戸倉上山田温泉 万葉超音波温泉、久しぶりに | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2022年12月に群馬から長野へ向かってイベント前乗り一人湯巡りシリーズ。

まずは戸倉上山田温泉で過ごしております。

本編前に、ここまでの行程リンク集からどうぞ。

 

七福の湯 前橋店

もつ煮 王里(食事)

戸倉上山田温泉 ホテル圓山荘 <前編>

戸倉上山田温泉 ホテル圓山荘 <後編>

 

 

ホテル圓山荘」の後はこの日の宿へチェックインする前にもう1湯。

久しぶりに公衆浴場の「万葉超音波温泉」へ行ってみようと思ったんですよ。

千曲川にかかる万葉橋を戻る感じで、いわゆる戸倉温泉エリアへ戻ると、橋のたもとみたいなエリアにあるのが「万葉超音波温泉」。

 

 

この看板↑では「大衆浴場 万葉温泉」となっているので、もしかしたら万葉温泉が正式名称かも。

こちらに立ち寄るのは3度目。

1度目はブログを始める前、2度目は2013年のやはり12月↓。

 

 

9年ぶりに来ました。

 

 

こちら実は2016年にリニューアルされており、それからは初めて。

創業してからは70年近くになるのでは。

 

広い駐車場に車をとめようとすると、なんと敷地内に電車があるビックリマーク

 

 

これは115系で、2022年7月に譲渡されクラファンで修復資金を募り、2023年9月に走行以外のすべてが稼働する状態で正式にお披露目されたらしい。

ぼくが訪れたタイミングだとクラファンが達成され、お披露目に向けて色々手を入れている最中の頃。

 

 

この形とカラーリングにはあまりなじみがないけれども、この車両はいわゆる111系や113系の同系列。

東海道線や横須賀線でお馴染みだった車両。

そのカラーリングは東海道線で湘南色、横須賀線は鮮やかなブルーとクリームのいわゆるスカ色。

113系の寒冷・勾配向けが115系なんだそう。

 

 

譲渡されたときは塗装などかなりボロボロだったはずなのを、この時ですでになかなかきれいな状態にされていた

この後さらに修復が進み、ドアを開ける最近の動画を見たけれども、しっかりエアー音などまさにそのままだったウシシ

 

訪れた時はちょうどパンタグラフの調整中だったのかな。

 

 

いずれにせよ元鉄だった自分にもなかなかワクワクする状況でしたニコ

 

 

さてさて、温泉ブログに戻ります。

駐車場のある敷地内には源泉湧出地がしっかり看板付きであるのが頼もしい。

 

 

そしてちょろちょとだけれども源泉に触れられるところも電車の手前にあり。

 

 

源泉のお話は後程。

 

それでは今度こそ浴場へ。

 

 

14時45分頃に到着。

こちらの営業時間はなんと4時~23時

早朝からやっている各地の共同浴場でも4時からというのはなかなかないでしょう。

 

 

万葉超音波温泉

 

 

 

超音波というのは源泉に何か機械を通しているとかではなく、施設ができる前の湧出状況での源泉が激泡だったらしく、その気泡を見て工学博士が「超音波温泉だよ」と言ったことかららしい。

 

 

こちらはこれまで行きやすい時間に来たこともあっていつも混んでいたけれども、今回も駐車車両の数からして間違いなく混んでそう(^^;

 

入浴料400円

 

 

ただし2024年現在は440円になっております。

しかし小学生は150円から100円に、未就学児が70円から50円に値下げされてるんですよビックリマーク

リニューアル時に子供用の浴槽も造られたので、子供重視姿勢がますます高まってるんでしょう。

 

案の定、脱衣所からかなりの盛況ぶり。

 

 

撮影禁止ではないけれども、浴場内の撮影は無理な感じでした(^^;

 

 

なので以下の浴場写真はオフィシャルサイト関係より拝借したものとなりますm(__)m

男湯と女湯が混在しているかも。

 

リニューアル前と比べてメインの浴槽周りはあまり変わってないのでは。

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

この写真↑では湯が落ち着いているが、真ん中のメイン浴槽は基本ブクブクしていた↓。

訪れた時の湯の色は3つの浴槽ともほぼ無色透明

新しい令和3年の分析書だと源泉名は「翠明荘3号泉」だがこれは以前の源泉名「万葉超音波温泉」と同じ源泉だと思われる。

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

源泉温度46.2度pH8.8アルカリ性単純硫黄温泉

成分総計0.4668g/kg

こららの浴槽を時期によっては完全かけ流し加温かけ流しにて使用している。

訪れたのは12月だったので加温していたのかも。

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

メイン浴槽ではブクブク状態を含め体感42~43度ほど。

岩の湯口がある奥の小さな浴槽では体感46度ぐらいと以前と変わらずなかなかに熱かった。

源泉の風味などは、新設されていた露天風呂で。

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

この写真↑などは緑色っぽく見えるが、前回訪れた時はこれぐらいの色だった。

さすが硫黄泉、状況によって色はかなり変わってくる。

成分の数値を簡単に抜粋。

陽イオンはナトリウムが126.5mg、カルシウムが15.5mg。以下カリウム2.4mg、ストロンチウム0.1mg、リチウム0.1mg、マンガン0.02mg。

陰イオンは塩化物128.6mg、硫酸62.7mg、炭酸水素49.3mg、硫化水素8.4mg。以下炭酸も8.4mg、ふっ化物1.0mg、臭化物0.4mg。

非乖離成分ではメタケイ酸58.3mg、メタホウ酸4.7mg。

溶存ガスでは遊離硫化水素が0.2mg。

総硫黄を計算すると、8.336mgほどになった。

 

新設された浴槽の1つ、子供専用風呂。

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

こちらは同じ源泉を使用しているが、淡い緑色だった。

体感で40度弱。加温はしてないのでは。

 

この写真↑ではシックだけれども、実際の状況はこんな感じ↓。

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

このアヒルは以前メイン浴槽でも大量に浮いていたな~。

今は子供浴槽に集結させた模様。

 

そして新設浴槽と言えば、露天風呂ができていたビックリマーク

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

この写真↑はややささ濁りっぽいけれども、訪れた際はきれいな緑色透明

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

なかなか広々とした心地の良い露天風呂だった。

ここも人が絶えなかったな~。

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

源泉の風味のお話をここで。

コクのあるタマゴ臭があり、ほろ苦いタマゴ味がする。

いかにも硫黄泉。

 

※写真はオフィシャルなサイトより拝借

 

しっかりとしたスベスベ感が心地よい照れ

やはり何度来てもよい湯だな~。

また来るなら4時のオープンアタックをしてしっかり自ら画像収録をしたいものですねぇ。

 

次はこの日の宿へチェックイン。

 

 

 

万葉超音波温泉

長野県千曲市磯部新戸倉1125
026-275-2228
入浴料 400円(※2024年現在は440円)

4時~23時(最終受付22時半)
第4月曜定休日(祝日の場合は翌日)


<源泉:翠明荘3号泉(万葉超音波温泉)>
アルカリ性単純硫黄温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
46.2度
pH8.8
成分総計 0.4668g/kg
ほぼ無色透明~緑色透明
コクのあるタマゴ臭あり
ほろ苦いタマゴ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
加温(完全)かけ流し

2022年12月入湯
※数値はR3の分析表より