日本人と中国人、その根本的な違いとは?【試論】 | あなたの知らない中国〜仰天中国

あなたの知らない中国〜仰天中国

中国と20年近く関わり続ける中国好きな筆者が、独自の視点で中国・中国人を紹介するブログ。日本と中国の身近な違いを考えることが好き。二児の父、妻は中国人。浙江省・義烏市在住。

こんにちは、kammyです!

 

中国・中国人の面白いところを紹介するブログです。



今日のブログは、かなり文字文字しいですガーン


でも、日本と中国のことを考える上では、基本的な根っこの部分のはずなのに、ほぼ知られていないことだから、すこし気合いが入ってしまいました。ご容赦をてへぺろ


 

一昨日のブログ記事で、「宿題を採点するアプリがすごい」というのを紹介しました。

 

小学生の宿題を、一瞬で採点できるアプリがあって、それが便利という話。

 

で、中国ではそれが便利であればさくっと導入するが、日本だったら時間がかかるだろう、ということを書きました。

 

なぜ、そういう違いがあるのでしょうか?

 

 

国民性の違いのせいではないか、というのが私の仮説です。

 

その国民性の違いとは、昨日のブログ記事で書きましたが、

 

日本人は、規範やルールを重視する「規範主義」で、

 

中国人は、実質や結果を重視する「実質主義」「実際主義」「合理主義」だという内容です。

 


中国では「便利だから」というシンプルな理由があれば、それは採用なり、実施なりが進みます。


これが日本だと、「便利だけど…」と一旦保留し、


・その前に保護者に確認すべき

・スマホはみんな持っているのか

・持ってない人がいたら不平等になるのでは

・アプリはほんとに大丈夫か

・何か問題があった場合、誰が責任取るのか


といった各種課題が持ち出されるはずです。


日本にいると、これは普通なので、その手続きや考えることの多さに、あまり気付くことはないかもしれません。



別のたとえを持ち出せば、日本と中国の違いは、大企業と個人事業主の違いに近いかもしれません。


大企業:日本

個人事業主:中国


です。


個人事業主は、経営にとって便利そうなものがあれば、「便利だから」という理由だけで、すぐに導入するでしょう。


ところが、大企業だとそうはいきません。


上司の説得から予算の確保、コンプラや法規の確認、それに伴うプレゼン資料の用意などなど、実際に進める前に、考えるべきことがたくさんあります。


個人事業主は、そうした手続きをほとんど必要としません。



中国は、わりとどの分野の、どんなことであっても、個人事業主のノリです(笑)


学校という、もっとも保守的と思われる場所でさえそうなので、他の場所でもしかりです。


建前やルール、べき論や規範といったもろもろを考慮することなく、「実質的な結果」のみにフォーカスします。



どちらが良い悪いはなくて、そういう避けがたい根本的な国民性の違いがあって、そのことがさまざまな現象として現れている、ということを言いたい。


中国にいると、「それ自由すぎない?」とイラっとすることも正直よくありますが、一方で、日本はちょっと息苦しいと思うことも多いですね笑い泣き

 


日中ハーフのうちの息子たちは、いったい日中どちらヨリの考え方をするようになるのでしょう?




今回の記事、どうでしたでしょうか?

どうぞお気軽にコメントください。お待ちしておりますニコニコ

 

 

********************************

 

●ポッドキャスト更新中!

「聞くと自由になる中国の話」

Apple Podcast  /  Spotify

 

●中国・中国語オンラインサロン

「ゆえんらいるーつー」はこちら

 

●友人とポッドキャストもやってます! 

「カミーとチーフの雑談・現代中国」

Apple Podcast  / Spotify

 

********************************

 

読者登録してね

読者登録していただくとkammyが小躍りします♪

 

シェア・リブログ・転載はご自由にどうぞ!

 

ランキングに参加しています!

ぽちっとクリック応援お願いします!m(_ _)m

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ      

にほんブログ村   中国人気ブログランキング