支援者のOSアップデート〜変容と癒しのしくみを探るブログHSP

支援者のOSアップデート〜変容と癒しのしくみを探るブログHSP

支援者のための「内なるOSアップデート」をテーマに、ポリヴェーガル理論・愛着・神経系・身体感覚を融合した癒しと変容のしくみを探究中。強みとつながり、仕事と人生を持続可能にする“進化のラボ”。感受性の深さを武器に変えるヒントをお届けします。

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2025年2月
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◆最近のメディア掲載・登壇

日経新聞さんに取材記事を掲載していただきました。

雑誌【リンネル】9月号にHSPの働き方というテーマで4ページに渡り特集していただきました。

TOKYO FM【Blue Ocean】2回目の生出演しました。ラジコで5/23までお聞きいただけます

NHKプロデューサーによる「おとなのためのアイラブみー」@Spotifyに出演

・集英社オンラインに取材していただきました~「繊細すぎるHSPを悩ます、自律神経のサバイバル」

・上毛新聞さんに掲載されました(2022年8月28日)

・日本が誇るビジネス大賞(2022年5月9日発売)に掲載されました

・CLASSY.に掲載いただきました

・TokyoFM住吉美紀さんの「BlueOcean」に生出演させていただきました

・KBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」さんに生出演させていただきました!

・読売新聞・全国版に掲載いただきました。


ジブンブランディングラジオ(HARUKAさん)さんでお話させていただきました

・アーロン博士HSP映画上映会
ほうふ日報さんに載せていただきました


・KUDENスピーチ
【動画】すべてを捨てたときに見えた世界


・宮崎ますみさんプレゼンツ 
祈り・母なる地球へ 癒しフェア にて「人一倍敏感な子の才能発掘大作戦!」登壇しました!

日経新聞 情報誌 レディ東京さん主催 ランチセミナーに登壇しました!
「感受性が強く、繊細・内向的なあなたへ~ありのままの自分で幸せになる方法」




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の皆川公美子です。

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 正しく人に甘えられていますか?

 

「人に甘えるのは苦手です」と感じている方、多いのではないでしょうか?
セッションにおいてもその声は思ったよりずっと多くて、
いかに日本人全体が

「迷惑をかけてはいけない」

「甘える人は弱い人だ」

 

と思っているか、思い知らされます。

日本人はまじめだと言われますが
人間関係において「正しく」甘えることは
仕事の成果やパートナーシップにもつながる

本当に重要なことがらです。
 

甘えられない、には上記の「日本人特有」という側面のほかに
家族関係の中で「甘える」ことが難しかった経験を持つことが

「甘える=迷惑をかけること」と無意識のパターンとなって
人生を支配していることもよくあります。
 

 

・もう無理だ、いっぱいいぱいだと思っても
誰かに助けを求められない。

・贈り物をもらったら、すぐに返さなきゃ という気持ちが湧いてくる。
 
・人間ドックでC判定がでて要検査項目があるのに、
「来週の会議にでなくちゃいけない、病院なんて行ってるひまはない」
など自分の健康や命 と 仕事を天秤にかけてしまう。

 

・夜中眠い〜〜なときに入ったLINEに「相談したいことがあるの」という内容。
あ〜どうしようかなと思いつつ、反射的に「なに?どうしたの?」と返信している。
 
このような方は、甘え不足かもしれません笑
どうぞこの先を読んでみていただけたら嬉しいです。

 

 

 正しく甘えられない理由──それは“適応”だったのかもしれません

 

「人に甘えるのが苦手」「つい自分で何でも抱えてしまう」

──そんな方は、とても多いです。

 

でもそれは、“性格の問題”ではないかもしれません。
 

幼少期の発達段階で満たされなかったニーズを埋めるために、

私たちは“適応”というかたちでパターンを身につけてきたと考えます。

 

たとえば──
 

本当は「助けてほしい」「甘えたい」と感じていた幼少期に、
その気持ちを表すと親が困った顔をした、逆に怒られた、スルーされた。

 

すると子どもはこう適応します。

 

「甘えたら迷惑をかけるんだ」
「自分のことは自分で何とかしなきゃ」

 

──そう信じこみ、“自分の感情を感じないようにする”ことでバランスを取るようになるのです。

または。

 

「人に頼っても、期待通りに応えてもらえなかった」
「人に気を許すと、失望させられた」

 

そんな体験があると、無意識にこう設定されます。

 

「どうせ助けてもらえない」
「甘えても、結局はがっかりする」

 

だからこそ、大人になっても“甘えられない”という反応が自動的に出てしまう。

それは、“今この瞬間”の判断ではなく、
“昔の体験が身体と神経系に残した記憶”からくるものなのです。

 

 

身体は記憶しています。
アタマでは覚えていないけれど、
身体がそのように反応するのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

“甘えられない”のは、かつてのあなたが「そのほうが安全だった」から。

でも今は、少しずつその反応に気づいて、自分のニーズを優しく受け取ることができるようになっていくことが可能です。

「甘える力」は、あなたが思っている以上に、大人としてのしなやかな“人間力”なんです。

 

 

 正しく甘えるってなんでしょう?

 

タイトルの「正しく甘える」って言葉、違和感がありませんか?
正しい甘えなんてあるの?
そう思いますよね?

「正しく甘える」とは自分の感情やニーズを素直に認めたうえで、

相手に対して“ちょうどよく”サポートを求める力のことです。

これは、依存ではありません。「自立した大人どうしが、お互いに支え合う関係」をつくるために必要な力です。

 

たとえばこんな場面──

  • 朝からバタバタで疲れた日、家族に「今日は洗い物お願いできる?」と言ってみる

  • 職場でキャパオーバーのとき、「この部分だけ手伝ってもらえたら助かります」と同僚に具体的に頼む

  • 気持ちが落ち込んでいるとき、「ちょっと話を聞いてもらえるだけで助かるんだけど」と伝えてみる

  • 「手伝ってもらって助かったよ、ありがとう!」と、素直に感謝を伝える

 

こうした“ちょっとした一言”の積み重ねが、「自分の感情やニーズを抑え込まない」習慣につながります。

 

甘えるって、決して「わがまま」や「依存」ではなくて、
自分を大切にしながら、人との関係も心地よく保っていくための“人間関係のスキル”なんです。

「正しく甘える」とは、自分の感情やニーズを素直に表現し、相手に適切にサポートを求めることです。

これは、依存とは異なり、自立した関係性の中でお互いを支え合うことを意味します。

「人に甘えるのは弱い」と信じていませんか?

「人に頼ることは弱さの表れ」と考えてしまう背景には、幼少期の経験が影響していることがあります。

例えば、感情を表現することが否定されたり、助けを求めることが許されなかった環境で育つと、自分のニーズを抑えることが習慣化してしまいます。

 

 

逆に上司や学校の先生にわかってもらいたい、
こんなにがんばったということを理解してくれないなんて酷い!
心をいれかえて理解してほしい、
このへんは、正しく甘える、とは少し違う別のテーマになるかもしれません。
また今度にしますね!

 

 

 

 社会人としての正しい甘え方!?

 

職場や社会の中で適切に甘えるためには、以下のポイントを意識してみてください。
 

  • 自分の限界を認識する:無理をせず、助けが必要なときは素直に伝える。
     

  • 具体的に依頼する:漠然としたお願いではなく、具体的なサポート内容を伝える。
     

  • 感謝の気持ちを表す:助けてもらったことに対して、感謝の意を示す。

これらを実践することで、信頼関係が深まり、より良い人間関係を築くことができます。

 

 

 毎日の小さな心のエクササイズ

 

自分の感情やニーズに気づき、適切に表現するためのエクササイズをご紹介します。

 

  1. 一日の終わりに自分の感情を振り返る:今日感じた喜びや悲しみ、不安などをノートに書き出してみましょう。
     

  2. 助けを求めたい場面を想像する:どんなときに誰に助けを求めたいと感じるかを考えてみましょう。助けを求めなかったけど、本当は求めたかった、場面に気づけたら
    最高です!
     

  3. 小さなお願いをしてみる:例えば、同僚に業務の一部を手伝ってもらうなど、小さなお願いから始めてみましょう。

 

これらのエクササイズを通じて、自分の感情やニーズに敏感になっていきます。
はじめからゴールや完璧をめざさず
日常のなかでぼちぼちやってみましょう。

大人としての人間関係を表現する力を養うことができます。


今日も読んでくださりありがとうございます!

 

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ながら聞きができるので、車での往復やご飯作りのときに
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【自律神経とHSPの関係をとてもわかりやすくまとめてくださいました】
 

 

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このノンフィクションはすごい!

すごい本が翻訳され、日本での出版となりました。

 

 

 

「トラウマ当事者、支援者必読」と帯に書いてあります。

ポリヴェーガル理論を日本に紹介された第一人者であり、

神経セラピスト、公認心理士である浅井咲子先生が監訳されていて、

今回ご恵贈いただきました。
心よりありがとうございます!

読んでみて衝撃のノンフィクション本でした。
今日はわたしなりの記録を記してみたいと思います。


はじめにお断りなのですが、
この本の特徴として、チャプターはすべて数字で並べられており、目次タイトルがひとつもありません。


本を読むときに目次を見てふわっと全体像を掴む習慣がある方は多いと思います、わたしもそうです。
著者の意図としてタイトルによる先入観なく読んでほしい、という意図があったなら申し訳ないのですが
やはり目次がないと読み出しにくいので
わたしが独断でつけさせてもらった目次タイトルを下記に記してみたいと思います。

 

 

筆者はマレーシア系アメリカ人女性

筆者はマレーシア系アメリカ人女性。ステファニー・フーさん。

作家,ラジオプロデューサーで,直近で代表されるものとしては 「ディス・アメリカン・ライフ」があります。彼女の作品は 「スナップ・ジャッジメント」,「リプライ・オール」,「99%インビジブル」,「レディオラブ」で放送され,彼女の文章は 「ヴォックス」や 「ニューヨークタイムス」 に掲載されています。著名な講演者およびインストラクターである彼女は,コロンビア大学で教鞭をとり,サンダンス映画祭からミズーリ州精神保健局まで,さまざまな場所で講演してきました。(岩崎学術出版HPより)

 

 

こちらはステファニー・フーさんのインスタグラムです。

元気でかわいい女性で
トラウマを連想させるような雰囲気は微塵もないことに驚かれる方もいるかもしれません。
 
でもいつも思うのは
セッションに来られて複雑性のトラウマ(複雑性PTSDは診断名として使われます)を訴える方は、一見、とても優しいか
とても強くて明るいか、なのです。


複雑性のトラウマとは以下のような状態に苦しんでいる、日常的に、じわじわとずっと苦しい状態のことを指します。
単回の事故や天災などのショックトラウマと違って、長くつづくトラウマ体験によります。

  • 感情調整の困難:怒りや不安をコントロールしづらい。
  • 自己概念の否定:自分の価値や能力を否定的に捉える。
  • 対人関係の問題:他者との関係を築くのが難しい。
  • トラウマ再体験:フラッシュバック、悪夢などがあることも。

    え?そんなの普通じゃない?と思われた方、そのとおりです。社会は複雑性トラウマに覆われている時代なのかもしれません。
    けれども複雑性トラウマの状態を知ることは、今よりもっともっとラクに楽しい人生に転換する大きな可能性を秘めています。
     

この本は、『わけがわからない自分の状態』に悩む方に大きな希望となると思います。
複雑性トラウマは世界がいまやっと気づき始めたトラウマの形態であり、
常識というには程遠い、これをセラピーで扱える人がほとんどいない、というのが現状の事実。

要するに、世界中でまだ理解が足りていない領域です。

そしてその日常の苦しさを成しているものは、信念と身体反応がからみあった状態のため、
解き明かすのも快方(その方がラクだと思える方向)に向かうのもとても難しいと思われている分野です。

やっとこさ、2018年にICD-11(WHOが出している診断基準)で、PTSDと区別された診断基準として記載されました。

 

 

読み方のおすすめ

 

 

この本はトラウマのサバイバーの方にもおすすめと書かれていますが、
わたしの経験上、
トラウマサバイバーの方にとってはpart Ⅰは、虐待のリアルな記述が多く、
もしかしたら刺激が強すぎるかもしれないので、

目次を見て好きなところから、または
partⅡから読んでみて
筆者の日常と一旦仲良くなり
筆者のトライアルや意識や感情を読み進めるうち、
parⅠに戻れるな、と思ったら
冒頭に戻ってリアルな、この本の前提を確認する、というのでもいいかもしれません。

(虐待されていた幼少期、父母のこと、両親が出て行ったこと、めちゃくちゃな人間関係、

複雑性PTSDな状態ってこういう感情という毎日のリアルな描写などが描かれています)


対人支援者の方は冒頭からもちろんどうぞ。

 

 

皆川なりのチャプタータイトル


すべてのチャプターが番号だけというのは結構ツライな、と思ったので
筆者の意図に反していたらごめんなさい、なのですが、私なりのタイトルをつけてみました。
その章を読むかどうか、どこからはじめるのか、にお役立ていただけたらうれしいです。


partⅠ

チャプター1  「神様、わたしをいい子にしてください。ママとパパを喜ばせてあげれるように」〜虐待の日々

チャプター2 異常な日常〜眠らなくなった私

チャプター3 切れ切れな記憶

チャプター4母が出て行った

チャプター5 父が出て行った

チャプター6 私が自殺しなかった3つの理由

チャプター7 また友人関係を壊してしまった。「本当のガンはわたしの隣にいます」

チャプター8 私は求愛ヒル

チャプター9 最善の努力はしたけど、恐ろしく腐った性根が這い出てくる〜ジョーイとの出会い

チャプター10 パニック発作を起こす時間が長くなっていく〜みんな「おおむね良好」なのね!?

チャプター11 「診断結果を知りたい?」

 

partⅡ

チャプター12   私に向かう準備〜複雑性PTSD

 

チャプター13  科学的論拠を目にして立ち上がる。

 

チャプター14  刺激と反応のループ?

 

チャプター15  セラピスト探してデート相手を見つけるのと同じように難しい

 

チャプター16  怖い記憶...「それは2点ですね」

 

チャプター17 EMDRとハンガー

 

チャプター18  後退〜私は解離していた

 

チャプター19  知っても、助けにならない。

 

チャプター20  グランディングとDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)

 

チャプター21  私は厄介なエセ・セラピスト

 

チャプター22  過去に飛び込む準備

 

part III

チャプター23  親の持つ苦しみは、子供の根底に

 

チャプター24  高校時代のあの場所へ

 

チャプター25  子供ならではのサバイブ

 

チャプター26  みんな、虐待されていた。

 

チャプター27  アジア〜恥の精神

 

チャプター28  親戚

 

チャプター29  お父さん、結婚してたの?!

 

チャプター30  アンタッチャブル「ネガティブ」の文化的背景

 

チャプター31 DNAから見てみる

 

partⅣ

チャプター32  父の家族、そして診断。現実。

 

チャプター33  父から見た景色

 

チャプター34  トラウマとは、空虚であり、際限なき飢え

 

チャプター35  ついに私の面倒を見たい人が現れた

 

partⅤ

 

チャプター36  子宮内膜症。精神をとるのか、身体をとるのか。

 

チャプター37 ハム先生との出会い

 

チャプター38  これまで気づくことのなかった「わたし」のあり方

 

チャプター39 「大事なのは修復なんです。」

 

チャプター40  捉え方の変化

 

チャプター41  あれ?私は焦ってない。

 

チャプター42 ハッピーエンド

 

チャプター43 私は生きている、私は誇り高い、私は幸せに満ちている、依然として。

_________________

この本はステファニーが幼少の酷い虐待から複雑性PTSDになったことに
自分で気づいていくところからはじまります、
人間関係がどう考えてもなんかおかしい、という感覚が入り口でした。
勇気のある彼女はそれに取り組み、
乗り越えて幸せになっていく自叙伝のようなノンフィクションです。

個人としてのリアルな家庭状況、
文化的な考察、
科学論文からの考察、
など多岐にわたる視点が交差している構造になっていて
ものすごい読み応えです。

そしてそのどれもが彼女のフィルター、素直な視点をもとに描かれているので
とても読みやすくわたしたち読者の心にズバン!と響きます。
 
トラウマの克服本、などと聞くと重たすぎて正直憂鬱になる、というのが普通の反応じゃないかと思うのですが
この本のはじめには著者からの「ハッピーエンドですから」という言葉があって
もうそこから笑みがこぼれちゃいます。

 

けれども読み進めるとことは、そんなに簡単じゃありません。
進んだと思ったらまた後退、のような感覚に襲われている彼女の気分が手に取るようにわかります。
それはまさに現代におけるわたしたちひとりひとりの物語であり、
複雑性トラウマが決して他人事ではないのがわかります。
 
「まだ、だめなんだ。わたし。」
そんな気持ちとしっちゃかめっちゃかに戦う彼女の姿があります。
彼女は勇敢でエネルギーの大きな人物です。

人間の尊厳と活力に畏敬の念を覚えます。
わたしも一緒に、わなわなしながら読む場面もたくさんありました。

 

 

著者ステファニーが感じていたこと・本文より

 

本を読む前に、彼女がどのような口調でどのように記述をしているのか、気になるところではないでしょうか。
彼女の文章、そして日本語訳はすばらしく、彼女の人柄が伝わってきます。
それがこの本の醍醐味のひとつです。

以下に本から、彼女のプロセスに関わる言葉をそのまま引用させていただきます。

 

________________

 

・聡明で落ち着きがあって、優しそうな人に出会うたび、この人がすべての答えなのかも、この人が全てを解決してくれる。新しい親友なのかも、この人こそが、私に愛を感じさせてくれる唯一の人物なのかも、と錯覚した。83ページ

 

・何度もトラウマを受けると、意識的にも意識的にもトリガーが増え、再現なく、説明もつかない状況になる。何百回もミスをして打たれれば、そのミスそれぞれが危険になる。大勢の人から蔑まれたら、誰も信用できなくなる。この世界そのものが脅威になる。93ページ

 

・残念なことに私の持つドラマは1つの出来事じゃない。何千何万だ。94ページ

 

・書かれたこの文章を読む上で、端から来る鼓動の高まりを抑えることなんてできない。96ページ

 

・最初に私に沸き起こった衝動は、とにかくバグを除去しようと言うものだった。〜(中略)〜「どうやら私は不可能に立ち向かうしかないようだ。クソ。なんてもの背負わされたんだ。自分の運命に抗わなきゃいけないなんて。」103ページ

 

・私は本当にセラピストを探したくなかった。自分の最もクレイジーで、最も深遠なる不安を打ち明ける相手を探す事は、到底楽な仕事ではない。108ページ

 

・幼少期の自分に対する、これまで沸き起こらなかった愛と敬意を感じた。

ただ知っているのと、理解しているのとでは違う。自分のせいじゃないことは知っていた。EMDRは実感するという次の領域へのゲートを開いてくれた。ただ暗記することと心理学習することの違いのように。仮説と信念との違い。祈りと信仰の違い。それが今明らかになった。信仰なくして愛なんて存在するだろうか?

128ページ

 

・例によって自分が教科書通りであることを知っても、そのページから抜け出す助けにはならない。137ページ

 

・例えば、私の仕事を辞める前、私の犯したいくつかの些細なミスを告げに、上司が私のデスクへ来ることがよくあった。私の身体と脳が完全にその時点のものであれば、失敗を恥じる事はあっても、大した事ではないと認識し、自分の非を認め、仕事に戻っただろう。私の場合そうではなく、上司が帰った後、毎回罪悪感と不安と羞恥と戦慄を感じていた。タバコを吸いに階段をかけ降り、自分の無能ぶりを友人にメッセージで送り、誰にも尊敬されることなく、おそらくクビになるのだろうと30分間して茫然自失していた。自分が完全に今ここにいるとわかっていながら、感情は1997年に舞い戻り、単語テストでミスをした少女として、文字通り生きるか、死ぬかの問題に直面してしまう。この想起こそが、感情的フラッシュバックだ。140ページ

 

・手のひらで感じる空気のこの心地よさに、なぜ今まで気づけなかったんだろう?143ページ

 

・親が持っている苦しみがあるものの、根底に大きく、そして暗く影を落としていることを感じ取れた。

 

・自分の身に起きていることにもかかわらず、それも、最悪なことが起きているとわかっているにもかかわらず、まるで赤の他人に起きたことのように、自分の体験に一定のジャーナリズム的懐疑心を向けてしまう。そして、無数の言い訳をしてしまう。〜中略

こうした経験が自分に偽りのコントロール感を与えた。自分が誤っているなら、それは変えられる。どうにかできる。188ページ

 

・最初に電話をかけてきた時、父は私に、今になって人を愛することの難しさに気づいたと語った。「ただ愛するだけじゃなくて…そばにいてほしいと思われるような人間にならなきゃいけないんだよ」と驚きを隠せないかのごとく私に言った。230ページ

 

・私はセラピーで学んだことを30分かけて父に話した。私が20代の段階で誰かに言ってもらいたかったこと。自分の過ちから学んだこと。父のように振る舞っていたせいで犯した過ちから。

「本当にそうだ」父は驚いたように言った。「お前が言ってる事は本当に正しいよ。なんでこんな、お前が親で俺が子供みたいになっちゃったんだろうな」

なんでこの人は前からそうだったと言う自覚がないんだろう? 232ページ

 

・トラウマとは、殴られたりネグレクトされたり、侮辱されたことによる悲しみだけを指すのではない。それはある側面に過ぎない。トラウマとは、送ることができたかもしれない幼少期を惜しむことでもあるのだ。周りの他の子どもたちが送った幼少期。膝をすりむいた時は、お母さんがハグやキスをしてくれたかもしれないという事実。あるいはお父さんが卒業式に参列してくれて、花束を渡してくれたかもしれない。トラウマとは、大人になってから自分自身を養育しなければならないという事実を嘆くことなのだ。253ページ

 

・身体的健康と精神的健康が複雑に絡み合っているのを知っている。精神的健康が損なわれれば、身体的健康もまた損われる。薬を服用せず、精神的にも影響してくるであろう。痛みに耐えるべきか?あるいは身体的健康を向上させる。薬を飲む一方で、精神をずたずたにするべきか? 266ページ

 

・ある研究によると、幼少期にトラウマ被害を被った女性は、重い子宮内膜症になる可能性が80%高まるというようなことが示されていた。

当然でしょう。             267ページ

 

・彼の言ってることがわからなかった時、私は度々話を脱線させ、話題を変えていることに気つかされた。混乱している時にも概ね私は説明を求めていなかった。それどころか、彼から非難されていると反射的に思い込んでいた。私は先回りして彼の話を遮り、自分の態度の悪さを謝っていた。自分に対する厳しい言葉を何度も口にしていた。複数の箇所で支離滅裂なことをとりとめもなく話していた。     292ページ

 

 

ハム先生との出会い


それまでのセラピストもそのときどきの役目を果たしていらしてすばらしい方達だったと思います。
ただ、意識の変遷、またはトリガーによって彼女はセラピストを数回変えていきます。
 
最終的な出会い、と言ってもいいと思うのですが後半にでてくる
ハム先生 というセラピストとの出会いが、彼女の学びと成長をさらに後押ししました。

対人支援者なら、だれでもこの章からあとは「その秘密を教えてくれ」という気持ちで読むのではないでしょうか。笑

ハム先生のセッションは絶妙でした。
このあたりの機微はどうぞ実際に本をお読みになってください。

感情の起伏がある普通の人間 としてステファニーはハム先生を描いています。
ときに大げんか、罵倒しあったりもしていて、え?これがセラピー?と読んでいてびっくりされる方もいると思います。
わたしは、これはハム先生が潜在的に彼女に、「自分の生身の感情とつながること」を教えていた場面と捉えました。
トラウマのサバイバーはときに、いえ、ほとんどの場合、感情と切り離される「解離」を経験します。
心地いい、不快、嬉しい、イライラする、などの純粋な身体反応としての感情が幼少期に徹底的に攻撃の的となったために、
自分の感情を殺して、切り離してサバイブする人が多いのです。(大人になってそれはもう必要ないのですが、
自分に染み付いた信念を変更するには、時間を要します)

 
例えば、「ボランティアのイベントがあるから私参加するんだけど、どう参加する?」って友人に聞かれたときに
「楽しそう!参加します〜!」じゃなくて
「自分にとっても千載一遇のチャンスだと思うからやらない選択肢はないと思う」という言葉の裏にある考えの方向性は

とても客観的で、自分を外から眺めて判断している言葉ですよね。
客観性が必要ないというんじゃない、
でもわたしたちは動物であり、
主観なしで客観視点だけによって生きていくと、それがずっとずっと人生において常態化していると

身体の過労や不調につながっていく人が多いのです。
 
人間関係にも感情とつながっていない人との会話は「妙な感じ」・・・・がでます。
法律違反じゃないけどさ、なにその感じ・・・という小さな違和感の積み重ねが
結局対人関係のストレスとなって知人・友人関係を壊すことが多々あるとき、
そこには「あるパターン」が潜んでいることが多いです。

 

 

わたしがハム先生から学んだこと

 


ハム先生自身が自分の弱さを認めていました。感動的です。
これこそがセラピストのあるべき姿だとわたしも強く思います。
それでないと、マイナスからゼロの視点である「治療」のプロセスはできますが
0から80の視点である「主体性と人生における試しへの成長」のプロセスは伴走できない。
このことはクライアントであるステファニーが、他のセラピストと比べて気づいていました。

ハム先生は、人間臭くて、ある意味ピュアで、寄っていきたくなるような人なんです。
わたしもそうありたい♡

先生も七転八倒しながら、
ステファニーとともに探究を重ねていく。
これはできそうで、なかなかできないことではないでしょうか。

 

そして原因と結果、という視点に囚われ続けている彼女に
「人生のプロセスを味わう」という視点を醸成していったことも印象的でした。

ハム先生の治療の章を読んでも
え?結局何をしたの?と思われる方も多いかもしれません。
いや〜神業的でした。「潜在的な」意図をもったかかわりで、人の開花を手伝うさまが。
 
クライアントの視点変換がクライアント自身の活力や湧き出るようなエネルギーとともに
あふれでてくる瞬間をつくることは、スキルの枠組みだけじゃできません。
神様の領域の仕事だとつねづね思います。
わたしたち対人支援家も命懸けです。
そうなんです、人を癒すなんて神様でしか本来できないことを
エゴを持ち、エゴと闘う人間が人間に、仕事としてやろうなんて
土台無理なのかもしれないと毎日思います。

 
指示出しや説得によっては起こらない、
人間の発達=子どもが育つように自然に醸されてくるなにか、が癒しの本体になるのですから。
植物が葉っぱをどのように伸ばしてくるかは、わかりません、
育成するという行為は
「こっちのほうに人を引っ張ろう、指導しよう」というエゴによってはなされず
「伸びたい植物が自分で意思決定して伸びていくプロセスをタイミングよく下から支える行為」です。

複雑性トラウマのサポートはものすごく高度で、
支援者、教育者、育成者の立場の者のほうが
自分のトラウマに気づき、自分を愛おしくながめることができてはじめて成立します。


複雑性トラウマのクライアントは発達上「やらせてもらえなかったステップ=段階」を持っています。
その人のせいではないし、その人の本当のキャラクター=性格でもありません。
本当のキャラは、親ぐらい一緒にずっといないと自然には取り戻せないこと。
一緒にいるということはそれだけで神経の共鳴を呼ぶので、
だから時代は居心地のいいコミュニティを求め続けているのかもしれませんね。

そうやって自律神経の機能的発達としての身体的な安心を育てていくのには時間がかかるものです。
それを技術的に高速ワープなショートカットをさせようというのが、
対人の心理セッションであり、
これまで、たとえば50年間かかえていた感受性パターン(身体反応と連動しています)というものを
数回〜30回くらいのセッションで
「あ〜疲れにくくなりました、感覚過敏がなくなってびっくり、まわりの人はこわくないってわかったし
私はわたしでやっていってみます♡あ〜今日もじわっと幸せ♡」というところまで到達するのは、
多くのタイミングと神の息吹が必要なんです。
それに向けて自分ができることを、今日も明日も努力するのみです。


 

 

この偉大な本が生まれた奇跡について

 

複雑性トラウマについての
クライアント自身の言葉による精密な本が出版されたというのは、
本当に驚くべきことです。

①クライアントは、セッションを重ねていくと、感受性や考え方が変化していきます。
そして変化したあとでは
もう、以前のものの見方、感じ方をリアルに思いだすことはできないのです。

その点において、彼女はジャーナリストであり、
とても精緻な記録をずっととっていたのだろうと推察します。

(でも幼少のころの言葉はどうしたんだろう。思いだして記述するのにものすごい体力を使われただろうな・・・)

そのときどきのリアルな感情や視点を読ませてもらえることは
思ったよりずっとすごいことです!!

②人は自分が「欠陥がある」「未完成だ」「ゴールまで遠い」と思っているときに
自分の記録をとるのは好まないものです。
ハッピーエンドになるかどうかはわからない中途半端な途中感覚。
文章のメンタリティーに「憧れ」や「なりたい姿」が混じったり、
「欠陥品だという自分を恥じている」ので、記録を残したくない、と思うのが普通です。
 
恥ずかしい感覚、それをあらわにしていく強さは
癒しが完了した人には現れますが、
プロセスのなかにいるときに、それをやるのは難しいことです。
 

たとえば今から英語を習います〜と言いながら
まったく英語がたどたどしい自分を録画してYouTubeにあげていくのは
結構難しい、恥ずかしいこと、だと誰でも思いますよね。

 

それをやってのけた、膨大な量の告白と正直な気持ちの表現は
どれだけたくさんの人を救ったことでしょう。
わたしはそのことに心打たれます。ありがとう!

 

 

トラウマの克服とはなんでしょう

 

複雑性トラウマの「克服」とはいったいなんなのでしょうか。

 

筆者は言います。


「今や決定的な変化が二つある。希望と尽力があることだ。自分の感情がどんなに絶望的なものであっても、
それが一時的なものであることを知っている。
その手に負えなさには関係なく、わたしには その獣の主人であるという意識がある。そしてそのそれぞれの終戦に

わたしは力強く立ち、こう旗を打ち立てる。私は生きている、私は誇り高い、私は幸せに満ちている、ずっと。」

すばらしいハッピーエンドですね。
彼女は精神の自由を手に入れたのでしょう。


複雑性トラウマの卒業はどこなの?
結局お金ばかりかかって、何も起こらないんじゃないの?
多くの人がそう思っていると思います。

でもわたしは思うんです。
記憶が消えて、人生からトラウマの影がいっさいなくなることとは違うかもしれない。
でも視界が広がり、希望を感じられる身体になるということは、事実できる。と。

参考までにですが、わたしのこれまでのセッションの体験として
多くの方が「わたしは自分自身の人生を歩んでいきます」というような意味のことを言いながら
卒業されていきました。

これは卒業だな、とクライアントさんとの歩みのなかで私が指針としていることは、

①感受性そのものがかわる。防衛や拒否反応が強く出ていたことに対して、反応が出なくなる。
・感覚過敏が気にならないくらい小さくなる
・気に食わないヤツ にイラッとしなくなった自分にあとから気づいて「そういえば・・・」と話してくださる

・パワハラで圧倒感がある、と思っていた人に対してしれっと意見を押し戻している自分にあとから気づく

・いやなときにイヤだと言えて、ネガティブだというジャッジをしなくなる

②不快とともにいられるようになり、ご機嫌な状態に戻るのが早くなる(耐性領域が広がる)
・白黒思考すぎて0か100だったのに、ファジーな状態で人といられるようになる
・少し不快だと思うことが起こっても、そこに意識が固定されてぐるぐる思考になることがなくなる

・だめな自分を許せるようになり、休めるようになる。常に進まない、階段の踊り場にいる感覚を持てる。
 
③身体感覚とともに生きるようになる。だから不調に陥る前に休めるようになる。

・身体からあがってくる感覚を受け取りそれを信じられるようになる
・判断、だけじゃない「心地よさ」や「直感」による決め方ができるようになる

・仕事から帰ってバタンキューだったのが、身体に余力がでて他のことができるようになってる
(ご本人は体力がついてきた、と言います。でもこれは神経力であるほうが多い)

・笑顔の質がかわったり、クライアントさんの佇まいそのものがかわる、それを何も知らない家族に指摘される。

 

④わたしは私、という感覚がでてくる
・このあたりで転職など、実際の現実に向き合う力が全開になっていきます

(低活力の状態でいい転職をするのはむずかしい。もっと土台からやる必要があります)

・呼吸が大きく深くなり、身体がかわります
・軽やかさ、こだわらなさ、がでてきます。反対意見に出会っても「あ、じゃあ話し合いましょっか」という感じ。
 自分そのものを否定されたという感覚から離れたことに後から気づく。



このような変化のあとに仕事での成功が生まれてきます。
ラクに強みで生きながら、仕事で疲れすぎず自分のペースで楽しく働ける。
成果も出せる、自分をきちんとアピールできる。
これらはトラウマを乗り越えたあとに、起こってくる、という実感があります。

逆に言うと、トラウマを見ずして
仕事の成功だけ手に入れようとすると
健康を害するような、のっぴきならない無理をしつづけなければならない状態になることが多い。
と、個人的には思います。

だからわたしはキャリアコンサルタントの領域で、仕事をしながら苦しんでいる方たちの
トラウマ解放から仕事への向き合いをノンストップで行う「転機のりこえ〜シャバへw」をやっています。


最後にステファニーさんの言葉を。

 


インスタグラムよりお借りしました。

良い人間になるために、私はあまりにも直感的でないことをしなければならなかった。

自分を罰すれば問題が解決すると言う考えを捨てなければならなかった。

愛を見つけなければならなかった。


この先の結論は、どうぞ、ご自身で目撃されてみてくださいね!

 



『今年の一冊!』確定の本でした。

 

 


今日もお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

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2015.10.30  集客には自分がシアワセに仕事しよう 満席
2015.10.22  フロント企画力アップ講座 満席
2015. 9.16  周波数でつながるの体感 満席
2015. 9.11  オリジナリティを活かした企画の作り方 満席
2015. 7.10  自分の周波数を強く出す 満席
2015. 6. 8  自分の周波数を広げちゃおう! 満席
2015. 4.28  風と太陽と空を感じるテラスにて@表参道 満席
2015. 3.23 幸せな仕事の話をしよう 満席

 

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2022.12.16 アーロン博士のHSP映画上映会
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2021.07.31 日本初アーロン博士HSP恋愛映画上映会 満席
2020.12.19 アーロン博士のHSP映画上映会 40名満席
2020.12.4 アーロン博士のHSP映画上映会 40名満席2020.10.02 アーロン博士のHSP映画上映会 50名満席2020.08.10 アーロン博士のHSP映画上映会 40名満席2020.06.19 アーロン博士のHSP映画上映会 40名満席
2020.02.01 映画上映会「サティシュの学校」 &辻監督お話会 満席
2020.02.01 アーロン博士のHSP映画上映会 80名満席
2019.11.16 アーロン博士のHSP映画上映会 80名満席2019.09.16 アーロン博士のHSP ドキュメンタリー映画上映会 80名満席2019.06.26 アーロン博士のHSP映画上映会 80名満席image
2019.03.04 映画上映会「サティシュの学校」 満席
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2019.04.03 春休み親子イベント Points of You®Japanさん共催~カードで会話しよう~ 満席
2018.08.23親子でジャンべ体験~伝えるは言葉だけじゃないを知る
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2018.05.29 HSCちゃんあるある会 & ギネス自転車で世界一周 小口良平さんトークショー@神谷町光明寺
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2018.01.13 菅野のなさん講師 親子で味覚体験
imageimageimage2017.11.19  キッズ本物のレコーディング体験 満席imageimageimage2017.08.20 お片付けレッスン(新見和恵さん)満席
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2017.05.28 キッズ本物のレコーディング体験 満席

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仏教ゼミ~奈良薬師寺執事 松久保僧侶をお迎えして第一期 2017.10~2018.02
第二期 2018.10~2019.02
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国家資格キャリアコンサルタント
Gallup認定ストレングスコーチ(強み専門家)
TRE®(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー
自我状態療法セラピスト(パーツ心理学セッション)

「エネルギーが湧かない」「もう無理かも」「がんばりすぎてしまう」を、
トラウマ・神経系・身体感覚の視点から読み解くセッションをしています。

これまでにのべ7,800名ほどの方に伴走してきました。
HSP気質や生きづらさ、また支援の仕事に携わる方など、
“頑張りすぎて疲れを自覚できない人”の声と共に歩む日々を重ねています。。

 

 

 

「虐待もネグレクトもなかったのに、私はなぜこんなに苦しいの?」

 

 

クライアントとのセッションの中で、繰り返し出会ってきた「問い」です。

今日はこのことについて、わたしの経験と知識をもとに書いてみようと思います。

その方は自分が「ちゃんとした家庭」で育ち、「問題はなかった」と思っている。

 

でもずっと生きづらくて
でも自分は「治さなければいけない」人じゃない、
そんなふうに思ったら崩れ落ちてしまいそうだ、
でも疲れやすすぎると思うし、
どうしてみんなそんなにラクに生きてるの?と思うし、
気分のアップダウンが激しすぎたり、
上司の言葉に傷つくことがよくあり、
人間関係がうまくいかないパターンにはまることもよくある。

今もなお生きづらさを感じ続け、
パニック発作や情緒の揺れ、深い自己嫌悪に苦しんでいる。

 

DSM-5(アメリカの精神保健定義を担う)やICD(WHOの)の定義にあるような、
「ぎょっとするような家庭環境」に当てはまらない。


毎晩両親が大喧嘩していた、
大人からの暴力があった、
ネグレクト(育児放棄)というような明確なトラウマがない。
 

それでも、心の奥には確かに「なにかが壊れてしまった」感覚があり、
本人もなぜこんなに苦しいのかがわからない。

そのような方にたくさん出会ってきました。

注)複雑性トラウマとは、長期間にわたり繰り返し体験する深刻なストレスや心的外傷(トラウマ)によって生じる、心と行動の広範な障害を指します。医学的には「複雑性PTSD(Complex PTSD, C-PTSD)」として知られ、2022年からWHOの国際疾病分類(ICD-11)で正式な診断名となっています。
 

例:

  • 感情が不安定でコントロールしづらい

  • 自分に価値がないと感じる

  • 他人との関係がうまく築けない

  • 孤独感や絶望感、無力感などが強い

  • 自己破壊的・衝動的な行動がみられることもある

    こんなの誰でもあるじゃない!と思われた皆様、そのとおりですよね。
    現代にはどこにでも見られるようなことかもしれません。
    それを病気と捉えるわけではなく、複雑性トラウマのしくみを知っていると
    クライアントさんが変容を起こせる状態までサポートできる可能性が高いと思います。

原因となる体験

  • 児童虐待や家庭内暴力、長期的ないじめ

  • 拘束や拷問、戦争、カルト宗教などからの脱出困難な状況

  • 長期間にわたる身体的・性的・心理的虐待

このように、逃げることが困難な状況で、反復的・慢性的なトラウマ体験が原因となります。

が、HSPさんの場合は、外からの刺激や圧力がなくても
敏感な感じ方によってこの状態になることが多々あります。

今日はそのことをテーマにしています。

 

 

「トラウマ」の定義に当てはまらなくても、心は傷つく

 

 

精神医学の定義では、PTSDや複雑性PTSDには

「命に関わるほどの衝撃的体験」が前提とされます。


一方、DSMやICDの診断基準に照らし合わせれば、

“該当しない”人は、この世の中にたくさんいます。
 

でも実際には、

  • 感情に共感されなかった
     

  • 「ちゃんとしていなさい」とだけ言われて育った。またはダイレクトにそう言われていなくても「世間体」を親は痛いほど気にしているのだと伝わってきた。
     

  • 親の気分にあわせて空気を読むことが当たり前だった

そういった「日常のなかの静かな断絶」こそが、
身体と神経に深い“痛みの記憶”として刻まれることがあります。

繋がれた感覚 ってものがないと
動物は痛いのです。

 

 

“なにもなかった”家庭で、何が起きていたのか?



一見「何も問題がなかった」家庭には、以下のような特徴があることが多いように思います:

  • 親は教育熱心で、外面がよく、世間的には“理想の家庭”
     

  • しかし、感情のやりとりがない
     

  • 「気持ちを言語化する」「不快を共有する」ことが許されなかった
    (心のままに「そんなのいやなんだよ!」「今日はだるい〜〜」と言えたことありますか?)
     

  • あるいは親が無表情・過干渉・支配的で、子どもは自己を抑えて生きてきた家庭だった
    (ちゃぶ台返しやモラハラお父さんはほんとうに多いです。家族はずっとヒリヒリしている)
     

その結果、「自分を感じること」がわからなくなり、
大人になってから感情の波や自己否定に飲まれてしまうことがよく起こります。

人間関係がなぜかうまくいかない、
あるときになぜかLINEの返信が来なくなる、

などのことに心を痛めているかたもいらっしゃいます。
人と暖かい感情のやりとりを学ばせてもらわないと、子どもはそれができるようになりません。けれど大人になってからでも決して遅くないです。神経には可塑性があります。
 



「なぜ自分だけが苦しいのか」「弱いのか」と責める苦しさ



ときにご本人はこう思います:
「戦争もない、安全な国に生まれて、教育も受けられたのに」
「もっと大変な人がいるのに、自分がこんなことで悩むなんて情けない」
 

けれど、世界を客観的に比較しても、癒しにはつながりません。
 

 

トラウマとは、「何が起きたか」ではなく、

「そのとき、あなたがどう感じたか」で決まるものだから。





それでも、癒しは可能です

 

 

もし今、生きづらさや強い感情の揺れを感じているなら──
それは「その人が弱いから」ではありません。

 

それはかつて、


“感じてはいけない”

“言ってはいけない”

“甘えてはいけない”

という環境のなかで、


その人が自分を守るために、感じることを封印してきた結果です。
 

でも、人は回復できます。
いつからでも何歳からでも。

具体的には

😍感情のアップダウンがとってもマイルドになっている自分にある日、気がついた

😍しばらくのあいだ「生きづらい」という感覚を思い出すことを忘れていた

😍疲れすぎる感じがなくなって夜ドラマシリーズを見て楽しんでいる自分に気がついた

😍感覚過敏がなくなっている自分にある日、気がついた

😍苦手な上司にきちんと意見を押し戻している自分にある日、気がついた

などは現実に起こります。

それには

  • 身体の感覚に戻ること
     

  • 安全な関係性の中で、本音を少しずつ言っていくこと
     

  • 「いま、わたしはこう感じている」と気づけるようになること

それが、“静かなトラウマ”の癒しのはじまりです。


そしてゴール(完成形)と目することを急がないこと。

プロセスですね!人生は!

そして人生100年時代、時間はまだまだあります〜〜!♡

 


 

今日も読んでいただきありがとうございます。

 

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今日は、日々のセッションでとても大切にしているアメリカのNARMという心理アプローチを、
わたしなりの視点でお伝えしたいと思います。
NeuroAffective Relational Model(神経感情関係モデル)です。
身体と心は連動している、ということをトラウマの臨床に応用している一派です。

そして、なぜこのNARMを、わたしが深く信頼しているのか──
それは「感情」や「物語」だけで人は変わるわけではない、というこれまでの

セッションでの強い実感があるからなんです。

 

人は“語れる物語”だけでなく、
語れない“身体の記憶”によっても、行動や思考が形づくられている。
そのことを日々のセッションで実感しています。

例えば最近お伝えしていた家族OSの話。

 

そしてその“語れなさ”の正体が、「神経系」なのです。

だからNARMは、「感情を軽くしましょう」というアプローチではありません。

「今のこの反応は、どこからきてるんだろう?」という問いを通して、
“神経のレベルでパターンをほどいていく”アプローチです。

 

 

 

  NARMの基本ポイント:5つの生存スタイル

 

NARMでは、心の発達において出会うべき“5つのつながりのテーマ”があるとされます。
これは、その人の“発達のどこで引っかかっているのか”を見立てる、とても優しい地図です。

 

🔹 1. つながり(Connection)
「私はここにいていい」と思える感覚。
赤ちゃん期の最も原初的なニーズです。
・孤独感が強い
・感情や感覚がわからない
・「世界に自分の場所がない」ような不安

こうした状態は、ただの“気分”ではなく、神経系が「ここは安全ではない」と感じている証拠なんです。

 

🔹 2. チューニング(Attunement)
自分のニーズを感じ、満たす力。
・自分の欲求がわからない
・人の期待に反応しすぎて、自分の気持ちが後回し〜境界にも関係しますね
 

これは、自律神経の「感じる力」がうまく働いていない状態かもしれません。
 

 

🔹 3. 信頼(Trust)
「誰かに預ける」「ゆだねる」という感覚が怖い。
・人を信じられない
・常に先回りしてコントロールしたくなる
 

こうした反応は、神経系が過去の“裏切られ体験”を覚えていることが背景にあります。
親の言うことがふらふらといつも変わってしまったり、
いつも約束を破られたり、そんなこともひとつのきっかけになります。

 

🔹 4. 自律性(Autonomy)
NOと言っても大丈夫だと感じる力。
・断れない
・気を遣いすぎて疲れる
・人と一緒にいるとすり減る

これは、交感神経が「危険信号」を発しやすいパターンになっている可能性。
会議で反対意見を平然としって安心しきっている人と
オールオッケーではないことを言うと、その人自体を否定してしまうような気持ちになる人といますね。
これは仕事なんだから、その人を否定しているわけではない、とアタマで思っても
気持ちがざわざわする、という状態を経験したことがある人は多いのではないでしょうか。

 

🔹 5. 愛と性(Love/Sexuality)
自分の魅力・愛・欲求を健やかに感じる力。
・好かれると逃げたくなる
・自分の魅力を信じられない
・親密さに不安を感じる

ここでも神経系は、「つながり=危険」という学びを過去に得てしまった可能性があります。

 

 

 

 🧠 感情=“ストーリー”だけでない、「神経の記憶」

 

ここで強調したいのは──
感情や行動の背景には、いつも「意味づけ(ストーリー)」があるとは限らないということ。

  

「なぜそんなに怖がるの?」

  
「そんなに怒るほどのこと?」 

 

と、誰かに言われたことがあるかもしれません。
アタマではわかっていても
身体はそのとおりにできない、って不思議だと思いません?

 


でもそれって、脳の“意味づけ領域”ではなく、もっと深い“身体レベルの反応”であることも多いのです。

発信しなきゃってわかってるけど
なんだかできない、というのも
そのせいです。

 

NARMは、この「神経系が記憶しているパターン」にアプローチします。

これはとても静かで、でも根本的な変容への道。

だからこそ、わたしはNARMを信頼しています。

 

 

  家族OSとのつながり

 

私が提唱している「家族OS」は、
その人の“初期設定”を「愛着と神経のパターン」から見立てていく実践的ツールです。

 

NARMの5つのテーマは、そのまま家族OSの分析にも活用できます。

 

・「頑張りすぎてしまう」のは、どのOSが反応してる?


・「やる気が出ない」「人が怖い」のは、どの段階でつまずいてる?
 

そんなふうに、“今の行き詰まり”を過去の構造として見ていく。

それは、“変化は可能だ”という確信を、クライアントさんにもたらします。

 

 

💡 まとめ

人の心は、決して「思考」や「感情」だけでできていません。

神経系、身体感覚、愛着パターン──
それらすべてが、“今ここ”の反応に深く関わっています。

そして、それらはどれも「生き延びるための知恵」だったのです。

 

「この反応、なんでいつもこうなるんだろう?」
と思うとき、それは“壊れた自分”の証ではなく、

“守ろうとした証拠”。

 

NARMは、そんな視点から人を見つめるツールです。

 

大好きな浅井咲子先生が
日本には2度目の紹介となるNARMの本を翻訳されました。

 

 

 

今日のこの視点が、あなたのセッションに、そして自分自身への理解に、やさしく届いていたら嬉しいです。

読んでくださってありがとうございました♡



 

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「ボランティアでやってることが、いつの間にかお金が紐づくようになるといいのにな…」


「人のために歌うのはのびやかに声が出るんだけど、そこに入場料ってつくと一気に声がでなくなるの」

「喜んでもらえただけで、もう充分…」

 

対人支援に関わる方から、そんな声を聞くことがあります。

 

人の心や命という見えない尊いものに関わるからこそ、
対価を「お金」という形で受け取ることに、
“なんともいえない違和感”を感じる──

 

今日はそんな「お金をもらうことへの抵抗感」が、
どこから来ているのか?という視点を、ふたつご紹介してみます。

 

 

 1. 幼少期パターンに根づいた「お金=不安」という記憶

 

あなたの家では、お金についてどんな空気が流れていましたか?

 

たとえば──

 

・お金の話をすると、親がピリッとした 
(お年玉5万ももらっちゃった〜!とか言うと、ぴしゃり!と
そんなこと言うもんじゃない、と言われたとか。)

・「うちにはそんな余裕ない」と何度も聞かされた
(〇〇がほしいなあ〜とつぶやくと、そう返されるのが日常だったとか)

・何かをお願いすると、「世の中そんなに甘くないのよ」と怒られた

 

こうした体験は、無意識のうちに「お金=不安・緊張・拒絶」という結びつきを作っていきます。

 

こうした“無意識のパターン”こそが、
大人になった今の「選択」や「感覚」に影響していることが多いです。

 

だから、誰かにお金やプレゼントをいただくとき、
「申し訳ない」「受け取るのが怖い」「失うのが怖い」という人はいませんか?

または「もらいっぱなしは絶対にいけない」という」感覚が浮かんで
もらったらすぐにお返しをしようとする、という人は?

このような感覚が自動的に浮かんでくるのは、刷り込み幼少期のパターンかもしれません。

 

あなたが悪いわけじゃない。
ただ身体に、「そういう世界」で生き延びてきた記憶があるかもしれません。



(親が明るかったかどうか、いい人だったかどうか、とは関係ありません)

 

 

 

 2. 命とお金を“等価交換”していいの?という畏敬の気持ち

またはこういう場合もあるかもしれません。

対人支援の現場では、クライアントの命や尊厳に深く触れることがあります。

 

その重さを知っているからこそ──
「これに“値段”をつけていいの?」
「私の報酬は“命”と交換するようなものな・・・の?」

そんな“畏敬の感情”が、ふっと心に浮かぶ。

 

 

この感覚、私にはとても尊いものだと思います。

 

けれど同時に、それは「受け取らないことの正当化」になっていないでしょうか?

支援のプロフェッショナリズムとは、
“結果を出すこと”だけでなく、
“関わりに責任を持つこと。その価値を丁寧に受け取ること”でもあるはずです。

 

 

命を見つめる支援だからこそ、
それを“循環”させる手段として、
お金というツールを大切に扱っていけたらどうでしょうか。

 

それは「命を値踏みすること」ではなく、
「命のプロセスを丁寧に引き受ける姿勢」でもあるのかもしれません。

 

 

 最後に──「お金をもらうこと」が、“癒しの続きを創る”

 

お金は、受け取った人が「次に向かう力」をつくる燃料のようなもの。という考え方はいかがでしょうか。

あなたのセッションに救われた方が、
その感謝を「お金」という形で渡してくれたとき──

それは、その人が“与える側”として次の一歩を踏み出している。

そしてその燃料は次の人のために使われるのです。

 

 

だから、お金を受け取ることは、
“癒しの循環”のバトンを受け取り、それを次にまわす、ことだと思うのです。

 

お金を通して、世界が“想いのつながり”で回っていく。
そんな支援のあり方も、これから必要とされているのではないでしょうか。

逆にお金をもらわないで続けるとどうなるか。

それが「満足」とともにあってそれ以上でも以下でもないというバランスの上にあるときは
問題ありませんし、それは個人の価値観ですよね。

でもそのバランスが崩れたとき、

「こんなにやってあげてるのに」
「なんで報われないんだろう」

 

という想いが出てきませんか?

その想いがでてきたら要注意。

与えすぎです。
自分もまた、うけとることと与えることの
バランスをとる技術
を磨いていく必要がありますね。

 

 

受け取る責任ということのなかには
「お値段以上の価値がある」自分のサービスの力を信じている、
ということも大切な要素です。
 

 

今日も、読んでくださってありがとうございます🌿

 

 

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今日の記事は、書こうかどうかをかなり悩みました。
私自身、初期の支援活動のころには自分のなかにこの共依存・過介入があったと

自覚しているし、一生懸命今日も支援の活動をしている方に
それを何らかの形で「指摘」するようなことはやりたくない、と思う。

けれどもこの記事をお届けしようと決めたのは
その奥には「支援活動からエネルギーを奪う、しくみ」
「しんどくて続けられない、につながるしくみ」があるからなんです。


逆に言えば、このことを自分に優しく振り返り
ご自身の支援活動を長く続く、楽に成果をあげるものに
バージョンアップしてほしいと
心から願っています。

この記事を「痛み」として読むのではなく
「次の人生への可能性の扉」 として読んでいただけたら
これほど嬉しいことはありません。

 

ではいってみます〜!

 

_______________

 

支援の現場で、私たちは「誰かのために」と懸命に動くことが多いですよね。

それは本当に、尊いモチベーションです。

「困っている人の力になりたい」
「少しでも楽にしてあげたい」

そう願うその気持ちには、疑いようのない“純粋な優しさ”が宿っています。

──でも、その“優しさの奥”に、
もし、もうひとつの声が潜んでいるとしたら?どうでしょう。
 

 

心理学の世界ではこう言われることがあります。

「“助けたい”という衝動の背景には、 “かつて助けてほしかった自分”が隠れていることがある」


 

たとえば──

 

・「私は小さい頃、誰にも頼れなかった」


・「自分の気持ちをわかってもらえなかった」


・「お母さんを守りたかったのに、守れなかった」 
(いつもおばあちゃんに嫌味を言われてイジメられているお母さんを見ていて、お母さんに笑顔になってほしいと子どもながらにいろいろ気をまわして生活していた。など)
 

 

 

そんな“未完了の経験”が、心の奥底に残っていることがあります。

その記憶が、今の「助けたい」という行動のエネルギー源になっている。
でもそれは、本人が意識していない“無意識の反応”であることが多いのです。

 

 

 

このとき、支援者とクライアントの間にある種の“重なり”が起きます。

 

──「この人をなんとかしなきゃ」


──「私が支えてあげなきゃ、この人は壊れてしまう」

 

という自動反応です。

 

 

そんな強い感情とともに、クライアントの領域に深く入り込みすぎてしまう。
(境界を築けないひとつの原因でもあります)

 

本来、クライアントが自分で模索すべきプロセスに、
支援者が“先回り”してしまう。

 

たとえば──

・クライアントが沈黙していると、不安になってすぐに提案してしまう


・「わかります」と言いながら、実は“それを確認する対話をせずに理解したつもり”で動いてしまう

・困っている様子に耐えられず、「代わりに何かしてあげたい」と強く思ってしまう

・いや、なんだったら、自動的に「肩代わり」することを考えてしまっている。

 

このような“職業的共依存”の状態が続くと、
支援者は次第に燃え尽きてしまいます。

 

そして何より──
クライアントの「自らの力で回復していくチャンス」を、
無意識に奪ってしまうこともあるのです。

 

 

 

 

これは、支援をしている人なら誰でも、ふと感じたことがあるかもしれません。

 


「助けたい」気持ちそのものを否定しているのではなく──

 

「その気持ちの奥に、どんな“声”が潜んでいるかな?」と
 自分をやさしく見つめてみること。

これをお勧めしたいです。

 

それが、支援の関係をさらに自由でしなやかなものにしてくれる
第一歩になります。

 

 

 

 「わたしが支えなきゃ」は、一体どこから来たんだろう?

 

誰かを助けたい。


その気持ちの中に、「わたしがこの人をなんとかしなきゃ」という想いが強くなっていくとき──



それは、“自分のOS(初期設定)”が動いているサインかもしれません。

 

たとえば──

  • 子どもの頃、親の機嫌に左右されて、常に“空気を読む”役割を担っていた
     

  • 家族の誰かがいつも大変で、「自分が支えなきゃ」と頑張ってきた
    (きょうだいのなかに「支えるべき誰か」がいた場合もあります)
     

  • 感情を出すとなぜかあるタイミングで「迷惑」と言われて、いつの間にか“感情をしまいこむ癖”ができていた

 

こうした家庭環境で育った人の中には、
「相手を優先すること=安全につながる」というパターン(OS)が、
深くインストールされていることがあります。

 
 

神経に働きかける愛着アプローチでは、
これを「愛とつながりを失わないための適応戦略(生存戦略)」と捉えます。


 

 

当時のあなたには、それが最善の策だった。
(だって子どもだもん。複雑なことはできないのです)

誰かの役に立つことで、居場所をつくっていた。
(親がそれを望んでいた。いい子、でいると家庭が平和だった)

無意識に「誰かの支えになる自分」でいることが、安全の条件だったのです。

 

 

でも──
その“かつての子ども時代のシンプルな知恵”は、大人になった今のあなたには、
もう必要ないかもしれません。

 

「助けたい」は、やさしさであると同時に、
“自分の安心”を保つための反応にもなりうる。
そう気づいたとき、支援の質はぐっと深まっていきます。

そうなんです、クライアントさんはそこを身体感覚で察知されます。

クライアントである自分を第一優先にして進展の機会をくれる人なのか
 
クライアントである自分、を助けることにニーズがある支援者なのか。

この変換ができた支援者から
「予約がとれない人気の支援者」になっていくのです。


 

 

 クライアントを信じる力が、支援者を自由にする

 

ここで、少し視点を変えてみましょうか。
 

「この人は、わたしが助けなきゃダメだ」ではなく──
「この人にも、自分で変わる力がある」と信じられたらどうでしょうか?

 

 

支援者にとっての“プロフェッショナリズム”は、
何かをしてあげることよりも、
「クライアントの力を信じて、場を保つこと」にあると思うのです。

これはエイジェンシィ(主体性)を育てる、という概念です。

 

もちろん、共感しながら寄り添うことは大切です。

でも時に、その人が“自分の足で立ち上がる瞬間”を待つ勇気、
余白をつくる胆力も必要になってきます。

 

それは簡単なことではありませんよね。
わたしも心からそう思います。
 

でも、自分の内側にある「助けたい」という感情に気づき、
それが“誰の声なのか”を見つめることができたとき、
支援者は、もっと自由に、しなやかに、クライアントと向き合えるようになり、

支援活動や仕事において「疲れすぎる」ということがなくなるのです。

 

 

 あなたの“支えたい”には、愛がある。だからこそ。

 

もし今、あなたが「誰かを助けたいのに、うまくいかない」と感じていたら──
 

それは、あなたの支援が足りないのではなく、

もう一歩、“関係性の深いところ”に触れはじめているサインかもしれません。

 

 

自分の“助けたい”の奥にある声に気づいたとき、
そのエネルギーは、相手のためだけでなく、あなた自身を癒す光にもなります。

不思議に思いますよね?
でもこれが人間のしくみなんです。
 

 

誰かを助けたいと思うあなたは、本当に優しい人です。

でもその優しさを、
どうか「自分自身」にも向けてあげてください。

 

そして、こんなふうに問いかけてみてください──

 

「“誰かに助けてほしかった私”が、まだ心の奥にいないだろうか?」

  • そのとき、誰に何を言ってほしかった?

  • どんなふうにそばにいてほしかった?

  • あのとき抱えた感情を、いまの私ならどう受けとめてあげられる?

  • 本当は、どこに安心を求めていたのか?

 

 

「“助ける私”をお休みしたとき、どんな自分がそこにいる?」

そのとき、怖さや不安はある? それとも、少しほっとしてる?

“役に立たない自分”にも、価値を感じられるだろうか?

何もしない時間に、どんな感情や身体感覚が出てきそう?

そこにいるのは、“本当の私”かもしれない…と思える?
本当は、何を手放したらもっと軽くなれる?

 

「いま、私自身が本当に欲しいサポートはなんだろう?」

 

休むこと? 話を聴いてもらうこと? 背中を押してもらうこと?

「誰に」そのサポートを頼める? もしくは、自分で自分に与えられる?

その願いを、これまでどれくらい自分に許してこなかった?
(ぼんやり休まないと〜と思ったときに、いやでもこんなに弱いと人に迷惑をかけるから、
と自分にムチうったことはありませんか?)

 

 

読みながら、ひとつでも「わたし、ここかも」と感じられる問いがあれば、それが支援者自身が自分の仕事を「持続可能にする」強さの入り口です♡

 

今日のこの記事が、あなた自身と出会い直すきっかけになりますように。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

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HSP気質や生きづらさ、また支援の仕事に携わる方など、
“頑張りすぎて疲れを自覚できない人”の声と共に歩む日々を重ねています。。

 

 

2月からスタートしましたボディマインドシナジー講座、全9回のオンライングループセッションのうち
現在、3回目の講義(グループセッション)を終えたところです。

 

 

 


 

 

皆様のご感想一部です。

 

 

 

・回を重ねる毎に自分に馴染んでいくことを少しずつ感じられ、

セッションもソマティックも回数なのだと言うことを実感しました。


・セッションの実例で自分のフィルターを通して聞いているということが分かった。三人で話していて最終的にクライアントはこれを理解して欲しかったのではと分かった瞬間に「これが話を引き出すということか」と改めて実感した。HSPはやはり対人支援の才能があると思った。言葉に出ていない深い感情を見ていこうと思った。

 

・対話の実習が安心できるメンバーででき、リフレクションできたことで学びが深まった。人の話を聞くということが本当に難しく、どこまで聞いたら良いか、相槌はこれで良いかなど、耐性領域はどうかなど考えることが多くて大変だった。

 


・実習では、はじめカウンセラー役として「うまく聞けるかな」という思いに圧倒され、緊張感から活性度が上がるのを感じた。話を聞き始めてしばらくはその状態が続いたが、「相手は今、心の底で何を訴えたいのだろうか?それを知りたい、教えてほしい」というところにフォーカスし、相手の関心事や見ている世界に自分を寄せていくことで、次第に(神経)活性度が下がっていったように思う。カウンセラー自身が「今ここ」にいることは、クライアントを理解し支援する上での大前提だと感じた。また、オブザーバーを立てていただいたことで、自分にない視点をフィードバックされ、視野が広がった。


・実習では、クライアント役の方の話を聞く中で、ノンバーバルな相槌・返答の仕方・相手の主訴の分析など、忙しく考えなければならないことが実感できてとても良い経験になった。相手の話を聞くときに、受け止める自分の方に捉え方の偏りやジャッジメントがあると、適切な方向に対話を進められないことも改めて分かった。講座のなかで色々な枠組み・角度を学んで、もっと人(自分を含む)をフラットに捉えられるようになりたい。こうやって安心安全の場で理解を深めていけることに本当に感謝です。


・生存戦略と断絶を捉えることで今まで自分の中であった悩みの捉え方が変わっていきそうです。
生き抜いてきた証として、現在の悩み(改善したいこと)を捉えることで、ありのままで捉えることができそうです。
耐性領域の中で、悩みと葛藤と共存して、善悪や善し悪しの判断せずに進むことで新たな視点の次の一歩見えていくのかなと期待しています。

 


・何を身につけるか、習得するかをとても気にしていたが、「あなたの存在感を買いに来ています」、支援者のプレゼンスの話を聞いて意識していきたいと思った。

 

 

・「今ここ」を起点とするNARMが、現状クライアントが抱えている課題を切り口に、クライアント自身がどんな適応的生存戦略のパターンを持っているのかを知る強力な道しるべになることを学びました。

 


・感情の認識困難や知的活動への没頭などの断絶を持ちながら生きてきたことがわかった。断絶は自分の中で悪いことのようにとらえていたが、自分が生き抜くための戦略であり、しょうがないことだったんだと思えた。



・相手の話を聞く時に、メモを取っていることがバレないようにしていたが、他の方がペンでメモを取っている様子を見て、かえって話を聞いてくれているという安心感を与えるのだなと思った。



・身体の記憶の影響の大きさを改めて感じた。
自分で自然に解除するのは難しいが、そもそも自分に何が起こっているかわからず、どうしたらよいかわからないというのは当たり前だと感じる。
知らないときは自分を責めてしまうが、自分を責める必要はなく、そのパターンに対してできることはたくさんあるので、そのことを伝えて実践していきたいと思う。


・自分自身がNARMのどの段階に課題があるのか認識した。自分の気持ちや希望がわからない、人との輪に溶け込んでいけない、オープンマインドになれないことなどが、HSPの特性なのではなく発達上の課題と相まって(どちらかと言えば発達の課題)であることに改めて気づきを得た。



・つながりと断絶の内容になった時、体がざわざわして震えるような感じになったのだけれども、自分の感覚に寄り添って呼吸と共に体にいられる時間を感じ嬉しくなりました。


・クライアントさんに私が、それってこういう感情ですか?と聞いた時に、ん〜それとはちょっと違ってと言った際に、最初のセッションの頃は言えなかった方の場合、そんな風に言えるようになったなんてすごいなぁ変化が嬉しいなぁと感じていただけだったけれど、それが出来たのは私もひとつの環境要因なんだという見方ができたことは支援者としての自信に繋がってさらに嬉しさと喜びを感じることが出来ました。

・パターンの異なるクライアントへの反応をあらかじめ知って適切に対処するためにも、自身のパターンを知ることと同時に、それを追跡し、セルフケアし続けることの重要性に改めて気づいた。


・なんとなく感じていた「自分とつながっていないと他者とつながることはできない」をはっきりと聞けたので、このことが優先順位の指標になると感じた。



・「痛みは感情のエネルギーであり形を変えていく」ということを知り、自分が今取り組んでいることについて、再度イメージし直し、そういうことだったのかと腑に落ちたのが大きかった。まさにこの繰り返しが自分の耐性領域を広げている感じがするし、小さな箱からだんだん大きな箱を開け始めて、その度に痛みの手放しが起こっている感じがしている。
 

 

 

 

 


受講してくださっている支援者のみなさまのご感想が
ほんとうに学びになると思い、シェアさせていただきます。
 


支援者も人間です。

価値観があり、
視点には角度があり、
だれもに何かしらの困難があり、
癒やしが必要な部分もあるのが当然で。

そのことと向き合えているかどうかが
クライアントさんに『支援を届けられる大きさ』となります。
 
でもそれは決して厳しすぎることとかではなくて、
自分をどれだけ愛しい視線で見られるかということ。

今日もお読みくださりありがとうございます。

 

 

 

 

 

講座のご参加者募集は年に1度、次は2025年11月予定です。

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 なぜか「我慢」を選んでしまうとき

 

「いい顔をしてるつもりはないんです。
でも、なぜか“我慢”を選んでしまうんです。」
 

そんなふうに、ふるふると涙をこぼしながら語ってくださった支援者さんがいました。

 

彼女は、障がいのある方の支援センターに勤務していて、
利用者さんとの関係はとてもあたたかく、信頼に満ちていました。

でも──
「職員ルームに戻ると、急に呼吸が浅くなるんです」と言うのです。

上司に言いたいことがあっても、いつも飲み込んでしまう。
同僚の負担を代わりに引き受けてしまう。
意見を求められても、本音ではなく“角が立たない答え”を選んでしまう。

「いい人でいたいわけじゃないのに、
なぜか、そういう自分になってしまうんです。」

 

 

 

 支援者ほど、自分の気持ちを抑えやすいですよね

 

NOと言いたいのに、言えない。

そこには自分で気づいている。

手伝ってほしいのに、「自分が頑張るしかない」と思ってしまう。


頼ってみて断られたら…と思うと怖くて言い出せない。

 

そうやって、“がんばれる私”を装い続けるうちに、疲れ果ててしまう。

 

支援者という仕事柄、「相手のために動く」ことが自然になっているぶん、
自分の本音を後回しにしてしまうことが、多いかもしれません。

 

やめたいと自覚しているのに、それがどうしてもやめられない、
どうしてもそう「なってしまう」とき、

背景には、過去から引き継がれた“生きるための知恵”があるのかもしれません。

 

 

 

 「ガマン」という現状への適応

 

 

NARM(神経に働きかける愛着アプローチ)の視点では、
「今の生きづらさ」は、“過去の適応”が形を変えて続いているものと考えます。

 

たとえば──

 

子どもの頃、家族とのつながりを保つために「わがままを言わないいい子」だった。


本音を言うと、家の空気が悪くなったり、親が黙り込んだりした。(または
誰かがキレた)

いつも「空気を読む」「大人の期待に応える」ことで、安心を手に入れてきた。

 

 

そうして身につけたのが、「私さえ我慢すればいい」というOS(初期設定)です

 

 

こんなケースもあります。

 

怒っている大人に遭遇したとき、


子どもだったあなたの身体が──


「怖い」「何か言ったらもっとひどくなる」と感じて、フリーズしてしていた。
 

この経験が繰り返されると、


口をつむぐ→アクションしない「受け入れる態度」=身を守る唯一の選択肢になっていきます。

 

 

本当の感情やニーズにアクセスする前に、
神経系が「我慢してやり過ごすモード」に自動で切り替わるようになるのです。

 

 

そして大人になった今も、
目の前の人に「怒っている雰囲気」や「圧」があると──


あの頃の身体の反応が、さっと作動してしまう。
 
 

つまり、「我慢する私」は、
“弱さ”ではなく、“生き抜こうとした強さ”の名残。

適応のその子なりの戦略だったのです。
(アタマで考えたわけじゃありません。身体が「反応」を繰り返したんです)


 

そして、もうひとつ気づいていただきたいことがあります。
 

その戦略は、かつてのあなたを守ってはくれたけれど、
今のあなたには“しんどさ”をもたらしているかもしれない、ということ。

 

 

 

 優しさの正体は、緊張や服従だったかもしれない

 

 

「優しい人ですね」と言われることが多い。


それは嬉しいことのはずなのに、なぜか心のどこかで、モヤっとする。

 

「そう言われるたびに、“本当はそんなに優しくなんかないのに”って思うんです」

そう話してくださった支援者の方もいました。
 
 

彼女は、どんな場面でも穏やかで丁寧で、
相手を否定するようなことは決して言わない人でした。

 

でも、その裏には、
「本音を言ったら関係が壊れるかもしれない」という緊張感が、

常に走っていたのです。

 

 

「優しさ」って、もしかして──
“怒られないように” “嫌われないように” “失望されないように”


張りつめていた緊張の産物だったのかもしれない。

 

あるいは、家族の誰かを支え続けた経験がある人なら──

(お母さんがあまりに頼りなかったり一貫性がないことを
子どものあなたが「悲しまないように」裏でいろいろと気を遣ったかもしれません)
 

「私がしっかりしなきゃ」


「私が我慢すれば、うまくいく」

 

そういう“服従または忠誠”のような感覚が、

無意識に「優しさ」として表に出ていたこともあるかもしれません。
 

神経系と愛着形成を扱うNARMという心理学の流派では、これを


「愛とつながりを失わないための、生存戦略=適応」と捉えます。


幼いその子は
親を非難することはできなかった。
だってそれをやったら子どもの自分は生きていけないから。
 
そして親に愛されたかった。
けなげに自分を作り変えることで
親とのつながりを保とうとする、これが小さい子全員の戦略です。

 

だからこそ、それは責めるべきことではありません。
むしろあなたが、どれだけ誰かのために尽くしてきたかの証でもあるのです。

けれど、そろそろ問うてみてもいいかもしれません。

 

「わたしは“我慢している私”で、ほんとうに幸せ?」

 

「怒ってはいけない」
「悲しんでいる暇はない」
「誰かのせいにしてはいけない」

 

そうやって、感情を抑え続けてきた支援者の方は、とても多いです。

でも実は、その“優しさ”の奥に、しまい込まれた感情があるかもしれません。

 

 

それは、
自分の気持ちをないがしろにされたときの怒りかもしれないし、
わかってもらえなかった寂しさ、

愛されたかった悲しみかもしれません。
 
 

そこに触れるのは怖い、と思っていらっしゃる支援者の方は多いのですが
そんなことないです。

その怒りや悲しみは、あなたの中に“何かを大切に思っていた証拠”だということです。

 

怒りは、境界を教えてくれるものです。

「私はここが大切だった」と知らせてくれる、サインのようなもの。

 

 

 

悲しみは、つながりを求めていた証。
「ほんとうは、わかってほしかった」と、心の奥からのメッセージです。

 

 

だから、我慢の奥にある感情は、あなたを壊すものではなく、
あなたの“本当のニーズ”を知らせてくれるコンパスです。

 

 

それをゆっくりと感じて
「ああ。

わたし、こんなにつながりたかったんだね」とつくづく

自分を理解して共感してあげることができたとき

“我慢することでしか得られなかったつながり”ではなく、
「わたしのままでも、つながっていいんだ」という新しい感覚が育ちはじめます。

 

 

もし、今のあなたが
「なんで私ばかり我慢してるんだろう」
「私の気持ちは、どこにいったんだろう」と感じていたら──

 

それは、いよいよ“新しいつながり方”への扉が開こうとしているサインかもしれません。

 

あなたが感じているその違和感は、
とても大事な気づきへのはじまりです。

あなたの優しさは、これからもっと“やわらかくて強いもの”に変わっていける。
わたしはいつもそう信じています。
 

今日も、読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

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 「そういう個と。」インスタで700名の方と繋がれました、ヤッホー❣️

嬉しいーーー🩷


を記念して、春のスタートに良い

【私をつくる感覚の地図】と言うワークシートを

プレゼントしてまーす。


力作です、どうぞ受け取ってください♪


プロフィールのリンクから。

タップでダウンロードできるはず。


https://www.instagram.com/reel/DITVqqsTiSY/?igsh=dmU5bmh6ZDVveW9q

↑これでいけますか?


https://www.instagram.com/souiucoto_hsp?igsh=YmNnNTl6eGxlOGo5

↑こっちかな


ログインとかせずに

パッとダウンロードできると思いますので

どうぞ、使ってみてください。









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