こんにちは、kammyです!
中国・中国人の面白いところを紹介するブログです。
中国人の名字(姓)は、ご存知の通りほとんど一文字です。
李,张,胡,吴,徐,许.....
二文字のもありますが、数えられるほど。
ちなみに二文字は、たとえば
诸葛,东方,上官,欧阳
など。これは小学1年生の教科書に出ていたものです。
ちなみに、「李」は世界で一番多い名字としてギネス認定されているそうです(参考)
では、名前のほうはどうか?
名前は1文字だったり、2文字だったりします。
印象としては、若い人には2文字の名前が多い気がします。
たとえば、小学1年生の息子のクラスには3文字の生徒しかいません。
王雨泽
朱芷涵
陈浩轩
どれも姓1文字+名前2文字です。
中国にも”今風”の名前の付け方があるようで、上にあげたのは流行りの漢字を使った名前。
ちょっと日本人の感覚だと分かりませんね(笑)
音としては、3音節になります。
で、本記事タイトルの「なぜ中国人はフルネームで呼び合うのか?」
息子を迎えにいったときによく見かけるのは、クラスの友だちに呼びかける光景です。
その時、使っているのはフルネーム。
日本語の感覚で翻訳すれば、
「岸田文雄、バイバイ!」
「大谷翔平、またあしたね!」
という感じです。
翻訳してしまうとちょっと違和感がありますね(笑)
フルネームで呼ぶのは同級生に限らず、夫婦同士や親子でもフルネームで呼ぶことがあります(こちら参照)
友だちならまだしも、夫婦や親子同士というのは、私も当初はけっこう違和感がありました。
名字(姓)だけだと、1文字1音節なのでちょっと呼びづらい。
日本人にも1音節の呼び名やあだ名は少ないはずです。
また、中国には名字の種類が少ない、ということもおそらく関係していて、たとえば息子の1年生のクラスには4人の「陈」がいます。
これだと名字(姓)を呼んでも誰だか分からない。
そんな理由で、おそらく名前も含めた3文字で呼びあうことが多いのでしょう。
子どもは、だいたい「小名」というニックネームのような愛称を持っていて、幼稚園児くらいまではそれで呼ばれることが多いです。
ただ小学生にあがると、小名はあまり使わず、フルネームで呼び合うのが多くの人の習慣のようです。
日本語だと、フルネームは呼びつけのようでなんとなく居心地が悪いですが、中国ではそんなことはない、という話でした。
ちなみに、中国でも目上の人に向かってはフルネームでは呼ばず、名字(姓)の後に「先生」や「女士」、もしくは「老师」などの役職名をつけて呼ぶのがふつうです。
今回の記事、どうでしたでしょうか?
どうぞお気軽にコメントください。お待ちしております
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