ライフビタミン研究所の百合香です。
メンタル、キャリアカウンセラー・講師・社会福祉士です。
要介護4の母親の在宅介護5年目にして、今年から施設入居スタート。
要支援から入れれば、7年目。
さて、介護を通して、得たものが沢山あると感じている今日この頃。
介護経験しないと分からない、大変なこと、辛いこともあるけど、経験しないと気づかない良い点もあると思った。
それを書いてみた。
介護なんて私の人生プランには全くなかった。
高齢者にも興味なかった。
ところが、母親の介護が始まった。それも要介護4の在宅介護である。
介護保険で利用できる全てに頼り、在宅介護がスタートした。
とはいえ、母親は、あまり社交的ではなく他人が家に来るのは嫌うタイプ。しかめっ面が多い。
私との関係は、仲良し親子と言うにはほど遠く、必要最低限の会話のみ。
毎日、誰かが来るスケジュールにしたので、母親は休む暇がない。
ヘルパー、訪問看護師、リハビリ、訪問入浴、訪問診療、福祉用具、そしてケアマネ。
当初、どうなることかと心配していたが、徐々に母親は環境に慣れてきたのだ。
プロの皆様方の丁寧なケア、人間力、楽しい会話。
本当に感謝である。
いくつになっても、褒められるのは嬉しいもの。承認欲求が満たされたのか。
母親は、さらに穏やかな表情をすることが増えてきたのだ。
これには驚きである。
なぜって、あまり笑顔を見せない母親だったからである。
相手が笑顔になるとこちらも穏やかな気持ちになりますね。
とはいえ、仕事をしながらの在宅介護は大変である。
さらに、家族の助けが減ってしまったため、嫌がる母親を説得して、施設へ移った。
週末は自宅へ戻るスケジュールにしてあげた。
ここでも、母親は変化した。
笑顔でいる時間が増えた。よく話すようになった。ジョークを言るようになった。
自宅でも文句を言うこともなく、穏やかになったのである。
施設の皆様の楽しい丁寧な対応が、母親に良い変化をもたらしたのだ。
すごいと思いませんか?
現在94歳。それでも人はプラスへ成長し続ける。
孤独ではない、人と触れ合うことで、助けてくれる人がいる。そういう環境に身を置くだけで、安心して、自然に幸せを感じられるようになったのだろう。
さらに、何と言っても変化したのは私自身だ!!
まず、母親との関係。ギクシャク、わだかまりは溶け、ほめる、おしゃべりする、手をつなぐ。
今までは全く考えられなかったことである。
さらに、もう1つ変化が。
この私が、高齢者に興味関心を持つようになったこと。不思議だ。
興味関心というと、子どもにも持つようになった。
この年になって、仏心がでてきたのだろうか?
優しい気持ちが芽生えたのだろうか。
まあ、良い変化だと受け止めている。
介護は、辛い、大変というダークなイメージが多い。介護職についても同様かもしれない。
しかし、このように介護を経験したことで、私は違う温かい世界が見えたのである。
高齢化社会で介護が益々増える世の中で、介護をマイナスだけに捉えずに、プラスの側面を見つけるようにしていくことで、新たに人生の幸せの形が得られるかもしれない。
と、そんな風に考えている。
介護をするなら、良い面も探してみませんか。
では、また書きます。








