45歳になるフットボール(サッカー)選手がいます。
「キング」という称号を得て
ストイックに
正々堂々と
大好きなコトを突き詰めています。
その姿勢は大好きですし
同世代として応援もしています。
タイミングがうまくかみ合わなくて
A代表でワールドカップへの出場はかないませんでした。
今回フットサルのA代表として
悲願のワールドカップを目指せることになって
大いなるモチベーションのもと
張り切っていることでしょう。
ただし
気になることがあります。
些細なことかもしれませんが
まさに「そこ」にまだ気づかないのかと
歯痒い感じがします。
移動用のバスにおいて
彼が好んで座る場所
一番奥の左端
ここは通称「キングシート」と呼ばれていて
A代表においては
暗黙の了解
アンタッチャブルな場所として
存在していました。
何かを成し遂げるためには
こだわりやプライドは大切でしょう。
ただそれは
内なる自分を鼓舞するためのものであって
他人を巻き込んで
気をつかわせることとは
決してイコールではないです。
なぜ過去において
最後の最後に
代表を外されてしまったのでしょうか。
もちろん現場にいたわけでもないですし
実際のところは知る由もありません。
ただ
このところの日本代表のチーム作りのプロセスを見てくれば
なんとなく答えらしきものが浮き出てきます。
抜きんでたスターや重々しいカリスマ的な存在は
必要とされないのです。
個々のスキルや経験は確実に上がりました。
これは誰もが認めるところでしょう。
そして
リーダーシップやキャプテンシーは
依存型ではないのです。
いわゆるところの「我が強い」
というキーワードの解釈が
一昔前とは異なっています。
本当につまらないことかもしれないのですが
「キングシート」にこだわって
猿山の大将を気取ってしまっては
もったいないし
無意識に
周りを委縮させるだけです。
そんなことが許されるだけの実績は持っていることを承知で
あえて苦言を呈したいと思います。
周りの人が
「許す」という状況は
「認める」ことと似て非なるものです。
同じ失敗を
繰り返さないためにも。
ぼくは
「キング」と呼ばれる彼を
心から
応援しています。
リーダーシップ
キャプテンシー
と
我(が)
のバランス。
その本質。
This is HASHIMOTO☆QUALITY