こんにちは、kammyです!
中国・中国人の面白いところを紹介するブログです。
先日、タピオカミルクティーを買ったお店で、あるものに目が止まりました。
それは、「フランチャイズ加盟店になろう」と書かれた加盟店募集の案内表示。
カウンター上の、目立つ場所の電子掲示板に表示されていて、つい目に止まったのです。
こうしたフランチャイズ募集の案内は、中国ではそれほど珍しくありません。
むしろフランチャイズを展開しているお店なら、必ずといっていいほどどこかに表示があるほどです。
お店側としては、加盟店が増えたほうがよいので、募集の案内を出すのは当然のことでしょう。
一方で、それを見ている客側にも、これを見たい人が多いようです。
以前、そのことに驚いて、こちらの記事に書いたことがあります。
どんな内容の記事かというと、なにかを検索しようとすると「サジェストワード」といって、検索窓の下に予想される検索キーワードが出てきますよね。
よく検索されているキーワードを先取りして見せることで、検索者の「知りたい」に答えるシステムです。
中国では、このサジェストワードが、日本とだいぶ違うことに驚いたのです。
たとえば、「スターバックス」を検索するとします。
日本であれば、サジェストワードに、
- スターバックス メニュー
- スターバックス カード
- スターバックス タンブラー
- スターバックス フランチャイズ加盟費用いくら
- スターバックス フランチャイズ
- スターバックス オフィシャルサイト
軽いカルチャーショックを感じませんでしょうか(笑)
ということは単純に、中国人は人気のチェーン店を見かけると、「フランチャイズ加盟はどうなってるんだろう?」とまず疑問に思うということ。
人気店をみて、あわよくば自分もやってみようと考えているということは、俗な言い方をすれば、中国人はお金儲けに関してとても敏感だともいえます。
起業家精神が旺盛とも。
日本人と違って、どうして中国人は起業家精神が旺盛なのか?
この記事のタイトルにしたものの、明確な答えは私の中にはありません(笑)
一時期、中国人に関する本を片っ端から読み漁ったことがあるのですが、この疑問にきちんと答えたものはなかったと思います。
「中国人はお金が好き」というのは、多くの人が感じたり思ったりしていると思うのですが、じゃあそれはなぜ?となると、よく分からない…
ひとつ言えそうなことは、中国人は「お金が(ほぼ)すべて」と考えている人が多いということ。
日本人だってお金がすべて、と考える人はいますが、中国人ほどの真剣さはない感じがします。
そこには中国がまだ貧しかったときのマインドが、世代的に強烈に刷り込まれているような気がしています。
それから、さっと検索して出てきたこちらの記事に分かりやすく書いてあったのですが、そもそも起業したり自分でビジネスをしたりすることに日本人ほどの抵抗がありません。
失敗を恐れてもいないし、ちょっとやってみて稼げればいいかなくらいに、テキトーに考えています。
比較していえば、日本人は起業に対して「重く」、中国人はとても「軽い」です。
このあたりを組み合わせた結果が、検索サジェストワードの違いとしてあらわれている気がしますが……ひとことではなかなか答えられない難しい疑問ですね。みなさんはどう思いますか?
今回の記事、どうでしたでしょうか?
どうぞお気軽にコメントください。お待ちしております
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