百里基地日米合同訓練の冬
2月の始まり、約2年振りに米空軍三沢基地より、F-16Cファイティングファルコンが飛来した百里基地へ展開しました。
日米合同訓練が実施され、朝一から続々と離陸する姿を撮る事が出来ました。
真っ直ぐな機が多かったものの、その離陸の低さと緩く捻る姿にシャッターが進みました。
合同訓練と言う事で、地元3SQのF-2も離陸して行きましたが。
意外と上がりは高いものの、F-2の方が派手に捻ってくれていましたね。
その1機はかなり手前でバックリやり、お月さまとコラボしてくれました。
意外とロングフライトで、F-16が戻って来たのは離陸から約2時間後でした。
オーバーヘッドアプローチからのブレイクを狙ったものの、メラメラの洗礼をガッツリ食らいました。
そんな中で撮れたのは2機目のウイングマンのブレイクでした。
午後は残念ながらF-16は上がらずと言うオチに…。
3SQのF-2が3rdのローカルを実施してくれたので、久しぶりにカメラを振ってみました。
お戻りはローキーSFOを実施したので、西陽を反射しながら急降下する姿を撮りました。
ここ最近、お茶濁しで展開するとフライトが少ない百里基地ですが…。
やっぱり合同訓練で、他部隊とともに沢山撮れるのが本当に良いですね。
今年に入って初めて、充実した撮影が出来た気がしました。
そのまま日没まで粘って、ファントムのライトアップを撮りました。
こう言う機会でもないとチャンスが無いだけに、撮り始めたら止まらなくなりましたね。
そんな訳で充実した1日を百里で過ごした平日休みでした。
2024.2.1 : 航空自衛隊百里基地
1月の終わり、SLのハシゴ。
1月の終わり、久しぶりにSL"もおか"を撮りに真岡鐵道へと展開しました。
形式付きナンバーに変更されたC12 66でしたが、往路下り列車は煙も微妙な感じでした。
と言う事で2箇所目の駅発車は、ドレン狙いでシャッターを押しました。
復路上り列車は、毎度の定番で撮りました。
面縦をメインに流し撮りもしながら、冬のSL"もおか"を堪能しました。
最後の西陽は皆さんが撮る理由を実感する、良い光に恵まれました。
でそのまま、東武鉄道鬼怒川線へ転戦しSL"大樹"8号を狙いましたが。
すっかり日没しないまま、半端な明るさが残りイルミネーションと夜汽車にはなりませんでした。
やはり、1月中旬くらいまでが8号は勝負なんですね。
それでも1日の運転を終え、機関区へ入区する際は夜汽車になりました。
正面から狙えたので、寒いのも忘れ夜汽車を撮ろうとシャッターを押しました。
新築の機関区であるものの、ここの雰囲気は本当に好きなんですよね。
大きな行事もなく、のんびりとシャッターを押した1月でした。
2024.1.27 : 真岡鐵道・東武鉄道鬼怒川線沿線
EF81が走る日常の終焉
『EF81』と大きく描かれたこの機関車を初めて地元で撮ったのは36年前の事。
その斬新なカラーリングで好きだった、EF8195が夜勤明けの日に来ると言うので展開しました。
留置されている砕石運搬のホキ車の廃車を牽引するため、回送される前日にやって来た95号機でした。
ホキ車7両を連結したまま滞泊となったので、そんな姿を夜撮しに行きました。
最後だけに、地元のその場所には沢山のカメラマンが集まり大盛り上がりとなりました。
地元にJR東日本の機関車が来る理由がこれで無くなるだけに、いよいよ見納めとなってしまうのでしょうか。
同じ日の夜、ほど近い三郷で"TM NETWORK"のLIVEがあったので、
ツアー最終章から登場した看板車を撮りにちょっと展開してみました。
オレンジのお馴染みのトランスポートさんで、今年のツアトラ撮り初めとなりました。
2024.1.18 : 新金線新小岩操・三郷市文化会館
飛行機の撮り初め(百里~横田)
年始めから飛行機事故があっただけに、ちょっとだけ敬遠していたその撮影。
そろそろやってみようと、まずは朝から百里基地へ展開した平日休み。
まさかのフライトラインには3機くらいしか並んでおらず、いきなり失敗したと後悔したのですが。
朝飯を購入して戻って来ると、出発承認を取っている交信が聞こえ慌ててシフトする事態に。
地元3SQのF-2が2機、ローカルで離陸してくれました。
雪雲に覆われながらも、2機目のウイングマンはショートな捻りを魅せてくれました。
その後はちょっと長距離移動で、西東京は米空軍横田基地へと転戦しました。
午後の西陽を浴び、訓練で離陸していた米空軍の空中給油機KC-135Rのお戻りが撮れました。
尾翼に白熊の画を描いた機も含め、青空順光で3機撮る事が出来たのは成果でした。
撮った数は少なかったものの、飛行機の撮り初めとしては成果のあった1日となりました。
2024.1.16 : 航空自衛隊百里基地・米空軍横田基地
りんてつを特大貨物が走った日に。
富士電機専用線の遮断機の無い踏切を走って行くKD603。
この場所を走る列車を撮るのは5年振りの事でした。
5年前に撮った後は、ポートレート撮影で来るのが主になっていたこの場所でした。
久しぶりに思い入れのある京葉臨海鉄道で、特大貨物列車シキ801B1が走りました。
富士電機専用線から変圧器がシキに載って搬出されましたが、何度撮っても味のある専用線でした。
大盛り上がりとなったその列車だけに、追いかけてシャッターを押しました。
特大貨物を撮った後は、前回同様に京葉臨海鉄道の貨物列車を撮っていました。
未だ健在の元国鉄DD13型のKD55103も、この日は何度も撮る事が出来た機関車でした。
私が学生だった頃、初めて京葉臨海鉄道に出会った時から走っている機関車です。
もう1台のKD55型機関車、1990年代後半に新造された201号機もまた撮る事が出来ました。
就職してから通っていた頃は、一番新しい機関車として走っていたのですが…。
KD60型やDD200型が導入されてからは、すっかり古株の機関車になってしまいました。
何より当時の新造機関車として、私が一番好きだった102号機が廃車になっていたのはショックでした。
この日、新たな顔となったDD200も撮れるかと期待していたのですが、また先送りとなってしまいました。
朝から午後まで、久しぶりに若い連中と京葉臨海鉄道を楽しんだ1日でした。
2024.1.7 : 京葉臨海鉄道沿線
石灰石を運ぶ秩父の貨物列車
予定の無かった年始めの休みの日、一度しっかり撮りたかった秩父鉄道を友人に案内して頂きました。
その目的は石灰石を輸送する貨物列車でしたが、SLで何度か訪れた事があるものの貨物を追うのは初めてでした。
そんな訳から沿線で撮り始めると、最初からデキ103が現れ幸先の良いスタートとなりました。
そして工場へ入る専用線から本線へと合流する駅で、その姿を撮りました。
デッキ付きの電気機関車は、何とも味があり撮っていて画になる存在でした。
SLパレオエクスプレスでも見れるその機関車ですが、貨物列車は本当にに良い雰囲気です。
その後は山間に入る区間を案内して頂きました。
面縦で迫力あるカットを撮る事が出来ましたが、一人ではこの場所はわからないですね。
デキ103の順光カットも含め、充実した撮影となりました。
最後は西陽から夕刻まで、線路端で面縦カットで撮りました。
SLでも挑戦したいポイントですが、ここまで光線では撮れないですね。
本当に綺麗に撮れたのは友人のアシストのお陰でした。
SLの運転は無かったものの、貨物列車をここまで充実して撮れる秩父鉄道は魅力がありますね。
旅客列車もまた、西陽では良い感じで撮る事が出来ました。
お正月らしいHMや、都営地下鉄三田線で走っていた往年の車両まで充実していました。
楽しい1日をアシストして頂き、本当にありがとうございました。
2024.1.4 : 秩父鉄道沿線
第100回箱根駅伝復路
もう1ヶ月以上前の話になってしまいましたが、第100回箱根駅伝より復路を。
前日往路を追いかけ、翌日はどうしようかと迷いましたが、起きられたので朝の小田原から展開しました。
まずは8年前に撮った、復路6区の山下りの終盤のポイントからでした。
この時点で青山学院大学がダントツのトップで下って来ました。
そして差をつめられながらも、駒澤大学が追いかけてきました。
6区では法政大学の選手が区間賞を獲得でしたが、沿道の応援も熱かったです。
前日に続き、センチュリーSUVの姿が目立ってましたね。
6区を撮って追いかけると7区は厳しいので、8区への展開となりましたがギリギリでした。
場所を探す余裕も無かったので、駒澤大学の選手と沿道の応援を撮りました。
9区は鶴見中継所の手前で終盤戦の選手を撮らせて頂きました。
この時点でもトップは変わらず青山学院大学でしたが、熱い声援に各選手は応えるように走り抜けて行きました。
お昼頃の通過で、沿道も沢山の応援で盛り上がっていました。
最後の10区は大手町で、見えるゴールに向かって走る選手を撮りました。
クレーの流しでやりましたが、バックは沿道の応援も絡めてシャッターを押しました。
こうして復路も、小田原市街地から大手町まで追いかけた箱根駅伝となりました。
コロナもあり、沿道で撮るのは4年振りとなりましたが。
往路も復路も追いかけるのは初めての事でした。
100回の節目となった大会だったので、そんな年始めもまた良かったと思います。
2024.1.3 : 箱根駅伝6区・8区~10区沿道
第100回箱根駅伝往路
新年早々の能登半島での地震で、どうしようかと迷いましたが。
勇気を与えてくれる走りで箱根を目指す姿を撮ろうと、4年振りに展開する事にしました。
第100回箱根駅伝、その伝統ある走りが今年の撮り初めとなりました。
まずは大手町を出発してすぐの日比谷で、駅伝車列とともに撮らせて頂きました。
選手が固まって走るのもこの辺りまでですが、既に駿河大の選手が飛び出していました。
選手に続く車列を撮りながら、今回総合優勝を果たした青山学院大学の原監督の姿もありました。
電車で追いかけワープして2区は、横浜の手前で待ち構えました。
この頃になると青空が広がり、太陽が顔を出し駅伝日和となりそうでしたが…。
この時点でトップは安定の駒澤大学で、このままレースは進んで行くのだ思っていました。
5年前は2区から5区の山区間へとワープしたのですが、天候が怪しかったのでそのまま3区へ。
戸塚中継所の先、藤沢の街でシャッターを押させて頂きました。
この頃になると、青山学院大学が猛追しその差は縮まっていました。
沿道には沢山の声援を送る人が集まり、コロナで萎び切ったあの頃が懐かしく思えるほどでした。
3区になるとその差は大きく広がるので、最終ランナーまで見送るとその先の移動がタイトになります。
それでも、久しぶりの箱根駅伝に撮っている自分も熱くなりました。
そして4区になると、2区の天候が信じられないほどの雨降りになってしまいました。
2年前まで馴染みのあった小田原の街で、雨に濡れながら撮らせて頂きました。
対向車が渋滞してしまった事から、その合間から飛沫を上げて走り抜ける選手を撮りました。
この頃にはトップは青山学院大学となり、そのまま山区間の5区へと向かって行きました。
4区までガッチリ撮ると、5区は全く追いつけないのでここでコンプリートした往路でした。
久しぶりに1区から4区まで追いかけ、撮らせて頂いた箱根駅伝となりました。
2024.1.2 : 箱根駅伝1区~4区沿道