Time after time 『小湊鉄道春の物語』③
週が明け、満開をむかえた桜が咲き乱れた小湊鉄道沿線。
やっと満開をむかえたので、この日は夜勤明けで寝ずに午後から展開しました。
その理由はキハ40の充当がこの週だけ何故か少なく、午後で牛久以南の運用が終わってしまうからでした。
前週にキハ40が充当されていた列車も、この週はキハ200だったのが残念で。
結局夜までキハ200を撮りながら時間を潰してました。
結局この週の序盤は、オリジナル色1号機と男鹿色4号機のみしかキハ40は走ってませんでした。
日没後は上総牛久行のピストン運用で、キハ40の4号機が充当されていたので馬立駅へ。
日没間際のキハ200の交換を撮りながら、飯給駅への展開は我慢しキハ40を待ちました。
味のある古い駅舎とともに、男鹿色4号機を撮って飯給駅へとシフトしました。
そして見事満開となった、飯給駅の夜桜リフレクションを。
これをキハ40で撮りたかったのが本音でしたが、この夜は大勢の人に混じりながらシャッターを押しました。
この日が一番の画となったのは言うまでもありませんが、まさか翌日にキハ40が充当されるとは…。
昼間からの展開だったので、この日は早めにコンプリートとなりましたが。
帰り道に時間が合ったので、再びキハ40の4号機の上総牛久行列車を撮って帰宅しました。
結局例年より10日以上、満開見ごろが遅かった今年の桜でした。
2024.4.11 : 小湊鉄道沿線
Time after time 『小湊鉄道春の物語』②
夜勤明けの日、再び夜の小湊鉄道へ。
開花をむかえた桜は五分咲きで、夜桜リフレクションもそれなりとなりました。
そんな中で、この日はキハ40を中心に里見行最終列車まで追いかけました。
この頃から飯給駅も人が増え、車を停めるタイミングを見計らう事になりました。
結局この夜桜リフレクションがキハ40ではピークとなったものの、上総川間駅は良い感じになって来ました。
最後は上総牛久駅の滞泊列車でキハ40同士が並び、短時間ながら充実した撮影となりました。
そしてその週末は横田基地から転戦、小雨パラつく中で桜は見ごろをむかえました。
飯給駅の夜桜リフレクションは100人近くの人で溢れ、雨の止み間で撮る事が出来ましたがキハ200でした。
その後は、キハ40の男鹿色4号機は単車で里見行最終列車を追いかけてシャッターを押しました。
上総川間駅では田んぼの水が落ち着いていたので、下り列車は綺麗なリフレクションとなってくれました。
雨で霧となった夜の小湊鉄道となり、里見駅の折り返しでも綺麗な画を撮る事が出来ました。
ただ見ごろをむかえた今年は、天気が安定しなかったのが残念でしたね。
2024.4.4・6 : 小湊鉄道沿線
Time after time 『小湊鉄道春の物語』①
4月の始まり、平日休みだったので毎年恒例の小湊鉄道の春を撮りに展開しました。
ただ今年は桜の開花が遅く、満開まではまだ時間が掛かりそうな沿線でした。
そんな曇り空の日、まずはキハ40を撮ろうと午後から菜の花が咲く沿線を追いかけました。
その合間で夕暮れの時間帯はキハ200を、今年は菜の花が咲き乱れた上総久保駅で撮りました。
陽が差す時間もあったものの、時折雨がパラつきお世辞にも良い天気とは言えない1日でした。
桜の満開が遅れ気味だったので、沿線のカメラマンの数もまだ少なめでした。
そして日没とともに、夜桜リフレクションで有名な駅へ。
まだ枝桜だったものの、例年なら満開なのでライトアップと田んぼの水は始まっておりました。
そんな訳で、車両がクリアな綺麗な水鏡で撮れたのは思わぬ誤算でしたね。
終列車は菜の花畑となった久保駅で夜撮しました。
しかし、真っ暗闇で色を出すのに苦労しました。
そんな小湊鉄道の春の始まりは、菜の花が脇役となりました。
2024.4.1 : 小湊鉄道沿線
Fighting Bengals ①
3月の終わり、厚木基地にVMFA-224"Fighting Bengals"のF/A-18ホーネットが岩国より飛来。
平日休みが上手く被ったので、午後からの晴天を狙ってローカルがあると予想して展開しました。
フライトしたのは1機と寂しい結果になりましたが、離陸から着陸まで色々な表情が撮れました。
厚木飛来の一週間後、天気が安定しなかった4月始めはその舞台は横田基地に。
この時は色付きWK-01も飛来したので2ndから展開したものの、またローカルは1機と言うオチに…。
それでも唯一上がった1機は、ベタ低からのハイレートで離陸してくれました。
2024.3.29 : 厚木基地
2024.4. 6 : 横田基地
2024年春、復活当時の姿で。
ナンバープレートも戻ったSL"もおか"でしたが、客車の帯が復活当時の白線になりました。
3月の終わり、桜の開花も遅れていたので混雑する前に真岡鐵道へと展開しました。
暖かかった日曜日、予想通り煙はスカが多かった各撮影ポイントでした。
復路もほぼドスカとなり、茂木駅の出発ですら1ヶ月前の爆煙が信じられないほどでした。
春の柔らかい太陽光で、いよいよ冬も終わりとなったようです。
毎度のようにゆったりと追いかけて、シャッターを押しました。
転戦の予定も無かったので、この日はDE10牽引の真岡行きも撮りました。
50系客車の雰囲気と言い、国鉄真岡線を醸し出す雰囲気がありました。
こうして冬は終演し、春が開演しました。
2024.3.31 : 真岡鐵道沿線
SuperGT 2024 雨の霊峰富士
私にとってのシーズンは3月の終わりまでのSuperGT。
今年は巡り合わせが悪く、結局展開出来たのは3月終わりの富士スピードウェイの公式テストでした。
殆どのチームがカラーリングが出来上がっていましたが、一部のチームで部分ロービジが観れました。
昨年に続き今年も雨降りとなってしまった、霊峰富士での公式テストでした。
そんな訳で、午後から展開しそんなに動く事なく2箇所でシャッターを押してました。
今年もまた、このテストをもって私のシーズンは終了ですかね。
毎度の如く、夜まで居残りしてトランポを撮らせて頂きました。
今年からチーム名が変わったり、移籍があったりで今までのようには撮れなくなりました。
それでも、パドックを出発して行く雨の夜を撮る事が出来ました。
2024.3.24 : 富士スピードウェイ
秩父路に夜汽車の汽笛が鳴り響く
本運転始動に先立ち、ガチの夜汽車として走ったC58 363牽引のSL"パレオエクスプレス"。
夜行急行"第51三峰"号として、深夜の秩父鉄道を走り抜けました。
まずは、そんな夜汽車の出区から撮らせて頂きました。
12系客車と組成して出発駅へ送込まれる姿を撮らせて頂きましたが、
結果的に編成で撮れたのは、ここで撮ったこのシーンが唯一のカットとなりました。
こうして秩父鉄道のガチ夜汽車が始まりました。
期待とは裏腹に、終始補助灯点灯ハイビームに悩まされました。
停車駅で減灯する事もなかったので、思うようには撮れず撃沈と言うオチで折り返し駅に着いてしまいました。
真夜中の三峰口駅では、ツアー客で撮影会が実施されていましたが、そこでもハイビームでした。
撮影会が終了すると、C58は方向転換のため転車台へと移動し暫しの給水作業で停車しましたが。
このシーンが前照灯も消灯し、白煙が綺麗に流れ一番綺麗に撮れた気がします。
心が折れ掛かっているところで、この画が撮れたのは嬉しかったですね。
復路出発前は補助灯が消灯していたので、何とか撮れましたが厳しかったです。
結局途中の停車駅でも、ハイビームだと思ったので撮る画を変えて挑戦してました。
そして夜が明け始めた頃、終着駅を目指す姿を流して長い夜は終演しました。
ガチ夜汽車だったので、それなりに期待して展開した夜でしたが。
やはり夜汽車は一筋縄ではいかないほど、その難しさを痛感した夜でした。
さて3月は撮り鉄月間になりつつありますが、これで一通りのイベントは終了ですかね。
2024.3.16~17 : 秩父鉄道沿線
冬の最終章、越後路から秩父路へ。
早朝のカッターを期待するも、残念ながらその走行はなく…。
仮眠して上り2088列車を新潟県側で狙うも、意外と積雪が多く足回りが隠れてしまいました。
そんな雪の越後路も、週末に続き毎週のように展開していた平日休みでした。
週末の降雪の中で脇役を演じてくれた、除雪用保守用車がこの日も出動しておりました。
晴れ渡った空の下だったのですが、列車間合いで仕事をしていたようです。
しかしこの手の列車は普段からある意味見慣れているので、主役として撮るのはちょっと微妙でしたね。
そして結果的に三週連チャンで撮った、総武快速・横須賀線E235系の配給となりました。
この日は二週間前と同様の11両編成だったので、撮る場所に迷った挙句このポイントにしたのですが…。
あまりに風景に同化してしまい、雪山のスキー場を撮った画になってしまいました。
帰り道、2日前に引出し訓練ツアーで撮った秩父鉄道に寄り道しました。
本運転に向けた試運転を、ELのデキ201を付けて実施しているとの事だったので復路のみ撮りました。
HMも付いていましたが、山区間でサクっと撮ってコンプリートしました。
新車に代わりスタッドレスタイヤを履いたものの、あまり展開していない日々でしたが。
3月に入り、越後路へ通いまくり冬の最終章に大活躍となりました。
これにて、ポートレート撮影も含め今シーズンの雪撮はコンプリートとなりそうです。
2024.3.7 : 上越線沿線・秩父鉄道沿線
秩父路の汽笛始動
冬の終わりが見えて来たこの季節、秩父鉄道ではSL"パレオエクスプレス"始動の時期となりました。
今シーズンは試運転より前に、SL引出し訓練ツアーとしてお客さんを乗せて運行始動と言う形でした。
そんな列車が1日2往復すると言うので、前夜飲んでしまっただけに後半戦に間に合うように出撃しました。
それでも前半復路に間に合ったので、まずは私にとっては定番の荒川橋梁で迎撃しました。
C58 363+12系2B+デキ301の編成でその列車はやって来ましたが、案の定スカだったのは想定内でした。
そのまま2往復目の往路、ELのデキ301先頭のシーンも鉄橋の反対側から撮りました。
今回引出し訓練ツアーと言う事で、山区間の上り勾配箇所で一旦停車後、再発進すると言うものでした。
そんな停車する山区間へ行くと本降りの雨とともに、沢山の撮り鉄さんが集結しておりました。
気温もそれなりで雨降りだったので、見事な白煙の爆煙で再発進する姿を撮る事が出来ました。
そしてそのまま追いかけ、再び鉄橋を渡るシーンを汽笛吹鳴の瞬間で撮りました。
その後は客扱いが終わり、返却回送される出発シーンで再び白煙とドレンを出す姿が撮れました。
今回はHMも無く、雨降りでしたが面縦をやるには好条件でしたね。
普段あまり見れないPPの編成だけに、あとはスカ覚悟でデキを連結しているのがわかる画を撮りました。
住宅地に入ってしまいスカだとちょっと画にならない部分もありますが、今回はそんな姿も良しとしましょう。
と言う事で、短時間ながらの展開でしたが、意外と良い瞬間が撮れた引出し訓練ツアーでした。
2024.3.12 : 秩父鉄道沿線
雪国の舞台、脇役は上越線。
ルーティンでの撮影だった、この日も国境を越えると降雪でした。
かなりの降りに見舞われ、除雪用保守用車も出動し列車間合いで作業していたようです。
そんな普段見る事のない列車を脇役に、撮るところから始まりました。
その降る方は、時折視界を不良にするほどで、白の情景の中での撮影となりました。
まさかここまで降るとは想定外で、案の定気付けばびしょ濡れになる始末でしたが…。
ガチの雪国らしい画が撮れたのは成果となりました。
10日前に撮らせて頂いた場所も、積雪に見舞われ雪国の凄さを目の当たりにしました。
それでも例年に比べると積雪量は少なく、雪壁が無い分撮るのには逆に良い感じでした。
12月の雪晴れから一転過酷だったものの、降雪の中で撮れたのも良かったと思います。
幼少期から中学生くらいまで毎年何度か家族で滑りに行っていたその場所。
滑りながらも何か列車が来ると、撮り鉄もやっていた私にとっては思い入れのある場所ですが。
30年以上前、まさかその場所でポートレートを撮るなんて思ってもいなかったですね。
日没とともに降り方は弱まってしまったものの、折角なので最後はバックストロボで撮らせて頂きました。
今シーズンは12月から始めた雪撮のポートレートでしたが、これにてコンプリートとなりそうです。
数年前から始めた雪撮ですが、今年は雪が少なくどうなるかと思いましたが、良いものが撮れました。
以前は都内公園が当たり前だったポートレート撮影でしたが。
今こうして、雪のある中で撮れている事に感謝でしかありません。
今シーズンも良い瞬間に出会う事が出来ました。
Model : Hakobe Chikuma
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)