何かがうまくいっていないときって
今やっていることに
原因があることが多いです。
子育ても含めた人間関係で言うと
接し方と捉え方。
どちらも自分自身の領域ですね。
問題が起こっているのに
同じやり方を続けていては
結果は同じになります。
当然のことですけどね。
だから
結果を変えようと思えば
今のやり方のどこかを変えていくことが
必要になります。
同じことを伝えるのに
言い方を変えてみるのも一つです。
キツめに言うところを
ソフトにすることもありますし
命令形を依頼形に変えたりもします。
今までは「ダメ」って言っていたことを
「やってごらん」
に変えたら上手くいった。
なんてことも多いです。
意外とこちらが心配しているようなことは
起こらなかったりします。
自分自身の思い込みや価値観に縛られて
子どもを止めるより
絶対やってはいけないことの
条件を下げて
やらせてみるのは大事です。
失敗したってしにゃーしないのであれば、そんなに必死で止めることはないのです。
一方的にこちらから
あれこれ言ったり指示したり
していたのを
質問に変えて本人に投げかけたら
自分で考えて行動するようになった。
なんてこともあります。
人って本当に
命令や縛られることに
敏感に反応してしまうのですよね。
あれこれいいたいことを
ちょっと我慢して
本人の言い分を聴くだけにしてみたら
以外とすんなり
自分で行動し始めた例もあります。
「言わない」
は
かなり効果のある接し方だと
おかんは考えています。
ただし
同じ言わないでも
「無関心」は逆に子どもが
不安になります。
もう愛されていないのでは?
と思い
まとわりついたり
逆に注意を引く行動をしたり
することもあります。
ちゃんとやっていることに
興味や関心をもっているよ。
話はしっかり聴いているよ。
応援しているよ。
でも
親の意見は求められない限り
言わないし押し付けない。
そこをしっかり
やっていくことが大事です。
言葉をかけたのに
無視された。
もしかしたら
気づいていなかったのかも
しれません。
いい返事が思い浮かばなかったのかも
しれません。
どうしていいか
わからないときの
人の対応は様々です。
自分とは違うパターンの反応なんて
山ほどあって
我が子であっても違うことなんて
当然のようにありますから、
想定外の反応には
怒るよりも
「なぜそうしたんだろう?」
と自分の中でまず考えてみること。
気質を知っていると
考えるヒントには
なりやすいです。
同じ兄弟でも気質が違うので、接し方も捉え方も全く違うものを要求されています。
せっかく心配して
言ってあげたのに
反発された。
こちらからしたら
良かれと思ってしてあげたことでも
本人にとっては
してほしくないことも
もちろんあります。
子どもにだって
プライドはありますしね。
結果的には無理かもしれなくても
自分で考えてやりたい子も
いるのです。
相手への気遣いは
相手が我が子であっても
必要です。
というか
繊細な子であれば
かなり気を遣うことは
多いです。
家族なんだから気にしなくていい。
と思ってやっていると
傷ついて行動できなくなったり
不満がたまりすぎて
大爆発になることも
ありますからね。
家族ではない他人の方が
距離もとれるし
線引きしやすいのですから
近い距離ほど注意が必要なのです。
子育てがうまくいかない。
いつもぶつかってばかりいる。
これは
接し方や捉え方を
変える時期に来たか
子どもが何か問題を抱えているか
どちらにしても
今までのやり方を見直すことが
大事です。
同じやり方に固執していると
いつまでたっても
関係性が変わらず
ぶつかる状態がどんどん悪化することも
ありますからね。
子どもが育つために大事なのは何か?
それは
安心して過ごせる家庭という環境を整えることです。
その中で
親が伝えていきたいことを
押し付けではなく
本人が納得できるように説明したり
心配している気持ちを伝えたり
思いきって本人に任せて見たり
しながら
忍耐強く、辛抱強く
成長を見守ることが求められます。
それができる自分を
どう作っていくのか。
心の余裕、時間の余裕を
どう作るのか。
まずはそこから
考えていくことになります。
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