いちばんのドリームキラーは自分自身|資産形成で大切な心の話
新しいことを始めようとしたとき「それ、大丈夫?」「今のままで十分じゃない?」そんな言葉をかけられた経験はありませんか。世の中では、こうした存在を“ドリームキラー”と呼ぶことがあるそうです。悪意があるわけではなく、心配や不安あるいは価値観の違いから結果的に挑戦を止めてしまう存在。資産形成の道を考え始めたときも、似たことが起こります。周囲と同じやり方を選ばず、学び直しや行動の変化が必要になるからです。けれど静かに振り返ってみると、一番強くブレーキをかけているのは他人ではなく「自分自身」なのかもしれません。「今までこうしてきたから」「失敗したらどうしよう」「私には向いていない気がする」そんな過去の経験や思考が、新しい選択肢に進むことをためらわせます。変化はいつも少し怖いものです。特にこれまでのやり方でそれなりにやれてきた人ほど新しい考え方を受け入れるのに時間がかかるのだと思います。それでも「これからの自分は、どうありたいか」を静かに見つめ直したとき少しずつ行動は変わっていきます。マネーリテラシーを学び、無理のない範囲で支出を整え元金を育て、堅実に運用する。私自身も派手さのない現物投資を続けていますがそれは“今より安心して生きる時間”を増やすためです。資産を増やすこと自体が目的ではなくその先にある心の余白や選択の自由のため。過去の自分を否定する必要はありません。ただ、「ここから先は、違う選択をしてもいい」とそっと許可を出してあげるだけでいい。その小さな決断が未来の自分を少し楽にしてくれる気がしています。