支援者・リーダーが3層地図で【迷わない】を手に入れる・ボディマインドシナジー 〜分かっているのに動けないの訳

支援者・リーダーが3層地図で【迷わない】を手に入れる・ボディマインドシナジー 〜分かっているのに動けないの訳

HSPや支援職の方へ。神経系と愛着の理解から、安心から創造へとつながるボディマインド実践を綴っています。
ポリヴェーガル理論を土台とする現代対人支援においては
神経系の自己調整力を引き出していくボトムアップが大事です。

HSP・対人支援者のための、神経系から整えるボディマインドアプローチ。
皆川公美子です。

 

「なぜ、わかっているのに変わらないのか」
「なぜ、関わっても同じところで止まるのか」

──その“詰まり”を
神経系 × 発達・愛着の視点から読み解き、
人が機能する状態へと還るサポートをしています。

 

これまでに、のべ8,500名以上の方に伴走。

 

人を支える仕事に携わる方や、
対人支援・マネジメントの現場で
「あと一段、精度を上げたい」と感じている方へ。

セッションの予約画面はこちらからどうぞ。

 

 

 

****************


この記事は皆川公美子の個人セッションを受けたいと思われる方への
セッションの説明記事です。

 

「わかっているのに変われない」
「人間関係や仕事で、同じつまずきを繰り返してしまう」
「もっと自分らしく働きたいのに、どこかで止まってしまう」
 

その背景には、意志の弱さではなく
神経系のサバイバルパターンが関係していることがあります。

 

 
■ このセッションについて

 

 

このセッションは
カウンセリングだけでも、コーチングだけでも、ボディワークだけでもない

それらを統合した
ボディマインドシナジー(身体×神経系×対話)の統合セッションです。



社会の現場では「目標達成」や「行動変容」が求められます。
一方で、どのような人であっても大きな圧倒を感じることや
人生のアクシデント、または続く生きづらさなど
個人の内側には「安心」「理解」「回復」が必要な領域があります。

この両方を同時に扱える支援は、実は日本にはほとんどありません。



だからこそ、このセッションでは

『つまずき感や生きづらさ』から
『強みで働く・生きる』まで

ひとつながりのプロセスとして扱っていきます。

 

 
■ 初回セッション(90分・オンライン)で行うこと

 

初回は90分のセッションです。

  • 今どんなことに困り感があるのか
  • 本当はどうなりたいというイメージやテーマはあるか
  • 何が引っかかっている感覚があるのか

を、丁寧に伺っていきます。

皆川公美子氏のボディマインドアプローチ


よく「上手く話せるかわからないんですけれど…」とおっしゃってくださる
方がいるのですが

考えがまとまっていなくても、まったく問題ありません。

話を引き出すことは、こちらの専門ですので^ ^
どうぞ大船に乗った気持ちで気楽に、おしゃべりのつもりでどうぞ。

話しているうちに自然と

  • 苦しさの背景にあるパターン
  • これまでの適応の仕方
  • これからの方向性

が見えてきます。



ちょっとしたポイントがわかればいいかなという方は
1回のセッションで問題ございません。


さらに、仕事や人生がかわっていく「プロセス」を扱うことをやってみたい方には
継続の組み立てをご提案することもあります。
もちろん続けるかどうかはご自身でお決めください。

 

 

 ■ 見立て(アセスメント)について

 

このセッションでは、表面的な問題だけで判断しません。

その方の状態を、いくつかの視点から丁寧に見立てます。

・今の日常的なこまりごと
今何を感じて、何を考えておられるのか、そこが一番大切なところです。

・現在の神経系の状態

簡単に言うと、日常的に落ち着いているのか、張り詰めているのか、力が抜けているのか

・持てるキャパシティ(耐性領域)

どれくらいの刺激や変化が身体の「平気」なのか

・内側へのアクセスのしやすさ

身体感覚や感情に触れられるか、思考優位で今までがんばってこられたか

・これまでのパターン

どのように適応して生き抜いてきたのか

・関係性の安全感

この場で安心して変化が起きる状態にあるか



この見立てによって

「どこにアプローチすると、最も自然に動き出すか」

を一緒に探っていきます。

一緒に探っていく、は文字通り対話しながら決めていくことを指します。
こちらの型にはめることはしません。
クライアントさんの気づきを大切にしながら、こちらはファシリテーションを
場を進める担当させていただきます。

もちろん必要な知識などについても適宜入れていきます。

 

 

 

■ セッションの進み方(いくつかの選択肢)

 

初回の対話を通して、いくつかの方向性が見えてきます。

● 身体感覚からアプローチした方が早い場合

神経系の反応が強く影響していると判断した場合は
身体感覚を扱うアプローチをご提案します。

ただし、大切なのは

「やってみたい」という感覚があるかどうかです。


身体を扱うワークは、強制しても意味がありません。

なぜそれが有効なのか
どのような変化が起きるのか

を丁寧に説明した上で
ご本人の感覚を大切に進めていきます。

 


● 対話を中心に整理していくフェーズの方

  • 強みの活かし方を明確にしたい
  • 働き方や方向性を整えたい

という方には、コーチング的な対話を中心に進めます。
具体的に明日から使えるスキルをご説明したり
HSPという神経系についての知識をご説明することもあります。

「なんだ、そうだったのか〜!」と笑顔で終わることも多々あります。



● 人間関係や仕事のブロックを扱う方

  • 人との距離感が難しい
  • つい我慢してしまう
  • 怒りや不安がうまく扱えない

といったテーマは、
身体と対話の両方を使って扱っていきます。
そこには「過酷に感じる瞬間を生き抜いてきた身体」があります。
アタマの言葉だけではなく
身体の言葉を聞かないと
通り抜けられないところがあります。

幼少期のことを伺うこともありますが
インナーチャイルドや
アダルトチルドレンが
すべてだとも考えません。

そのときあなたという人間の身体と心が
どのような対処法でサバイブしてきたのかが
重要です。

また、安全にクライアントさんの身体が対処できたり
振り返れたりする範囲を非常に大切に思いますので
(トラウマインフォームドコンセント)
言いたくないことは言わなくていい、という
前提です。

ただサバイバルにはパターンというものがあります。
生きづらさ、や過覚醒 もそのひとつです。

子供を撮影する母親子供と対話する支援者

身体の記憶が

脳で翻訳されたのが
感情と認識の言葉になります。

 

 

 

 ■ このセッションで大切にしていること

 

このセッションは

何かを「直す」「正す」場所ではありません。


私たちの反応はすべて
これまで生き抜くために必要だったものです。
誰だって
必死でがんばって生きてきたのです。

言い方に語弊があったら申し訳ないのですが
「本当はその人に直すところなどないのです」

でも不都合に思っているところ、

直したいところが誰にでもありますね。

だからこそここでは

神経のパターンを、やさしく更新していく

というプロセスを大切にしています。


身体感覚を扱う場合でも

ただリラックスして終わり、ではありません。


その人がどのように生きてきたのか
どのような適応をしてきたのか

その「繰り返しのパターン」に気づいていくこと
はじめて現実の変化につながっていきます。

 

 
■ 変化とは何か

 

このセッションで起きる変化は

  • 無理に変わることでも
  • 頑張って乗り越えることでもありません

    努力モデルでわたしたちは教育されてきましたが
    ほんとうに「意識してがんばること」でそんなに大きな変化が
    あったでしょうか?
    努力モデルから神経系モデルに変容していったほうが
    ずっと楽に能力へと直結していくと、これまで多くのクライアントさんに
    伴走してきてつくづく思います。


神経の使い方が変わることで

  • 自然に選択が変わる
  • 関係性が変わる
  • 行動が変わる

という形で現れてきます。

要するに「感じ方そのものがマイルドになっていく」
「がんばりどころがかわる」ということが起こります。

 

 

 このセッションが向いている人

 

 

・頭ではわかっているのに、現実が変わらない
・人間関係や仕事で同じパターンを繰り返している感じがある
・がんばってきたのに、なんでか止まってしまう
・自分の強みを活かしたいのに、うまくつながらない
・緊張が抜けない


また、

・やりたいことがあるのに動き出せない
・あと一歩のところで止まってしまう
・人と関わると消耗が大きい
・言いたいことを飲み込んで後悔する
・集中力や判断力が安定しない
・本来の力を出しきれていない感覚がある

といった状態が続いている方にも適しています。


これらはすべて、性格や努力の問題ではなく
神経のパターンによって起きている現象です。



また、対人支援職の方や

アロマ・ヨガ・ボディワークなど
身体感覚に触れることに慣れている方は

変化のスピードが早い傾向があります。

 

ただし、身体感覚に苦手意識がある方でも問題ありません。
その方に合った入り口から進めていきます。

 

そして、もし

「仕事で成果を出したい」
「自分の力で収入をつくっていきたい」

と考えている場合、

神経の状態が整っていないままでは、継続することが難しくなります。

 

がんばり方を変える前に
土台となる神経の使い方を整えること

結果的に、最短のルートになります。

 
■ 選ばれる理由

 

このセッションが選ばれる理由は

現実が変わるところまで扱うからです。


① 見立ての精度が違う

表面的な悩みではなく

・神経の状態
・耐性領域(キャパシティ)
・これまでの適応パターン

をもとに、

どこにアプローチすれば動くのかを見極めます。

 

② カウンセリングとコーチングを分けない

癒しだけでも、行動だけでもなく

  • 内側の整理(カウンセリング)
  • 外側の選択(コーチング)

を同時に扱います。

多くのサービスはどちらかに偏りますが
現実が変わるためには、この両方が必要です。

強み(ストレングスファインダー)に特化したセッションも選択していただけます。
(Gallup認定ストレングスコーチの資格がございますので、強みのアセスメントを
割引コードで受検していただけます)


③ 身体とパターンをつなげて扱う

リラクゼーションや一時的なスッキリではなく

その人の人生のパターンそのものにアプローチします。


・なぜ同じことが繰り返されるのか
・なぜ動けないのか

を、神経系の視点から理解し
更新していきます。


④ 無理に変えないから変わる

このセッションでは

無理に感情を出させたり
過去を深掘りしたりはしません。

わたしはいわゆる感情解放の感情をドッとださせる系セッションには
賛成していません。
その方の神経のキャパシティを超えたときに、
かえって体調が悪くなる(二次災害が起こる)からです。


その人の神経のペースに合わせて進めることで

結果として
自然に変化が起きる状態をつくります。


⑤ セッション内で終わらせない

セッションの中だけで良くなるのではなく

日常の中で

・選択が変わる
・関係性が変わる
・行動が変わる

ところまでつなげていきます。

 

 
■ 料金について

 

・初回セッション(90分) 18,000円 +税
・継続セッション(60分) 12,000円 +税
 
詳細は下のリンクにございます。
まずは「前進セッション」または「本音セッション」をお選びください。

日程の予約画面がでてきます。

お客様のナマの声(ご感想)もこちらからご覧いただけます。

 

 

 

 このセッションが合わない方

 

・1回で劇的な変化を求めている方
・強い感情解放やカタルシスを期待している方
・「治してほしい」「直してほしい」気持ちが強く
 自分で自分の身体と心を扱っていくテーマに馴染まない方
・投薬治療中の方(治療方針と異なることを避けるため)
・身体に意識を向けることは嫌だと思う方

 

このセッションは外部からの刺激(マッサージや投薬など)を使っていくプロセスではなく、
ご本人の身体感覚を入り口に自律神経の状態にアクセスをかけていくこともあります。
もちろんすべて「この方法はどうですか?」という合意のもとに進めます。

 

病気の診断などは行いません。

治療のモデルではありません。

ご自身の身体状態を無理なく力が使える方向へ「育てていく」モデルです。
 

 

 ■ 最後に

 

これまでのやり方でうまくいかなかったとしても
それはあなたのせいではありません。

ただ、その人に合った順番と方法が
見つかっていなかっただけです。


望む人生を生きていくこと
自分を表現していくことは

特別な人だけのものではありません。


そのためのプロセスを
一緒に見ていきましょう。

お目にかかれるのを
楽しみにしております。
皆川公美子氏の笑顔とボディマインドアプローチ

 

プロフィールや実績はこちらです。

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【2026年5月スタートBMS(ボディマインドシナジー)講座・説明会】
対人支援者向けです。3層レイヤー地図をゲットしてください

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2026年3月1日(日) 13:00〜16:30  →終了
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2026年BMS(ボディマインドシナジー講座)講座スタートまで、あと3週間となりました。

今日は「この講座でどんなことができるようになるのか」を、
よくある事例をもとに少しイメージしていただけたらと思います。

 

 

行動を変えようとしても変わらない理由

 

「行動を変えましょう」とよく言われますよね。

でも実は、行動はその人の認識のうえに、

そして認識は身体の「反応」「感じ方」のうえに成り立っています。
 

だから、行動だけを変えようとしても、その土台が変わっていなければ、同じパターンに戻ってしまうのです。
支援の場でも、このことを感じられている方は多いのではないかと思います。

 

 

 

 

人生のパターンはどこでつくられているのか

 

繰り返す人間関係の難しさや、なんとなく感じる生きづらさ。

それは「考え方」だけで起きているわけではありません。もっと手前にある

  • 神経系の反応
  • 無意識の「安全・危険」の判断

ここにパターンがあります。

ポリヴェーガル理論では、これを「ニューロセプション」と呼びます。

つまり、自分では意識しないうちに「ここは安全か、危険か」を身体が判断していて、
その結果として、緊張したり、言葉が出なかったり、フリーズしたりする、ということです。

クライアントさんの方の反応を見ていて、「なぜこの場面でこうなるのだろう」と感じたことがある方には、
ここが一つの手がかりになるかもしれません。

 

 

 

 

こんな変化が起きていきます

 

この領域を扱っていくと、

  • 歯ぎしりや身体の緊張がゆるんだり
  • 苦手だと思っていた人への意識が薄くなったり
  • 発言のときの強い緊張がやわらいだり
  • フリーズしにくくなったり

といった変化が起きていきます。

「頑張って変える」のではなく、土台が変わることで、自然と変わっていくのです。

 

 

 

 

 

 よくあるご相談の一例

 

たとえば、こんな方がいらっしゃいます。

会社で「自分は能力がない」と感じていて、どうすればいいのかずっと悩んでいる。

 

人間関係の中で、意見を言わなければならない場面や、

誰かに注意をしなければならない場面になると——

 

自分の気持ちよりも先に、「相手が傷つくかもしれない」という感覚が来てしまう。

そして、言葉が出ない。心臓がドキドキする。頭が真っ白になる。

こうした状態を、支援者として目の前で見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あるいは、ご自身にも似た感覚が思い当たるかもしれません。

 

 

 

 


記憶にないのに、反応だけが残っている

 

この反応には、理由があります。

過去のどこかで、強く防衛を使わなければならない経験があった。

ただしそれは、思い出せる「エピソード」として残っているとは限りません。

むしろ多くの場合、頭の記憶にはなく、身体の反応としてだけ残っています。

だからこそ、「考え方を変えましょう」というアプローチだけでは届きにくいんだな、とつくづく感じています。

 

 

 

 

身体からパターンをほどいていく

 

BMSでは、この「身体に残っている反応」を丁寧にトラッキングしていきます。

今、何が起きているのか。どこに緊張があるのか。どの瞬間に反応が強まるのか。

それを見ていくことで、神経系の反応が少しずつ変わり、結果として、同じパターンに戻らなくなっていきます。


身体のパターンなどというと難しさを感じるかもしれませんが
いえいえ、わたしたちが普通に身体を感じられる感覚を取り戻していくような
時間になります。

わ、身体は得意。
というアロマやヨガの方は
神経パターンの知識を併用することで
セッションに新しいメニューが加わります。
昨年1期ではボディワーカー 身体治療の方もいらして
身体セッションのほかに
トークセッションの準備もはじめておられますよ。


こちらは夏の京都会場(2026年は東京の日曜と水曜コース)
image


入り口はいつも、身体感覚から。

 

 

 

 考え方を変える前に、身体の反応に気づくこと。これが入り口です。

 

ここを扱えるようになると、「わかっているのに動けない」状態から、少しずつ抜けていくことができます。

わたしたちは
頭では別になにも思っていないのに特定の上司は苦手でドキドキする
とか
ありますよね。


AI時代に、身体を扱えるスキルは
残された砦のような
人間のしくみ。

支援者自身が健やかに
仕事をしていくことを
大切に考えています
 

この講座は、そうした変化を再現性をもって扱えるようになるための場です。

ご自身のためにも、関わるクライアントさんのためにも、何か手がかりになれば嬉しいです。

Googleで検索してきました!とお申し込みくださる方もいて
ああ、時代のニーズなんだなと改めて感じています。

 

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ボディマインドシナジー講座に集まる人々
 

あと3週間でスタートします。

 

どんな人が参加しているのか、
具体的なカリキュラムは?
どんなメリットが?
参加者の感想
などの詳細は
以下のサイトや自動返信の説明動画をご覧ください。
 

 

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ボディマインドシナジー講座3層レイヤー図:神経・愛着・概念

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今日は
「強み × 神経系」の話を少ししてみようと思います。

 

ストレングス・ファインダー(現クリフストレングス)でよく上位に入ってくる
「適応性(その場に応じて柔軟に動ける力)」

この資質を持っている人、実はとても多いんです。

別名 「川の流れのように」
わたしは「なう(now)資質」と呼んでいますが、

現在の状況を臨機応変に読み取り
そこに対応していくチカラです。

目標を定めて一目散にそこへ駆けていくような資質とは異なり、
未来にゴールを定めてブレずにそこを目指す、というのとも異なり
悪くいえば「場当たり的」と言われることもあるかもしれません。


 

この資質が上位にある人は結構多いのですが
 

→ この資質で苦労している人も、とても多い。

 

 

強みなのに、なぜ苦しくなるのか

 

なぜかというと

今の社会や組織は

 

・ゴールを決める
・そこに向かってブレずに進む

 

これが高く評価されるから。

 

 

でも適応性が高い人の神経系って

→ 「今この瞬間の変化」に開いています。

・状況の微妙な変化を感じる
・流れを読んで調整する
・より良い選択に更新していく

 

これが自然に起きている。

 

 

つまり

変えているのではなく、反応している のです。

 

 

適応性の神経系で起きていること

 

でもこの反応は組織から見ると

 

・ブレている
・一貫性がない
・計画性がない

 

と評価されてしまいやすい。

なんかわかりますよね?
「少し時間が経つごとに、こっちのほうがいいから
変えますね〜」と言う人に
まわりの人が戸惑う図。

数の原理で少数派が陥る図であっても
ご本人が自信を失ってしまう、ということが
多く起こります。

そこで「強みを活かしていきましょう」などと言っても
中途半端な笑顔で
「あ、そうですね、、はい」などのうかない返事が返ってくる確率
100%ですよね。。。

コーチングのみなさま、どうでしょうか。

 

 

 

神経系はどう学習してしまうのか

 


なんとなくの阻害感をまわりから受けた
適応性上位の人の

神経系は学習します。
変化を起こすといつもなんだか変な目で見られたり
実際に「また変えるの?」と嫌な顔されたりする。
 

→ 変化する=危険

と身体は記録します。

 

すると

・感じたことを止める
・調整したい衝動を抑える
・判断にブレーキがかかる

という状態を起こさざるを得ない。

 

本来は動ける人が

→ 動けない状態になる

 

 

本来“動ける人”が止まる理由

 

 

ずっと前にストレングスで「適応性」がかなり上位にある方が
きてくれたとき。
 

身体に少し意識を向けてもらうと
会社の自分の席をイメージしただけで

もうザワザワとした不安が出てくる。
 

でもご本人は

「ザワザワは別に関係ないと思う」
 

とおっしゃっていました。

 

 

ここで起きているのは

→ 身体は反応している
→ でも認知がそれを止めている

という状態です。

 

強みがうまく使えないときって

能力の問題ではなくて

→ 神経系が止めている状態

であることが多いです。

 

 

身体ワークの本当の役割

 

じゃあ、どうすればいいのか。

ここで身体ワークが効いてきます。

 

身体ワークの本質は

リラックスではなく

→ 安全に反応しても大丈夫という再学習です。

 

適応性が高い人は本来

・変化に強い
・流れをつかめる
・最適化が速い

進化のスピードが速い人です。

 

 

だから

神経系の安全が戻ると

→ ブレる人ではなく
→ 状況に応じて最適解を出せる人になる

 

同じ資質なのに

使える状態かどうかで

人生の質が変わる。

 

強みは

持っているかどうかよりも

→ 神経系がそれを使える状態にあるか

 

ここがとても大事だと思います。

 

適応性が高くて苦労している方は

能力が足りないのではなくて

→ 神経の安全がまだ追いついていないだけ

かもしれません。

ここが整うと、一気に変わります。

 

 

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5月からはじまるBMS講座2期のお試しの方もどうぞ
支援地図のレイヤー3rd

2026年2月8日(日) 13:00〜16:30  →終了

2026年2月18日(水) 13:00〜16:30  →終了

2026年3月1日(日) 13:00〜16:30  →終了
2026年4月5日(日) 13:00〜16:30 終了
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対人支援者向け身体感覚ワークショップ 東京開催

 

 

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皆川公美子です。

 

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今タームの身体感覚WS を5回開催しましたがレビューをお送りしたいと思います。
 

【対人支援者のための身体感覚WS】

2026年2月8日(日) 13:00〜16:30  →終了

2026年2月18日(水) 13:00〜16:30  →終了

2026年3月1日(日) 13:00〜16:30  →終了
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対人支援者向け身体感覚ワークショップ 東京開催



いくつかのトピックに分けられると思いましたのでコメントいただいたものを5つくらいのトピックにわけて
それに対してコメントをしてみたいと思います。
 

 トピック① 「身体はずっと話しかけていた」

 

ご加者の中から、こんな声が聞かれました。

「身体は痛みや不調でサインを出してたと思う。でも忙しくて全部無視して突っ走っていた」

「身体ってこんなにおしゃべりなんだ、と思った。これからはたくさん会話していきたい」

「実はここが痛かったんだ、と気づいた部分があった」

 

自分の身体が発するサインに気づかないまま、あるいは気づいていても後回しにしたまま過ごしてきた、
という経験は、多くの参加者に共通していたようです。


▶ 皆川のコメント

心身の不調、不定愁訴というものは誰でもなにかしら体験したことがあるのではないでしょうか。
食品添加物
空気の汚染
ワクチン問題
香害
など世の中は便利に向かうたび、自然とは違った方向にむかったきらいがあるかもしれませんね。

今では身体を「すこやか」「不安なく元気」に保っておくのが難しくなってしまったとは

思いませんか?

 

そのなかでも「心と身体の関係」は昔から言われているわりには
最も無視されているものかもしれません。

身体ワークを安全が確保された場で
静かに行っていくと
誰でもご自身の身体がほんとうはなんと言っているのか
理解することができます。
 

 

ワークショップでマットに座る人々

 

 

 トピック② 「触れてはじめてわかる、身体の存在感」

 

ボディスキャンのワーク後、参加者からはこんな感想がありました。

「自分の身体ってここにあったんだ、という感覚」

「鏡で見たらわかることだけど、触ったら『こんなに立体的だったんだ』と感じた」

「普段は自分との一体感がなかったんだな、と感じた」

「ワーク前は頭のおしゃべりがすごかった。終わったら静まって、すこやかさが上がった気がした」

 

見る・考えるではなく、触れる・感じるという体験が、身体との距離を一気に縮めることがあります。

 

▶ 皆川のコメント

 

そうなんです。
わたしたちは「主観で感じる」のチャンネルがあまりにも置き去りにされています。

感情や感覚を話すことが
あまりにも社会のなかでタブーになってしまった。

今は何を言うべきなのか
「空気を読む」「判断する」ことばかりやっていると
自分の感覚=身体が認識できなくなります。

身体をおきざりにすると、不定愁訴と言われる身体の調子の悪さが
来ることが多いので
どうぞご自身の身体の感覚を捨てずに暮らして行きましょう。
 

 

身体感覚WS参加者の様子

 

 

 トピック③ 「境界線は、頭ではなく身体で感じるもの」

 

距離感ワークをやりました。
自分の感覚を研ぎ澄ましたあとに行うと、相手との距離感をどのくらい「身体が」望んでいるのか
浮き彫りになります。
このワークでは、こんな気づきが生まれていました。

「向こうから来ていただくときに、ピリッとする瞬間があって、明確に『ここ』とわかった」

「こっちから相手に向かうときは難しくて、ガンガン距離を縮めて行ってしまって正直どこで止まるのがいいのか、わからなかった。——人間関係そのままだと思った」

「来てもらうときに、もっと受け入れなきゃと感じた自分がいた。申し訳なさも出てきた」

「境界線」というと、言葉でどう伝えるかに目が向きがちです。
でも実際には、身体がまず反応していて、言葉はそのあとについてくるのかもしれませんね。

 

▶ 皆川のコメント

「境界」という言葉がとてもはやった時期がありました。
「相手とのあいだに壁をイメージする」などのワーク、これは入り口としてはとても重要です。
でも生きているすべての時間において境界を意識しているなど、できますか?

境界というのは突き詰めていくと身体感覚なのです。
グランディングやセンタリングの感覚がしっかりと「軸」として育ってくると
その人は「境界問題」で苦労することはなくなっていきます。

 

 

 

ボディマインドシナジー講座、参加者の身体感覚WS

 

 

 トピック④ 「自分より、相手を先に見ていた」

 

距離感ワークを通じて、自分の感覚よりも相手への配慮や視線が先に動いてしまう、というパターンに気づいた参加者が複数いました。

「相手のことばかり気にしてしまって、身体の感覚にまでいかなかった」

「来てもらうときに、サインが来ない自分に不安になって、相手が嫌じゃないかなと思った瞬間にドキドキしてストップした——身体じゃなくて、気持ちで判断していた」

自分の身体感覚よりも「相手にどう見られるか」「相手を不快にさせていないか」が先に動く。
このパターンは、境界線の話と深くつながっています。
 

▶ 皆川のコメント

このことに気づかれた時点でとてもすばらしいです。

そうなんです。HSPの多くの方は「自分の内側に起こっていること」よりもさきに
「外側」に意識が向きます。
そうやって「場の安全や平和」を子ども時代から担ってきた人が多かったこと!

大人になって、自分の人生をより自分らしいものにしたいと思ったときには
「一旦自分に」意識を向け直す訓練をしていく必要があります。
そこにはお宝が眠っています。

 

 

 トピック⑤ 「知っていることと、感じられることは別だった」

 

参加者の中で印象的だったのが、「神経系のことは知っている」「いろいろ学んできた」という前提を持ちながらも、
「身体に落とし込めていない」と感じている方が少なくなかったことは多くのシェアからわかりました。

「いろいろ学んだけど、やっぱり反射的にシャットダウンしてしまうことに気づいた」

「自分の神経の状態は頭ではわかってきた。でも、いざというときに圧倒されるのは身体なんだと痛感している」

「身体は感覚を優先すると、自分の中の価値観を変える必要があるかもしれない、と思った」

知識として「わかる」ことと、身体として「感じられる」こと。このふたつの間には、確かなギャップがあります。

 

▶ 皆川のコメント

わたしたちはアタマの判断だけで暮らしすぎてはいないでしょうか?

不定愁訴は身体からの「イエローランプ」です。

年をとったら病気になるのは仕方がない、などと思わないでいきたいですね。

「日々の事情」に合わせる必要があるのは大人のわたしたちですが
ほんとうにそこが境界のありか、なのか?
ほんとうにひとこと言ってはいけないのか?
ほんとうにそこは自分が無理して惹きうけるところなのか?

そのことに目を向けてみるのはいいことです。

「自分を開け渡しすぎてはいけない」

わたしはいつもそう思います。
元気な老人でありたいですね!


お読みくださりありがとうございました。

 

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「なぜ、わかっているのに変わらないのか」
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「ちゃんとやらなきゃ」「本当はこうしたいのに」

頭ではわかっているのに、動けない。そんな経験、ありませんか?

または「自分らしく」ってよく使われる言葉だけど
どういうこと?と
深く考えるとわからなくなってきますよね?

 

大事な場面で言いたいことが言えない。やった方がいいとわかっているのに先延ばしする。

人と関わると、あとでどっと疲れる。

これ、意志が弱いわけでも、性格の問題でもありません。

ここに深く関係しているのが、「神経のキャパ(耐性領域)」という考え方です。

 

 

 

 神経のキャパ=自分らしくいられる範囲のこと

 

私たちの神経系には、「これくらいなら外部からの刺激として大丈夫という範囲があります。
これを耐性領域(ウィンドウ・オブ・トレランス)と呼びます。

この中にいるとき、

 

人は落ち着いて考えられて、

人の話もちゃんと聞けて、

自分の気持ちもわかる。

 

選択ができる状態、つまり"自分らしく機能できる状態"です。

 

 

 

 範囲を超えると、神経は防衛モードに入る

 

ところがこの範囲を超えると、神経は一気に別のモードへ切り替わります。
 

不安でいっぱいになる。

イライラが止まらない。

頭が真っ白になる。

あるいは逆に、何も感じなくなる。
そんな感じです。
 

この状態のとき、人は「その人らしい、正しい選択」ができません。
正確に言うと、選択できる状態ではなくなっているんです。

 

 

「できない」の正体はここにある

 

また同じような状況で悩む。
わかっているのに自分のクセヤパターンを変えられない。
人間関係で同じパターンを繰り返す。
 
あるあるですよね。
人間は弱いんだから、とよく言われる状況です。
そのとおりだと思いますが
そこでこの問題を「考えないことにする」のではなく
選択の問題であると考えるならば
 

そういうとき起きているのは、
性格の問題ではなく、神経のキャパオーバーです。

「むりむりむりむり」という言葉は
神経のキャパオーバーを言い表すとてもわかりやすい言葉です。


 

キャパを超えた状態でいくら「こうすればいい」と考えても、
実行できないのは当たり前のことなんです。

 

 

頑張る方向が、逆になっていることがある

 

こういうとき多くの人がやってしまうのが、もっと頑張ろうとすること。
それでなくても
日本はとにかく頑張るモードです。
小さいころからそういうしつけでした。

「がんばればできるよ」
「目標は?夢は?」

それも状況によってはいいことですが

でも本当に必要なのは、キャパの中に身体が戻ることです。
 

呼吸に気づく。

足の裏の感覚を感じる。

今ここに意識を戻す。
 

一見シンプルなことが、神経を「安全な状態」に戻してくれます。

 

 

人生が少しずつ動いていく人の共通点

 

変化していく人は、いきなり大きな行動を変えているわけではありません。

まず、自分の神経の状態に気づけるようになっています。

 

「今、ちょっと無理してるな」

「少し緊張してるな」

「ここはキャパを超えそうだな」

 

そういう微細な気づきが、無理な選択を減らして、自分に合った選択を少しずつ増やしていく。結果的に、そういう流れになっていきます。

大きな目標を目指しすぎるな!
です。

 

 

 

 

 神経のキャパは、広げていける

 

そして、耐性領域は生まれつきで固定ではありません。

適切な関わりや体験によって、少しずつ広げていくことができます。

 

「自分はこれができない人間だ」と決めなくていい。

 

それは単に、そのときの神経のキャパでは難しかった、というだけの話です。

神経のキャパは広げていけるんです。

広がっていった人をたくさん見てきました。

 

 

 

__________________________________________________________

神経キャパを広げていくにはある程度の時間と
信頼できる仲間の場が必要です。
多くの人が神経のキャパを広げてきたメソッドの
結集を対人支援者として経験したい方はどうぞお越しください。
 

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「特に心配ごとはないのに、なぜか力が出ない」

──そんな心と身体の“ちぐはぐ”を、
神経系×発達・愛着 の視点から、
丁寧にひもとく活動をしています。
 

これまでに、のべ8,500名以上の方に伴走してきました。
HSP気質や生きづらさを抱える方、
そして人を支えるお仕事に携わる方が、
自分のペースで安心して前に進めるサポートをしています。

 

****************

 

 

「わかってるのに動けない。」
その理由を、神経から読み解ける支援者へ。

 

 

心 × 身体 その両方から支援できる
新しい時代の対人支援スキルを、体験から。

BMS(ボディマインドシナジー)
身体感覚ワークショップ ~ 対人支援者のための1DAY講座

 

今回のワークショップは
心理職、キャリア支援、コーチング、福祉、教育、看護・介護をはじめとする
人の心に触れる仕事をしている方のための時間です。

 

 

 

【なぜ、いま“身体”なのか?】

 

これまでのべ8,500名以上のクライアントに伴走してきて実感しています。

・認知では理解しているのに行動できない

・よくわからない不安や緊張が続く
・「このまま変わらず生きていくのかな」という薄い絶望

・何度転職しても心が休まらない

・対人支援者自身が慢性的に疲れている、報われない感覚が湧く


こうした “不調以上・治療未満のグレーゾーン” の悩みが、
いまの社会ではもはや「特殊な人」ではなくなっています。


あなたの現場でも、見覚えはありませんか?




 
【認知を扱うだけでは届かない領域がある】

 

 

セッションで
「少し楽になりました」
「これでやっていけそうです」
と言われても、また同じ種類のことで悩んでおられる。。。。
 

「今何が起こってるか」「どうすればいいか」という理屈は理解しているのに、

 ・動けない
 ・怖い
 ・不安が止まらない
 ・同じパターンを繰り返す

こうしたことが起こるのは、
認知ではなく“身体の自律神経”がブレーキを踏んでいるから です。

 

 
 

 

【自律神経の最優先ミッションは「生き延びる」こと】

 

だから身体は、
過去に傷ついた記憶(大事件でなく、大人のたった一言でも)を記憶し
危険を察知すると、無意識に行動を止めます。

例えば、大声でイライラと怒るお父さんが家の中にいた方が
同じようにイライラしている上司の前では身体がすくんで言葉がでない、
という訴えはほんとうに多いです。

頭では「この上司はお父さんに似ている」などとは考えていません。
けれど身体は反応するのです。

 

・怖い上司の前で言葉がでない
・別れればいいのに関係性を終わりにできない

・「大丈夫」と思っているのに緊張が止まらない

・ぐるぐる思考が止まらなくて眠りにくい

・過剰に人を助けすぎる、人の幸せを願いすぎる境界の薄さ

・病院にいくほどではない疲れがたまりすぎ、自分は弱いのだと思っている

これらはすべて、身体反応です。
 

対人支援者がこの“身体の言語”を扱えるようになることは、これからの支援に必須のスキルです

 

 

 

 

 

BMS-ボディマインドシナジー認定講座をつくった理由】
 

 

<その1>
心(思考)と身体(感覚)の融合で、クライアントの変容速度が劇的に上がるから


<その2>
支援者自身がバーンアウトしない身体をつくり、経済的にも精神的にも“持続可能な人生”を歩んでほしいから


対人支援職の学びには時間もお金もかかるのに、報酬は低く、疲弊しやすい構造があります。

あなたが長く幸せに支援の道を歩くためにも、“身体”を味方にすることは欠かせません。

 

 

 

 


 

 

【ワークショップの内容】

 

少人数で丁寧に行う体験ベースの身体感覚クラスで、
心理職、キャリア支援、コーチング、福祉、教育、看護・介護など
“人の心に触れる仕事” をしている方のためのワークショップです。


このワークショップでは、

✔ 自分自身の身体のシグナルを読む

✔クライアントの身体反応に気づく

✔ 感情解放を「安全に」扱うための体感アプローチ

✔ 自律神経の反応と行動パターンのつながり

✔ その感覚をセッションに応用する方法


を実践しながら学びます。

 

 

 


4/15(水) のお申し込みページ

 

【ワークショップで得られるもの】
 

✓ 体感覚(内受容感覚・外受容感覚)を安全に扱うコツ

✓ 不安・緊張が起きるメカニズムが腑に落ちる

✓ クライアントの身体反応を“読む目”が養われる

✓ 介入が軽くなり、無理に頑張らなくても変化が起きる

✓ 支援者自身のバーンアウト予防の実践スキル理解

✓ 経済的に持続可能な支援者人生へのヒントが見える


支援者は「道具」が身体です。
まずは自分の身体が整うことで、セッションの質が驚くほど変わります。

 

 

 

【当日の構成】

 

① チェックイン:いまの身体の状態を知る
② 自律神経と“動けなさ”の仕組み
③ 身体感覚ワーク(内受容・外受容)
④ 感情の衝動を安全に扱う方法
⑤ クライアントへの応用方法
⑥ 質疑応答・ミニシェア
(BMS認定講座への勧誘などはありません)

 

 
 

【講師】
皆川公美子



BMS(Body-Mind Synergy)創設者
 キャリア相談・ソマティック(ボディワーク)セッション累計8,500名以上
 TRE® アドバンスProvider / ストレングスコーチ ほか

“身体 × 愛着 × 神経系 × 対話” を日本の文脈に適応し、
「最後にたどりついた支援者」を育てる専門家。
ポリヴェーガル理論を理論土台としています。

 

 

 

【こんな方に向いています】

■ 対人支援の質を一段引き上げたい方

 

・対話だけでは届かないクライアントの“行動停止”の理由を知りたい
・クライアントの身体反応・自律神経の動きを読み取れるようになりたい
・セッションの深さと安全性を両立したい

 



■ いまの支援スタイルに限界を感じている方

 

・助言や認知的アプローチだけでは進まないケースが増えてきた
・セッション後は良さそうでも、現実が変わらないクライアントが多い
・心理・身体のどちらか片方だけではサポートしきれないと感じている

 



■ 自分自身が疲れやすく、持続可能な働き方を手に入れたい方

 

・日々の支援で消耗しやすい、緊張が抜けにくい
・バーンアウトしない“身体の土台”をつくりたい
・長く仕事を続けられるセルフケア方法を身につけたい

 

 

■ 将来、対人支援を仕事にしていきたい方

 

・まだ有償ではないが、人の相談に乗ることが多い
・ボランティア・友人相談など“入り口の支援”をしている
・対人支援者としてのデビュー前に安全な関わり方や身体の理解を持っておきたい

 

 


■ 人事・管理職として「人と関わる力」を高めたい方

 

・1on1で部下が話せなくなる・固まる理由を知りたい
・メンタル不調・復職支援をより安全に行いたい
・組織の心理的安全性を高めるための“身体からの視点”を学びたい

 



■ 今後、報酬面でも持続可能なキャリアをつくりたい方

 

・深い支援ができるようになり、仕事としての価値を高めたい
・身体 × 心理の両面からサポートできる専門性を育てたい
・迷いなく、淡々と続けられるような支援職になりたい

 

 

 

【よくあるご質問】

 

Q. 身体ワーク初心者でも大丈夫ですか?
 → まったく問題ありません。安全性を重視したワークです。

 

Q. セッションにどう応用できるのかが知りたいです。
 → 当日「支援現場での翻訳方法」まで扱います。

そして疑問はどんどんぶつけてください。

 

Q. 対人支援をいずれ仕事にしたいのですが、現在はまだ実践していません。参加できますか?

もちろんご参加いただけます。

このワークショップは、 すでに対人支援を行っている方だけでなく、
 「これから支援の道に進みたい」「学びながら準備をしたい」
 という方にも開いています。
 

身体感覚は、一朝一夕では身につかない “土台のスキル” です。


 早い段階で体験しておくことで、 のちの学びや現場での理解が驚くほどスムーズになります。

専門知識がまだなくても大丈夫です。

丁寧に進めますので、安心してお越しください。


Q. まだ有償ではなく、ボランティアや友人への相談など
「お金をいただかない支援」をしています。参加しても大丈夫でしょうか?

はい、まったく問題ありません。


むしろ、
 「これから支援を仕事としていきたい」
 「まずは安全に人と関わる力を身につけたい」
 という方にこそ、身体感覚の学びは大きく役立ちます。


無償・ボランティアであっても、
 人の話を聴く・寄り添うという行為は立派な支援です。

バーンアウトしそう、疲れすぎてしまう というのは
身体の使い方が間違っています。

 そして、安全な関わりには 身体の理解が欠かせません。

このワークショップでは、 専門性の有無やキャリアの長さに関係なく、
 どなたでも安心して取り組めるよう構成しています。


未経験の方にもやさしく、
すでに現場にいる方には深みのある学びになるはずです。
 

 

Q. 人事部・管理職ですが、社員との1on1や面談に役立つ内容でしょうか?

はい、非常に役立ちます。

このワークショップでは、 社員が不調になる前に気づくための
 “身体のサイン” と “自律神経のメカニズム” を扱います。


1on1でよく起こる──

・話せない

・表情が固まる

・言葉が出ない

・頭では理解しているのに動けない


といった“行動停止”の背景を理解できるため、
 対話の質・安全性が飛躍的に高まります。

 

Q. 復職支援やメンタル不調者支援にも応用できますか?

はい。

ただし「医療行為」や「治療」ではありません。

本ワークショップで扱うのは、 自律神経・身体感覚・ストレス反応の理解 であり、
 復職支援における“早期の気づき”や“再発予防”に非常に有効です。


・なぜ疲れが取れないのか

・なぜ働くとすぐにオーバーヒートするのか

・なぜ認知的にはできるのに身体がついてこないのか


こうした疑問に人事職のかたが構造的に理解を持つことで、
 社員との関わりが格段にスムーズになります。

 

 
 Q. 組織開発・マネジメントにも役立つのでしょうか?

役立ちます。

特に近年、
 “心理安全性” “エンゲージメント” “離職防止” がどの企業でも課題となっていますが、
 その根底にあるのは 身体の反応(神経系) です。

身体レベルの緊張が強い社員は、
 どれだけ言語的なフォローをしても安全とは感じません。


人事・管理職が身体と自律神経の理解を持つことで、

・行動の背景
・コミュニケーションのズレ

・パフォーマンス低下の理由


などを深く理解することができ、組織内の対話が噛み合いやすくなります。

 


 Q. 企業とし社員を派遣しても問題ない内容ですか?危険性はありませんか?

問題ありません。

 過度な感情解放や劇的なトラウマワークは行わず、
 安全性を最優先にした「ゆるやかな身体感覚ワーク」です。

当日「深い話をしてください」などもありません。


主に扱うのは:

・呼吸
・体内の微細な感覚

・自律神経の状態変化に気づくこと

・ストレス反応の理解


など、ビジネスパーソンにとっても、ごく自然で安全な内容です。

 

Q. 企業研修として利用することも可能ですか?

はい、可能です。

今回のワークショップは個人向けですが、 企業・団体への研修提供も行っています。

・1on1面談スキル

・メンタル不調の理解

・自律神経とパフォーマンス

・心理的安全性
・ハラスメント予防

・管理職のセルフケア


など、目的に応じたカスタマイズが可能です。


ご希望の企業担当者様は、当日または別途ご相談ください。



Q. 本講座への勧誘はありますか?

希望者のために多少ご説明はしますが、勧誘はありません。
安心してご参加ください。

 

 
 

 

【最後に】

認知だけでは、人は変われません。
身体だけでも、支援は届きません。

 

心と身体、両方を扱える支援者が、
これからの時代に必要とされています。

あなた自身が “安心の器” になることから始めませんか?

 


4/15(水) のお申し込みページ

残1

 

身体ワークは楽しいですよ!
現代人に失われた身体感覚を知ると
深い息をできるだけで
人は幸せなんだとわかります♡

お待ちしています。

 

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 身体感覚が「わからない」人に起きていること

 

最近、セッションやワークの中で
とても多く出会う「身体状態」があります。

 

それは

「今おなかのあたりはどういう感じですか?」
「そのときの怒りを思い出すと、身体のどこにそれがありそう?」
と聞くと
 

「よくわからない…です」
 

という言葉が返ってくる方がいます。
 
 

ちゃんと話されるし、理解も早し、
状況の説明もとてもわかりやすいです。
 

でも
「いま、身体どうですか?」と聞くと


ふっと止まる。

 

 

 

 

そして少し考えてから

 
「特に何もないです」と返ってくる。

 

 

このとき、
その人の中で何が起きているのでしょうか。

 

 わからないのではなく「感じ取るを止めてきた」

 

まず前提として

感じる力がない人は、いません。
 
赤ちゃんのときは言葉がないですから
内側の感じ〜お腹がすいた、 暑い、 なんか不快、
必ず感じ取ってました。
それを泣いて訴えないと
ご飯がもらえないですもん。

 

ただ年齢が大きくなるにつれて
感じないようにしてきた人はいます。
 

たとえば

・家のなかがぴりぴりしていて空気を読まないといけなかった

・誰かの機嫌を優先してきた

・自分の気持ちよりなんとなく「正しさ」を選んできた
 

そんな時間が長いと

身体の感覚を味わうよりも
「どう振る舞うか」が先に動く
ようになります。

 

状況は100人いれば100通りです。
なかには
兄弟が弱かったので、お父さんお母さんがいつも兄弟のことばかり気にしていた。
「〜〜べき」が強い、家族で感情をやわらかく出す習慣がなかった
おばあちゃんがお母さんに辛くあたっていたので、自分はいつも明るく盛り上げ役を買ってでていた
HSPで自分が感情を出すと、相手が悲しむ ということをいつも予知不安として持っていた

などもよく伺うことです。


子供が対面で話す様子
 

 

そうすると

感じる前に、状況を整えてしまう。

 

違和感が出る前に
「大丈夫です」と言えてしまう。

 

結果として
身体の声が小さくなっていきます。

 

疲労で目を押さえる女性

 

 客観視はできる。でも主観がない

 

みなさん、とても優秀です。
 

自分のことを説明できるし
分析もできる。
 

「たぶん私は不安なんだと思います」
「過去のこういう経験が影響していて」

 

ここまで話せます。
 

でも実はここに
ひとつのズレがあります。

それは

“自分の話をしているのに
 自分の中にいない”

という状態です。

 

外から見た「自分」はよくわかる。
客観視がとてもとても上手です。

 

でも
内側で起きている感覚や感情とつながっていない。

 

だから

状況を変えたいと思っても
ずっと自分を外から見ていて
自分がどう動きたいのかが
わからないということが
よく起こります。

 

 内側を感じることは、少し怖いよね

 

 

身体感覚を感じることは
実は少し怖いことでもありますよね。
 

なぜなら

・押し込めてきた感情が出てくるかもしれない
・昔の感覚がよみがえるかもしれない
・自分でも扱えないものに触れるかもしれない

そんな予感が、無意識にあるからです。

セッションで
「自分の感情に触れると壊れそうな感覚がある」


とか

「内側の感覚なんて怖くて感じられない」

と正直に言ってくださる方もいらっしゃいます。

(すばらしいです!そこがその感覚から卒業していく入り口になりますから)

 

だから

感じないようにすることは
その人にとっての「守り」でもあった。

 

ここを無視して
「感じましょう」と進めてしまうと

かえって固まったり
離れてしまったりします。

 

 人生をうまく「選択」していく人の特徴

 

ここでひとつ、問いがあります。

 

うまくいっている人って
何が違うのでしょうか。

 

能力でしょうか。


努力でしょうか。

 

もちろんそれもありますよね。

 

 

でも実際に多くの人を見ていると
もうひとつ、はっきりした違いがあります。

 

それは

「違和感を無視しない」ということです。

 

たとえば

・なんとなく気が進まない仕事
・少し疲れる人間関係
・理由は説明できないけど重い選択

 

こういう場面で

うまくいかない人は
頭で納得させて進みます。

 

「これが正しいよね」
「みんなやってるし」
「考えすぎかもしれない」

 

そしてあとで

・やっぱりしんどくなる
・同じパターンを繰り返す
・なぜかうまくいかない

が起きる。

 

一方で

うまく選択していく人は

その小さな違和感を
ちゃんと拾っています。

 

はっきりした理由がなくても

「ちょっと引っかかる」
「なんか違う気がする」

その感覚を、なかったことにしない。

 

ここで大事なのは

その「違和感」は
頭で考えて出てきたものではない、ということです。

 

もっと手前

身体のほうが先に感じているものです。

 

だから

身体の感覚がわからないままだと

この「選択のヒント」を
受け取れないまま進むことになる。

 

逆に言うと

ほんの少しでも
自分の感覚を拾えるようになると

人生の選び方が変わり始めます。

 

では、どうすればいいのか。

大きく変えようとしなくていいんです。

 

むしろ

ほんの少しでいい。

 

たとえば

・今、呼吸は浅いか深いか
・足の裏は床についているか
・肩に力が入っているか

これくらいからでいい。

 

正解を出そうとしなくていい。

 

「よくわからない」でもいいから
少しだけ、内側に注意を向ける。

 

その小さな感覚が

これまで見逃してきた
「自分にとってのサイン」を

少しずつ教えてくれるようになります。

 

それが

無理のない選択や
自分に合った方向へ進む力に

つながっていきます。

 

太陽の下、両手を広げる女性

 

 「感じられるようになる」と何が変わるのか

 

身体の感覚がわかるようになると

実は、人生の選び方が変わります。

 

・無理していることに気づける
・嫌なことに「NO」が言える
・安心している場所がわかる

 

つまり

頭で考えて選ぶだけでなく
身体でも選べるようになる。

これはとても大きい変化です。

スティーブ・ジョブスが言っていましたね。

「大事なことは直感で決める」


直感というのは身体感覚からくるものです。
ポリヴェーガル理論のポージェス博士は
ニューロセプションという自律神経系の
システム
が外界の安全を察知すると言っています。

女性がベッドで瞑想する様子
 

 

 最後に

 

「わからない」と言っている人ほど

本当は、とても繊細で
たくさん感じ取ってきた人だとつくづく思います。
 

だからこそ

感じないようにする力も
強く育ってきた。

 

もしあなたが

変わりたい
もう少し楽に成果を出したい
 

そう思っているなら

大きなことをしなくて大丈夫です。

 

ほんの少しだけ
自分の内側に戻る時間をつくってみてください。

そこから、すべてが始まります。

 

 

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 葛藤〜引き裂かれた身体は、関係のなかでしかよくならない

 

昨日のワークショップで「境界問題」が大きなテーマになった、という話をFBに書きました。

今日はその続きを、もう少し丁寧に書いてみます。

 

 

 

カードゲームで関係性を学ぶ様子

 

 

ヨガマットで座学する人々

 

 

 

「自分を守る」がゴールじゃない人たち

 

カウンセリングやセラピーでは、

「まず境界を引けるようになりましょう」と自分を守ることから入るのがセオリーです。
アクリルの壁を意識して・・・とか
あいだにティッシュケースが置いてあることを意識して・・・とか
いっとき流行りましたよね?
 

それ自体は間違っていない。
身体が守られたなかで回復をし、
エネルギーをためていく時間が必要だからです。

 

でも日本人のクライアントさんを前にしていると、
それだけだとどこかで行き詰まる感覚があります。
 

境界を引けた。

ちゃんと「わたしのお手伝いはここまでです」と言えた。
「その日は行けませんごめんね」と言えた。
そもそも断るってすごくめんどくさいけど
なんとか感じよくできたと思う。

その後、は、大丈夫?って話なんです。


でも苦しくなった。
という人がとても多い。

断れたけどLINEの返信を凝視している、
前のやりとりからなんとなく相手のニュアンスが変わっていないか
無意識に観察している、
以前よりもっと相手の言葉に耳をそばだてるようになっている、

なんかが起こっている人もとても多いかもしれません。

 

これって、自分の利害や損得の話じゃないんですよね。
 

場の調和が壊れることへの恐怖です。

 

 

争うような雰囲気が出ること。 

関係性が途切れてしまうこと。

それ自体が怖い。

 

「よく思われたい」という自分本位の話ではなくて、

平和でいたい、衝突はいや、調和の中にいたい——そういう感覚です。

 

だから「境界を引いて自分を守る」がゴールじゃない。

 

「境界を引きたい、でも関係も崩したくない」

——これが本当のゴールの人が、圧倒的に多いと思います。
決して批判じゃありません。
私自身もその質感がすっごくわかります。


 

 

 西洋と日本、ゴールの違い

 

◆西洋的な個人主義のゴールは

自分を守ったあと、必要なら攻撃に転ずる。
 

◆でも日本的なゴールは

自分を守ったあと、場の調和が保たれていたい!

 

この違いはとても大きい。

「自分を守れたらいける!」という発想でセッションを組み立てると、

日本人のクライアントさんには途中からズレが生じてきます。

守れた。でも関係が壊れた。
それは、ゴールじゃないですよね。

 

 

身体は「関係の中」で刻まれた

 

日本人はずっとそういう関係性の中で育ってきました。

場の空気を読む。 相手の顔色を見て、自分の出方を決める。 お母さんの顔が曇らないように、ずっと気を張っていた。

これは弱さではなく、関係の中で生き延びるための、身体が覚えた知恵です。

まわりの気持ちを読むことに長けているのも、その積み重ねです。

でもその繊細さは同時に、身体に深く刻まれてもいる。

 

「関係を壊したら危険だ」 

「調和を保たないと生き残れない」

 

という反応が、無意識のうちに動き続けている。

そりゃそうですよね。
日本人は歴史的にも常に
連帯責任
村八分にされたら生きていけない
そういうなかで暮らして来たんですから。

 

だから境界を引いた瞬間に揺れる。

・これでよかったのか ・嫌な印象を与えてしまったのではないか ・関係が壊れてしまったのではないか

この揺れは、弱さでも意志の問題でもありません。

関係の中で育まれた身体の反応が、ちゃんと働いている証です。

 

 

 

 やり方を変えても、身体は変わらない

 

「気持ちの伝え方」「断り方」「コミュニケーションの技術」

 

本や研修でやり方を学ぶことはできます。

 

でも実際の場面になるとできない。
 あるいは、できたとしても苦しくなる。
 

それは変えようとしているのが「行動」だけで、身体にあるパターンがそのままだからです。

正しい言葉は届いても、身体の中ではNOがでてる。
それはできないです。
 

支援者としてつい

「自分を大切にしていいんですよ」

「断ることも大事です」と伝えたくなります。
 

でもクライアントさんの中ではすでに

・自分を守りたい 

・関係も守りたい

この両方が同時に動いていて、そのあいだで引き裂かれています。

 

その引き裂かれた感覚に触れないまま、行動だけ変えようとすると、
内部で強い衝突が起きます。だから苦しくなるのです。

 

疲労で目を押さえる女性、メガネを持つ

 

 
引き裂かれた身体は、関係の中でしかよくならない

 

ではどうするのか。

身体に刻まれたものは、身体からほどいていける。

でもそれは一人で頭の中でやることではなく、安全な関係の中で、少しずつ起きていくことです。

 

必要なのは正しい行動を身につけることではなく、身体の中で起きている

・守ろうとしている関係 

・守ろうとしている自分

その両方の動きを、丁寧に感じ、扱っていくことです。

だからセッションが必要なんです。

セッションでないとできないのか?と聞かれたら
それは身体がNOという程度による、と思います。
パターンの身体プリントが薄ければ
セルフケアでできるかもしれません。

 

その揺れに少しずつクライアントさんの身体が許す速度で触れていくと、
(怖いことは絶対に起こしません)
あることが起きてきます。

 

「どうしてこうなるんだろう」 

「なぜ自分にはできないんだろう」
 

という原因探しをしていたところから
 

そこじゃないんだ。
 

と自分で気づいて、自分の感情に触れられるようになっていく。
昨日のワークショップでは
「あんなに心が揺れるなと感じていたことが
調整ワークのあとでは
少し遠くに感じて見ていられるようになりました」という
ご感想がありました。

これが神経のキャパがあがった証拠です。
 

クライアントが「自分で進んだ」と感じられないゴールは、どんなに正しくても本人の中に根づきません。

頭から「こうすべき」と指示するのではなく、

身体の底から、その人自身が動き出す力を引き出していく。

それがソマティックな支援のあり方だと、わたしは思っています。

 

 

 

 最後に

 

もし今、クライアントさんを前にして

「伝わっているはずなのに、何かが変わらない」 

「励ましても、その場だけで終わってしまう」

そんな感覚があるとしたら

 

それはあなたの支援が足りないのではなく、身体の層にまだ触れられていないサインかもしれません。

そしてその身体の層は、安全な関係の中でしか、ほどけていきません。

支援者であるあなた自身が、その「関係」になれるかどうか。

そこがセッションの質を、大きく変えていきます。

 

ともに前進していきましょう!

 

 

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 境界を引けたのに、なぜ苦しくなるのか

 

セッションをしていると、こんな場面に出会うことがあります。

 

断れない、境界をもてなくて苦しいと言っていたクライアントが
 

「ちょっと今日はわたしには難しくて……」と断れた 

「今できるのはここまでなんですが」と、自分の限界を伝えられた

 

でもそのあとに

 

「あの言い方、嫌な感じに受け取られたかな」

 「関係がぎくしゃくしてしまったんじゃないか」

 

と、今度は言えたあとの相手との関係がぎくしゃくしていないか
ずっと心に引っかかってしまっている。

言えたけど
境界を引けたかもしれないけど
全然ラクになっていない!

生きづらさがそのままじゃない?

という状態です。

 

女性が仕事で悩む様子

 

「言えた、よかった」で終わるはずのことが なぜか苦しさに変わっている。

これ、どうしてだと思いますか?

 

 

 

 

 

 それは"関係性のトラウマ"が動いている

 

これは意志の問題でも、考え方の問題でもありません。

関係性のトラウマ——つまり、特定の関係の中で起きた体験が、身体に深く刻まれている状態——が関係しています。

 

「何が起きたか」よりも 「誰との関係の中で、それが起きたか」

が、身体の反応として残っているのです。
 

たとえば

私の言うことはいつも受け取ってもらえなかった

地味〜に否定された 無視された 

お母さんの顔が曇らないようにいつも人の顔色を読みながら行動し続けていた

 

そういった体験の中で

・どう感じたか ・どう振る舞うしかなかったか

それが丸ごと、身体に記憶されています。

 

 

頭ではわかっている。でも身体が反応している

 

目の前にいるのは上司であって、親ではない。 

今は子どものころとは違う。


そんなこと、頭ではちゃんとわかっています。
 

それでも

言葉が出てこない

 必要以上に気を遣う
怒りが爆発する
そしてそんな自分に強く落ち込む
 

こうした反応が起きるのは、身体のほうが「過去の関係のパターン」で動いているからです。


これは性格でも意志の弱さでもなく

神経系——身体の中で安全か危険かを判断し続けているシステム
——に刻まれた、かつての生存のためのパターンです。
 

 

「関係」と「自分」を同時に守ろうとしている〜葛藤の正体

 

関係性トラウマの特徴は

関係を守る動きと 自分を守る動きが

同時に起きることです。

 

だから

自分の限界を伝えた瞬間に

・これでよかったのか 

・嫌な印象を与えてしまったのではないか 

・関係が壊れてしまったのではないか

という揺れが生まれます。

 

これは弱さとかではありません。
 

関係を壊さないことで生き延びてきた神経系が、ちゃんと働いてくれています。

 

服選びに悩む女性と店員

 

 

 「正しいこと」を伝えても、楽にならない理由

 

支援者としてつい

「自分を大切にしていいんですよ」 「断ることも大事です」

と伝えたくなりますよね。
 

それ自体は間違っていません。

 

でも、それだけではクライアントさんが楽にならない。
 

なぜなら

クライアントの中ではすでに

・自分を守りたい 

・関係も守りたい

この両方が同時に動いていて、そのあいだで引き裂かれているからです。
 

「正しい言葉」は届いても、身体の中では何も変わっていない。

そこがポイントです。

 

 

 

 やり方を変えても、身体が変わらなければ苦しいまま

 

本や研修で「やり方」を知ることはできます。

自分の気持ちの伝え方 断り方 コミュニケーションの技術

でも実際の場面になるとできない。

 

あるいは、できたとしても苦しくなる。

 

それは、変えようとしているのが「行動」だけで、身体にあるパターンがそのままだからです。

 

身体は

「関係を守らないと危険だ」 「こう振る舞わないと生き残れない」

という前提で動き続けています。

その状態のまま行動だけ変えると、内部で強い衝突が起きます。だから苦しくなるのです。

 

 

 

 ソマティックに扱うとは、どういうことか

 

ソマティック(somatic)とは、身体の感覚に直接アクセスするアプローチのことです。
 

必要なのは、正しい行動を身につけることではなく

身体の中で起きている

・守ろうとしている関係
・守ろうとしている自分
 

その両方の動きを、丁寧に感じ、扱っていくことです。
 

身体の反応を無理に変えるのではなく、少しずつその揺れに触れられるようにしていく。

すると「どちらかを選ぶ」ではなく、両方を感じながら動ける余地が生まれてきます。
その揺れに触れていくと、あることが起きてきます。

またはクライアント自身が
「どうしてこうなるんだろう」
「なぜ自分にはできないんだろう
「あのときこうすればよかった、ああすればよかった」

という原因探し、客観的なゴール探しをしてたけれど

 

悩む女性と思考の渦

そこじゃないんだ!!


と自分で気づいて
自分の感情に触れられるようになっていった時、
頭上から客観的にみるのをやめて
自分の感情が暴れなくなってくるというフェーズに入ります。


 

 

 「わかっているけど…できない」が動き出すとき

 

このプロセスを経てはじめて

「わかっているのにできない」が「少しずつできる」に変わっていきます。

それは努力で押し切る変化ではなく、
神経系のキャパシティ——身体が抱えられる幅——が広がった結果として起きる変化です。

 

 

支援の現場で、本当に必要なこと

 

クライアントは「やり方」を知りたいと思って来てくださる。
 

でも自分でも説明できないところで止まっている。
 

だから
 

頭で理解させるだけでは届かないし 励ますだけでも動かない。

この「間」——言葉にならない身体の反応——を扱える支援者が必要とされています。
 

リラックスする女性、ボディマインドシナジー

 

BMSで扱っていること

 

BMSでは、こうした「わかっているのに動けない」状態を

神経系 

愛着(人との関係の中で育まれる安心感のパターン) 

身体感覚

この3つの視点から見ていきます。

 

ここで大切にしていることがあります。

 

それは、ゴールをこちらが決めないということです。

 

「こうなればいい」「こうすればいい」という方向をあらかじめ持って進めるのではなく、

クライアントの身体の反応についていく。

 

なぜなら

クライアントが「自分で進んだ」と感じられないゴールは、どんなに正しくても、本人の中に根づかないからです。

 

これは、支援者にとって簡単なことではありません。

クライアントの反応を待ち、その動きに合わせていく時間には、独特の難しさがあります。

でもそこに耐えられるようになったとき、セッションの質は大きく変わります。
そしていつのまにかクライアントさんが何回も粘り強く自分に向き合い、
リピートしてきてくれる結果になっていることが多いです。
 

すでにその人の中で起きていることを、より精度高く見ていくための地図を持つ

——BMSはそういう感覚の講座です。

トップダウンではなく
ボトムアップの人間の力
=その人が進む力を引き出すのです。

 

頭から「こうすべき」と指示するのではなく、 

身体の底から、その人自身が動き出す力を引き出していく。

それがBMSの考えるソマティックな支援のあり方です。

 

 

最後に

 

もし今、クライアントを前にして

「伝わっているはずなのに、何かが変わらない」 

「励ましても、その場だけで終わってしまう」

 

そんな感覚があるとしたら

それはあなたの支援が足りないのではなく、

身体の層にまだ触れられていないサインかもしれません。

 

ここを扱えるようになると

クライアントの変化の質も 関係性の深さも

大きく変わっていきます。

 

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「やればいいのに」


そう思うこと、ありませんか?

 

・わかっているのに動けない
・やった方がいいのに先延ばしする
・決めたのに続かない

 

頭では、全部わかっているのに
なぜか進まない。

これ、意志の問題ではありません。

その人の性格的なものでもありません。

 


 

 

 「やりたい」と言った直後に起きていること

 

たとえばセッションの中で

こんな場面があります。

 

クライアントさんが、ぽつりと

 

「…ほんとは、◯◯だといいと思うんですよね」

 

と言う。

 

手を伸ばしてもいいと知っている。
自分の人生は自分で好きな方向へ行っていいと知っている。

 

でも

その“やりたい”は

はっきりした決意ではなくて
どこか探るような
自分の中にそれがあるかどうかを
確かめるみたいな言い方で

でも、確かにそこには
前に動こうとするものがある。

 

こちらがそれを受け取って
少しだけ言葉を添えて

「◯◯と思っておられるんですね」とそのまま返した瞬間

ちょっとだけ
空気が変わります。
 

身体がほんの少し固くなる
目線が少しズレる
呼吸がほんのちょっと浅くなる
 

 

そして、少しして

 

「……でもなあ」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

もちろんわたしはそのまま待ちます。
クライアントさんが言葉を探している。

きっとこの「でもなあ」の中には

うまくいかなかった記憶
誰かの顔
自分を止めてきた感覚

いろんなものが、いっきに立ち上がっているんです。

そしてそれは鮮明な記憶であることもあれば
(会社の上司に怒られている場面など)

そうじゃない場合もあります。

ええ、そうじゃない場合=エピソード記憶じゃない場合のほうが
実は圧倒的に多いです。

身体がきゅっと反応しているだけで
ご本人は「なんと言えばいいのかわからない」


 

そして、さっきまであった「やりたいですけど」の活力のようなものが
すーっと引いていく。

 

言葉としては説明されないまま
話題が少しずれていきます。

「そういえば」
「以前にこんなことあって」
 

内側では確かに

動こうとした「なにかのわくわく」や
「活力」が
知らないうちに止められている。

すご〜〜〜くあるあるの状態です。

クライアントさんの意思が弱いのでも
その人の性格だから、でもありません。
 

 

 「軽く笑って流す」ときに起きていること

 

もう一つ、よくある場面。

自分のこれまでを話されて
少しだけ深いところに触れたあと

クライアントさんがこう言う。

 

「なんか…こういうこと考えてる自分、

めんどくさいですよね」

 

少し笑いながら
軽く流すように。

 

でもこの“めんどくさい”の奥には

 

・こんなこと考えても仕方ない
・これ以上触れると何かが崩れる
・暗い雰囲気にしちゃってあなたに迷惑かかりましたよね

 

そんな感覚が重なっている。

さっきまで触れていたものから
自分で少し距離を取って
元の位置に戻ろうとする動き。

場が流れていくことを
自分が堰き止めている、
それをやめようとする動き。

 

 

 人は「できない」のではなく

 

だから人は

できないのではなく

「そこに、とどまれない」

だけなんです。

 

ネガティブな気持ちじゃいけない
とずっと教育されているから。

 

 

特に日本では
「ご迷惑」は「大罪」ですもんね。

いいんですよ、相談の場は
相談する場ですから。
なにも迷惑じゃないです。

なんてアタマではわかっているけど
身体が反応しちゃうんです。

支援者とは葛藤を扱う訓練を受けているもののことです。
気分じゃないですよね、
技術を提供して、クライアントさんに楽になってもらう場ですから。

わかってますよねそんなこと。
でも身体が反応してせきとめちゃうんです。


 

 問題は“意志”ではなく“状態”

 

緊張が強すぎるとき
エネルギーが落ちすぎているとき
まわりを感じすぎているとき

どれだけ正しいことを考えても
身体は動きません。

だから私は

どうやって頑張るかではなく
「どの状態でそれをやっているか」を見ます。

 

 

 支援の質が変わるポイント

 

特に

人を支える仕事をしている方ほど

「なぜここで止まるんだろう」と
感じる場面に出会うと思います。

 

そのときに

関わり方だけを工夫しても
限界が来ることがあります。

必要なのは

正しい関わり方の前に

「今、この人はどの神経系の状態にいるのか」

を見立てること。

クライアントさんが何を守って
何を大切にしてきたのか。

そこに気づいていただく技術です。

 

 

 この“止まる瞬間”が分かれ道

 

この“でもなあ”が出る瞬間を
どう扱うかで

セッションの“深さ”が変わります。

 

ここが変わると
見えるものも、関わり方も
一段変わります。

(このあたり、また少しずつ書いていきますね)

 

お読みいただきありがとうございます。

 

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