戸倉上山田温泉 ホテル圓山荘 <前編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2022年12月に一人で廻った長野あたりの温泉と食べ飲み話シリーズ、その3。

七福の湯 前橋店」の朝湯、「もつ煮 王里」での早め昼食でとりあえず群馬県に別れを告げる。

本来の目的地である渋温泉入りをする前に、手前にある大好きな戸倉上山田温泉で一人前泊しようという贅沢な企画イヒ

 

国道18号から戸倉上山田温泉へ向かう県道498号へ。
戸倉温泉エリアから千曲川にかかる万葉橋を渡り、上山田温泉エリアに。

千曲市総合観光会館の手前を右折し約300m、右側にあるのが「ホテル圓山荘」。

 

 

戸倉上山田温泉には何度も来ているけれども、意外に宿の湯にはほとんど入れてないのですよ。

せっかく一泊するので、まずはこちらから立寄り入浴を!

なお写真が多くなったので<前編>と<後編>に分けての投稿となります。

 

 

戸倉上山田温泉 ホテル圓山荘 <前編>

 

 

 

「圓山荘」は「まるさんそう」と読む。

歴史がありそうだけれども、創業はいつか調べられてませぬ。

 

 

日帰り入浴は11時半~16時の間で、月・火が休みになるので注意。

立寄り入浴料金1500円

ただしその場で会員登録すると会員価格1000円になる!

もちろん会員登録。

 

 

なかなかに立派なホテルで、部屋数は76室とのこと。

到着したのは13時半頃。

平日だったこともあり、館内はひっそりしている。

 

 

浴場は少し離れたところにあるので、館内を練り歩きながら向かうことになった。

 

 

途中にあったこの寛げる空間↓はラウンジ<京>。

 

 

ラウンジだけでなく居酒屋もある↓。

 

 

もちろんまだ営業していないけれども、この居酒屋は外からも入ることができ、宿泊客でなくても利用できるそう。

こちらで素泊まり&居酒屋ももちろん可能。

 

さらに廊下を進むと。。。

 

 

お休み処があり、それぞれの浴場への案内がある。

 

 

大浴場は「葉月の湯」と「春雨の湯」。

時間帯で男女入替制になっており、宿泊すると両方入れる。

立寄り入浴のタイミングだと男湯は「春雨の湯」。

この宿は自家源泉と配湯の2源泉を使用しているのだけれども、最初に明かしてしまうとこの「春雨の湯」はその2源泉の浴槽があるが、「葉月の湯」の方は自家源泉の1源泉のみ使用しているみたい。

源泉マニア目線だと立寄りの女性客はちょっと損?かも。

その分、一番大きな浴槽で自家源泉に入れるらしいけれども(もちろん未確認)。

あと館内図を見ると「弥生の湯」という文字が見えたものの、どの浴場のことか未確認。

 

浴場はさらにこの奥の別棟に最近できた貸切温泉「さらしなの月うさぎ」というのがある。

 

 

貸切風呂がなんと8つもあるそうだ。

別料金(2100円~)になっており、これは宿泊しても料金がかかるのかな。

プライベートで入浴を楽しみたい方はどうぞ。

 

お休み処に戻り、立寄り入浴でも利用できる無料のドリンクもあった。

 

 

写真↑は浴後に何かをいただいたところ。

 

それではこの時の男湯「春雨の湯」へ。

 

 

お、下駄箱が空だビックリマーク

 

 

結局終始独り占めで入ることができたんですよ。

 

 

脱衣所エリアも十分な広さ。

 

 

脱衣棚は籠だけれども、貴重品ロッカーもある。

 

源泉についてのお話パネルがあった。

 

 

「千曲の源泉」というのは自家源泉の方ではなく配湯の硫黄泉のことだと思うのだけれども、これは露天エリアで使用されていたので次回に触れます。

 

では浴場内へ。

もしかしたら撮影禁止だったかもしれないのだけれども、誰も居なかったということでご容赦いただければ。

オフィシャル見解で了承いただけなければ、紹介クオリティは落ちますが何らか対応します。

 

 

柱がちょっと邪魔だけれども、20人ぐらいは入れそうな広い浴槽が1つ。

 

洗い場も十分に広い。

 

 

シャワー&カランから源泉は出なかった。

 

 

この写真↑左端のガラス戸が露天エリアへの入口。

 

それでは内湯の浴槽を再び。

 

 

ほぼ無色透明な湯は源泉名が「圓山荘源泉」。自家源泉の方。

アルカリ性単純温泉

完全な分析書が見当たらず、源泉温度や水素イオンなどの細かな数値は不明。

成分総計は不明だけれども、陽イオンの総計は91.2mg、陰イオンの総計は193.4mg。

 

この湯を完全かけ流しにて使用している。

 

 

写真↑では分かりにくいけれども、オーバーフローはちゃんとしっかりありますよ。

 

浴槽の温度を測ってみると。。。

 

 

ジャスト42度、素晴らしい湯守仕事。

 

成分の内訳をわかる範囲で簡単に。

陽イオンはナトリウムが70.4mg、カルシウムが18.4mgで大半。以下カリウム1.5mg、マグネシウム0.6mg、ストロンチウム0.2mgなど。

陰イオンは炭酸水素83.3mg、硫酸56.2mg、塩化物46.0mgで大半。以下炭酸6.0mg、硫化水素1.2mg、フッ素0.4mg、リン酸水素0.3mg。

硫化水素イオンが数値化しているわりにはこの浴槽では風味で感知できなかった。

 

 

実は浴場全体にごく僅かに塩素臭が漂っていたのだけれども、おそらく掃除の際の残り香だと思われ、湯からは塩素臭も塩素味もしなかった。

その源泉はほぼ無臭ほぼ無味

ミネラルな口当たりはあったかな。

 

湯口の温度を測ってみると。。。

 

 

59.8度と十分な温度。

加温しているという表記は無かったので、源泉温度がこれぐらいあると思いたい。加温してたらごめんなさい(^^;

 

 

自然なスベスベ感あり。

また灰色の綿状の湯の花が少し舞っていた。

 

露天エリアの話は次回の<後編>で。

 

 

 

戸倉上山田温泉 ホテル圓山荘

長野県千曲市上山田温泉2-9-6
026-275-1119
立寄り入浴料:1500円のところ、その場で会員登録して1000円

11時半~16時

定休日:月・火曜日

 

【春雨の湯】内湯

<源泉名:圓山荘源泉>

アルカリ性単純温泉

湯口実測 59.8度

アルカリ性
ほぼ無色透明

ほぼ無臭

ほぼ無味、ミネラル感あり

スベスベ感あり

灰色の綿状湯の花少し

おそらく完全かけ流し


2023年8月入湯
※分析年度不明