ワールド・オブ・ライズ | まろんぱんのあれ

ワールド・オブ・ライズ

監督:リドリー・スコット
製作総指揮:マイケル・コスティガン 、チャールズ・J・D・シュリッセル
原作:デイヴィッド・イグネイシアス
脚本:ウィリアム・モナハン
音楽:マルク・ストライテンフェルト
キャスト:レオナルド・ディカプリオ(ロジャー・フェリス)/ラッセル・クロウ(エド・ホフマン)/マーク・ストロング(ハニ・サラーム)/ゴルシフテ・ファラハニ
(アイシャ) etc


ストーリー
 世界各地で起こる爆弾テロのリーダーを捕らえるべく、主人公のCIA捜査官フェリス(レオナルド・ディカプリオ)と上司であるホフマン(ラッセル・クロウ)が最強の嘘を武器に頭脳戦いを仕掛けるアクション・サスペンス。ホフマンは安全なアメリカの自宅や、事務所からから電話で危険な現地ヨルダンのフェリスに冷静に指令をだす。現場で情を大事にする熱血フェリス、あくまで冷静でイヤなキャラのホフマン。考え方、生き方の違う二人はたびたび衝突を起こす。どちらの嘘が世界を救うのか。

まろんぱんのあれ-ライズ

 話的には、最近よくあるような感じです。無人偵察機プレデターを用いて、上空のカメラから人を探したりします。とうか、この辺は、もう「24」ででまくりですからねぇ。まったくもって新鮮さを感じられませんでした。ただ、フェリスが危ないときにホフマンに電話をしたりするのですが、そのとき彼は、家族と遊んでいたりと、仕事をしています。って感じはありません。何をしていても電話一本で全てを操作し操る、悪役ではよくありましたが、今回はあくまで主人公の上司。その辺りの設定は面白みを感じました。

 ラッセルがすごい、この役のために20キロ太ってアメリカによくいるような悪態キャラになりきった。デカプリオ以外はあまりチェックしないで映画を見に行きましたが、ラッセルと気づくまで時間がかかりました。レオナルドは「ブラッドダイヤモンド」や、「ディパーテッド」、うーん、なんか似たような役ばかり。正直に言えば、ラッセルがすごすぎて食われている感じがしたでもない。が、今回よかったのがヨルダン情報局のハニ役のマーク・ストロング。うは、ダンディセクシーラブラブラッセルが嫌な役に徹するので、もうね、とても彼が輝いています。なんかその間をちょこまか動いているのがデカプリオって感じでした。


結論
嘘つきは泥棒の始まりです。