「このくらいでしんどいなんて言っちゃダメ」って追い込んでない?それ、誰と比べているの? | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

お母さん
というか
日本人の多くがだと思うのですが
頑張り屋さんの人が多いなぁと
思います。

もう十分頑張っているのに
「私なんてまだまだ」
「この程度でしんどいなんて言っていられない」
って思っている。

 



その
「私なんてまだまだ」とか
「この程度で」
って
一体誰と比べて言っているの?





比べるのは他人ではないし
「普通」でもありません。

そもそも「普通」なんて
実態のないもので
自分が作り出した願望にしかすぎないもの。

自分が勝手に作り出した
「普通」という理想と
今の自分を比べて
「まだまだだ」
なんて言っているという事実に
気づきましょ。

「普通」ほどスーパーでありえない存在は
ないのだから。






大事なのは
今の自分のキャパに対して
どの程度できたかどうか
誠実に頑張ったかどうか。

できる日もあれば
出来ない日もあるのです。

平均して60点くらいなら
いいんじゃないですか?

 







キャパは自分が想像している以上に
個人差が大きくて
「え?そんなことで?」
と思うくらいでも
もうそれ以上動けない人もいるのですよ。

それがわが子であるかもしれないので
「甘えるな」とか
「そのくらいで」とか
否定的なことは言わないでほしいのです。

それが本当に子どものSOSだったとしたら
取り返しのつかないことに
なるかもしれないのだから。





人は限界以上に頑張りすぎると
エネルギー切れを起こし
それは体や心に大きな影響を与えます。

そうなってしまってからだと
回復させるのは
ものすごく大変なんです。

 

2011120821440000.jpg





もし子どもが甘えて言っているとしても
甘えることはダメなことではありません。

甘えられる場所があるから
人は外で頑張れるのですからね。

それも
親が頑張らせるとかではなく
本人がやりたいレベルで
頑張ればいい。





甘えを断つのは
安心できる場所
リラックスできる場所を断つということ。

不登校とか引きこもりって
外に出て活動するエネルギーが
空になって
新たに補充が出来なくなっている状態。

だから動けないんです。
学校に行けないんです。
外に出られないんです。

焦らずエネルギーを補充しながら
待つしかない。

そこで焦って
無理に背中を押しても
動けないものは
動けないのです。

空っぽになってしまった
タンクの大きさはひとそれぞれだし
接し方=充電方法を間違えば
貯まるものも貯まらなくなりますからね。

 


充電方法もまた、ひとそれぞれ




安心して甘えられる。

安心して話せる。

信じてくれている。

応援してくれている。

どんな自分でもOKなんだと思える居場所がある。





それが本来の家庭の役割であり
人が充電できる条件。

それを実現できていますか?

あなた自身
そこで充電できていますか?

他にも自分にエネルギーを
充電できる方法をいくつか
持っていますか?

おうちで自分や家族が
エネルギーを充電できるために
今できることをしていますか?

 

2012080712110000.jpg





エネルギーがなくなって
カスカスになった子に
「頑張れ」は禁句ですからね。

十分頑張ったのに
補充してもらえなくなった結果が
これですからね。

最近の子が弱くなったのではありません。

エネルギーを吸い取られる要素が
増えてきているのだと思ってください。


そこで
自分の子どものころと
比べないでくださいね。

30年もたてば
世の中は全く違うものなのです。





いつまでも
「もっともっと」

自分を頑張る方向へ追い込みすぎない。

子どもや家族に対しても
頑張りを求めるのではなく
どうすれば
自分を含めてみんなが
おうちでエネルギーを充電できるのかを
考えて実行する。

限界値はみんなバラバラで当然だと
認識する。

安心で安全な環境があり
エネルギーがしっかり充電できて
やりたいことが見つかって
ワクワクしてきたら
人は勝手に動き出しますし
そういうときは勝手に頑張れるもの。


最後の「頑張る」だけを
求めないように。

まずは土台をしっかり築きましょ。

 







おうちをそんな状態にして
自分自身も元気になるには
ブログで書いていることを
読むだけでなく
実践していけば叶います。

自分ひとりでできる気がしないときは
マンツーマン講座で一緒に進むこともできますよ!

 

ありのままの我が子を受け止め育てる!「カウンセリングつき子育てコーチング講座実践編」


image




 

今日もお読みくださり

ありがとうございます。

 

おかんが今に至るまでの道のりと、発達障害児の子育て
おかんが子育てコーチになるまで
長男との16年間
子育てという真っ暗なトンネルからどうやっておかんは出てこれたのか
発達障害と診断された息子のその後
発達障害の子どもを育てるために大事なこと
発達障害もHSCもHSEがポイントだった!
発達障害とは、生まれつき能力が低い人のことではない
発達障害のある子どもを育てるということ
発達障害とか定型発達とか、いちいち分けなくてもいいと思うんだけど
我が子が「発達障害かもしれない」と思ったとき、こういう部分も考えてほしいのです
発達障害児の子育てで、地味に傷ついていたこと

 

これまでによく読まれた記事はこちら
子どもの「できない」への対処法~怒るのが逆効果な理由とそもそもの幸せってなに?
子どもの習い事でよく出てくる悩みごととその対処法について
子どもとの関係性を良くしたいなら「子どもの話を否定せずに聴く」は実践して!
子どもに「私のこと、なぜわかってくれないの?」と言われたら
「ほら!やっぱりダメだったじゃない」を言えば言うほど子どもはダメになっていく

 

各種講座等のご案内
 ➡ハンサムおかん☆きよみんのサービス一覧

お問い合わせ・受講に関するご相談はこちら
 お問い合わせフォーム

 

 

少しでも

たくさんのお母さんに届いてほしくて

ブログランキングに参加しています。

 

記事を読んで

応援したい!と思ってくださった方は、

↓↓この画像をクリックしてください。

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ
にほんブログ村

 

押してくださる方が多いと
めっちゃ励みになります!