エキセントリックソリューションズ(株)          代表取締役社長のブログ -2ページ目

エキセントリックソリューションズ(株)          代表取締役社長のブログ

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インターネットという環境が


整備された世の中で


生まれ育った


現在20歳代の人たちは


消費活動において


非常に慎重だと分析されています。


バブル期が過ぎ去った


どちらかというと


倹約志向の雰囲気の中にリアルに漂っていることが


購入を決断する段階で


「ためらい」


という


衝動買いの正反対側に位置する


重くて頑丈な


まるで


銀行の金庫の扉のような


ものさしを


それぞれの思考の中に


作り上げていると言えます。


同時に今回の東日本大震災という途轍もないインパクトが


消費行動を委縮させていることも事実でしょう。



慎重であることは


「失敗したくない。」


そのものであって


決断できない世代


自分のジャッジで失敗したくない


臆病で


傷つくことがコワい人たち


などと括られてしまっていたりもします。


これが


モノを売る側にとって


非常に高いハードルとなっています。


そしてインターネットの存在が


インターネットを使いこなすというプロセスが


高いハードルを


さらに重く高くしているのです。


そのインターネット上のアクションとは


「検索し、比較すること」


です。


最近自分の周りに


こんな人多くないでしょうか。


実店舗(リアルなショップ)に出かけて


正規の販売価格だけを確認して


もう少しベテランの域に達すると


お目当ての商品の特徴を聞くだけ聞いて


買い物をしないで帰ってきちゃう人。


そして帰宅してから


同じスペックのものをネットで探して


ニセモノをつかまされないように用心しながら


できるだけ安く手に入れられるところや手段を


必死に検索している人。



こんなこと当たり前のことじゃん。



これが当たり前のことになったの


すべて


インターネットの検索からの比較


という行動パターンが熟成されてきた


長い消費活動という歴史の中においては


つい最近のことなのです。


この行動パターンが顕著に強烈に見られるのが


いまの20歳代の人たちなのです。


さらに


宣伝広告が刺さらない(伝わらないの意)


買うのか買わないのかという以前の問題で


そもそも関心を向ける段階にまで至っていないきらいがあると分析されてもいます。


それが如実に表れているものの代表が


自動車、いわゆるマイカーに関する意識でしょう。


ぼくらの時代は


学校を卒業し働き始めて


最初に個人的に所有したいモノの上位に


クルマ


がドカンと存在していました。


駐車場などの維持費も含めた


地域性なども関係してくるかもしれませんが


「就職したらまず最初にクルマを買おう。」


年齢や信用などのハードルがクリアできることに


胸をおどらせた人が多かったと思います。


でもいまは違うんです。


最近のトヨタさんのCMを観て


気づいている人も少なくないでしょう。


ドラえもんの実写版が、そのキャストも含めて大人気で


ブランド認知度をアップさせた


一連のあのCMです。


あのCMでは


「クルマを買いましょう。」


などというメッセージは一切ありません。


「まず、免許を取りましょう。」


とやっているのです。


のび太役の俳優さんが


しずかちゃん役の女優さんにたしなめられています。


「いつ免許取るの。」


ぼくらの頃には考えられないアプローチです。


少しでも早くマイカーを持ちたいのですから


それを運転するために絶対必要な運転免許は取得しないわけがなかったのです。


それが


クルマに興味を持ってもらうために


教習所に行って


クルマに接する機会をレバレッジにするために


「さあ、免許を取りましょう。」って切り口になるわけです。


このアプローチこそ


テレビCMをはじめとする「プッシュ型」の情報提供が効かない(刺さらない)という特徴と表裏一体の現象ともいえるです。


一方的に情報を押しつけるだけでは20歳代の若者は振り向いてくれないってことです。


モノが売れないと愚痴をこぼしている暇があったら


モノやサービスを体験できる環境を整えて


自ら情報収集をしたくなるような


接触機会を提供することをし続けなければならないということです。


ネットショッピングの「初回サンプル無料」なども


全く同じ手法といえるでしょう。


クルマを切り口に


マーケティング目線で


アンテナを立てていると


ドンピシャのタイミングで情報が飛び込んできます。


最近、東京都内でも頻繁に目にする


「カーシェアリング」という文言です。


レンタカーをもう少しライトにした感じの


クルマの使い方です。


ぼくはまだ利用したことがありませんが


この「クルマなんて持つもんじゃなくてシェアするものだ。」


という基本コンセプトによって組み立てられているビジネスモデルが


思わぬ波及効果を生み出しているのだそうです。


すでに気づいた人もいると思いますが


接触機会を提供する


ことになったのです。


カーシェアリングを利用した


クルマを持っていない若者たちが


「マイカーって全然アリだよね。」


となって


所有欲が芽生えるというパターンです。


ここがキーポイントで


20歳代の人たちは


決して


所有欲が他の世代に比べて低いのではないのです。


「欲しいものが買えないのはつらい」という葛藤から逃れるために


「なければ、ないでいい」と思いこませる心理が強くはたらいているのであって


動機づけの刺激が加わって


あきらめの心理からいったん解き放たれてしまえば


その反動で大胆な消費行動をとるということなのです。


この動機づけが上手なコンテンツの代表が


AKB48


ですね。


ほぼ毎日と言っていいほど専用劇場で公演があって


接触機会そのものの


握手会を開催する。


クルマとアイドルグループの戦略が


何ら違いが無いことにハッとしてください。


マーケティングに興味があるのなら


星条旗の国でまさにいま繰りひろげられている


大統領選挙


このありまさを


じっくりウォッチすることをオススメします。


切り口を変えてみるだけで


問題意識でアンテナを立てるだけで


いままでとは


ちょっと違うものが


簡単に見えてくるもです。


もちろん


そこから得られた


情報のリテラシーに気を配りながらです。



「それってスゲーな。」



で終わっているうちは


そちら側に


居続けるしか


ないのです。



そこから


もう一歩でしょ



あ~、もったいない。







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サムライブルーが


ヨーロッパ遠征を1勝1敗の成績で終えました。


圧倒的にボールを支配されていたフランス戦に勝利し


「なんとなくイケそうな気がする。」


と期待感が高まった


そんなブラジル戦。


結果は0対4


この試合を観ていて


「意外とパスまわったじゃん。」


「場合によっては、2対4もアリだったよね。」


「選手たちがおそれずにやっていた。」


ポジティブな感想を持った人も少なくないと思います。


たしかに


中盤でのボールポゼッション(ボール支配率)や


ゴールエリア付近でのパスまわしには


何かを予感させるような


そんな場面も少なくはありませんでした。


プレーしていた選手たちの試合後のコメントも


「悔しいけど、楽しかった。」


というようなニュアンスのものが多かった印象です。


しかし


結果は


0対4


悲観するわけでは無いのですが


なんとなくうまくいっていたような気がするのに


このような点差になるっていうのは


圧倒的なチカラの差が


低温やけどのように


やんわりと


しかし


じんわりと


痛々しいです。


これが


良い負け方になるのか


悪い負け方になるのかは


今後のナショナルチームの動向をウォッチしてみなければ


現段階ではなんとも言いようがないのですが


酷くショックを受けたり


身体能力や


個々の技術の差に焦りを感じたり


しなければ


ある程度の結果を予測しながら


この時期に


このようなマッチメークをした


ジャパンの首脳陣の戦略は


後々


評価されることになるのでしょう。


実際に


同じピッチに立って


カラダをぶつけ合って


あの瞬間的な加速を体感した者だけにしかわからない感覚。


これを糧にして


ステップアップしていって欲しいと心から願い


応援していきたいと思っています。


いまのナショナルチームの選手たちは


勇気があって


ネームバリューなどに影響されない


強いハート


折れないハートを持っています。



「結構できたじゃん。」



ここに横たわる


大きな何かを


いつの日にか


飛び越え


乗り越えることでしょう。




悪い負け方


良い負け方




このタイミングの


この結果


意味のある


レバレッジに


なることでしょう。



「結構できたじゃん。」



ここに落とし穴が


大きな口を開けていることも


理解しながら。





負けを認められますか。



そこから



何を



見い出しますか。







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娘が言いました。



「それって、『かまってちゃん』じゃん。」



インターネットの社会


特にSNSの世界に


「構ってちゃん」


という風に呼ばれている


どちらかというと


ネガティブに扱われている


種族がいるのだというのです。


特徴を聞くと


いわゆるリアルな世界(この表現もいかがなものかですが、ネットやバーチャルの対極として)にいる


「あのね、ぼくね、ぼくね」


「それどうでもいいんだけど、私ね」


とやってしまうタイプ


話題の中心がいつも自分であると勘違いしているというか


中心にいたい


常に周りの人が自分を気にかけていて欲しい


「かまって欲しい。」


という人たちのことを呼ぶのだというのです。


具体的には


1.身体を鍛えていることをアピールしている


2.毎日目標をアツく宣言してみせる


3.出発・帰宅報告を忘れたことや更新が遅れたことを勝手に謝る


4.病気の進行具合をマメに記録し報告する(同様のことが発端で書籍化されたり、ドラマ化されたりというサクセスストーリーをなぞっているのか、はたまた憐れんで欲しい)

5.「俺はがんばってるぞ、お前らとは違うんだ」とばかりに休日出勤時の労働時間をアピールしている


6.交際ステータスを「複雑な関係」みたいにして、微妙にミステリアスを演出している


7.やんわりとデート相手を募集している(これはある意味ルール違反というか犯罪の入り口)


8.値の張るものを買ったときや有名人(これも自分にとって)と遭遇した(何かのパーティー会場でたまたま一緒になった程度)場合に写真とともにアップする


9.昔の写真をアップする


10.意味深なことを書き込む(演出家か)


ブログは


ぼくは日記とか活動記録であると位置づけているのですが


目的が違って、ビジネスに活用している人も含めて


先の挙げた10の項目に照らし合わせると


ほとんどの人が


70%~80%「構ってちゃん」になっちゃう


のだろうなと思ったりします。


これが


ウザいこと


なのか


誰かがノウハウのように語っている興味を引くための手法みたいなもの


なのか


それぞれの項目一つ一つと


自分のこれまで書いてきた内容を


突き合わせてみると


何かが見えてくるかもしれません。


何度も書いてきていることですし


ブログの書き方講座でも一番先にお話をさせていただいていることなのですが


何を目的として


大切で、限られた時間を消費しながら


SNSなどの世界で


自己表現をしているのか。


さらに


熱帯雨林のスコールのような


最近のゲリラ豪雨のような


情報の土砂降り状態の中から


自分のアンテナに引っかかってきたモノを


どうやって取捨選択しているのか。


情報のリテラシーについて


明確な「ものさし」を持っているのか。


持っていない場合、わからない場合に


それを聞くこと、聞いたら教えてくれる人がいるのかどうか。


これは重要なんです。



「構ってちゃん」



キライじゃないです。



赤ちゃんが


おなかが空いたといって泣き


おむつが濡れたといって泣くことと


何も変わりが無いから。


ある意味


問題の本質に直結する


ソリューションの素だという感じすらします。


ただし


「かまって、かまって」と自己主張ばかりして


自分のさまざまな欲求のみを満たすことに慣れてしまうと


自己中心的で


人に気づかいのできない


結果的に


さびしい


人生になってしまうかもしれません。


しかし


ぼくは


構ってちゃんが


キライじゃないです。


この


「かまって、かまって」には


自己主張があるから。


そこには、希望や可能性を感じるからです。


というか


社長や組織のトップにいる人たちは


みんな


構ってちゃん


なのかもしれません。


ある程度の


自己顕示欲が伴わなければ


そのようなポジションに居続けることは難しいでしょう。


構ってちゃん


というものさしで


さまざまな情報や


周りにいる人を


ジロジロ


見てみてください。


そして


自分にも


同じものさしを


押し当ててみてください。


おもしろい


何かが見えてくるかもしれません。




あなたの周りに



構ってちゃん





いますか。



あなた自身は



構ってちゃん



ですか。







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45歳になるフットボール(サッカー)選手がいます。


「キング」という称号を得て


ストイックに


正々堂々と


大好きなコトを突き詰めています。


その姿勢は大好きですし


同世代として応援もしています。


タイミングがうまくかみ合わなくて


A代表でワールドカップへの出場はかないませんでした。


今回フットサルのA代表として


悲願のワールドカップを目指せることになって


大いなるモチベーションのもと


張り切っていることでしょう。


ただし


気になることがあります。


些細なことかもしれませんが


まさに「そこ」にまだ気づかないのかと


歯痒い感じがします。


移動用のバスにおいて


彼が好んで座る場所


一番奥の左端


ここは通称「キングシート」と呼ばれていて


A代表においては


暗黙の了解


アンタッチャブルな場所として


存在していました。


何かを成し遂げるためには


こだわりやプライドは大切でしょう。


ただそれは


内なる自分を鼓舞するためのものであって


他人を巻き込んで


気をつかわせることとは


決してイコールではないです。


なぜ過去において


最後の最後に


代表を外されてしまったのでしょうか。


もちろん現場にいたわけでもないですし


実際のところは知る由もありません。


ただ


このところの日本代表のチーム作りのプロセスを見てくれば


なんとなく答えらしきものが浮き出てきます。


抜きんでたスターや重々しいカリスマ的な存在は


必要とされないのです。


個々のスキルや経験は確実に上がりました。


これは誰もが認めるところでしょう。


そして


リーダーシップやキャプテンシーは


依存型ではないのです。


いわゆるところの「我が強い」


というキーワードの解釈が


一昔前とは異なっています。


本当につまらないことかもしれないのですが


「キングシート」にこだわって


猿山の大将を気取ってしまっては


もったいないし


無意識に


周りを委縮させるだけです。


そんなことが許されるだけの実績は持っていることを承知で


あえて苦言を呈したいと思います。


周りの人が


「許す」という状況は


「認める」ことと似て非なるものです。


同じ失敗を


繰り返さないためにも。




ぼくは


「キング」と呼ばれる彼を


心から


応援しています。



リーダーシップ


キャプテンシー



我(が)


のバランス。




その本質。






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お風呂から出て


何気なく


妻と娘がいる部屋で


こんな質問をしました。


「ねぇ、ニプレス(ニップレス)みたいなものウチにあるかな?」


娘は質問が終わるか終らないかくらいのタイミングで


いわゆる「食い気味」に


瞬時に反応します。


「ねぇ!それってセクハラじゃん。


 父親の口から聞きたくないコトバ


 トップ10に間違いなくランクインしてると思うよ。それ。」


あまりの反応の速さと勢いに


一瞬たじろぎそうになりましたが


毎日のランニングのときに


衣擦れ(きぬずれ)が気になって、というかランニングに支障が出てしまうくらいの痛みを生じていたので


純粋に対処方法を探っていただけのことだと


なんだか言いわけみたいな説明になっていることに


さらに深みにはまっているような


まるでデリカシーのかけらもなくなってしまったお爺さまみたいになってしまったことが


なんだかダサい感じでした。


ちなみにニプレス(ニップレス)というのは某薬品会社さんの登録商標なので


「バストトップシール」という呼称・表記のほうが良いのかもしれませんが


女性と話をするときにどちらをチョイスするかと言えば


ぼくの選択は間違っていなかったと信じたいです。


マラソンを完走することをメインの目的にして


ほぼ毎日走っています。


現在は12kmのコースを「ジョギングシミュレーター 」で構築して


朝、昼、夕方のいつでもどこでも時間が空いたタイミングで


ルーティンワークとなっています。


スピードは、全行程で1時間10分程度と決して速くはないのですが


完走すること


にこだわっています。


どんなに暑くても


調子が上がらなくても


歩かない、止まらない。


走ることは


ずっと続けていて


7月下旬までは一日5km程度だった距離を


段階的に伸ばしています。


さらに


iPhoneのアプリに


runtastic という秀逸なアプリケーション(iPhone以外でも対応可能)があって


ぼくらのようなルーティンランナーには非常にありがたい存在です。


毎日のワークのデータ管理が可能で


ちなみに今月は


昨日までで163.41kmを走り


12511kcalを消費したとの履歴が残っています。


ネクストステージは1日1回20kmを目論んでいるのですが


所要時間やカラダの対応力やらと相談しなければなりません。


マラソンが本業ではないですし


ルーティンに落とし込めなければ


趣旨が変わってしまいますから。


ダイエットが目的ではなかったのですが


今年の初めに人生最高体重を記録してから


今日現在で8kg以上軽くなりました。


ただし


自分が思い描く「走れるカラダ」にはあと3kgくらい届いていないなと思っています。


それより重いと


膝やら腰やらに負担がかかってしまいますから。


とりあえず


衣擦れ問題は


普通のキズ絆創膏で解消されることとなりました。


しかし


本来の用途(運動時の衣擦れを防止する保護器具)であるはずのモノが


「隠すためのもの」というイメージが強烈に定着していることに


あらためて


ポジションや


認識の違いが


誤解を


簡単に


発生させるのだなと思ったことと同時に


デリカシーの


ボーダーラインが


下がってしまっているかもしれない


自分の思考レベルを


省みる


チャンスにもなりました。




コトバ選び




伝えたいことの本質。






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