こんにちは、kammyです!
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以前、中国の夜の公園について紹介したことがありますが、あらためて書いてみたくなりました。
というのも、よく散歩に行く近所の公園には、カラオケ隊がたくさんいて、その存在感がすごいんです。
このすごさはぜひ紹介しておかねばと謎の義務感に駆られたので、ここに書き残しておきます。
歌っている場所はまちまちです。
広場のようなところで歌っている人もいれば、東屋のようなところで歌っている人もいる。
共通しているのは、爆音なことと、必ずしも上手いわけではないこと。
つまり、歌っているのは、その辺に住んでるおじさん・おばさん(お兄さん・お姉さんもいます)といった素人なのです。
中国語だから、ほとんど知らない曲なんですが、明らかに音がズレてるのが分かることもよくあります。
マイクの音も、スピーカーの音も割れていることもよくあります。
この情景を想像することはなかなか難しいと思うのですが、ぜひイメージしていただきたい。
暗闇が広がる公園の至るところで、スピーカー割れの爆音を流して、音痴な人(全員では無い)が、好きな曲を歌っている…。
日本だったらちょっと想像できませんね。
なぜなら、
周りに迷惑がかかる
上手くない歌を聞かれたら最悪
そもそも公園で歌うなんて非常識
といったもろもろの理由や感覚があるからでしょう。
でも、中国人はそういうことを気にしません。
この中国人の精神性は、日本人も見習うべきだと思ったりします。けっこうマジメです。
周りの視線や意見を気にしないで、好きなことを好きなようにして生きるあり方。
こういうものに憧れる日本人は、実は多いのではないでしょうか?
小さな頃から、周りに迷惑をかけることだけをやってはいけないと教えられてきた人も多いはずで、公園で爆音で歌う中国人は、その御法度に真っ先に引っかかりそうです。
でも、ほんとは周りの目なんて存在しないのかもしれません。
迷惑なんてあってないようなものなのかもしれません。
頭の中に植え込まれてきただけで、他人の声なんてのは、本当は幻想なのかもしれない。
少なくとも自分が思っているよりも、周りの人というのは自分のことを見ていないものです。
そしてここ中国には、その周りの目というものがどうもそもそも少ない。
日本だったら、カラオケ行けよとかツッコミが入りそうですけど、そんなことを思っている人はきっと誰もいません。
彼らが歌っていることを、誰も気にしていない。
歌っている側も当然、気にしていない。
空気を読むことも、忖度することもない世界。
日本の公園で爆音で歌うことはいろいろ問題が起きそうですけど(笑)、中国人がそうやっているマインドの部分は、個人的にはぜひ取り入れたいです。
昨日、大学の同期が亡くなったとの知らせが入りました。
まだちょっと信じられません。
人生100年時代、まだ折り返してもいない年齢です。
やりたかったことはやれただろうか?
後悔していることはないだろうか?
やり残したと思うことがないように、いま一瞬を、ひとつひとつ丁寧に、でもエネルギッシュに生きよう。
そんなふうに思ったことと、公園で歌う中国人がなぜか重なりました。
今回の記事、どうでしたでしょうか?
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