雪国の舞台、脇役は上越線。
ルーティンでの撮影だった、この日も国境を越えると降雪でした。
かなりの降りに見舞われ、除雪用保守用車も出動し列車間合いで作業していたようです。
そんな普段見る事のない列車を脇役に、撮るところから始まりました。
その降る方は、時折視界を不良にするほどで、白の情景の中での撮影となりました。
まさかここまで降るとは想定外で、案の定気付けばびしょ濡れになる始末でしたが…。
ガチの雪国らしい画が撮れたのは成果となりました。
10日前に撮らせて頂いた場所も、積雪に見舞われ雪国の凄さを目の当たりにしました。
それでも例年に比べると積雪量は少なく、雪壁が無い分撮るのには逆に良い感じでした。
12月の雪晴れから一転過酷だったものの、降雪の中で撮れたのも良かったと思います。
幼少期から中学生くらいまで毎年何度か家族で滑りに行っていたその場所。
滑りながらも何か列車が来ると、撮り鉄もやっていた私にとっては思い入れのある場所ですが。
30年以上前、まさかその場所でポートレートを撮るなんて思ってもいなかったですね。
日没とともに降り方は弱まってしまったものの、折角なので最後はバックストロボで撮らせて頂きました。
今シーズンは12月から始めた雪撮のポートレートでしたが、これにてコンプリートとなりそうです。
数年前から始めた雪撮ですが、今年は雪が少なくどうなるかと思いましたが、良いものが撮れました。
以前は都内公園が当たり前だったポートレート撮影でしたが。
今こうして、雪のある中で撮れている事に感謝でしかありません。
今シーズンも良い瞬間に出会う事が出来ました。
Model : Hakobe Chikuma
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