久しぶりにガラケーでインターネットをやってました。
ここ何年か、ネットで遊ぶのにはタブレットを使い、電話やメール、ラインは携帯電話、と使い分けてましたが、先日僕のタブレットが壊れて交換器が来るまでの二日間、久しぶりにガラケーが活躍したのです。
Facebookやメッセンジャーのチェックとか、仕事の休憩中にマンガ読むとか(ネットのマンガとか吹き出しの字が小さくて難儀しました)。
もう指が操作を忘れていて手こずったけど、二日間はなんとか乗り切りました。普段使わないせいか、ガラケーの方がネットの動きが速い。充電も減らないし、ガラケー元気です。
そして、携帯には上記の使い道の他に、僕は自分の鼻歌を録音してあったりします。

外出先でメロディとか思い付いたら、忘れないように携帯に向かって鼻歌を録画しておくのです。そこらへんにある紙に譜面で書き留めることもあるけど、今はガラケーに歌う方が多いです。
で、まぁ、めったに聞き返すことはないのですけど、ガラケーに久しぶりに向かい合ったついでに聴いてみたら、意外や意外、面白かった。
たいていはメロディの断片。歌の原石の寄せ集めです。そのほとんどが思い付いたことすら忘れてしまってました。
改めて聴いてオーって思うのもあれば、どうしてこれを録っておいたんだろ、ってのもある。すでに一曲として仕上げたのもある。歌詞付きでワンフレーズ歌ってるものまであった(いい歌じゃんって思った)。素材としてなかなかバカに出来ません。
歌を作るきっかけは、僕の場合ほとんどアイデア一発勝負です。面白い変拍子とか気に入ったコード進行とか。あーこの歌はここがキモだねこれやりたくて作ったんでしょ?ってヤツ。僕はそういう風にアイデアの分りやすい歌が好きなんです。
以前にソウルフラワーユニオンの中川敬が《昔は転調をひとつ覚えたらそれで10曲作った》とインタビューで仰ってましたが、僭越ながら《わかるー》と思いました。
奥田民生もテレビで以前、《若い頃はアイデアひとつあれば曲が作れたけど、何曲も作ってくるうちに、アイデアひとつだけじゃ作ろう!とまでいかなくなる。アイデアに更にもうひとつ、出来ればふたつくらいアイデアをぶつけて、ようやく腰を上げてみようってなる》と言ってた。それもワカル。
ガラケーに録音した鼻歌も、録った時は《このフレーズには何かがある、忘れたら後悔する》と思ったから録ってたワケで。
忘れてしまうアイデアなんてその程度のものさ、って言う人もいるけど(僕も昔はそう思ってたけど)、最近は本当に忘れっぽいので、アイデアを思い付いて、腰を据えてさあ作るぞって思う頃には忘れてる。そんなことが何回も続くと、忘却に身を任せてるのがもったいなく思えて来たのですね。
そんな理由で、ここ数年はアイデアメモを取る派に転向してました。鼻歌の録音もそうですし、歌詞も思い付いたらメモる。メモっても無駄かもしれんけど、とりあえず残したい。貧乏性なので仕方ないのです。

最近のコロナの件で、職場によっては《家族も含めて人の集まるところへ行かないで》と呼び掛けてるところもあるらしい。音楽はやりたいけど、職を失う訳にはいかない、と、暖かくなるまでライブには出ない、と決めた音楽仲間の話も耳にしています。
僕の職場はまだそこまで言わないですけど、連れ合いの勤め先は学習塾なので、ちょっと前にそういうお達しがあったとか。家族として一緒に暮らしている以上、僕も何も配慮しない訳にはいかないところです。
フリーダムフォーク集会のことにしても、自分の歌予定にしても、いろいろと関係者に相談して、ご迷惑をかけることのなるべくないよう、早め早めに行動の判断をさせてもらいます。どうぞご理解ご協力のほど、お願いいたします。やれるものなら当然やりたいのです。事態の好転も楽観したいし、どうなることかまだ先は見えませんが。
もしこれで、本当に人の集まるところへの外遊びが封じられたとしても、それで僕の日常から音楽のすべてが奪われる訳じゃないし、クサッてばかりもいられません。まぁ、開き直って、自分なりのやり方を考えますよ。個人でやる分ならいっくらでも方法はあるでしょう。
それこそ家で人前で歌いたくなるような歌をシコシコ作って、来るべき《いつか》に備えるとか、何か笑って楽しめることをし続けていたいと思います。楽しみますとも。
マシス