2022年12月、イベントついでにその前後一人でうろうろ湯巡りをしていたシリーズ。
戸倉上山田温泉の宿の湯をハシゴしております。
いつものように、先にここまで行程のリンク集からどうぞ。
戸倉上山田温泉の旬樹庵の系列宿無料立寄りその3は、ビジネスホテルの温泉。
山の手通り(城山通り)と呼ばれる県道の城山入口という交差点の近くにある「ホテルプラトン」が目的地。
道路の向かい側には「グリーンプラザ」というやはりビジネスホテルがあり、両者は系列店。
親がプラトン、子がグリーンプラザかな。
グリーンプラザのチェックインもホテルプラトンでやるようだし。
そしてグリーンプラザに泊まっても、これまでのように旬樹庵系列宿の無料湯巡りができるみたい。
戸倉上山田温泉 ホテルプラトン
16時50分頃に到着。
もう日が暮れそう。
フロントは1Fではなく2F。
階段を上る。
通常の立寄り入浴もやっており、その場合は入浴料500円。
13時～24時までの利用となっている。
ぼくは系列宿の特典で無料入浴。
一人で素泊まりだと、2024年現在は6600円からになっていた。
浴場は男女別に内湯のみ。サウナ付き。
先客が一人居た。
独り占めはできなかったが、混んでなかったのは幸い。
では浴室内へ。
10人ぐらいは楽に入れそうな浴槽。
実際の浴室内は暗めで、湯の色はよく分からなかったがおそらく無色透明だったかな。
洗い場エリアはしっかり。
この写真↓左手側にサウナがあった(写真・利用なし)。
この洗い場、写真↑右端のシャワーがないところは後程触れます。
基本の洗い場のカランとシャワーは真湯使用に思われた。
ほぼ無色透明と思われた湯は源泉名が「千曲温泉株式会社1号泉、2号泉、3号泉、4号泉（混合）」。
「ホテル圓山荘」の露天にあった「千曲の源泉」の使用源泉によく似ているが、あちらは「千曲温泉1号、2号、3号、4号源泉及び中央源泉の混合泉」となっており中央源泉というのも足されているからちょっと違うか。
そしてこちらは詳細な分析書が見当たらなかった。
分かった範囲だと源泉温度43.3度(49.4度)、pH8.84の単純硫黄泉。
サイトの明記と掲げてあった簡易分析書で少々違う。
成分総計や総硫黄は不明で、蒸発残留物が362mgらしい。
いずれにしても、ハシゴ湯してきた系列宿3つで源泉がすべて違うのは楽しい事実
こちらではこの湯を加温・循環併用かけ流しにて使用している。
浴槽の温度を測ってみると。。。
42.5度となかなかに適温。
浴槽の規模のわりには湯口からの投入は少なめ。
ただしそれは循環湯かもしれないが、浴槽壁からの投入↓で補われていた。
浴槽内の湯は循環のためかほとんど風味が感じられない。
湯口からはしっかり新湯が投入されていて、そこはこのエリアの湯らしい個性がしっかり。
暗めのタマゴ臭があり、タマゴ味がある。
使用源泉を確認する前に「ホテル圓山荘」の「千曲の源泉」に似ていると思ったので、源泉名を確認する前での自分の感覚はまずまず
湯口の温度を測ってみると。。。
39.4度と浴槽温度より低いので、やはり加温循環でキープしている状況。
スベスベ感はあったが、これまでの完全かけ流しの浴場に比べると浴感も落ちる。
やはり完全かけ流しに勝るものは無いですねぇ。
さて、洗い場の奥に独立してあったこちら↓。
ここだけシャワーがなく、カランがひときわ黒ずんでいる。
ここから出る湯が、真湯とは思えなかった。
といって浴槽に投じられている源泉と同じでもない。
風味が源泉と真湯の間というか、混ざっているのかな。
温度を測ってみると。。。
C(コールド)に振り切った状況で27.3度となかなかに微妙
よく分からないので、保険としてとりあえず浴びておきました
生々しいため一部ぼかしで
この後は泊まる宿に戻り、今度はその浴場の話を順番に。
ホテルプラトン
長野県千曲市上山田温泉3-12-2
026-275-5111
立寄り入浴料：500円
旬樹庵グループ宿の宿泊特典で無料
13時～24時
＜源泉：千曲温泉株式会社1号泉、2号泉、3号泉、4号泉（混合）
アルカリ性単純硫黄温泉（低張性・アルカリ性・高温泉）
43.3度（49.4度）
pH8.84
蒸発残留物 0.362g/kg
ほぼ無色透明
湯口で暗めのタマゴ臭あり
淡タマゴ味あり
スベスベ感あり
加温循環併用かけ流し
2022年12月入湯