在宅介護で起こりうるかもしれない「ロストケア」を観ました | 介護嫌いなわたしの介護日記

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突然の親の介護!どうする?
老人が苦手で介護はしないと決めていたわたしが、親の在宅介護をすることに!
ストレス溜めないオリジナル介護スキル日記です。

#産業カウンセラー1位になったブログ!

 

昨年の突然の母親の在宅介護!!

キタ~って感じですアセアセ

 

2022年4月1日から

要介護4

寝たきり状態からスタートです。

ありがたいことに、認知症ではないんですね口笛

 

全く動けない状態から、少しずつ動けるようになり、

回復へ向かっていると、思ったのも束の間。。。。

 

圧迫骨折をしてしまい、また寝たきりへ赤ちゃん泣き

 

とはいえ、また少しずつ動けるようにリハビリ中!

 

頭は冴え、食欲旺盛で、動きたい!という一心で

頑張っています歩く

 

介護経験1年経ちました!

介護嫌いなわたしがよ~く介護しています笑い泣き

やっと観ることができました!
 
ロストケア
 
在宅介護における殺人である。
 
 
松山ケンイチさんが演じる
斯波宗典。
 
切ない、なんかとても切ない。
 
演技がうますぎる。
そして、状況による彼の表情の変化が
切なさを助長する。
 
 
本来は、介護殺人であり、さらに42人も殺しているので、

凶悪犯罪者である。

 
しかし、彼の苦しみから出てきた、人を救ったということ。
救ってはいないのだが、彼の辛い経験から、
そのような捉え方、考えになり、行動になった。
 
環境が彼をそうさせてしまった。
 
そして、父親役の柄本明氏の演技は圧巻!
 
斯波宗典の切なさをわたしがより一層感じたのは、
父親の存在であろう。
 
在宅介護のしんどさを見事に映し出している。
 
誰もが、ケアラーになりたくてやっているわけではない、
介護。
 
人生何があるか分からない!
 
介護だけではないが、
ひとりで辛さを背負わないことだろう。
 
 
それは、誰かに「助けて」と言えること。
 
でも、それは、助けてくれる環境、社会があることだと思う。
 
孤立はダメなんです!
 
 
これから、どんどん助けてくれる地域、周囲の人、環境が整うことを願わずにはいられない!
 
 
そして、長澤まさみさんの大久保検事!
素晴らしい!
 
正義。
人間はそれだけではない。
感情がある。
 
感情とどう向き合うのか。
そんなことも感じた。
 
 
 
わたしは、在宅介護が殺人を呼び起こすとは思っていないが、
人によって、辛い状況で孤立してしまえば、
悪い状況が起こる確率は上がるだろうとも思う。
 
これから、高齢者が増え、認知症も確実に増えるでしょう。
 
「救い」はどこにあるのか。
 
誰でも、助けてくれる、分かりやすい安全安心な地域社会になってほしい。
 
情報がキャッチしやすいこと。
 

能動的に調べなければ分からない、知らないという状況から、受け身でも情報が届くようにならないものか。

 

そして、ケアラーのセルフケアだ!!

ストレスフルになり冷静な判断力も落ちるだろう。

これも大きな課題!

 
映画を観て考えた感じたこと書きました。
 
きっと、人それぞれの感じ方があるでしょうね。
その感じ方は、その人が今どのような環境にいるか
も影響していると思う。
 
助け合える社会、
相談しやすい体制。
 
ほんと、切ないな~。
 
 
■以下は、別ブログの「オンラインレッスン」の内容です