戸倉上山田温泉 旬樹庵 湯本 柏屋 <1F大浴場・展望風呂 左側編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2022年12月初旬、この年も出演する音泉温楽の前に別温泉地で前泊した際のシリーズ。

戸倉上山田温泉の泊まったお宿の話に戻っております。

本編の前にまいどのこれまで行程リンク集をどうぞ。

 

七福の湯 前橋店

もつ煮 王里(食事)

戸倉上山田温泉 ホテル圓山荘 <前編>

戸倉上山田温泉 ホテル圓山荘 <後編>

戸倉上山田温泉 万葉超音波温泉

戸倉上山田温泉 旬樹庵 湯本 柏屋 <到着編>

戸倉上山田温泉 旬樹庵 若の湯

戸倉上山田温泉 湯楽 ゆうざん

戸倉上山田温泉 ホテルプラトン

戸倉上山田温泉 旬樹庵 湯本 柏屋 <展望風呂 右側編>

 

 

立寄り湯3つから「湯本 柏屋」に戻り、宿内の浴場のお話。

夕食前に向かったのが夜に男女が入れ替わってしまう「展望風呂」の右側で、それが前回の投稿。

今回は男女の入れ替えがない1Fの「大浴場」と、入れ替わった後の5Fの「展望風呂」の左側のお話を、ちょっと写真が多くなるけれどもまとめて。

 

 

戸倉上山田温泉 旬樹庵 湯本 柏屋 <1F大浴場・展望風呂 左側編>

 

 

 

1Fの大浴場は夕食直前に保険の撮影のみを行い、夕食後と就寝前、そして翌朝の三回にわたって入浴。

基本的に夕食前後の写真を順不同に並べます。

 

では4Fの部屋よりエレベーターで1Fへ。

 

 

話がそれるけれども、この↑「B1 娯楽室」というのは訪れた当時は使用できないようになっておりました。

 

<1F 大浴場>

 

では男湯へ。

 

 

殿の湯の上にある「かむりき」が分からなかったのだけれども、調べたら付近にある冠着山(かむりきやま)という山があったのでそのことかな。未確認。

でも冠着山は姥捨山の別名らしい。

 

 

それはともかく、大浴場も基本的にいつも独り占めで入浴ができたイヒ

 

 

例によって湯気が籠る時期なので、不鮮明な写真はお赦しください。

その湯気を凌駕するように籠るのが、コクのある硫黄臭照れ

 

 

五角形の浴槽は5~6人がゆったり入れるぐらいの規模。

浴槽内は暗い色の石材を使っているので湯の色は分かりにくかったけれども、濁ってはいなかった。

 

 

洗い場のカランとシャワーから出るのは源泉でなく真湯、真水。

 

 

だがしかし、22時以降は洗い場からお湯が出なかった~(^^;

 

浴槽の湯の色は入浴した自分の肌の色味変化で判断。

 

 

それによると、ほぼ無色透明~微々黄色か黄緑色ぐらい。

使用源泉は展望風呂と同じなので、前回の内容をそのまま貼ります。

源泉名が「上山田温泉株式会社源泉(混合)26号、27号、30号、32号、35号、40号、41号、43号、46号」。

混合泉で源泉温度44度pH8.63アルカリ性単純硫黄温泉

成分総計0.538g/kg

 

この湯をやはり完全かけ流しにて使用している。

 

 

オーバーフローはやはり展望風呂と同じくサイフォン方式。2か所あった。

そして浴槽縁からもオーバーフローあり。

 

 

源泉はしっかり投入されているのが分かり、やはり浴槽内の湯はしっかり新鮮だったイヒ

色も透明に近いというのがその証拠でもある。

 

浴槽の温度を測ってみると。。。

 

 

41.0度とまずまずの適温。

展望風呂よりかはやはり温かく、冬場のこちらを利用する人が多いでしょう。

 

 

前回触れなかった源泉の成分数値について簡単に抜粋。

陽イオンはナトリウム142.3mg、カルシウム26.8mg、カリウム3.0mg、マグネシウム0.4mg、ストロンチウム0.3mg、リチウム0.1mgなど。

陰イオンは塩化物186.3mg、硫酸64.4mg、炭酸水素39.5mg、硫化水素15.2mg、炭酸4.0mg、チオ硫酸2.0mg、フッ素1.0mg、臭素0.7mg、ヨウ素0.2mgなど。

非乖離成分はメタケイ酸45.1mg、メタホウ酸5.7mg。

溶存ガスは遊離硫化水素0.4mg。

総硫黄を計算すると、約16.26mgとしっかりとした量。

これ、立寄った「ゆうざん」と同じ源泉、同じ分析書だったのですでに計算してました!

 

 

コクのある硫黄臭というかタマゴ臭がしっかり。

淡めのコクタマゴ味がした。

基本の風味は前回と同じ感じ。

 

湯口の温度を測ってみると。。。

 

 

44.6度と分析書より少し高いのは冬期仕様かな。

 

 

しっかりとしたツルスベ感が心地よいニコ

たまたまか、湯の花は少なかった。

掃除をした後だったのかも。

 

 

自家源泉を単独使用している湯本でこそないけれども、それでも湯本の名乗るだけある投入量と湯の新鮮さ。

優しい硫黄泉を新鮮な状況で十分堪能照れ

 

翌朝、明るい写真を撮ろうと勇んできたらこの状況↓。

 

 

写真は断念(^^;

 

 

 

そしてここから先はやはり朝に向かった5Fの展望風呂、入れ替わったもう一方のお話。

 

<展望風呂 左側>

 

 

ここでも5Fは温度が低くなる旨の説明あり。

そして露天風呂は展望風呂の右側(前回)にのみ付いており、今回の左側には付いてない。

 

 

これまた、終始独り占めでゆっくり入浴できたのでありましたニコ

 

 

少なくとも食事処で見かけた年配の男性10人近いグループと若い男女カップルは居たんだけれども、皆さんいつ温泉に入っているんだろ。

 

 

人のことは置いておいて、ではこの宿3つめの浴場へ。

 

 

変形六角形みたいな浴槽は、3~4人規模ぐらい。

湯気は籠っているものの、やはり朝の光が入る心地よさはしっかりニコ

 

洗い場は独立してあり、カランやシャワーが真湯仕様なのは同じ。

 

 

使用源泉は同じなので詳細は上の大浴場のお話をご覧ください。

 

 

湯の色は少し黄色がかっているように見えた。

ここでも濁りは無し

完全かけ流しももちろん同じ。

 

 

しっかり投入され、やはりサイフォン式ありのオーバーフローも十分。

 

 

浴槽の温度を測ってみると。。。

 

 

38.6度とやはり大浴場よりかは低い。

前日夜の展望風呂右側よりかも少し低い状況だった。朝だからなのかな。

それでもゆっくりじっくり長湯のできる温度。

 

 

淡く暗めのコクタマゴ風味は変わらず。

湯口の温度を測ってみると。。。

 

 

44.8度とあれ、1Fの大浴場より少しだけ高いが、まあタイミングの差でしょう。

前日の右側と同じ温度。

 

 

しっかりとしたツルスベ感も変わらない。

小さな灰色の綿状湯の花が少し舞っていた。

 

露天風呂は無いけれども、外へのドアはあった。

 

 

黄色いスコップ↑は雪かきようか。

 

外にはブランコ状のベンチが一つ。

さすがに12月はここで全裸でのんびり揺られるには寒すぎるのでしばらく使われた形跡はなかった。

 

 

それでも朝の温泉街の風景が5Fの高さから直接目の当たりにできるのは気持ちよい。

 

 

以上が「湯本 柏屋」の浴場話でした。

次回は宿の食事のお話。

 

 

 

戸倉上山田温泉 旬樹庵 湯本 柏屋

長野県千曲市上山田温泉1-39-3
026-275-2211

一泊二食付き 12100円のプランを旅行支援等で6752円にて宿泊+信州割クーポン3000円付

※現在の食事付プランとは大きく内容に相違あり

 

<源泉:上山田温泉株式会社源泉(混合) 26号、27号、30号、32号、35号、40号、41号、43号、46号>
アルカリ性単純硫黄温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
44.0度
pH8.63
成分総計 0.538g/kg

 

【大浴場】
ほぼ透明~微々黄色か黄緑色透明
コクタマゴ臭あり
コクタマゴ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し

 

【展望風呂左】
微々黄色透明
コクタマゴ臭あり
コクタマゴ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり

灰色の綿状の小さな湯の花あり
完全かけ流し


2022年12月入湯
※数値はH22の分析表より