神功皇后伝説 はじめに
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日本書紀、古事記、筑前国続風土記、それに八幡愚童訓 など、福岡県内に残る皇后伝承を学術的に研究された歴史学者・研究者の著書などを参考にしました。 西区、糸島、唐津、その他にも沢山の言い伝えが残っていますが、今回の「神功皇后伝説」は東区香椎を中心にその近辺の話で組み立てています。 「うっちゃん」の勝手な仮説も含まれています。 素人が趣味の範囲で書いていますので、楽しんで頂く程度に留めておいて下さい。
●あとがき
■ 登場人物
読者が物語の登場人物をイメージし易いように俳優(うっちゃんの好み)を付けてみました。
神功皇后 (じんぐうこうごう) 松 たか子
仲哀天皇 (ちゅうあいてんのう) 真田 広之
武内宿禰 (たけうちすくね) 渡 哲也
中臣烏賊津 (なかとみいかつ) 中村 獅童
阿曇磯良 (あずみいそら) 伊藤 英明
応神天皇(皇子) (おうじんてんのう) 鈴木 福 君の幼児時期
羽白熊鷲(熊襲) (はしろくまわし) 田中 邦衛
玉依姫(声のみ) (たまよりひめ) 松坂 慶子
天照大神(声のみ)(あまてらすおおかみ) 美輪 明宏
*神功・仲哀・応神は亡くなられた後の諡号(おくり名)ですが、物語の中では便宜上使用しております。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190819/14/kashii-ucchan/06/c8/j/o2477350014543074670.jpg?caw=800)
■ 物語の年代
720年に編纂された「日本書紀」によると仲哀天皇がお亡くなりになったのは西暦200年となっています。しかし、この時代は邪馬台国の卑弥呼の時代です。 「日本書紀」では神功皇后=卑弥呼としているようですが、これは歴史学的にもかなり無理があります。年代の枠組みに干支(かんし)の辛酉(しんゆう)年により、神武紀元を取り入れたところに大きなミスがあるのでしょう。倭国の朝鮮半島進出は4世紀後半から5世紀にかけてです。私(うっちゃん)は任那日本府が置かれた369年を起点にして「神功皇后伝説」を組み立てました。そうすると神功皇后の子供・孫・ひ孫達(中国の記録に残る倭の五王)と時代が合うのです。
間違いなく歴史的な事実が「日本書紀」、「古事記」のなかに隠れて埋もれています。神功皇后と応神天皇は伝説と歴史のちょうど狭間です。伝承を辿っていけば、そこに歴史としての事実が潜んでいるのかもしれません。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190819/14/kashii-ucchan/92/ce/j/o2269255414543074675.jpg?caw=800)
それでは、「神功皇后伝説」にご案内します。
神功皇后伝説 第一話~第十話 参考にさせて頂いた著書・文献・ホームページ
■ 神功皇后の謎を解く 河村哲夫 ■ 神功皇后伝承を歩く 綾杉るな
■ 神功皇后風土記 河村哲夫 ■ 福岡歴史探訪 柳 猛直
■ 福岡歴史がめ煮 空閑龍二 ■ 古代天皇列伝 学研パブリッシング
■ 日本の中の朝鮮文化 金 達寿 ■ 古代史を知る辞典 武光 誠
■ 日本の体質 天皇 三浦朱門 ■ 歴史散歩辞典 井上 光貞
■ 九州神社紀行 山下信弘 ■ 九州水軍国家の興亡 武光 誠
■ 古代史探訪 佐藤 章司 ■ 古代史を行く 朝日新聞西部本社
■ 電称倭国伝つくし伝説 H/P ■ ひもろぎ逍遥 (綾杉るな)H/P
■ 日本神話の御殿 H/P ■ 神社と神道 H/P
■ 古事記の神々 H/P ■ 邪馬台国の会 (安本美典)H/P
平成24年7月 初投稿
平成25年3月 内容追加
平成27年6月 内容追加・画像追加
令和元年9月 内容追加・アメーバブログへ移転
飲酒運転したら神功皇后が怒るよ
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190819/14/kashii-ucchan/6c/8a/j/o0300015014543074681.jpg?caw=800)