まろんぱんのあれ -40ページ目

マンデラの名もなき看守

監督:ビレ・アウグスト
製作総指揮:カミ・ナグディ 、マイケル・ドゥナエフ 、ジミー・ドゥ・ブラバン 、スティーヴン・マーゴリス
原作:ジェームズ・グレゴリー[原作] 、ボブ・グレアム
脚本:グレッグ・ラター
音楽:ダリオ・マリアネッリ

キャスト:ジョセフ・ファインズ(ジェームズ・グレゴリー)/デニス・ヘイスバート(ネルソン・マンデラ)/ダイアン・クルーガー(グロリア・グレゴリー)パトリック・リスター(ジョルダン少佐)/etc


ストーリー
 南アフリカ初の黒人大統領になったネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバート)の半生を描いた実話を元にしたヒューマンドラマ。南アフリカのロベン島の刑務所に看守としてジェームズ・グレゴリーは赴任した。1968年当時は、アパルトヘイト政策により、黒人は差別されていた。赴任後、グレゴリーは、反政府組織の活動家のリーダーとされていたネルソン・マンデラの担当に抜擢される。その理由は、マンデラの故郷の言葉である、コーチ語が話せスパイとさせるためであった。

まろんぱんのあれ-マンデラの名もなき看守



 最初グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)は黒人差別をする普通の白人でした。幼い頃仲のよかった黒人少年バファナを思い出し、マンデラと接するうちに徐々にかわっていった。子供の頃は差別などもなく楽しく遊んでいた日々を。この映画の原題は、「GOODBY BAFANA」だったのです。この少年がキーだったのです。今回は私は、原題は想いがこもっていていいのですが、邦題の方がわかりやすくてよかったなと思いました。
 妻グロリア(ダイアン・クルーガー)は最初は夫の昇進のみを願う人種差別主義の普通の白人妻でした。それが徐々に変化していく。
 マンデラは囚人のため妻と触れ合うことができず、ある時に言う、妻には21年も触れていない、と。それでもお互いに必死に気持ちを助け合う夫婦愛。この映画の影の主人公は間違いなくこの二人の妻だと思います。

またマンデラが妻ウィニーと結婚した4年後の1962年に逮捕されてしまう。1990年に開放されるまで面会などにはきました。1994年に大統領になり、映画では語られていませんが、開放から6年後の1996年にはウィンイーと離婚をしている。38年の結婚生活でしたが27年間は囚人として囚われていた。考えさせられます。サラリーマンに例えるならば、結婚後、仕事が忙しく出張ばかり、そして会社でも社長までなり、落ち着いた頃、離婚。
 余談ですが、この離婚の2年後には、モザンビークの初大統領だった故サモラ・マシュルの妻だったダラサ・マシュルと結婚した。そう、ダラサは、異なる国の大統領夫人になった珍しい女性です。


 この映画を見ながら、マンデラは正義であって正義でない。白人に逆らうためには悪にならざるを得ない。人種差別とうい巨大な壁を倒すため、まったくの無関係な人を殺すテロリスト指示。確かに悪だとわかります。しかしそうでもしなければ、壊せなかったアパルトヘイト。そのようにまで追い詰めた白人達。逃げるようですが、この日本で生まれた私には何も答えは思い浮きません。この映画はそのあたりの情報が少なく少しばかり美化していたかなと感じました。映画の公開場所が少なかった原因としてスポンサーにアメリカが入っていないことでしょうか。ヨーロッパや南アフリカは入っておりますが、アメリカは入っていないのです。そのため、配給なども苦労したそうです。今回アメリカも黒人が大統領になり多少は変わるかもしれませんが、なんだかんだで、白人主義なのだと痛感しました。


 思う人多いと思いますが、やっぱり思います。このマンデラ役のデニス・ヘイスバート。どうがんばって見ても、パーマー大統領(24での黒人大統領)に見えちゃいます。しかし黒人大統領って珍しい設定なのに、2回も演じるってある意味すごい。そしてとてもあっています。てか、自動的に妻は、シャリー・パーマーだと頭を過ぎっておりました。あぁ怖い。あせる


 最初、原題を見たときに、グッバイバハナ(キューバの首都)って読み違えた。そして南アフリカとキューバのつながりかと一人納得していたのは、この際暴露します。しょぼん


結論
熟年離婚には気をつけて。

崖の上のポニョ

監督:宮崎駿
原作:宮崎駿
音楽:久石譲
脚本:宮崎駿

キャスト:山口智子(リサ)/長嶋一茂(耕一)/天海祐希(グランマンマーレ)/所ジョージ(フジモト)/土井洋輝(宗介)/奈良柚莉愛(ポニョ)/etc


ストーリー
 船長の息子である5歳の少年宗介が魚の子であるポニョと出会い。そして二人はちょっとした冒険などし強い絆で結ばれていくファンタジーアニメ。



まろんぱんのあれ-崖の上のポニョ


 言わずと知れた宮崎映画。一言で言えば、大人が童心に帰れる映画ではないでしょうか。なのでそういった癒しなどもありともてピュアで感動する人はすると思います。一見子供向け映画っぽいですが、子供以上に大人が楽しむものだと感じました。絵柄的に子供にも人気がでましたし。私自身はどうも、このがんばって子供向けにがんばっていますよー光線が的をはずした感じです。子供向け映画ってよくよく考えると結構重い内容多いですが、この話も重いと感じてしまった。色々な取り方ができるように作られた作品で見る者にってよそれぞれがポニョの世界を持つことができると思いました。

 

ていか、やっぱりね、俳優いらないとはっきり思いました。余りにも吹き替えが酷い。確かに俳優などを用いれば、宣伝効果は高まるでしょうが。逆に売りたい俳優を起用っていうパターンもありますが。昔の宮崎監督の映画はちゃんとした声優を使っており、声とアニメがとてもマッチしておりよかった。それにしても大人の事情は勘弁してほしい。ファンタジーがファンタジーではなくなる気がしてならない。アニメつくりをこりがんばるのはわかりますが、もう少し命を吹き込む声優にも気をつかってほしいこの頃。ジブ○美術館は建物がとってもかわいくていいですが、売り物のお値段がかわいくないきがしてならない。この美術館は、建設中の時にも入ったことありますが、女性の建設技師が多いのに驚かされた記憶があります。


 というか、この宗介の両親であるリサ(山口智子)、耕一(長嶋一茂)の担当本人の実年齢を考えると、、うはぁ、アラフォー夫婦。山口智子さん公開時の夏は43歳でした。おーいえーす、たぶん、初子供である宗介を38歳で前後で産んでいる計算。がんばる設定ですねぇー。長嶋一茂も公開時は42歳。もうね、ぎりぎりですよ。この設定で5歳の子供なので、子供がストレートで大学を卒業したとしたら、59歳前後。うむ。よかった。60歳定年前に卒業。よかった。本当によかった。耕一。後はがんばれ宗介!!ポニョに現ぬかさないで宗介ビックリマーク

結論
船の船長だから定年は関係ないだろて突っ込みは、ファンタジーなので許してください。

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スカイ・クロラ The Sky Crawlers

監督:押井守
原作:森博嗣
音楽:川井憲次
脚本:伊藤ちひろ
声優:菊地凛子(草薙水素)/ 加瀬亮(函南優一)/谷原章介(土岐野尚文)/ 山口愛(草薙瑞季)/栗山千明(三ツ矢碧)/竹中直人(マスター)/etc


ストーリー
 永遠に歳の取らない子供たちを「キルドレ」という。その世界では、ショーの戦争を行っていた。そのショーでキルドレ達は戦闘機乗組員として戦わされている。戦うことに生きている充実感を覚えるキルドレ達。そんなある日、エースパイロット「函南優一(加瀬亮)」が元エースパイロットの女性指揮官である草薙水素(菊地凛子)の基地に赴任してくる。そこでは前任者の代わりとして補充されたのだと知る。どうして前任者はいなくなったのか。そんな疑問を持ちながらまた戦い、休暇と日々が流れていく。


まろんぱんのあれ-スカイクロラ


 SFアニメでは言わずと知れた攻殻機動隊の有名監督、押井守監督。その監督が小説を映画化した作品。静を大事にしやたら静かに話はすすみます。飛行機での戦闘シーンでは、最新のCGも使われており、カッコいい。私はこの戦闘シーンは武者震いがした。アニメ実写問わず、久しぶりでした、こういう感じを持ったのは。まぁ逆に普通時は、あまりにぬぽーと進み過ぎて、今度は私と夢の妖精との戦いが始まりました。ストーリーは結構読めます。いたってシンプルなのですが、そこをシンプルに感じさせないで、色々とごちゃごちゃと思想を並べて難しくして(かっこつけている)感じがしました。まぁそれがこの監督の毎度のパターンですが。この作品も監督自己満足アニメに仕上がっています。
私が嫌だった点は、何よりメイン声に俳優を起用している点。まぁね、大人の事情っていうのはわかります。客寄せをしたのはわかります。しかし声でつることしかできんのかと思ってしまう。声のプロである声優ではなくて目で体で演技をプロとする俳優を使うのはいかがなものか。こういったことはアニメを軽視する扱いになるのでないかまで思ってしまう。まぁ一部の声優もアイドル化とかしてあれなパターンもありますが。まぁたぶん、押井監督は反対をしただろうと思います。攻殻機動隊のときに、草薙素子役を山口智子がするのを反対してオリジナルの田中敦子が続投させましたから。


結論
見た目は子供、頭脳は大人。その名は、名探偵・・・・

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アイアンマン

監督:ジョン・ファヴロー
製作総指揮:ジョン・ファヴロー 、ルイス・デスポジート 、ピーター・ビリングスリー 、アリ・アラッド 、スタン・リー 、デヴィッド・メイゼル
音楽:ラミン・ジャヴァディ
脚本:マーク・ファーガス 、ホーク・オストビー 、アート・マーカム 、マット・ハロウェイ
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク)/ジェフ・ブリッジス(オバディア・ステイン)/テレンス・ハワード(ローディ)/グウィネス・パルトロー(ペッパー・ポッツ)/ショーン・トーブ(インセン)/etc

ストーリー
お金持ちで、天才発明家の主人公トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)は、軍事産業の社長である。ある日、アフガンで、新武器のお披露目をした帰りにテロリストに襲撃され、囚われの身となってしまう。要求は、新しい武器を作ること。その上彼は、自分の会社の武器がテロリストに悪用されていることを知ってしまう。そこでトニーは、武器を開発するふりをして戦闘用スーツ、アイアンマンを作り上げる。そして自ら着込み、テロリストに戦いを挑む。


まろんぱんのあれ-アイアンマン


 今回の話は、どちらかと言えば、アイアンマン誕生秘話に近い形かもしれません。アイアンマンを徐々に開発していきます。なのでそういったロボット系が好きな人にはたまらないと思います。逆に開発などのシーンが多いため、そこがだるいっていう人もいるかもしれません。アイアンマン2も製作が決定しているので、まぁエピローグ0って事でよいのではないでしょうか。バットマンビギンズと同じような感じかもしれません。なので2には近作以上に期待しています。最近のハリウッドのスーパーヒーロー系はどこかに暗い過去などを背負っていますが、この作品は、正統派。ヒーロー物が好きならば、お子様でも老若男女問わず楽しめる話になっています。自分の作りだす武器が同胞を殺す武器として使われるのが許せなくなり、武器製造を止め、阻止しようとする。アメリカの資本主義の根本をつくような話になっているのです。それにしても久しぶりに、こういった純粋に単純に楽しめるヒーロー物がでて面白かった。とうか、正直に言えば、このアイアンマンのスーツ。見た目微妙な気が。なんかとても正義っぽくない気が。アメリカ人うけはしそうなんですけれどもね。どーもね、なんか昔の漫画の最後のボスみたいな顔してるもの。

まろんぱんのあれ-ロボット

 トニー。。こんなにかっこよくて、天才。そして金持ちなのに、お友達は、自分の作ったロボットのみ。うはぁー。もうこれだけで、彼はずいぶん荒んだ人生を歩んできたか。というか、彼はどんだけ酷い内面があるのかが気になる気もするでもない。しかしトニー役のロバート・ダウニーJr。いやはやかっこいい。おひげちゃんもお似合い。一応更正したみたいですが、これ以上麻薬で捕まらないでほしい。なんていっても「アリー・myラブ」の時はかわいそうだった。本来のストーリーでは、アリーと結ばれるはずだったのに、彼が麻薬で逮捕されてしまったため、しぶしぶ脚本を変更。かわいそすぎました、アリーが。


 ポッツ。いやはや、名前かわいくなさすぎ。いかんね、この余りにも日本受けしないこの名前。ポッツ役のグウィネス・パルトローが大好きなのに。私は彼女の1998年の作品である「大いなる遺産」で彼女の妖艶な魅力にノックアウトされましたよ。いやはや、近作でも相変わらず不思議な綺麗さもっていましたな。ポッツはトニーの秘書で影ながらトニーを支えます。影ながら玉の輿狙っています。またこの作品は色気どころかキスシーンさえありません。あえて言えば、美女たちのビキニシーンのみ。目


結論
禿げには気をつけろ。

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7つの贈り物

監督:ガブリエレ・ムッチーノ
製作総指揮:デヴィッド・クロケット 、デヴィッド・ブルームフィールド 、ケン・ストヴィッツ 、ドメニコ・プロカッチ
脚本:グラント・ニーポート
音楽:アンジェロ・ミィリ
キャスト:ウィル・スミス(ベン・トーマス)/ロザリオ・ドーソン(エミリー・ポーサ)/マイケル・イーリー(ベンの弟)/バリー・ペッパー(ダン)/ウディ・ハレルソン(エズラ・ターナー)/ etc


ストーリー

 過去のある事件によって心に傷を負ってしまう主人公ベン(ウィル・スミス)。そんな彼はある計画をたてる。その計画のため親友であるダン(バリー・ペッパー)にのみ打ち明ける。その計画とは、リストの7人に対してテストし合格すれば、その個々にとって特別なものを贈ることだった。

まろんぱんのあれ-7つの贈り物

まずこの映画ですがネタを知ってしまうとかなり面白み半減ではないでしょうか。なので無知な状態の方がよいかと思います。私はCMのみの情報で見たのでまだ良かった方だと思います。感動映画とかをキャッチコピーにしていますが、どうやったらそうなるか知りたかった。私があえてジャンルわけをするとしたら、ラブストーリーです。こういった愛の形もあるのではと。まぁ過去の事件に対する謝罪みたいな感じです。

ミステリー風味で最初謎にベンの行動など謎に包まれて話は進んでいきます。そしてベンと仲良くなったリストの一人であるエミリー(ロザリオ・ドーソン)が彼に言います。「Good night Ben.」いやね、もうこれ、私の中では「Good night Maronpan」って聞こえたとも。危なくエミリーの誘惑に負けて違う世界にいく寸前でした。ぐぅぐぅ


 しかしこの映画でもウィル・スミスは、ねんがらなん中困った顔。思いつめています。常にこまったちゃん顔しています。やっぱりね、彼にはどかんと明るい笑顔を見せてほしい。暗い役の方が賞受賞されやすいし、評論家達にも受けがいいのはわかりますけれどもねぇ。


これより後ろは、もろネタばれが含まれるため、白文字にて隠してあります。鑑賞前は見ないことを強くお勧めします。もし読む場合は、マウスで選択してください。

 偽善者ネタバレ妄想ストーリー

 てか一言で言えば、偽善者、自己犠牲感動映画。運転中に携帯電話を操作した不注意により、事故を起こして、愛する人と他の家族合計7名を殺してしまった。そんな重い気持ちをしょって生きられない。そうだ、自殺をしよう。でも、ただ自殺するのはあれだし、どうせならば、自分の遺産や臓器をあげれば、少しでもみんなハッピーになれる、謝罪になります、よし親友のダンに相談して実行だ。ダンならば、私に対して貸しあるから、周りにちくらないだろ。その前に、臓器の適合リスト見て調査しよう。せっかくあげるのですもの、良い人以外にはあげたくないよね。事前にチェックが大事なんです。まずは弟の名前を借りて今日から俺はベンだ。弟は国税局につとめているから、俺は国税徴収員として該当者に近づくぜ。俺様は公務員偉いんだぜ。心臓適合者のエミリー。うはぁ、かわいい。みとれちゃうぜ。会いたいぜ、会うぜ。税金はとりあえずかわいいから許してあげる。ここに俺様の番号書いておくぜ、さびしくなったら電話しな。と名刺を渡す。とりあえず、彼女の心臓まだもちそうだし。恋愛モード突入。が、あちゃー、心臓よわってきちゃったのね、残念。しかし走り出した恋はとめられない。とりあえずおいたしちゃおう。おいたが終わり冷静になり、だめだ、これでは計画に狂いが生じてしまう、ここはあくまでスマートにそして良い人で逝くのだ。ちゃーんと自殺した後臓器が持つように冷やしも完璧。救急車の手配もOK.深夜だけど、ダンにもご連絡。では、後は世露死苦。これで俺様の株は死後上がるぜ。あぁ、モーテルの主人に前払いしてないけど、まぁいいか。


 私はベンの行為が善意には見えませんでした。ただの偽善者であり、そしてなぜそこまで人を傷つけるのかと。計画を踏まえたうえでのエミリーに対するものはいかがなのでしょうか。ずるいです、心が移り、将来を語り合った後で、自分は自殺をして自分の臓器を上げるとは。過去の罪に苦しめられ、今を幸せに感じてしまい、余計に辛くなり自殺を早めたのはわかりますが。その後に残されたエミリーは前向きに生きられるのでしょうか。多かれ少なかれ、エミリーも何かをしょって生きていく感じがします。ベンが良い人どまりだったら、まだ救われたかもしれません。自分の罪を償うための謝罪、自己満足の謝罪。自殺を美化したところで自殺は自殺。で、どこをどうやって感動としてとるのでしょうか。人の命の重みをもう少し違った形で表現してほしかったです。しかし一番の犠牲者は勿論、ベンの泊まっていたモーテルの主人。


結論
運転中の携帯電話使用は犯罪です。
違反時の罰則(日本)
・ 5万以下の罰金
・ 基礎点数を1点加算
・ 6千円(普通車、自動二輪車)の反則金
あとは、プライスレス。お金では解決できない罪がある。

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彼が二度愛したS

監督:マーセル・ランゲネッガー
製作総指揮:マージョリー・シク
脚本:マーク・ボンバック
音楽:ラミン・ジャヴァディ
キャスト: ユアン・マクレガー(ジョナサン・マコーリー)/ヒュー・ジャックマン(ワイアット・ボーズ/ジェイミー・ゲッツ)//ミシェル・ウィリアムズ(S)/リサ・ゲイ・ハミルトン(ルッソ刑事)/ etc


ストーリー
ラブ・サスペンス。ニューヨークで会計士として働くジョナサン(ユアン・マクレガー)は、派遣先の大手弁護士事務所で人懐っこい弁護士ワイアット(ヒュー・ジャックマン)と出会い。そして、ある日、ワイアットと自分の電話電話を取り違えてしまう。その携帯電話には、セレブな者たちが集まる秘密ナイトクラブへと繋がる番号が登録されていた。そこでのルール。

1、名前や職業を聞いてはいけない。

2、待ち合わせはホテル。

3、手荒なことは禁止。

4、合言葉は「Are You Free Tonight?」。

それさえ守れば、大物女性といとも簡単に一晩限りの関係をむすべてしまう。そしてそこにのめりこむうちに、電車の中で一目ぼれをしたSのイニシャルの彼女(ミシェル・ウィリアムズ)と出会ってしまう。そしてルールを破った彼は、、、

まろんぱんのあれ-S


 まず、あれです。最初えろちっくでした。ていかですね、、これサービスしまくりの映画ですよ!!!もうね、意味もなく、ユアン・マクレガーがブリーフいっちょ。
それも、白のブリーフ。たまりませんな。ボクサーパンツではありません。あくまで拘り抜いたプロの職人が作る白のブリーフTHE漢でございます。もうね、このシーンが多くて、話はどうでもよくなったのはこの際きにしない。そのために、この映画はPG-12指定(PG=Parental Guidance 親の指導、の略です。)ですよぉ。注意っす。


 彼女役のSもかわいいだけではない魅力のもった女性だった。ミシェル・ウィリアムズ。うーーん、いいいねぇ。いいよ。そのいきでがんばって。そう、「ダーク・ナイト」で2008年度米アカデミー賞の 助演男優賞にノミネートされている 「ヒース・レジャー」と結婚していた過去を持つ。そのヒース・レジャーは惜しいことに去年急性薬物中毒で亡くなっており、もし仮に受賞するとこの二人の娘の「マチルダ・ローズ」がオスカー賞を受け取ることになっている。てか、バツイチ子持ちには見えませんドキドキそんなネタだけで、もう、鼻血ぶーです。ラブラブ!

 で、肝心のストリーについてですが、ハリウット版、土曜ワイドショー!!これに尽きますよ。話の展開もそんなかんじです。つまらなくないけど。えぇ先が読めますと丁寧にネタがちらばってますとも。まぁ、これはこれでいいんじゃないでしょうか?


 しかし相変わらず、邦題の意味不明。オリジナルはDECEPTION。嘘とかペテンって意味だけれども。まぁこれだと確か話がそのものだから、代えたのかもしれないけれどもね。B級サスペンスですが、キャストが豪華なためか、かっこつけた名前をつけてもねぇはてなマークしかしこれでは、意味わからなくなるだけですから!!


結論
ブリーフに釘付け!!

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チェンジリング

監督:クリント・イーストウッド
製作総指揮:ティム・ムーア 、ジム・ウィテカー
音楽:クリント・イーストウッド
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
キャスト:アンジェリーナ・ジョリー(クリスティン・コリンズ)/ジョン・マルコヴィッチ/(グスタヴ・ブリーグレブ牧師)/ジェフリー・ドノヴァン(J・J・ジョーンズ警部)/コルム・フィオール(ジェームズ・E・デイヴィス警察本部長)/ジェイソン・バトラー・ハーナー (ゴードン・ノースコット)


ストーリー

 1928年、クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は、9歳の息子ウォルターとロサンゼルス郊外に暮らしていた。父親は責任を負えなく出て行っただけよ。と寂しがるウォルターに心配させまいと言い、電話会社に勤め多忙ながら息子の成長を楽しみに日々過ごすシングルマザーだった。そんなある日、急遽休日出勤をするはめになり、しぶしぶウォルターを自宅に一人残し仕事に出かけた。夕方急いで自宅に帰ってきたがそこには、ウォルターの姿はなかった。そして5ヵ月後、息子が見つかったと警察より報告を受け迎えにいく。しかしそこにいた子供は明らかに自分の子供ではなかった。本当の自分の子供はどこに行ったのか。息子を求め、どんな逆境にも権力にも屈せず探していく。。

の後ろは多少ネタバレが含まれるため、白文字にて隠してあります。もし読む場合は、マウスで選択してください。


まろんぱんのあれ-チェンジリング


* 少年を何十人も拉致しては殺したゴードン・ノースコットの共犯者サンフォードが、ウォルターも拉致したと自供した事により、このコリンズ事件と、ノースコット事件が絡み合い、警察の汚職や隠蔽が明るみになっていく話。

 キャッチコピーは、ある日突然、消えた息子。5ヶ月後に帰ってきた彼は別人だった。1928年、ロサンゼルス。魂で泣く本当にあった物語。っていうのを売りにしていますが、物語のベースは確かに真実ですが。うーーーん、うーーーん、女性ひいては、母親の力強さがとても印象的でそれを、強調するためか、本来事実であるべき共犯者* (ノースコットは、母親サラ・ノースコットと従弟のサンフォード・クラークと一緒に住んでおり事件も共謀していた。この映画では母親の共犯者サラについて一切触れられていなかった。母親愛について強く書かれているのでマイナスの母親を入れたくなかったのではないでしょうか。) について、述べられていなかったりしてね。うーん、どうなんでしょうか。逆にそういった大事な部分での脚色があるとすべて嘘っぽく感じてしまうのは私だけなんでしょうかね。真実だから泣けるとか、正直どーでもいいじゃないでしょうか。実話を売りにする以上、こういった脚色の方がひいちゃいます。ようは、実話をベースにして登場人物もなるべくその当時の名前にした映画であってすべてが事実ではないということです。

 

 アンジェリーナ・ジョリー演じるコリンズは、仕事のできるシングルマザーのキャリアウーマン。今では珍しくないかもしれませんが、80年前の時代背景を考えとどんだけ気の強い女性だったのかと思った。もうこの設定だけでなんでも立ち向かいそうな気がしてならない。今作はアクションもなくほぼ色気などもありません。息子思いの強い知的な女性を演じております。この主人公はとても頭がよく知的なところが他の母親との違い、また普通に考えれば、発狂しそうな中を冷静で的確に対処をしていきます。その辺りがとても彼女と役柄が合っていると思います。私が彼女の演技の中で気に入っているところは、 「Did you kill my son?」と何度も何度も言い、ノースコットに問い詰めているシーンです。演技以上な物が感じられ鬼気迫るものがあります。どんなときでもあまり怒らなかった彼女が唯一切れたシーン。私が感動したのは、病院にいたキャロル・デクスター(エイミー・ライアン)とのやり取りでした。でるときのお互いの無言のやり取りに会話以上な物がこめられており、ほろっときました。また当時を再現するため、化粧や格好も合わせてあるので、外出時に関してはあまりいいとは思わなかった。まぁでも好きな人は好きだとは思います。

 とても忠実に当時の町並みを再現しています。(知らないけど)
まぁ映画評論家とか映画好きという方には高い評価得るんじゃないでしょうか。


 てかびっくり、警察が医者をコリンズ宅に訪問させるのですが、その医者が、角野卓造そっくり。いやいや、たぶん、あれです。この映画は女性視点なんでたぶん、角野卓造を真似た近藤春菜ですね。いやー、とうとうハリウッドデビューも果たしたと思うとすごいぜ、すごすぎるぜ。グッド!

まろんぱんのあれ-医者

結論
母親の力強さを強調する映画。

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デス・レース

監督:ポール・W・S・アンダーソン
製作総指揮:ロジャー・コーマン 、デニス・E・ジョーンズ 、ドン・グレンジャー 、ライアン・カヴァノー
脚本:ポール・W・S・アンダーソン
音楽:ポール・ハスリンジャー
キャスト:ジェイソン・ステイサム(ジェンセン・エイムズ)/タイリース・ギブソン(マシンガン・ジョー)/イアン・マクシェーン(コーチ)/ナタリー・マルティネス(ケース)/ジョーン・アレン(ヘネシー)/ etc


ストーリー
 2012年の近未来、アメリカは経済が破綻した。凶悪犯罪者の豪華で、刑務所は囚人を収容しきれなくなり、経営を民間に委託した。民間企業は営利目的のため刑務所を運営する。
殺人の濡れ衣を着せられた主人公ジャンセン(ジェイソン・ステイサム)は、重罪犯罪者の巣窟、孤島の刑務所、ターミナル・アイランドに入れられてしまう。そこでは、全世界の人々を熱狂させているデスレースが開催されている。ルールはシンプル。武器を搭載した改造レースカーで刑務所内のコースを3日間行程で走り抜き、1着でゴールした者が優勝となる。5回勝利した者は自由が与えられるが、負ければ無残な死が待っている。その様子はインターネットを通じて世界中の人々に中継されている。刑務所の所長ヘネシー(ジョアン・アレン)からレース出場を迫られ、女性囚人であるケース(ナタリー・マルティネス)をナビゲータとして乗せレースに参加する。

まろんぱんのあれ-デスレース


 この映画は1975年の「デス・レース2000年」の現代版のリメイクになります。と言ってもキャラクター名や一部以外はほぼ別物だと思ってもらってよいと思います。カーレースがメインなのですが、そこがすごい。重対重。鉄の塊みたいな車がお互いにつぶしあいます。レースは現代のレース物というより、CGを使わなかった頃の雰囲気をかもし出しており、私的にはかなりGOODでした。また武器使用に関しては、マリオカートルールそのもの。コース上の武器マークを踏むと使用化になる。途中レースを盛り上げるため(邪魔をするため)タンクローリーも登場。放映の契約をとるため、もうなんでもありなヘネシー所長さんです。話としても突っ込みどころ満載ですが、そんなのはどうでもよくなりました。B級映画好きにはたまらん映画だと思います。刑務所のどろどろしい雰囲気をだすためだとは思うのですが、どのレースカーも鉄色なのでなんか似たような感じがするのがちょいと辛いところ。また注意としては多少グロイところはあります。


 この憎たらし所長ヘネシー。あの私の大好きな作品「フェイス・オフ」の主人公の奥さん役だった人なんです。はーーん、この二人の夫婦愛に泣かされたのに。ガーン今回はこんな役。見事に演じており、もうね、名前見ても中々思い出しませんでした。違う意味で涙が流れました。ハートブレイク


結論
大人版マリオカード


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ウォンテッド

監督:ティムール・ベクマンベトフ
製作総指揮:ゲイリー・バーバー 、ロジャー・バーンバウム 、ガイヤー・コジンスキー 、アダム・シーゲル 、マーク・シルヴェストリ
原作:マーク・ミラー[コミック] 、J・G・ジョーンズ
脚本:マイケル・ブラント、デレク・ハース、クリス・モーガン
音楽:ダニー・エルフマン
キャスト:アンジェリーナ・ジョリー(フォックス)/ジェームズ・マカヴォイ(ウェスリー・ギブソン)/モーガン・フリーマン(スローン)/テレンス・スタンプ(ペクワースキー)/トーマス・クレッチマン(クロス) etc


ストーリー

 仕事がうまくいっておらず、その上恋人にも捨てられる。もう人生にうんざりしているウェスリ(ジェームズ・マカヴォイ)。そんな彼の前に謎の美少女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が現れ、突然知らない人に襲われる。そしてウェスリを助けた彼女は、あなたの亡き父は秘密結社の凄腕暗殺者だったといい組織に手招きをする。父への復習、自分を襲った暗殺者へのリベンジを胸に秘め常識を越す過酷な訓練を耐え抜き、徐々に能力を開花されていく。


まろんぱんのあれ-ウォンテッド


うは、主人公ワーキングプアーだよ。しょぼん完全だめだめ人間。というかいじめられっこな可能性もあり。しかしそんな彼が徐々に成長していくのだけれども。なんか、ただのいじめられっこの妄想に感じてしまう感じもしなくもない。話を例えれば、そんないじめられっこが、お金美女をネタにして自分のの話のことを話され、宗教の勧誘で入信する。そして、どんどん洗脳さる。洗脳後は理由がわからなくともただ組織の言われるがままにターゲットの暗殺。そして、洗脳がとけ。。。って感じです。また見終わった後に思ったのが「ファイトクラブ」に似たようなものを感じました。

 それにしても無駄にぐろい。宣伝とか見ている限りそんなグロそうに思えなかったのに。よーく見るとR12指定です。また宣伝のキャッチコピーとして「1を殺して1000を救う」とありました。うーーん、これ1を殺すために、1000を犠牲にする」でもいいんじゃないか?って思う感じもした。映像のすごさを優先がさせるためか、無駄に一般人殺されます。自分たちの世界に酔いしれて、一般人無視な展開に唖然。ホラー映画ではないはずなのに、こういうのはあまり許せる展開ではありません。

面白かったりはするのですが、それ以上にSFアクションなどで売りにしては理解し難い事が多々と。


 オープニング成績がアンジェリーナ・ジョリーの出演作品としては、歴代一位になり予想を超える大ヒット。とうか、何、この微妙な売り込みは。もう明らかに、どこぞかの健康食品のコピーと同じじゃなまいか。なんでも一位ってなればよいのかと。


とうか、宣伝の写真、よく見てください。サイドミラー、そこには、、




おばけドクロ














うは一応主人公。叫び




結論
カルトホラーとして見ればよい感じ。

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ワールド・オブ・ライズ

監督:リドリー・スコット
製作総指揮:マイケル・コスティガン 、チャールズ・J・D・シュリッセル
原作:デイヴィッド・イグネイシアス
脚本:ウィリアム・モナハン
音楽:マルク・ストライテンフェルト
キャスト:レオナルド・ディカプリオ(ロジャー・フェリス)/ラッセル・クロウ(エド・ホフマン)/マーク・ストロング(ハニ・サラーム)/ゴルシフテ・ファラハニ
(アイシャ) etc


ストーリー
 世界各地で起こる爆弾テロのリーダーを捕らえるべく、主人公のCIA捜査官フェリス(レオナルド・ディカプリオ)と上司であるホフマン(ラッセル・クロウ)が最強の嘘を武器に頭脳戦いを仕掛けるアクション・サスペンス。ホフマンは安全なアメリカの自宅や、事務所からから電話で危険な現地ヨルダンのフェリスに冷静に指令をだす。現場で情を大事にする熱血フェリス、あくまで冷静でイヤなキャラのホフマン。考え方、生き方の違う二人はたびたび衝突を起こす。どちらの嘘が世界を救うのか。

まろんぱんのあれ-ライズ

 話的には、最近よくあるような感じです。無人偵察機プレデターを用いて、上空のカメラから人を探したりします。とうか、この辺は、もう「24」ででまくりですからねぇ。まったくもって新鮮さを感じられませんでした。ただ、フェリスが危ないときにホフマンに電話をしたりするのですが、そのとき彼は、家族と遊んでいたりと、仕事をしています。って感じはありません。何をしていても電話一本で全てを操作し操る、悪役ではよくありましたが、今回はあくまで主人公の上司。その辺りの設定は面白みを感じました。

 ラッセルがすごい、この役のために20キロ太ってアメリカによくいるような悪態キャラになりきった。デカプリオ以外はあまりチェックしないで映画を見に行きましたが、ラッセルと気づくまで時間がかかりました。レオナルドは「ブラッドダイヤモンド」や、「ディパーテッド」、うーん、なんか似たような役ばかり。正直に言えば、ラッセルがすごすぎて食われている感じがしたでもない。が、今回よかったのがヨルダン情報局のハニ役のマーク・ストロング。うは、ダンディセクシーラブラブラッセルが嫌な役に徹するので、もうね、とても彼が輝いています。なんかその間をちょこまか動いているのがデカプリオって感じでした。


結論
嘘つきは泥棒の始まりです。