第2話のまえがきにて

予告したとおり、

記述をしれっと改変しました(笑)

 

 

 

 

 

 

それでは本題へ。

 

 

 

未来編では

出来過ぎ高校生として登場します、

モリシタくんこと森下賢一くん。

今回は現代設定の

小学4年生編をお送りいたします。

 

 

 

賢一くんが登場する

『ひだまりハウス』のエピソード

↓↓↓↓↓

 

 

『旅行前にもまたひとつ』

(前編後編)

 

『バレンタインの恋模様』

 

『マスクですから!』

 

『18歳』

 

『もうひとつの短冊』

 

『…翔べ!』

 

『笑顔が見たいから』

 

『受難は続くよどこまでも』

 

 

『もうひとつの噓』

 

 

『散らばるココロ 最終話』

※全35話

 

2人の先生との

やり取りを綴った妄想を、

思いつくままに垂れ流したいと思います^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(第1話第2話はコチラです☆)

 

 

 

近藤さんと一緒に

プレゼントを選んだあと、

シハル先生と合流。

その後向かったファストフード店にて

賢一くんは意外な人を発見します。

 

 

 

 

 

 

******************

 

 

オリキャラ妄想

「ヒミツのお楽しみ会」第3話

 

 

 

切符売り場前で待つシハル先生を

大きな柱に隠れて眺める事、10分強。

シハル先生も、俺たちが

なかなか来ない事を

心配するんじゃないだろうか。

 

「近藤さん。そろそろシハル先生と

合流した方がいいんじゃね?」

俺の後ろでニヤニヤと観察する

近藤さんに、声を掛ける。

「エーッ?アイツの外面モード

面白いから、もうちょっと観察しようよ」

「観察って」

そんな押し問答をしているうちに、

まもなく約束の時間に。

するとシハル先生の方から、

俺たちの方へとやって来た。

 

「お前ら、いつまで覗いてんのー?

僕待ちくたびれたんだケド」

「なんだ。シハル先生気付いてたの」

シハル先生は俺たちを見て、呆れ顔だ。

「周りの視線を見てみろって。

お前ら注目されて、

居場所丸わかりだから」

 

(…そういえば。

近藤さんも人目を惹く人だもんな)

太陽のごとく明るいオーラを放つ

近藤さんを、横目で見る。

そして、そんな2人と

1日行動をするという事は――。

 

 

 

 

 

「きょうは紫晴ちんのためにも

“ちん・こけお楽しみ会”を

盛り上げるぞーっ!」

「バカ!声量は盛り上げるなって」

 

駅のホームへ移動後も、

この2人は注目の的だった。

(ホント、刺さるんじゃねえかってくらい

視線がすげえ。人気者も大変だな)

父さんと出掛けるときも

やたらと視線を浴びるけど、

この陽キャ2人に注がれる視線は

ケタ違いだと、肌で感じる。

 

「ああホラ!お前のバカ騒ぎのせいで

注目されてんじゃんか」

「んー?イケメン2人に挟まれた

近藤が羨ましいんじゃナイ?」

シハル先生に咎められても、

近藤さんは平気な顔して受け流す。

「ねえ賢一!あのお姉さんに

笑顔で手を振ってみなよ」

「エ!?俺が?」

戸惑ったものの、

シハル先生たちが反応するより

子どもの俺の方が、

ガン見に気付かれた人も

気まずさが薄いのかもしれない。

 

「俺はイケメンだ!と思いながら

優雅に手を振ってみな?」

「優雅に?シハル先生まで

そんな無茶ぶりを…」

大人2人の無茶ぶりを受けて

息をついたあと。

 

(俺はイケメンだ。…っと)

にこりと口の端を上げて手を振ると、

相手はそそくさとガン見をやめた。

 

「あははっ。効果テキメン!」

「賢一イケメンだったよお!」

「ははっ。そりゃどーも」

急に恥ずかしさが込み上げ、

素っ気ない言葉を返す。

 

 

 

 

 

到着した電車に乗ると、

座席がひとつだけ空いていた。

「近藤さん、座んなよ」

ここは女性に座ってもらおうと思い、

声を掛ける。

「エ!?賢一座れば?」

「幼児じゃねえから平気だし。」

「そうだよ近藤。

いちおう性別女なんだし、

賢一の男気に甘えとけって」

「えーッ、マジかァ。ありがとー!」

近藤さんはちょっとそわそわした様子で

腰を下ろした。

 

「ところでカラオケって、

昔バスケ部の皆で行ってた店?

力本が就職した…」

「そうそう!たまにライムと

マリン連れて遊びに行くんだ。

力本最近、マネージャーに

昇格したらしいよー」

「あそこならワックも近いし、

ちょうどいいかァ」

どうやら今回の行き先は、

この2人が属していた陽キャグループの

御用達だったようだ。

 

「賢一はカラオケ初めてなんだっけ?」

「うん。」

シハル先生の質問に、こくりと頷く。

「歌…何歌えばいい?

やっぱり、流行りの歌とか

知ってねえと駄目なの?」

「心配しなくても大丈夫!

お前が歌いたい曲を歌えばいーよ」

「そーだよ!童謡から

合唱曲まで色々歌えるし。

ライムは戦隊モノの曲歌うし

マリンなんてブリキュアの歌ばっか

何度も歌ってるよー」

「そっか。よかった…」

心配がひとつ解決して、

胸をなでおろす。

 

「シハル先生は歌が上手いって

近藤さんが言ってたよな」

「違うね。

僕は『歌“も”上手い』んだよ」

「紫晴ちんの歌はすごいよ!?

高校の文化祭の歴史まで

変えちゃったんだから!」

「……歴史!?」

2人の事も知りたくて尋ねると、

シハル先生は自信たっぷりな

笑みを浮かべる。

「コイツ、有志のステージで

ラブソング歌ってさァ。

外部から押し掛けた観客が悲鳴上げたり

中には卒倒しちゃう人まで

出たもんだから、次の年からは

校内の人間だけで開催するように

なったんだって」

「すげえ!シハル先生って、

マジでスターなんだな」

「フフ。もっと褒めたまえ賢一くん」

 

強気な言葉ですら、

この人が言うと説得力があって。

常に注目されるのは

大変だろうなあと思う反面、

なんだか憧れてしまうのだった。

 

 

 

 

 

「近藤は、カラオケ行っても

全然歌わなかったよな」

「アタシは、雰囲気楽しむ派だからさァ」

「うんうん!お前は大体

注文係かタンバリン持ちだった」

目的の駅で降りたあと、

ワックで腹ごしらえをする事に。

初めて降りる駅に、

初めて見る街並み…。

すべてが新鮮で、心が躍る。

 

2車線の道路を挟んで

向かい側の道には、

お洒落なケーキ屋があった。

 

「あの店が、僕の就職先なんだ」

「へぇー!オシャレだねぇ」

近藤さんの言うとおり、

グレーを基調とした外壁と

ガラス張りの壁が組み合わさった

大人っぽい雰囲気の店だ。

「すげえなシハル先生!

夢を実現させるなんて…!」

シハル先生は高校生の頃から

パティシエの夢を語っていた。

それを着々と実現させていく姿に、

見ている側までワクワクしてしまう。

 

「おすすめメニューは何?

俺、父さんと一緒に買いに行くよ!」

「マジ感謝!あの店は生クリームに

こだわってるから、最初買う時は

生クリーム使ったメニューがいいよ!

親父さんにも言っといて」

「うん!」

すっかり機会が減っていた

父さんとのサイクリングも

10月から再開し、

市の内外問わず出掛けている。

交代で行きたい場所を決めているから、

この街も候補に入れておこう。

 

 

 

 

夏休みに母さんと出掛けたワックは

ショッピングモールのフードコートに

あったけど、今回の店舗は広い駐車場や

ドライブスルーの設備もあった。

「久し振りに来たケド、

この店リニューアルした?」

「そうだよー!ドライブスルーの

レーンが2つになったし」

おそらく、このワックも

ライムやマリンちゃんと来たのだろう、

近藤さんは説明しながらドアを開け、

一度だけ振り返り。

 

「でも紫晴ちん的にはたぶん、

店内の方がびっくりすると思うよ」

「?」

ニヤリと笑い、店内へと入る。

ランチタイムで混み合っていたため

行列に並ぶと。

 

 

 

「ええっ!……光希!!?」

なんとカウンターには、

ミツキ先生の姿があった。

「先生…なんでここにいるの?

アエオンモールのフードコートで

働いてたはずじゃ……」

「黄藤くん、卒業後は実家を出るから

引っ越し資金稼ぐために

深夜枠で働きたかったんだって。

ショッピングモールと違って、

ココなら24時間営業だからねェー」

「近藤さん、知ってたのか?」

「うん。こないだライムやマリンと

来たときに偶然会ったんだ。

―――ア!トイレ行って来るから

並んでてねー」

 

近藤さんがトイレの列へ向かったあと、

「……なんだよ。

僕、全然知らなかった……」

シハル先生の呟きが聞こえ、俺は焦る。

きっとミツキ先生と仲が良い自分が

移籍を知らなかったという事も、

ミツキ先生の活躍に

皆が見惚れる事も気に入らないのだろう。

近藤さんとしてはシハル先生を

喜ばせたかったのだろうし、

ここは俺が何とかしなくては……。

 

「…シハル先生。」

「?」

カウンターを睨むシハル先生の腕を

ぽんっと叩いたあと。

 

「―――怒った母さんの真似。」

「ぶっ……!」

友達に見せて

いまのところ外した事のない顔芸を

繰り出すと、シハル先生が吹き出す。

「どう?母さんそっくり???」

「あはは!バッカじゃないの!?

そんなのコメント出来るワケないじゃん」

「おーっ。『似てない』って

言わねえって事はそっくりなんだな」

「怒り顔云々って意味じゃないから!

元々お前の顔がお母さん似だから

似てるって意味だし」

「へへっ。母さんには

ナイショにしといてあげるよ」

ちょっと慌てた反応を見て、

ニヤニヤしたあと。

 

「シハル先生よかったな。

『ひだまりハウス』卒業しても

ミツキ先生が近くにいるんだから」

「…んん?まあ、そういう事になるねえ…」

窓の向こうに見える、パティスリーを見る。

「案外ミツキ先生も、

シハル先生の顔を見たくて

この店舗にしたのかもよ?

沢山あるワックの中から

ココを選んだんだし」

「そう?単にロードサイド店の中で

ココが近かったってだけだろうケド…」

そう勿体つけるものの

内心満更ではないという事を、

表情から読み取る。

 

「土日のランチタイムはヤバイね!

トイレまで大渋滞だったよー」

「お疲れ。女子は大変だねェー」

近藤さんが戻って来た頃には、

機嫌も直ったようだった。

 

 

 

 

喋っているうちに、

順番が着々と近づく。

ミツキ先生は4台あるレジの中の

3番レジを担当していた。

ミツキ先生はインカムのような物を

装着し、ハキハキと注文を受け、

てきぱきと商品を用意している。

 

(ミツキ先生も。すげえなあ…)

『ひだまりハウス』で見せる

マイペースさは鳴りを潜め、

無駄のない動きで商品を提供していく。

その機敏な動きさえも

お店が提供するショーのようで

見入ってしまいそうだ。

 

俺たちが前から2番目の客に

なった時点で、ちょうど

2番か3番の接客が終わりそうに。

前に並ぶ女性客は

身体を3番に向けていたものの、

3番で支払いをしている客が

時間が掛かっているのか、

2番レジが先に空いた。

(この人、ミツキ先生のファンかな)

あと数秒待てば、3番レジが

空くかもしれない。

そんな望みを捨てきれないのか

女性客は少しまごついていたけど、

 

「ア!2番空いたみたいですよ?」

「あっ…ああ!すみません」

シハル先生の爽やかな笑みに

背中を押され、ささっと

2番レジへ向かった。

 

「紫晴ちん、何にするか決めた?」

「うん。新商品のセットにする」

(シハル先生、怒ってなくて良かった)

女性客が注文し始めてからも

ニコニコと微笑み、近藤さんと

喋っているけど――――。

 

 

 

 

俺にだけは見えてしまった。

上着の袖口に半分隠れた手が

中指だけ、真っ直ぐ伸びている……!

 

 

 

 

「賢一!ポテト半分こしようよ。

アタシLサイズ頼むから」

「うん」

近藤さんの声で我に返り、

3番レジへ進む。

「光希お疲れ様!」

「よっ。ミツキ先生」

「…あ!いらっしゃいませ」

「黄藤くんお疲れーっ!」

ミツキ先生は俺たちの顔を見ると

一度目を見開き、

すぐに笑顔を浮かべた。

 

それぞれの欲しいものを注文し、

近藤さんが会計を済ませる。

「お会計は別にしますか?」

「ううん一緒で。

きょうは紫晴ちんを祝う日だから、

アタシのおごりなんだァー」

「?」

ミツキ先生は忙しくて

業務以外の事を喋る余裕はないものの、

“お祝い”という言葉に反応を示す。

 

「きょうは就職祝いのお楽しみ会なんだ。

会の名前はこのメンバーの

名前から取って、ちん――――」

「ああもういいからいいから!

じゃあ、お仕事頑張ってね?光希」

「ああ。…ありがとうございました!」

 

会計を済ませたあとは、

商品受け渡しの列に移動。

シハル先生に並んでもらい、

俺と近藤さんで空いている席を探した。

「あ。あの家族、ちょうど片付けてるよ」

「よし!じゃあ賢一はあの席で

机拭きでもしながら待ってて」

「了解。」

近藤さんから受け取った

お店の布巾を使って、

空いた席を拭いていく。

布巾を小さくたたんで机に置き、

ソファに座って待っていると、

商品を受け取ったシハル先生と

近藤さんがやって来た。

 

「それじゃあ、紫晴ちんの

内定を祝して!カンパーイ」

「カンパーイ!」

 

(ご飯の時間にジュース

飲めるなんて、貴重だよな)

ストローを挿して口に含み、

味を噛みしめる。

久し振りに食べたハンバーガーも

近藤さんと半分こしたポテトも

美味しくて、頬が緩んだ。

「あはっ!ポテト食べる賢一、

リスみたいで可愛いーっ!」

「リスって怖いんだぞ!?

固い木の実でも嚙み砕くんだからなっ」

「うわっコワーイ!気を付けようっと」

完全に小動物扱いされているけど、

チビ扱いは慣れっこだ。

 

大方食べ終えたところで、
近藤さんと選んだプレゼントを渡す事に。

「ビックリした!

プレゼントまで用意してくれたんだ?」

「ほんの気持ち!

賢一が選んだ物と、

アタシが選んだ物が入ってるよー」

「2つもあんの?

賢一が選んだのはどっちかなァ……って。

コレ絶対近藤だろ」

せっかくの笑顔が引っ込み、

取り出したおけつぷりんを見せる。

 

「おおっ正解ァ~イ!

アタシからアクセやハンカチ貰っても

紫晴ちん的にビミョーかと思って、

消耗品にしたのだ!」

「その心遣いを、もうちょっと品選びに

注げなかったのかねェ……」

「だって紫晴ちん、ケツ好きじゃん。

黄色くてぷりんぷりんなコレ見た瞬間

絶対喜ぶと思ってさー」

「黄色くてぷりんぷりん…って。」

「あーシハル先生!?

見た目はこんなだけど!

大手菓子メーカーの

コラボ商品らしいから、

味は確かだと思うぞ!??」

「ホントだ。賢一のお墨付きなら、

味に期待しよっカナー」

 

プリンをラッピング袋に戻したあと

今度はメモ帳セットを取り出す。

 

「コレは賢一チョイスだよね?

仕事用に選んでくれたの?」

「そう!仕事を教わるとき、

メモ帳があるといいんだぞっ。

…ってシハル先生、

バイトしてるから知ってるかァ」

「お前も『ひめじ堂』の仕事

頑張ってたもんね!

アドバイスも含めて有難く貰っとくよ。

2人とも、ありがとう」

 

(よかった。受け取ってくれて)

反応が心配で、プレゼントというものに

少し身構えてしまっていたから、

嫌そうじゃなくてホッとした。

でもそれと同時に、寂しさが

じわじわと込み上げる。

 

「シハル先生さ…。

あと2ヶ月で『ひだまりハウス』も

卒業するんだよな?…寂しいな」

「そんな顔すんなってェ!

僕まで寂しくなるじゃんか」

シハル先生は困った顔して、

頭をグシャグシャと撫でる。

「アイス屋のバイトを今月で辞めるぶん

いっぱい『ひだまりハウス』に行くから!

いっぱい遊ぼっ!」

「また、バスケしてくれる?」

「もちろん!」

「ダブルダッチもやりてえ」

「うんうん!約束するから」

 

(いまは、遊ぶ約束を楽しみにしていよう)

きっと本当の卒業が訪れたら

泣いてしまうだろうから。

何度も困らせないように、

寂しがるのは2ヶ月先まで

とっておこう……。

 

 

 

「ちょっとアンタ達ィ!?

なんだかしんみりしてるけど、

“ちん・こけお楽しみ会”は

まだまだ続くんだからね!」

「ア。そうだった」

「ってか飲食店の中で

その名前を言うな!」

近藤さんの一声で我に返り、

片付けを始める。

 

 

 

「ウチら3人、

どんな関係に見えてんだろーね」

「僕は絶ッ対認めないケド……。

カレシカノジョと、その弟?みたいな?」

「あはは!僕は認めないとか言って

ウチらのデートについて来るなんて、

紫晴ちんシスコン過ぎるだろ!」

「僕が弟ォ!?

お前みたいな騒がしい姉貴、

コッチから願い下げだよ!」

 

楽しそうな2人の様子を眺めながら、

カラオケ店に向かった。

 

 

 

 

******************

 

 

 

今回は、どこに行っても

注目されてしまう

シハル先生…な回でした(*^^*)

 

黄藤くんや近藤さんのマイペースさに

振り回されがち

&上記の2人も見た目のスペックが

高めなので、絵の中ではわりと自然に

溶け込んでいるもっちーですが、

ひとりで街中にいたら

一線を画した美形なのだろうなと

想像しております(//▽//)

 

 

 

 

 

image

 

そんなシハル先生を、

体を張って笑わせようとする

賢一くん(笑)


 

にょへ子の偏見かもしれませんが、

場を和ませるという目的で

変顔する子どもって、

わりと存在するんじゃないかと。

 

ウチの次男も小さい頃、

にょへ子が叱ってるときに

視線をそらして

へへへ~って笑っていまして。

 

お母さんが怒ってる!

→笑ってほしい

→つまり変顔

 

という思考だったのかな?

と、後々想像するように。

こっちが真剣なのに!と

当時は余計に

怒れてしまったのですけどね(^▽^;)

 

 

 

特に賢一くんは、

空気を鋭く察知しそうですし、

今回の変顔もそうだったのかなあと。

高校生編では何かと頼られ

世話を焼いてしまうのですが、

懸命にフォロー役に回るなど

もうその片鱗を表しているなあと

思いました(´▽`*人)

 

 

 

 

 

さて。

この小さな賢一くんが

話の中で色々な人と関わる姿は、

なんとな~くではありますが

『ぼくのなつやすみ』という

昔遊んだゲームの主人公を

思い浮かべながら書いていまして。

お母様の出産が理由で夏休み中

親戚の家に預けられた

小学生・ボクくんが、

夏休みを自由に謳歌する…という

内容のゲームなんですけどね^^

 

ボクくんはハッキリと理解している

ワケではないけれど、ゲーム中

下宿先で出会った大人たちの

ちょっとオトナな事情が垣間見えたり。

年上のお姉さんとの交流に

ちょっとドキッ!としちゃう場面も

思い出しております^^

 

このドキッ♡ではなくドキッ!

というのがポイントで。

健全に思春期を描写している

ところが面白かったなあ^^

 

 

 

今回の賢一くんも、

近藤さんとシハル先生、

そしてミツキ先生たちの

不思議な関係のなかで

色々感じ取っているのだろうなあ♪

ミツキ先生の移籍

(厳密には移籍ではない)については

そのうちどこかで触れます。

 

次にこの話を書くときは、

ようやくカラオケ回です(笑)

 

 

 

 

 

それではお付き合いいただき、

ありがとうございました(^^)