんがある日LP持って来て《部屋の壁にかければインテリアとして良いから》と置いてって。で、本当に今まで壁に飾ってあったのです。だから今回、三十数年ぶりにようやく音が聴けた。

当の市川くん、若くして亡くなってしまったので、なぜあのタイミングでこのLPをくれたかはもう知る術もありません。おそらくパチンコの景品だったとか、真相はそんなとこだと思う。ちゃんと聴いたからね。
それにしても、レコードを聴くのって楽しい。別に今ビリー・ジョエルが聴きたいって気分でもないのに、いざ音が鳴ったら、なんか良いぞ!?、と。

いや違う、『イノセント・マン』が名盤というのは当然で、それと別に、なんていうか、音楽を聴くってこういう感じだった、と思い出して、懐かしい気持ちになったのです。

そう、昔は音楽を聴く時って、こうだった!あの頃って音楽を聴くとこういう気持ちになったじゃん!という感覚が、レコード聴いてマザマザと蘇ってきた。まさか令和の今、この歳になってまだ自分が音楽を聴いてこんな気持ちになれるとは、とシミジミ高揚して、静かにバクバクと興奮しました。そうか、レコード聴けばこんな気持ちにいつでもなれんのか。


最後の一枚は、真打ち登場。浅川マキ。
『灯ともし頃』浅川マキ。このアルバムのCDが高騰しすぎて、ぜんっぜん手に入らなくて、欲しすぎて悶々としてた頃がすでに懐かしい。


すでに二周目に入った『灯ともし頃』のB面、「センチメンタル・ジャーニー」が歌い出しからたまらない。エンディングの近藤等則のトランペットのカッコイイこと。A面「それはスポットライトではない」のコーラス、つのだ☆ひろの歌声のソウルフルなことも格別。
そんなわけで、子供の頃よりずっとレコードプレイヤーと縁のない家庭に育ったマシスも、54歳にして初めて、自分の部屋でレコードに針を落とすという経験をしました。アナログレコード童貞の卒業。これから中古レコード屋に行く時、確実にレコードが買いたくなることでしょう。


余談ですが、僕の思う《老後の楽しみにやりたいことリスト》は、

・アナログレコードを自宅で聴いて楽しむ
・まだ観たことない映画を片っ端から観る
・クラシック音楽を楽しめるようになる
・ジャズを楽しめるようになる
・絵を描く
・旅行に行く
・ライブをいっぱい観る
・舞台観劇

↑上記のリストは、仕事をリタイアしてからジックリやれたらいいな、と思ってる趣味一覧。そんなのすぐやればいいじゃん、と思われるでしょうが、今だけでも
・音楽を聴く
・歌を作る
・作った歌を歌う
、それに加えて読書、その他の趣味諸々、などとやってると、モウ休みの時間がぜんぜん足りない現状。

でも、老後の楽しみなんて、悠長なこと言ってたら、先のことは何があるかわかんないし、やれそうな機会が巡ってきたら即やってしまおう、と思うようになりました。アナログレコード良かったですよ。老後の楽しみだったはずの夢が一つ叶いました。


(レコード店ウーマラマの話、一度は書きましたが長くなったので別日記に分割します)




4月28日(日)、前日記で書いた音楽食堂Mのイベントで歌わせてもらって、家に向かう帰りがてら、袋井市三川地区の東山ガレージへ寄って来ました。
ハルノオトさんのイベント《IN THE LIGHT 2》です。17時開演だったので、オープニングはどうしても間に合わないけど後半は観れるだろうと思って。せっかく珍しくも自由時間な一日、イベントのはしごを試みました。
《IN THE LIGHT》名義のイベントの第二回。第一回目は観れてないけど、こでんさんとハルさんの化学反応は如何なものか。

この日の出演者は、ハルノオト、いなかのすたじお、中西こでん、の三組。


僕が会場に着いた時、いなかのすたじおの演奏中でした。
ほんだみるさんの弾き語りにタカラショウ君がベースで参加して《ほんだバンド》すなわち、いなかのすたじお、とのことです。タカラショウくんの書き下ろしたオリジナルナンバーがカッコイイ。なによりほんださんの歌がカッコイイ。


なお、この日の一番手は中西こでんさんだったらしい。《ここへ来たら急に一番で歌いたくなった》と一番手に名乗り出たとのこと。陽光の下、中西こでんの歌、それは観れなくて残念。遅れて来たのだから仕方ない。


つるべ落としの夕陽。

とっぷりと暮れて良い雰囲気の中、ハルノオト登場。
異空間へようこそ。ハルさんのそのギターの不思議なコードの響きは、自分の知ってる日常の境界線をぼやかしてしまうかのよう。演奏を聴いてると、この場所で鳴らされるための音楽が今まさに完成されていくのを観てるのだ、とボーっと思わされます。歌と、環境と、逢魔時の魔法。IN THE LIGHT。

《本当は僕が一番手に歌うはずだったのに》とハルさんが照れたようにお喋りを挟むと、そこでフッとみんな我に返って気が緩む。ハルさんならではの、ゆったりしたイベントの締めくくりでした。


よかったらステージで遊んでいって、とのハルさんの言葉に、この後はオープンマイク。
タカラショウくんはバンドで演奏した歌をセルフカバーで披露。

ほんだみるさんはカネコアヤノのナンバーを。こでんさんのリクエスト曲でした。

マシスもギターを借りて、二曲だけ歌わせてもらいました。写真はなし。マシスの歌の薄暗さが良い、とほんだみるさんが感想をくれました。やった。

俺もカネコアヤノ歌いたくなった、とまさかのカバー曲。中西こでんがマタなんて柔らかい声を出すのか。そして僕のリクエストで「射る夜」。こちらは獣の咆哮。大団円にふさわしい熱唱でした。

天気に助けられた、というハルさん。本当に良い天気でなにより。この後も皆、いつまでも夜空の下で珈琲を飲みながら、ダラダラと雑談に興じました。ダラダラと腰が重くなるのはこの場所の磁場のせいか。こういうのは心の休養時間。楽しませていただきました。皆さんお疲れ様でした。

こでん通信と、お客様(山川高史さん)のフライヤー


余談ですが、僕、東山ガレージのイベントでいつも美味しい食べ物を提供してくれる《音の駅》のお嬢さんが、ほんださんと気づかず、これまでカレーを食ってた。ビックリ。

以前にハルノオト企画の作り人にも出てたのを観てたのに、気づいてなかった。失礼しました。


今日は草刈りを少し頑張って、あとはゴロゴロ。先日ウーマラマで買ったインディーズCDを聴いてました。ウーマラマの話はまた次の日記で。


草刈り中、頭上の高ーい所で藤の花がぶら下がってました。



マシス
連休に入りました。僕の連休の歌予定(マシスが歌う予定)は、これひとつだけ、たっくんのMライブ vol.2《ソロアーティストライブ》に、昨日のことですがお呼ばれして来ました。

4月28日(日)、外を歩くと汗ばむほど良い日和でした。

たっくんはこれまでにマムゼルのフリーダムフォーク集会にも何度も遊びに来てくださって、今回は《ソロアーティストライブ》という、ご自身の企画イベントにマシスをお誘い頂いて嬉しい。

この日の演者さんは、やはりフリーダムでお馴染みの方だったり、今回初めてお会いする方、大変お久しぶりにご一緒する方と、いろんな人が一同に介しました。たっくん人脈です。


以下、この日の出演者の写真です。マシスの写真はパンゲアーノさんの投稿より頂きました

【たっくん】
河島英五「てんびんばかり」の迫力!

【ASIA】
愛の歌、をテーマにした選曲で。

【カーテンレイザー】
ダニーボーイから童謡、オリジナル曲まで。

【イソジン】
「ランナウェイ」盛り上がりました!

【おじさん】
素晴らしい声。「二俣居酒屋ルンバ」!

【パンゲアーノ】
ヒット曲を次から次へと矢継ぎ早に演奏。いったい何曲演奏したんだろう。

【マシス】
自作歌を二曲、カバー三曲を歌いました。


この日の演者の皆さん、僕よりもお兄さんばかりでしたが、とても楽しそうに演奏されてたのが良かった。ギター弾いて歌うのって楽しいねー、っていう、音楽の原初の楽しさを思い出させてもらいました。

例えば他のイベント、オリジナルパフォーマーの鬼気迫る演奏を浴びせ合うようなイベントとか、それはもちろん興奮しますけど、こういうイベントがその手のと比べて優劣をつけられるとは思わない。《どうだ上手いだろう自慢》や《凄いだろう自慢》でなく、一生懸命ギターを弾いて好きな歌を楽しそうに歌う姿ってのは観ていて気持ちが良いです。緊張で手が震えてらっしゃる姿ですらグッときてしまう。

マシス自身は普段、自分歌を歌うことが多く、この日もそのつもりでしたが、皆さんが好きな歌を嬉しそうに演奏する様子を観て、選曲を替えました。僕も自分が昔好きだった歌を歌いたくなって、アリス、さだまさし、友部正人と思いつくまま演らせて頂きました。それこそ自分が学生時代に、自室でギターをポロポロ弾いていた頃を思い出して。楽しかったですよ。

たっくんの演奏中だけPA卓へお手伝い。

皆さんお疲れ様でした。たっくんありがとうございました!


Mを後にして、そのまま車を袋井市三川へ。東山ガレージでのイベントへ遊びに向かいました。そちらの模様は次の日記で書こうと思います。



唐突に私事ですが今日、4月29日は僕と連れ合いの結婚記念日です。毎年、特に花も石も買いませんが、お外でご飯くらい食べましよう、ということで、浜北にあるガレットを食べれるというお店へランチに行って来ました。
浜北よりの浜松にある《アヴスウェ》というお店です。
ガレットはそば粉で作るクレープのような食べ物だそうで。初めて食べたけど美味しかったです。結構ボリュームあってお腹いっぱいになった。連れ合いと娘の提案で知ったお店ですが、割と近いし、これはまた行きたい。別のメニューも美味そうでしたので、食べてみたくなりました。

↓アヴスウェの詳細

ちなみに昨年は僕の提案で、初めて浜松の《猫の手》でカレーを食べてきましたっけ。あれからもう一年経ったか。月日の過ぎるのは早くてビックリですね。



マシス

土曜日の朝に夜勤を終えて朝帰り、そして翌日の日曜日に夕方から準夜勤へ出勤と、休んだかなんだかよくわかんない週末でした。短くても、せっかくの休みなので、ただ寝て終わるのも味気無いしツマラナイ。

こういう時、いつもなら本屋かCD屋をちょこっとのぞいて息抜きを敢行するのですが、SNSでハルノオトさんがガレージ開けてるのを知り、小雨パラつく日曜日の出勤前、東山ガレージへ寄って来ました。
飲み物のメニューにチャイが加わってたので、さっそく淹れて頂きました。美味かった。
草刈りしてたんだよ、とハルさん。自然に囲まれてると管理は大変。
なにか聴く?リクエストがあれば、とハルノオトさん。おお、何にしよう。そういえばハルさんはここで作業しながらクラシックを聴いてるとSNSに書いてたのを思い出し、じゃあクラシックでなんかエモいやつ、とリクエスト。

シベリウスかなー、とハルさんが言ってる隣でクラシック初心者の僕が、僕はベタなのしか知らない、ドボルザークの新世界とか、とポロッと言うと、では新世界の第1楽章!と仰った。


これは『わが青春のアルカディア』という映画(おおキャプテン・ハーロック!)の冒頭のシーンで使われてる、とハル解説を受けながら、ドボルザーク新世界から第1楽章を一緒に鑑賞。

カッコええ。初心者の耳にも非常にわかりやすくドラマチックな音楽です。本当に映画のサントラみたいじゃん、と思った。冒頭のテーマに向かう途中で弦と管がバンッバンッと決めるところ(1:30辺りから)、雪山で吹雪に翻弄されてゆく人の絵が浮かぶ(僕個人の感想)。この音楽に合わせてパントマイムをすればまんま舞台が出来そう。

新世界は有名な第2楽章(「家路」遠き山に陽は落ちて)、それと第4楽章が印象的で、第1楽章ってどんなんだっけ、と一瞬思ったけど、思い出しました。確かにCDで聴いたことあった、僕。

鳴ってる間、ハルノオトさんがドボルザークがどういう人か、どういう背景でこの曲が作曲されたか話してくれました。講談師のごとくスラスラと名調子で、これだけ思い入れを込めて音楽を聴いてるのだな、と、そこにも感動しました。

スメタナの生い立ちや背景を知ると、モルダウ聴いて泣けてくるんだよー、というハルさん。僕もハルさんも普段は決して大声でパーパー喋るタイプでないけど、こと音楽話は雄弁になります。止まらない止まらない。

眼の前は田園風景、雨の音、チャイの湯気と香り、こういうシチュエーションで音楽を鳴らせば、何を聴いても面白いに違いない。なにより音楽仲間と《これ聴こうよ、良いでしょ!》とダベる時間は至宝。べらぼうに楽しい。

いろいろとまた聴きにきてみたい。せっかくなら知らない音楽がいい。僕はクラシックは普段聴かないので、クラシックが好きな同世代の友人に教われる良い機会でした。


東山ガレージは袋井市の三川にある手作りイベントスペースで、ハルノオトさんが管理しています。ハルノオトさんが居る時は珈琲も飲ませてくれます(ハルさんがいない時は閉まってます)。


もっとも近い東山ガレージのイベントがこちら。


同じ日(4月28日)、僕は音楽食堂Mにおります。僕も一生懸命楽しんできます。
たっくん 14:00~14:30 
ASIA 14:30~15:00 
カーテンレーザー 15:00~15:30 
イソジン 15:30~16:00 
おじさん 16:00~16:30 
パンゲアーノ 16:30~17:00 
マシス 17:00~17:30


一曲、さだまさしを歌うつもりです。前回にMで歌った時、マスターと話題にした一曲があるのです。


Mが終わって、帰り道に東山ガレージへ寄ってみよう。開演には間に合わないけども、多分まだ終わってないでしょう。


そして、5月のフリーダムフォーク集会のお知らせです。
第190回フリーダムフォーク集会 

【日時】2024年5月18 日(土)

     19時半開演 

【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1

 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/ 

【料金】music charge 500円 

【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・てぃあーず

・美結

・内山英哉

・ガルーダ


 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 



一次会の皆さんよろしくお願いします!二次会の参加も是非よろしくお願いします!今回は僕も二次会で少し歌いたいと思ってます。




そしてそして、先の話ですが7月15日の海の日に、マシスは浜松の街中の屋外イベントにお誘いをいただきました。娘もお誘いをいただき、親子で浜松へ行く予定。そちらもどうぞよろしく。詳細は後日お知らせします。






マシス


ずいぶん前のこと、僕の知り合いの音楽仲間がとあるフォークソングのイベントに初めてお呼ばれした時、《フォークのイベントなのでフォークソングを必ず歌ってください》と主催側より言われたそうです。フォークソングって何?と思ってたら、常連の出演者がユーミンや太田裕美を歌ってて、え?って思ったとか。

日本のフォークの定義って、どうもフワッとしていて、これこそがフォーク!と言い切れないところがあります(何がロックかの定義もしかり)。仲間うちでも話したことありますが、さだまさしはフォークか?と聞くと、さだまさしはニューミュージックでグレープはフォークだと思う、とか言われて、結局よくわからなかった。難しいですね。


先日、なぎら健壱著「日本フォーク私的大全」(ちくま文庫)を読了。これ、素晴らしく面白かった。フォークソングって何?という疑問に、これまでぼんやりと考えてた僕なりの答えはあるのですが、この本はそれを補強してくれた思いがあります。

なぎら健壱は自身がフォークシンガーであると同時に、日本で起こったフォークソングのムーブメントにリアルタイムで熱狂した若者として、時にはプロ目線、時にはファン目線の両方の視点でフォークについて本書で語っています。時代の目撃者として大変優れた記録となってます。

高石友也、岡林信康から始まり、西岡たかし、高田渡、遠藤賢司、加川良、吉田拓郎、泉谷しげる、RCサクセション、井上陽水などなどを章タイトルに、時にはステージの裏側を面白おかしく喋って、先輩を、そして戦友の姿を実に冷静な視点で観察、分析し、評価し、エールを送っています。

章タイトルになくても、僕の大好きな早川義夫や友部正人も出てきたのは嬉しかった。なぎら健壱にとって仲の良かった人はエピソードに事欠かないので、人によって筆の分量が違うみたい。もんたよしのりの章があるのはフォークの本として意外でした。

とにかく、日本のフォークソングという音楽に対して、こんなにリアルな記述はこれまでちょっと読んだことない。文章からあの時代の空気の匂いまで感じられるようです。読んであたかも自分がその場に居たかのように、当時の青年たちの息苦しさを疑似体験してしまった気持ちになりました。


つくづく、自分は著者の言うところの《後の世代》なのだなと思い知らされた感もあります。リアルタイムで知れなくてちょっと残念でもあり、逆に、《これの直撃を喰らわなくて良かったなー》と心から思ったりもしました。僕は岡林に討論を吹っ掛けるファンとは一生分かり合えないし、分かり合いたいと思わない。


フォークソングって何?という疑問、リアルタイムの人たちの意見としてなぎら健壱の言葉を読み、ああなるほど、そういうものだったのね、なぎらさんにとってのフォークはそうなのね、と思った。実際に体験したからこそ掴める空気があった。読んで良かったです。

同じくちくま文庫で、早川義夫の著書「女ともだち」も見つけて、こちらも一緒に読みました。
読み物として面白くて、しかし内容が内容なので、悲しい。早川さんの文章は大好物なので、クイクイ読めてしまうのが余計に悲しい。早川さんはもう歌ってくれないのかしら。きっともう生演奏を聴けないのだな。そう思うと、この本が早川義夫の音楽のファンに向けてのサヨナラにも読めてきて、切なくなった。

ファンとしては早川さんに再び歌って欲しいのですけどね。本屋を閉めて音楽活動を再開したように、そのうち歌いたくなったら是非、と思ってたけど、でも、この本を読むと、ないのだろうなぁ。恋することが音楽の動機だなんて、そんなん、野郎のファンが何も言えないじゃん。

最近になって早川さん、Xで自身の関連記事にリポストまめにされてるので、お元気なのだと思う。お元気なら良いです。

余談。名古屋で早川さんの生演奏を聴いた時、終演後に早川さんと少しお話させてもらったことがあります。僕は早川さんが好きすぎて、自分も歌を作ってますが、とても早川さんに聴かせる勇気はない、などと早口に伝えたら、早川さんは訝しげな顔をされてましたっけ。


読んだ本のついで、西條奈加のデビュー作「金春屋ゴメス」が大変面白かった。いま続編の「芥子の花」を読み始めてますが、続編がさらに面白い。西條奈加って初めて読んだけど面白いですね。


 


 



以下、マシスの歌予定の告知をさせてください。



4月28日。14時00から音楽食堂Mさんでソロアーティストライブのイベントに出演させてもらいます。

たっくん企画は初。お誘いありがとうございます。よろしくお願いします。


そして、5月のフリーダムフォーク集会のお知らせです。

第190回フリーダムフォーク集会 

【日時】2024年5月18 日(土)

     19時半開演 

【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1

 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/ 

【料金】music charge 500円 

【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・てぃあーず

・美結

・内山英哉

・ガルーダ


 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 



一次会の皆さんよろしくお願いします!二次会の参加も是非よろしくお願いします!今回は僕も二次会で少し歌いたいと思ってます。




そしてそして、先の話ですが7月15日の海の日に、マシスは浜松の街中の屋外イベントにお誘いをいただきました。娘もお誘いをいただき、親子で浜松へ行く予定。そちらもどうぞよろしく。詳細は後日お知らせします。






マシス

4月7日(日)、藤原コータ君のお誘いで、舞阪町の弁天島にあるマルガリータというお店に行って来ました。
静岡と愛知のミュージシャンが揃ったイベントです。コータ君お誘いありがとうございます。


よく晴れた日曜日、国道を車で飛ばして弁天島へ。弁天島に来るなんていつ以来だろう。

いきなり見える風景が懐かしい。こちらはドライブスポットなので、その昔免許取ったばかりの頃、友人と大勢でドライブに来たものです。駐車場から弁天島の名物、海に浮かぶ鳥居が見えて、思わず写真をパシャリ。


そして、初めて訪れるLIVE & DISCO MARGRITAに到着。




マルガリータでのオリジナルソングのイベントでは、みっこちゃんがよく出演していたと聞いてました。似顔絵のフライヤーを見つけて実感。僕もようやく来れたよー、と心の中で挨拶。


以下、出演者の写真。不参加となった愛知のシライさんを除いて全11組。

①松井3rdguitar(左上)②パピリオ山下(右上)③acco(左下)④マシス(右下)

⑤鈴木健太郎(左上)⑥ツネカワツネオ(右上)⑦Out Of The Blue(左下)⑧ゆき(右下)

⑨よっクンロール(上)⑩良太タングステン(中)⑪藤原コータ(下)

終わった後に集合写真。お客さんも一緒に!

全11組、一人一人の感想を言うのが追いつかない。今回は皆さんがオリジナルソングを演奏されて、見事にそれぞれ個性バラバラで、観応えありました。初めてステージを観る方も、歌さえ聴けば、どんな言葉より饒舌にその人の自己紹介が伝わってくるもので。こんな人がいたのか!、と何回も驚き、大いに楽しみました。

僕、マシスも目一杯楽しく演奏(自己紹介)させてもらいました。演奏後にたくさんの方より感想のお声掛けをいただけて嬉しかったです。聴いてくださった皆さん、ありがとうございました。

名物のお好み焼きも食べました。ソースが濃ゆくて美味かった。


4月の次の歌予定は4月28日。14時00から音楽食堂Mさんでソロアーティストライブのイベントに出演させてもらいます。

たっくん企画は初。お誘いありがとうございます。よろしくお願いします。


葬送のフリーレンのTVアニメが終わり、いよいよ今週からUnnamed Memoryが始まります。


原作小説のファンなのでマンガも読んでます。TVアニメも楽しみです。

 


 



マシス




去る2024年4月2日、フリーダムフォーク集会の前主催者、楽人さんこと戸倉近さんがお亡くなりになりました。昨夜4月4日、お通夜にお別れに行って来ました。葬儀場に着くと、知り合いのミュージシャンが沢山集まってくれていました。

棺の横には近さんの5弦ベース、トレードマークの帽子、それにビートルズ、クラプトン、ボウイ、ディラン、ポールといった好きなミュージシャンのLPがぐるっと飾られてあって、ああ、近さんらしいと思いました。

僕が焼香をした時にはちょうどビートルズの「I want you」が式場に流れていました。









《ねぇねぇ、〇〇の新譜、聴いた?》

《ビートルズの〇〇、買っちゃった。これが良いんだよー》

そんな近さんのボソボソ声が今も聴こえてくるようです。

近さんとは本っ当に音楽の話しかしなかった。音楽以外の世間話を近さんとした記憶がない。会ったばかり頃はほとんど話したことがなくて、なんて無愛想な人かという印象でしたが、音楽の話が通じるとわかった途端、滝のように喋ってきた。一旦ふところに入れてもらうと、饒舌で人懐っこくて、ずいぶん年下の僕にもぜんぜん偉ぶることのない優しい人でした。

そのくせ妙に頑固で、好き嫌いはハッキリしていて、やりたくないことはしたくない、自分のポリシーは決して曲げたくないって言っちゃうので、偏屈といえば偏屈。子供っぽいっていえば子供。でも優しいので、ブツブツ言いながらも頼まれ事を引き受けちゃう。マァ世渡りが不器用そうだなーって思ったものでした。

(世渡りが器用な人の作る音楽なんて面白みがなかろう、と思うのも僕の偏見)

近さんは楽人の名前でギターの弾き語りをして、オリジナル曲も作ったりしてたけれど、本当はバンドでベースを思いっきり弾きたかったと思う。誰かの後ろでベースを弾く近さんはそれは楽しそうでした。バンドが動かない時の近さんはやはり元気がなく見えました。


一度僕に、(今度マシスのとなりで)ベース弾かせて、と言ってくれたことがあったけど、その時は断ってしまったのです。近さんに限らず、マシスが誰かと一緒にグループをやるイメージがその時は湧かなかったので、ごめんなさいしたけど(僕も偏屈でした)、そんなの関係なく、遊びでやってみればよかった。よしやすさんも加えて、スリーピースバンドなんて、きっと楽しかったろうに。


シャイな近さんは人の先頭に立ってグイグイ周囲を引っ張っていくタイプではなかったけど、2017年まで訥々とフリーダムフォーク集会の主催者をずっとやってきてくれて、それは自分のイベント《フリーダムフォーク集会》への愛情ゆえだと思う。

まぁ、当日の本場直前まで出演者が確定してない!なんてこともよくあったけど、そんな近さんの緩ぅい段取りこそがフリーダムで、みんな楽しく長年参加させてもらって来たのです。近さんですらやってくれてたんだから、僕だって少ない社交性を駆使してやらなきゃって思う。

2017年に僕がフリーダムの段取りを引き継いで、近さんにはさあこれから、と、もっともっとフリーダムで遊んでいってもらいたかった。予告なしにフラッと来て、《あー!近さんじゃん何してたよ久しぶり!》と驚かせて欲しかった。マシスがちゃんとフリーダムやってるか見ててもらいたかった。本当に、ずっと見ててもらわなきゃ困るのに、フリーダムをほっぽって置いてかれたような気分。

コロナになって、ぜんぜん会えてなくて、入院したと聞いてもお見舞いにも行けなかった。いや、病室で近さんに会いたくなかった、という気持ちも正直なところ。前の入院の時だって元気に帰って来たし、なんとなくまたフリーダムフォーク集会で会えると思ってた。

近さん、昨年のビートルズの新曲、聴けました?あれはアリですか?僕はあんまビートルズ聴いてる気がしなかったけど、近さんどう思った?

ストーンズの新譜、あれ最高じゃない?最高ですよ。人間いくつになってもロックンロールできるんですよ。


マムゼルで誰かがビートルズを歌いだせば、近さんは断りもなくまたベース掴んで飛び入りしてくれると思う。これからもそんな気がします。


フリーダムフォーク集会はメソメソせず、楽しくやるよ。


マシス
少し前にエリック・カルメンがお亡くなりになったニュースを知って、ここんとこしばらくエリック・カルメンのベストアルバムを聴いています。夜勤で帰宅してから寝る前に聴く最近の密かな楽しみです。
僕はエリック・カルメン、それこそ有名な「オール・バイ・マイセルフ」しか知らなかったニワカなリスナーで、このベストアルバム一枚しか聴いてきてません。エリック・カルメンって、恥ずかしながら歌声が僕はどうにも覚えられなくて、どこかで仮に流れて来ても《あ、エリック・カルメンだ》と気付けないと思う。その程度なのです。

尋常じゃなく素晴らしいメロディメイカーで、「オール・バイ・マイセルフ」以外も格好良い曲がいっぱいあるのですが、どうも思い入れが薄い、ってのはそういうところだと思います。でも、こうしてたまにCDを聴くと実に楽しい。聴くほどにヴォーカルもなかなかロックで格好良いじゃん、と思い始めてきました。

このCDにも入ってますが、その昔、エリック・カルメンの「雄々しき翼(BOATS AGAINST THE CURRENT)」という曲を聴いた時、あれ?この曲聴いたことある、なんだっけ?と一瞬考え込みました。

そしてすぐ、ああ、小椋佳じゃん!と思い当たった。えーエリック・カルメンの曲だったのか!とビックリしました。

「流されはしなかった」小椋佳。これ、大好き。男泣きしますよ。初めて聴いた時はそれは感動したものでした。メロディの抑揚に対して、語り言葉で紡がれた歌詞の構築がもう、職人技、お見事、と膝を打ちたくなる。メロディ先でよくぞこの歌詞が書けた。いまでも聴く度に鳥肌が立つ。素晴らしいです。

小椋佳はエリック・カルメンのこのメロディに惚れ込んで、自分でも歌いたくて日本語歌詞を付けたそうです。小椋佳のエッセイ(インタビュー)を読むと、この歌をレコーディングする許可をエリックにもらった際、《良い歌詞を付けてくれてありがとう》とのメッセージをもらったと書いてます。良い歌詞って、日本語わからないのにね、社交辞令でしょうと笑ってたのが印象的でした。

「雄々しき翼(BOATS AGAINST THE CURRENT)」エリック・カルメン

悲しいかな、先に小椋佳の素晴らしい日本語ヴァージョンを聴いてしまったせいか、エリックのオリジナルがヤヤ地味というか、物足りない気が当初はした。ですが、あらためて聴くと当然ながら名曲、名歌唱。日本語、英語のどちらもカバーして歌ってみたくなります。

「雄々しき翼」「流されはしなかった」どちらもあまり世間に知られてない、知る人ぞ知る、に近い歌だと思いますが、聴けば誰もがいいなぁと思うのではないでしょうか。それくらいメロディが素晴らしい。個人的には「オール・バイ・マイセルフ」を超えた傑作だと思っています。

もちろん、CMソングでよく知られた「オール・バイ・マイセルフ」も名曲。この派手なサビの魅力には抗えるものじゃない。

  



 

夜勤、夜勤で、ここしばらく昼夜が逆転した生活が続いています。夜勤ばかり続くと遊びにも行けないので、世間から隔離されたような気分になってくる。こういう時こそ自分に集中。一人で集中してやっておきたいことに励みます。




以下、4月にお誘いを頂いたマシスの歌予定です。

弁天島ガチンコ祭りvol.9ソロ編
【場所】弁天島マルガリータ
【料金】1500円1ドリンク付き
【日時】2024年4月7日
12時OPEN 13時START
出演予定(敬称略) 
(静岡)
・藤原コータ
・松井幹人 
・パピリオ山下
・良太タングステン 
・ゆき
・マシス
・鈴木健太郎
・Out of the Blues

(愛知)
・ツネカワツネオ
・よっくんロール
・Acco
・シライ

マルガリータに行くのは実は初めてです。家から少し遠いのでこれまでなかなか寄れませんでしたが、一度行きたいと思ってたところへのお誘い、ありがとうございます。迷わずに着けるかしら。マシスは14時半から歌う予定です。他の演者の皆さんの演奏も楽しみです。よろしければ遊びに来てくださいね。


そしてそして、4月28日の14時00から音楽食堂Mさんでソロアーティストライブのイベントに出演させてもらいます。
先月に続いて、音楽食堂Mへ行けます。たっくん企画は初。お誘いありがとうございます。

どちらもどちらも、ご都合のつく時にお運びくださると嬉しいです。


マシス