バリ島に来てます〜呼吸合宿中 | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

・国家資格キャリアコンサルタント

・Gallup認定ストレングスコーチ

・TRE(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー

・自我状態セラピー(パーツ心理学)セラピスト 

皆川公美子です。これまでにのべ7,200名ほどの方のご相談を伺ってきました。

 

 先週父を見送り、更新があいてしまいました。

リスケジュールや中断に応じてくださった皆様、

本当にありがとうございました。

(このことへの想いはこちらに書きました。)



さて、私は今バリ島にいます。

 

 呼吸合宿に参加しています。

これまで働く方々の体の不調や、トラウマから来る生きづらさに向き合ってきて、生きづらさを本当に最後、卒業できるには身体感覚を取り戻すことが絶対に必要だと痛感しています。


呼吸が戻ると人生が変わるし、

周りの人からわかるほどの存在感の変化が起こります。


そこで、

今回は自分の身体感覚の自覚領域拡張のために参加しました。



下記のサイトよりお借りしました。


バリは25年ぶり3度目の訪問なんですが、

初回は20代の頃友人と

2度目は夫と来て、

その神様との距離の近さに感動しました。

朝な夕なに神様の存在を感じ、

お供えをするんです。

ヤオロズの神々日本と似ている感じがします。


バリ島はインドネシアの島です。

ギリギリ南半球と言う赤道に近い島で、インドネシア全体はイスラム教国家ですが、バリ島はヒンドゥー教が最も多く信仰されていて、

夕方には、神様に捧げるお供えと、悪霊たちに捧げるお供えが道のいたるところに並びます。


こちらは、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院。












こちらは、ブサキ寺院。

日本でいう浅草寺?

総本山です。














翌日何かのお祭りで、皆様とても
熱心に準備をしておられました。


こちらは世界遺産、キンタマーニ高原。


 神様の存在を感じながら暮らす暮らしは

豊かに感じるものがあってステキですね。

 



 さて、呼吸のワークショップの話です。




身体感覚を感じるワークを朝、昼、晩の時間帯に入れつつ、自分の体とつながるプロセスを丁寧にたどっていきます。


清水友邦先生のワークショップなのですが、

皆様、ご自身の身体や心マインドと向き合うことをされている方が20名ぐらい集まっていて、初めからとても安心感のある場です。


私たち、普段、自分の体を意識しているようで、全く意識していません。


自分の体の重心がどちらからどちらに移動しているのか、

今どの関節が曲がっているのか、

今どの部位を意識しているのか、そんなことをとても丁寧に進めていきます。


いきなり呼吸に着手するのではなくて、

自分の体の意識をつなげるというところから始めていくのは、とても豊かで丁寧な内省の時間です。


静かな時間の中で自分の背骨の骨1個1個に意識を向けていく、

足の裏の感覚や体の重心の感覚、

それを取り戻していくと自然に私たちは疲れやすくない体に戻っていく。

それはいつも自分が提供しているセッションの中で、クライアントさん達の変化を見ているとよくわかることなのですが、

私たち頭が休まることってほぼないんですよね。

それが疲れの元凶で

本来身体につながる時間が長ければ長いほど、

私たちは元気でいられます。


特にHSPの皆様は神経処理が深すぎると言う関係で、

いつも人の気持ちを拾い

場の空気の雰囲気を拾い

上司の顔色を拾い

小さい頃から親の顔色を拾って

一生懸命自分が輪から浮かないように

自分が他人に嫌な思いをさせないように

俯瞰力の目線を使ってサバイブしてきた方がほとんどです。


この呼吸のワークショップでも

俯瞰の目は使うんですが、

その前に丁寧に主観を扱っていく自分の感覚を扱っていくと言う事は、

本当に本当に大事なことだと

つくづく思いました。


よく心理学なので、鳥の目線とか

深目線を使うことを解きますが、

それはあくまで主観の目線、主観の感覚があった上でのことで、


HSPの多くの方はこの主観の目線を感覚を

ぶっ飛ばして客観または鳥の視点だけを使っているところに大きな問題があります。


自分の感覚をゆっくりと取り戻して

そこから俯瞰目線で自分に何が起こっているのか

静かに観察すると言う事の尊さを

今回もまざまざと感じています。


正直、今回呼吸の合宿というのが初めてだったのですが、

身体感覚を主に扱うのかなと思っていたら、

感情と体のコレクションを扱うパートもあって、

とても興味深い体験をしました。


シェアです。

愛着障害の両親のもとに育ち、家庭の中が荒れていた過去を持つ私ですが、

母に対する自分が持っているナラティブと言うものを

手放さないことに

やっかいさと寂しさをずっと感じていました。


母は今も健在で

でもそばに行くと、必ず辛いことが起こるので

自分を防御する、ブロックしてサバイブすることしか自分には手段がなくて、困ったね、と感じていました。

母は自分を守る防衛反応の中にいますので、そのサバイブを娘である私が解く事はできなくて、

さらに母の振る舞いを、私の身体感覚は拒否すると言うブロックを

自分では外すことができないのはわかっていました。

それが自分の自我の存在ナラティブだからです。


けれども、今回丁寧に身体感覚を扱って、

自分の表面ではない、底の底の原初の感情に触れることができた時、

母を表面的にブロックしている私ではなくて、

母を大好きだ〜!大きく愛していると言う自分に出会うことができました。


本当に面白い体験です。


母を許せないのは、

自分を許せないのと同じことです。

すべては投影なので。


自分を最終的に許す、と言う行為は

頭で起こすことができることではなくて、

結局は身体感覚から生まれる

原初の感情に出会うことに他ならないのですよね。


あぁ、よかった。

安心の世界へまた一歩踏み込みました。


お読みいただきありがとうございます。

 


 

 

 

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