藤原和博さんが著書の中で絶賛していたので読んでみました。3ヶ月で100万部を突破しはた大ベストセラーという事で、かなり期待してました。
確かに、内容は示唆に飛んでいるんですが、これはAmazonのレビューで酷評されているように勝間さんの訳がイマイチっていうね。
原書を読んだ人の感想によると、原書はもっと勢いがあって面白いらしいです。
確かに、後半とかのぐたぐた感は感じました。よくある洋書の翻訳本ですね。
まぁ酷評はそれまでにしても、本書は興味深い本です。
・早生まれの方がお得?
天才。つまり、それは天から与えられた才能だと思っているようですが、実は近がった。ビルゲイツは元から天才だったのか。ビートルズは楽器を始める前から天才だったのか。実は、それには努力というものが隠れていたわけです。冒頭、カナダの少年アイスホッケーチームの話が出てきます。
そのトップに君臨するチームの誕生日を調べると驚きの事実が分かった。実は、7割近い子供の誕生日が1月~3月に集中していた。偏った理由は年齢にあると調査した人は分析しています。つまり、日本で言う早生まれと遅生まれに関係してきます。
1月~3月に生まれた人の方が10月や11月に生まれた子供に比べて発育が優位に働いていると結論付けたわけです。
・天才は練習している。
そして、次はバイオリニストの話。あるバイオリニストを成績別に3チームに分けた。それを分析すると、上位のチームは下位のチームに比べて圧倒的な練習量を行っている事がわかったわけです。
音楽学校でバイオリンを学んでいる生徒を、ソリストになりそうなグループ、プロオケでやっていけそうなグループ、そしてプロオケは無理でも音楽の先生になりそうな3グループにわけて練習量を比較。ソリストになりそうなグループは計10000時間ほどで、練習量が他のグループよりも飛躍的に高い。
グラッドウェル氏は天才は才能ではなく、練習量に関係してくるといいます。凡人であっても1万時間練習すれば天才に近づく事ができる。
ビルゲイツやビートルズも元の才能の他に、圧倒的な練習利用を誇っていた。ビルゲイツは朝から晩までプログラミング。ビートルズはライブハウスで1日8時間近く演奏し続けた。
さらに、天才は努力の他に家庭環境や経済状態にも影響するといいます。
・子供の頃に天才はいない。
ただ、本書が結論付けているように、子供の頃には天才も非天才も差はない。どれだけ練習してどれだけ良い環境にいれるか。これが成功する人々の法則だとグラッドウェル氏はいいます。
一万時間より短い時間で、真に世界的なレベルに達した例を見つけた調査はない。まるで脳がそれだけの時間を必要としているかのようだ。
後半ぐたぐた感がありますが、おもしろい本だと思います。
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確かに、内容は示唆に飛んでいるんですが、これはAmazonのレビューで酷評されているように勝間さんの訳がイマイチっていうね。
原書を読んだ人の感想によると、原書はもっと勢いがあって面白いらしいです。
確かに、後半とかのぐたぐた感は感じました。よくある洋書の翻訳本ですね。
まぁ酷評はそれまでにしても、本書は興味深い本です。
- 天才! 成功する人々の法則/講談社
- ¥1,836
- Amazon.co.jp
・早生まれの方がお得?
天才。つまり、それは天から与えられた才能だと思っているようですが、実は近がった。ビルゲイツは元から天才だったのか。ビートルズは楽器を始める前から天才だったのか。実は、それには努力というものが隠れていたわけです。冒頭、カナダの少年アイスホッケーチームの話が出てきます。
そのトップに君臨するチームの誕生日を調べると驚きの事実が分かった。実は、7割近い子供の誕生日が1月~3月に集中していた。偏った理由は年齢にあると調査した人は分析しています。つまり、日本で言う早生まれと遅生まれに関係してきます。
1月~3月に生まれた人の方が10月や11月に生まれた子供に比べて発育が優位に働いていると結論付けたわけです。
・天才は練習している。
そして、次はバイオリニストの話。あるバイオリニストを成績別に3チームに分けた。それを分析すると、上位のチームは下位のチームに比べて圧倒的な練習量を行っている事がわかったわけです。
音楽学校でバイオリンを学んでいる生徒を、ソリストになりそうなグループ、プロオケでやっていけそうなグループ、そしてプロオケは無理でも音楽の先生になりそうな3グループにわけて練習量を比較。ソリストになりそうなグループは計10000時間ほどで、練習量が他のグループよりも飛躍的に高い。
グラッドウェル氏は天才は才能ではなく、練習量に関係してくるといいます。凡人であっても1万時間練習すれば天才に近づく事ができる。
ビルゲイツやビートルズも元の才能の他に、圧倒的な練習利用を誇っていた。ビルゲイツは朝から晩までプログラミング。ビートルズはライブハウスで1日8時間近く演奏し続けた。
さらに、天才は努力の他に家庭環境や経済状態にも影響するといいます。
・子供の頃に天才はいない。
ただ、本書が結論付けているように、子供の頃には天才も非天才も差はない。どれだけ練習してどれだけ良い環境にいれるか。これが成功する人々の法則だとグラッドウェル氏はいいます。
一万時間より短い時間で、真に世界的なレベルに達した例を見つけた調査はない。まるで脳がそれだけの時間を必要としているかのようだ。
後半ぐたぐた感がありますが、おもしろい本だと思います。
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