こんにちは
まーにゃです
今日はお江戸の屋台のお話です。
普請事業にかかわる男性労働者や
参勤交代で赴任している武士が多い江戸で
安い、早い、うまいの3拍子を備えた屋台は
お江戸のファーストフード店として
とても重宝されていたそうです。
屋台は町民の食べ物とされていたので
武家はほっかむりなどして
コソコソ食べていたそうです
ほっかむりしていても刀が見えてます
隠れても食べたいほど
美味しかったんでしょうね。
品川や高輪は月見の名所として人気で
夜通しで賑わい、屋台も沢山出たそうです。
街灯もネオンもない夜
現代より月も星も
明るく輝いて見えていたのでしょうね✨
歌川広重/東都名所高輪廿六夜待遊興之図
7月26日に昇る月を拝む「二十六夜待」。
天ぷら、蕎麦、寿司、団子、お汁粉など、様々な屋台が立ち並んでいますね。
左側にタコのコスプレをした人が描かれていて、江戸時代にもこんな仮装もあったんだと驚きました‼️
様々な人々の生き生きとした様子や活気が感じられ、楽しそうなざわめきが聞こえてくるようです♫
○寿司屋
コハダ、アジなどの握りで1個4文
約80円で食べらました。
○天ぷら屋
幕末には店舗としての営業店も増えてきましたが、江戸っ子は串刺しで手軽に食べられる屋台がお気に入りだったようです。
材料は江戸前の魚介類が中心でした。
○蒲焼売り
大骨を取って炙ったものが約16文。
ご飯を持参する人もいたそうです。
○四文屋
明和5年に四文銭が出てから始まったそうで
ニシンやスルメ、おでんなど。
今でいう「ワンコイン」ですね。
○二八蕎麦
江戸時代の蕎麦は「そば切り」で
つなぎは「おも湯」や「豆腐」。
かけそば1杯16文ほどだったそうです。
○稲荷寿司
お馴染みの油揚げにご飯をつめたもの♫
○七色唐辛子屋
芥子、胡麻、山椒、紫蘇、生姜などを配合した唐辛子。美味しそうで、めっちゃ身体にも良さそうですね!
○下り飴
水飴を杉などの棒に絡めていました。
4文で子供にも人気だったそうです。
他にも
団子屋、汁粉屋、焼きイカ屋など様々な屋台がありました。
屋台が描かれている浮世絵もあります。
歌川国貞/當穐八幡祭(できあきやわたまつり)
歌舞伎舞台の一場面。夜蕎麦売りの屋台の内側がしっかりと描かれています。
歌川貞秀/汐干狩の図