2022年12月の冬フェス出演前にハシゴ湯をしながら長野などの湯を楽しんだしシリーズに戻ります。
戸倉上山田温泉に泊まり、翌朝を迎えたところまで。
まずは恒例のここまで投稿リンク集から。
戸倉上山田温泉 旬樹庵 湯本 柏屋 <1F大浴場・展望風呂 左側編>
泊まった「湯本 柏屋」で朝風呂などを楽しみながらゆっくり過ごしチェックアウト。
この後はイベント開催地の渋温泉エリアへ向かいながらいくつか湯を廻ろうという予定
上山田温泉エリアから万葉橋を渡り戸倉温泉エリアへ。
向かったのはこれまで何度か訪れている「戸倉国民温泉」。
別に右翼ではないが、この名前にはグッとくる
こちらブログの投稿は2回していた。
2011年はこちら↓。
その後も一度訪れているはずだが、やはり激混みで写真がなくて投稿もしておらず。
いずれにせよ、久しぶりの国民温泉。
9時20分過ぎに到着。
やはり入浴客は多そうだったが、入りたいので気にせず向かいましょう。
数ある戸倉上山田温泉の公衆浴場の中で、個人的に一番好きなのがこちら国民温泉なのであります
戸倉国民温泉
(株)戸倉国民温泉は昭和31年6月に創立。
昭和33年に安定した源泉が湧出し、営業を開始したとのこと。
営業時間は8時半~22時。最終受付は21時半。
最近は第一火曜日が定休日になることが多いとのことだけれども、これは要確認で。
浴場入口は前の建物の奥。
12月のまだ初旬だったがクリスマスツリーが飾ってあった。
男湯と女湯で入口が分かれており、男湯は右側。
ゆえに番台形式。
入浴料は340円。
以前より少し値上がりしていた。それでも安いでしょう。
公衆浴場であり、基本的には地元の人で盛況な感じ。朝の社交場。
それでも一番風呂を狙った常連さんが少し落ち着いた頃だったのか、浴槽の写真は少し撮れた
湯気で不鮮明なのは仕方ないということでm(__)m
その湯気と共に浴室内に籠るのが淡いタマゴ臭
いつ見ても色っぽい変形ひょうたん型の小タイル浴槽。
そしていつも源泉でヒタヒタな床。
こちらは浴槽からのオーバーフローだけでなく、床の穴からサイフォン式で源泉が常に相当量噴出している。
これが温かく、清潔感もあって、実に心地よいのですよ
澄んだ無色透明な湯は源泉名が「戸倉国民温泉二号泉」。
源泉温度39.3度、pH9.2のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.2871g/kg。
湧出量は約250リットル/分。
この湯を1時間に20分ほど加温してかけ流しているとのこと。
そう、硫黄泉ではなくアル単で総計も少なく加温もありだけれども大好きな湯なのですわ。好きなものは仕方ない。
そして写真は撮れなかった洗い場、カラン&シャワーは非加熱の源泉を使用。
タンク貯湯はしてないからできる技。
浴槽最奥にある像を見ながら、成分の数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウム74.2mg、カルシウム4.6mg、カリウム21.mgなど。
陰イオンは炭酸水素47.4mg、塩化物43.4mg、硫酸39.7mg、炭酸17.6mg、メタホウ酸3.0mg、硫化水素1.3mg、ふっ化物1.0mg、水酸化物0.3mg、臭化物0.1mg。
非乖離成分ではメタケイ酸52.1mg。
ちなみに総硫黄は約1.26mg。
湯口にはコップが3つも置いてある
淡いタマゴ臭があり、淡いタマゴ味ももちろん。
いくらでも飲める美味しいお湯。
膜を張るようなツルスベ感がしっかり。
そして泡付きも存分に
いや~、何度来てもニンマリなこちら。
今後も訪れること、間違いなし。
次はこのエリアの公衆浴場をまた再訪。
戸倉国民温泉
長野県千曲市大字戸倉字芝宮 2228-2
026-275-0457
入浴料 340円
8時半~22時(最終受付21時半)
第1火曜に休みが多い(要確認)
<源泉:戸倉国民温泉二号泉>
アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・温泉)
39.3度
pH9.2
成分総計 0.2871g/kg
無色透明
淡タマゴ臭あり
淡タマゴ味あり
膜を張るようなしっかりとしたツルスベ感あり
泡付きあり
加温かけ流し
2022年12月入湯
※数値はR3の分析表より