私のブログを読みに来てくださり
ありがとうございます
【かずママとは…】
・23年目の現役看護師
・グリーフ専門士、アドバイザー
・グリーフカウンセラー
自身の経験、知識、学びを元に…、
大切なお話を聴かせていただく
(グリーフカウンセリング)」を
私のブログは…
旦那が悪性脳腫瘍 神経膠芽腫を
発症した時から、現在までを振り返り、
その時の状況と自分の気持ちと向き合いながら書き綴っている、
35歳、
絶望未亡人這い上がり物語
です。
⬇︎⬇︎そして…
8年前に旦那は天国に旅立ちました
⬇︎⬇︎
私は兄を自死で亡くしています
自分にとって、
大切な存在をなくしたあとの
悲嘆や影響、反応のことを
グリーフと言います。
だから私は、
旦那を亡くしたことで、
グリーフを抱えて生きることに
なってしまったんだぁ…
と…、
思っていましたが…、
それは間違っていました
グリーフの勉強をしてから、
初めて知りました
グリーフは、
大切な人を亡くした瞬間から
抱えるものではない
その大切な存在を、
なくしたから
抱えるものではない
私は…、
もっと前、
旦那を亡くす前から、
グリーフに直面し、
知らず知らずに抱えて生きていたのです
それは…、
旦那の死が、
病気との闘病後の死
だったからです。
旦那は亡くなる17カ月前に、
「悪性脳腫瘍グレード4です」
「平均余命は…14カ月です」
と、医師から言われました
この時です。
この瞬間から、
旦那本人のグリーフはもちろん、
妻である私のグリーフも、
ここから始まっていたはずなのです
そんなこととは知らずに、
私は自分をムチで叩きまくりました。
「あなたが頑張れば、
なんとなるかもよ!」ベシベシ
「あなたがしっかりしていないと
絶対にだめだよ!」ペシペシ
「気合いだ〜!!
夫と子どものために…
気合いだ〜〜!!」べシベシ
「お前が泣いてる場合じゃ
ないんだよ〜
泣くな〜!!
動け〜!!」ペシペシ
そういって…
自分を奮い立たせていました
今思うと…、
本当に…
可哀想
あの時は、
冷静ではいられなかったので、
仕方がないし、
可哀想なのは、旦那ですからねぇ。
私の辛さなんて、旦那の辛さに比べたら…
自分も辛かったはずなのに…
私には、
自分の心と向き合う余裕はなく、
「旦那と子どもを
守りたい」
と…、
旦那と子どものことしか
考えていませんでした。
だから…、
長女が小学校に入学してからは、
旦那が生きている内から、
スクールカウンセラーを
受けさせていました。
これから訪れるであろう…
パパとのお別れのショックを、
最小限にする為に…
娘の心は守りたい
そんな想いで…、
スクールカウンセラーさんに、
2週間に1回、
娘のカウンセリングを
お願いしていました
………………、
で………、
自分は
…………
自分のことなんて、
まったく考えていませんでした
この時すでに私は、
大きな喪失と、
これから起こるであろう、
恐ろしい未来への、
強い恐怖と不安を抱えていました。
これがまさに…
グリーフです。
本来ならば、
その想いを吐き出して、
聞いてもらえる場所、
グリーフカウンセリングを
受けるべきだったなぁ…
と、
今は思います。
愚痴でも弱音でも、
怒りでもなんでもいいから…
感情を吐き出せる場所があれば…、
もう少し、心の傷は
浅くて済んだかも
と、思います。
10年前は、
今よりも、
オンラインのzoomなどが
一般的ではありませんでした。
だから…
時間を作って、
その場所に行かないと、
カウンセリングが受けられませんでしたが…
今は違います!!
自宅に居ながら、
カウンセリングを受けられる時代です。
このようにグリーフは、
死別した時だけのものでは
ありません。
大切な人や、
自分や家族が、
病気になった時から
抱えるものなのです
だから…、
1人で乗り越えることや、
我慢して、
耐え凌ぐことが当たり前ではありません。
苦しい気持ちは、
「苦しいよ〜」
怖い気持ちは、
「怖いよ〜」
と…、
その感情を外に出して、
いいんですからね
頑張らないで…
我慢しないで…
2月のグリーフカウンセリングは、
まだ空きがあります
⬇︎
【死別後のあれこれ】