自家製スモークトラウト | Lancashire スローライフ

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今日は、Remembrance Day(戦没者追悼記念日)でした。

いつもは、11月11日に一番近い日曜日がRemembrance Sundayと呼ばれ、その日にイギリス各地で記念式典が行われるのですが、今年は、当日の今日が日曜で、今日その式典が行われました。

今年は、第一次世界大戦の終戦からちょうど100年でした。

 

ママのところへ行って、帰ってきてから、リヴァプールの試合が12時キックオフで、BTチャンネルだったので、近所のPubで観戦してきました。

今日は、ボトムチームのフラムとのホーム試合で、2-0で勝ちました。

先週、ゴール差で2位に浮上したチェルシーが今日は、エヴァートンとの試合を0-0で、引き分けたので、今試合中のマンチェスターダービーの試合結果次第で、1位か2位になりそうですチョキ

 

話は変わって、先日、スーパーで新鮮そうなトラウト(マス)を見つけたので、早速スモーキングガンを使って、スモークトラウト(スコットランド産)を作って見る事にしました。

 

 

まずは、生のマスを塩と砂糖と今回は、すぐに食べたかったので、ちょっとお酒で清めようとジンとレモン(レモン酢に使用したレモンです)を使ってCure(保蔵処理)をしました。

(いつもスモークサーモンには、ウィスキーを使ったりして、それも気に入ってるんですが、今回はジンとレモンにしてみました。以前ジン&トニック風味のスモークサーモンを買った事があるので。)

本当は、この状態で2,3日冷蔵庫で保存するのですが、今回は、3時間ほど。

 

 

それから軽く洗って、冷蔵庫の中で軽く乾燥させてから、スモークしました。

 

 

前回、キッチンでスモークしたら、家中、スモーク臭がすごかったので、ガレージでスモークしようと思ったら、ガレージのライトが切れて、真っ暗だったので、キッチンドアの側のリサイクルのゴミ箱の上でスモークする事になりましたアセアセ

 

今回は、ヒッコリーチップスを使用しました。

今回は、3回ほどスモークチップ変えて、スモークしました。

 

 

スモークしたミニBBQコンロ毎キッチンに持ってきて、蓋開けたら、こんなにスモークが出ました。

結局、前回ほどではないですが、家の中、スモーク臭が残りましたえー?

 

 

こんな感じで出来上がり。

見た目には、スモーク前とあまり変わりなく見えますね。

でも、しっかりスモーク臭はしていて、前回ベーコン、スモークチーズやスモークフムスを作った時は、ツンとシャープだった臭いも、今回は、少しマイルドなスモーク臭になりました。

 

ここで気付いた私達。

いつもは、ホットスモークだったので、皮もカリカリに焼けて食べられるのだけど、今回は、コールドスモークなので、生に近い状態で、皮はこのままじゃ食べられないねっと言う事で、皮を剥がし、皮だけフライパンで油を入れてカリッと焼きました。

 

 

こうすると皮も食べられるし、ボンは鮭やトラウトの皮も好きなのです。

 

そして、肝心のスモークトラウト。

これが、実は、身が柔らかくて薄くスライスするのがなかなか上手くできず・・・ガーン

 

 

うちで一番切れる日本の包丁使ったけど、綺麗にスライスできませんでした。

これは、一部ですが、もっと小さくなってしまったスライスもえーん

今回は、保蔵処理も短めで、乾燥もちょっとだったから、特に身が柔らかかったと思うんですが、次回は、ちゃんと日数かけて保蔵処理もして、スライスする前に一度冷凍して、半解凍でスライスしたら、いいかな?と思ってます。

 

この日は、少し前に紹介した栗ごはんマンチェスターの中華スーパーで買ったレンコンの金平と味噌汁と一緒に戴きました。

 

このスモークトラウトは、まだキッチンの窓辺で元気に咲いてるシソと一緒に食べたんですが、すごく美味しいラブラブ

市販のスモークサーモンとは、雲泥の差です。

そして、やはりホットスモークとは、又、全然違う味わいで、とっても美味しくできて、大満足です。

いつもなら、フィレだと一人1切れずつ簡単に食べちゃう量ですが、トラウトフィレ1切れ分を二人で食べてもすっかりお腹が満たされたほど。

やはり、脂ものってて少し凝ってりする感じだからかな?

もう久しぶりに美味しいお刺身食べた様な気分になりましたラブ

 

 

翌日の朝も残ってたスモークトラウトでオープンサンドの朝食でした。

何とも贅沢な朝食でした。

 

うちでは、時々新鮮なサバを見つけるとしめ鯖作ったり、マグロも新鮮そうな時はお刺身でも食べたりしています。

今回使ったトラウトも生食用に売られていた物ではないし、サーモンやマスはアニキサス(寄生虫)がいるから、危ない等とも聞くので、今回のコールドスモークで食べるのはちょっと心配もしたのですが(それで、アルコールでしめておけば少しはいいかな?と)、翌日も腹痛にもならず、問題なかったので、これは又、新鮮そうな鮭やトラウトを見つけたら、又、スモークしてみようと思います。

(うちでは、イギリスのスーパーで買った鮮魚でも自分の目を信じて、新鮮そうな時は、生食してますが、絶対大丈夫とは言い切れませんので、心配な方は生食用の物を購入して下さいね。以前、Waitroseで、これ生で食べられますか?って聞いたら、生はダメよ~って言われたのでショボーン

 

スモーキングガン、これは本当にいい買い物になりました。