石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -4ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

前回、タイトルに対する私の答えは「楽しいから」、でもしんどくて嫌になることの方が断然多いと書いた。

 

創作をやめてしまった仲間もたくさん見た。

そうなる理由は私にも山ほどある。

 

だけれども、まだ書くことをやめていない私は、それらをクリアしたわけではなく、適度に折り合うことを覚えただけ。


やめたくなる理由を⑦まであげて、まず①の「ネタがない、膨らまない」問題にどう折り合ったかを書いた。

 

 

 

今回は、②「物語が迷走してしまって訳が分からなくなる」問題。

 

迷走……もうしょっちゅうそうなる。

 

以前、かなりの長編を書いていた途中、ちょっとした違和感があったのに、見ないふりしてゴリ押ししてったら、ついに全く筆が進まなくなった。


結局、何十枚も前へ戻って違和感の原因を突き止め、その分岐点から書き直した。

 

その作業がめちゃくちゃ大変だったので、以降「違和感」を覚えたらすぐに戻ると決めた。


書き出す前にまずプロット(設計書のようなざっくりした展開メモ)を作っておいてはいたのだが、外れてしまってもまあいいか、とズンズン進んでいた。


それをやめた。

外れた時点で立ち止まり、考え直したり何がズレたのか洗い出したりするようにした。

 

今は長編はほとんど書いていないので、大脱線で二度と立ち上がれない、などと絶望するようなことはそうない。


が、短編でも脱線の末、強引にEndマークをつけたものの、ダメだこりゃ、と捨てた作品も結構ある。

 

プロットを作ってもなかなかその通りにいかないのはよくあること。戻っても迷走が止まらないことも。


なので、どうしてもそうなるようであれば、開き直る。そういうこともあるさ、と気にしない。また違うものを書けばいいさ、とケセラセラでいくことにしている。

 

③「時間が取れない」問題。

これは本当に大変。

人によって仕事や家事や子育てや様々な事情に追われ、書く時間がなくなる。

 

私などは、本文を書き出したら周りに誰もいない状況じゃないとダメ。

連続1~2時間(それ以上は集中力が続かない……)が必要。


Endマークを打った後、読み直して整理して校正していく作業も同じ。これも1~2時間くらい続けて取れないとダメ。

 

そういう連続時間が取れないと、短編一つですら仕上がらない。

 

だから、まとまって時間が取れる日に向けて準備しておく。

忙しい日々の細切れ時間でもできることをこなしておくのである。

 

アイディアを出すこともまずこの細切れの中で。

それから資料を探して集めて読んだり、登場人物のキャラや名前を考えたり、エピソードを揃えたり。

それらをどう展開するかとか、キャッチフレーズやタイトルなんかも、採否はともかくひらめいた分だけ並べておく。

 

現代はスマホがあるので、忘れて消え去る前にメモがしやすい。昔より細切れ時間の使い勝手が断然いい。

 

そして、まとまって時間が取れたらすぐにMaxスピードで書き始めることができれば、しめたもの。

幸いなことに今の私のバイトはテレワークなので、以前通勤に充てていた時間が結構な連続時間として使える。

 

その時間でとにかくたたき台を書き上げ、大まかにでも校正を終わらせてしまえれば、細かい不備の調整はまた細切れ時間でちょいちょいできる。

 

こんな具合でも結構書き続けていけるものである。

 

 

④「キャラやストーリーがどこかで見たようなステレオタイプになってしまう」問題他、はまた次回。

 

(了)

 

 

 

 

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こうタイトルを据えると、

登山家の「そこに山があるから」的な、すごい名言を予感させてしまったら申しわけない……

 

ただ、創作というのは楽しいよりも、苦しかったり嫌になったりすることの方が断然多い(私の場合、80%くらいそれ)。

短編でも結構な時間と労力を食うし、賞などに認めてもらえる確率はかなり低いし、だから収入にもならない。なかなかの難行だと思う。

 

なのになぜ書くのか。

それでも、楽しいから。

 

今は素直にそう思う。「自分自身が読みたい物語」が出来た! となると、本当に楽しい。たとえバッドエンドのものでも。

 

だから、私はかれこれ30年ほど? も創作を続けていられるんだろう(と確認した年月に、改めて驚いている)。

 

ただ、毎日必ず〇百字書くとかを続けているわけではなく、ネタが浮かばなくて全くパソコンを開けない、書いたものの全部削除した、といった空白の時間もかなりあるので、賞味どのくらいの年月に圧縮されるのかはわからない。

 

創作をやめてしまった人も多く見た。理由はいろいろだと思うけど、自分に照らして考えてみると。

 

①ネタが浮かばない、膨らまない

②物語が迷走

③時間が取れない

④キャラやストーリーがどこかで見たようなステレオタイプになる

⑤賞に受からない、受かってもデビューにつながらない

⑥賞に落ちた理由がわからないので自分の欠点が直らないまま落選の繰り返し

⑦文章力など、才能がない実感から無理な気がしてくる

 

といった感じだろうか。

 

でも、私の場合、それらをクリアしたわけではなく、単に折り合いをつけて続けてきたのだろうと思う。

 

一つ一つ思い返してみると。

 

①のネタが浮かばない問題。

まずこれがないと始まらないのに、考えても何も降りてこないことがほとんど。


プロの作家さん方はきっと、まず「これを書きたい」というものがあって、だから書く、書ける、というところがあると思うのだけど、私の場合、そこがど素人で「書きたい」ものが浮かばない。

 

でも、身体のどこかにそれはあって、ふとした瞬間に「私これが書きたいんだ!」という思いが湧く。

 

その瞬間をどう揺り起こすか、なのだが、そのために小説サイトの短編コンクールに応募している。


2週間おきにお題が出るので、それに沿って考えているうちに、「ああ、あの頃こんな思いをしたことがあったな」「そうだ、これって当時は少数意見だったけど今は」みたいな何かを思い出す。

 

ネタはそうやって引っ張り出している。

 

②以降は次回へ。

 

 

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トラブルに遭うと、遺恨を残すか、それでもまだ付き合いを続けるか。

その時点の相手の対応が全てだな、と思った2つの出来事(かなり前のことです)。

 

とある、行列ができるくらいの有名なラーメン屋さんへ出かけた。

 

そこは、まず自販機で注文料理の券を買うシステム。

その券はカウンター向こうの店主へそのままパス。半券が残るタイプではなかった。

 

で、注文の品が次々来てわいわい食べていたのだが、一人分だけ来ない。他の人が食べ終わっても待てど暮らせど来ない。

 

どうしたのかと店主に「唐揚げが来てないんだけど」と催促。

すると、「そんな注文、入っていない」と言う。

 

はあ? 

だって人数分のラーメン、来てないじゃん。一人分足りないじゃん。見てわかるでしょ。

 

「いや、券渡しましたよ」と言うと、「え~~~?」と明らかな迷惑顔をされた。

で、「わかりましたよ、作ればいいんでしょ」みたいなことを言われ、バン、と唐揚げを盛った皿をテーブルに置かれた。

 

いや、頼んだのは唐揚げラーメン。唐揚げじゃない。

と言うと、店主、「はあああ?」だ。


で、その後、素ラーメンがでんとテーブルに。合わせたら唐揚げラーメンになるだろ、的に。

こっちが「はあああ?」だよ。

 

完全にクレーマー扱い。

半券も手元に残らないこのシステムじゃ、こちらに証拠はない。他にどうすりゃよかったのか。確かにお金は払ったというのに、ものすごく不愉快だった。

 

当然、その後二度とその店には行っていない。

 

翻って、とあるショッピングモールが主催するコンサートの抽選に当たったことがある。

 

喜んで会場に行ったところ、列が全然進まない。その後半が入れないまま締め切られた。

 

どうも手違いがあったようで、席が埋まってしまったらしい。

 

残念だけどタダだったから「しょうがないな」と帰ろうとした。すると主催者が、名前と住所を書いてくれという。

 

そして後日、そのショッピングモールからお詫びとして、段ボール一杯のお菓子が届いたのである。ビックリ。


もちろんこのショッピングモールは、今もかなりヘビーに利用させていただいている。

 

客をクレーマー扱いしたラーメン屋と、謝意をはっきり示したショッピングモール。

この誠意の違い。

 

ピンチはチャンスでもある、とよく聞く。

トラブルがあった時、そのトラブル自体がどうこうではなく、その対応如何でこちらは好きにも嫌いにもなる。

 

つくづくそう思ったので、いずれ小説のネタにさせていただきます。

 

(了)

 

 

 

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1995年 トニー・スコット監督、出演:デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン

 

この映画、好きで何度も観てしまう。

 

最初は、他人事とは思えない親近感を持った。


核ミサイルの発射の是非という極限状況は特殊だけど、上司の二人の真逆の主張がどちらも正しくて、部下としてはどう判断すればいいかわからない――そんな、普通のサラリーマンでも起こり得る戸惑いに、ドキドキした。

 

その次に観たときは、セリフの妙に注目。

 

そもそもこの物語のドラマは、隔離された潜水艦内での艦長と副長の対立にある。


最初に来た電報が、核ミサイルの先制攻撃命令。が、その後に来た電報が途中で切れて読めず、GOなのかSTOPなのかわからない。最初の攻撃命令を実行するか待つかで意見が割れた。


結局は「降伏したから攻撃中止」という電報だったことが判明、待つという副長の判断が正しかった。

 

物語の途中、二人が談義する伏線がある。リピッツァナーという馬について、艦長はポルトガル生まれ、副長はスペイン生まれだと主張。

 

そしてラスト、艦長が「私が間違っていた」と認める。が、リピッツァナーは(ポルトガルではなく)スペイン生まれだった、という言い方で。

もちろん核ミサイルの件を言っているのだが、その謝罪の仕方がこう。非常に気が利いていて好き。

 

そして、その後観るごとに「いいなあ」と思うシーンが増える。

 

たとえば。

ラストの軍法会議の間、艦長の愛犬を、ペーペーっぽい水兵さんが明るい空のもとで番している光景が好き。上下関係がハッキリしていることが印象的でわかりやすい。

 

もう一つ。

艦長と副長の対立時に、副長に味方する部下がいる。けれどそれは副長を尊敬しているわけでも好きなわけでもない(むしろ嫌っている)。ただ、それが規則に則っているという理由だけ。元々は艦長との仕事が長いはずの人なのに、その潔さがすごいと思った。

これも印象的。

 

で、こんなに何度も観ているのに、この「クリムゾン・タイド」というタイトル、ずっと意味がわからないままでいた。

 

直訳すれば「深紅の潮流」。潜水艦で様々な出来事が繰り広げられるという感じがありあり。うん、なるほど、と思った。

 

が、もう一つ意味が。

この潜水艦が「アラバマ」という名前であり、アラバマ大学のスポーツチームの愛称が「クリムゾン・タイド」というのだとか。

 

う~ん、そんなところも洒落てて粋。

 

好きなだけじゃなくて、物語を書く立場でもお手本になる。

「対立」「セリフ」「印象的なシーン」「象徴的なタイトル」という、大事な要素をたくさん見せてくれる映画なので。

 

(了)

 

 

 

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今さらだけど、この年末年始は最悪だった。


タミフルの後発薬が不足しているとニュースになった。そんなインフル猛威の網に、私もかかった。

 

相方が発熱、でも2日寝込んだ後復活した(検査は陰性……でもこの検査が早すぎて反応せず、移されたと思われる)。

 

遅れて私も微熱は出たが、同じように2日程度で回復するだろうと高を括っていた。インフルじゃないんだから、と。


が、その後熱はぐんぐん上がり、解熱剤を飲むと多少下がるが、切れるとまた体温計が振り切れるほどに上がる。

 

それを3日繰り返し、とうとう病院へ行った。

年末だから開いている病院が限られ、混雑が予想されて、できれば行きたくなかったのだ。


でも食べ物が喉を通らないし、ついに紅茶さえも飲むと気持ち悪くなった。

 

これはコロナじゃないだろうか? そう思ったから、検査してもらった方がいいな。と、よろよろふらふらしながら出かけた。

 

開院時間前に着いたのだが、既に入口には長い列。

同じく熱に苦しんでいる人が、行きつけの病院が休みのため、こぞって押し寄せたのだと思う。

 

受付を済ませ、「空いている席でお待ちください」と言われたが、どっこも空いていない。

診察に呼ばれた人の後に椅子取りゲームみたいに座る。そしてぐったりもたれて待った。

周りも総じてそんな調子。

 

受付の列は途切れる様子もなく、私が待つ間だけでも外まで伸びまくり、百人は下らないように見えた。

 

今はコロナとインフルいっぺんに検査できるということでお願いし、一瞬鼻に検査棒を突っ込むだけでそれは終わった。そこまで一時間。

それから診察室に呼ばれて、「インフル陽性でした」と言われるまで更に一時間。

 

タミフルと咳止め出します、と言われ、「あの~、既に〇〇と××の解熱剤を数日飲み続けてるのですが、大丈夫でしょうか?」などと聞いたが「ああ大丈夫大丈夫」とさっさと診察は終わった。

 

後から確認したところ、その日の休日当番医はそのお医者ただ一人。

たった一人でその大人数をこなしていたわけで、患者一人一人の細かい言い分を聞いている余裕など到底なかったと思われる。

 

それからまた薬局で30分待ち。咳止めが不足しているとかで、もう何でもいいです、と返事した。

 

やっと家に帰れてすぐに無理やり何か食べ、タミフル飲んで寝た……熱が完全に下がるまで2日。

でもタミフルは5日間飲み切ること、と固く言われたので、飲み続けたが……たぶん、強くキツイ薬なのだろう。ずっと気持ち悪さと頭痛と目痛が続く。


で、寝てばっか。

 

ようやく食事も喉を通るようになり、久しぶりに外に出てみたら。

世の中のお正月は終わっていた。大掃除もお料理も初詣も挨拶回りもすべてすっ飛ばした年越しだった。

 

(了)

 

 

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定期的に応募している短編コンテストで、久しぶりに佳作をいただいた。

 

それだけで嬉しいし、お祝いコメントをくださるフォロワーさんがいるのも嬉しいし、佳作だと主催者側からの感想ももらえるので、三重に嬉しかった。

 

第231回超妄想コンテスト「天使」で、佳作をいただいたのはこちら。9分で読めます!(現代ファンタジー)

きみのおかげ

 

 

 

さて、裏話です。

 

今回の「天使」というお題に対して書いた「きみのおかげ」、どういったきっかけでこういう話になったか、という。

 

ひと言でいえば「ドラえもん」だった。

 

誤解なきよう先に書いておくけれど、私は「ドラえもん」が大好きである。

子どもの頃から、その楽しい便利道具の数々に憧れた。

 

特に欲しかったのが、「暗記パン」と「翻訳こんにゃく」。

 

翻訳こんにゃくの方はもう、こんにゃくではないけれどパソコンやスマホで実用可能になっている(微妙な訳も多いけど)。

 

超が百個付くほど暗記が嫌いだった私は、写して食べるだけで頭に入る「暗記パン」を本気で欲しかった。

こちらは未だ見かけないように思う。

 

とにかくそういったグッズにワクワクし、絵柄も好きだったので、発売された分の原作漫画は全巻持っていて、繰り返し繰り返し読んだ。

 

けれどつい最近、知り合いに言われたのだ。

「のび太が嫌いなの」と。

 

よくよく聞いてみれば、何の努力もしないですぐにドラえもんに泣きついては便利な道具で助けてもらうからだと言う。

 

これは私には全くなかった見方で、言われてみればそうかもしれない、と初めて思った。

 

それで、毎度泣きついてはその道具の利便性を生かせずちっとも成長しないのび太を、ドラえもんはどう思っているのだろう、と考えた。

 

もちろん、二人は親友なのでお互い大好き同士。

でも原作はそうでも、さて私のように歪んだ人間が、この二人の思いやりのバランスが崩れたらどうなるのか、と考えた結果。

 

いつも好意で助けてくれるドラえもん。

それに乗っかって甘えるのび太。

やがて、のび太はどんどん図に乗って要求を高めていく。

ドラえもんはそれに応えようとして、大変な努力を強いられるようになる。

でものび太はそのことに気づかない……となると。

 

最初は好意だったものが、違ったもの変わってゆくかもしれないな。

とか思ったわけで。

 

だから、元々は守護天使だった相手が、こちら次第でそうじゃなくなる。

といった話になった。

 

暗い……

 

でも、複数の方に、人間の弱さが描かれている、との感想をいただき、そこまでは考えていなかったのだけど、キャラには作者の人格が投影されるもの。

おそらく私自身が弱いからこういう話になったのだと思う。

 

そして、それを評価してくださった皆様に、感謝です。

 

(了)

 

 

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三菱UFJ銀行で、貸金庫に預かった客の資産を行員が盗んだという事件が発覚。

被害総額は金塊2.6憶を含め、14億とも17億とも報じられている。

 

貸金庫は、銀行側とお客のそれぞれがキーを持ち、その両方が揃わないと開けられない仕組みだとか。

 

お客のキーは、ご本人が持つ「正鍵」と銀行側が保管するスペアキーがあって、容疑者はそのスペアを不正利用したとのこと。

 

そのスペアキー、封筒に入れて届出印などで封印、保管されているそうな。

それを開封したことがわからないよう上手に開けて使用したらしい。

スペアキーの管理はその容疑者一人で行っていたとか。

 

そんな雑なやり方が4年半も発覚しなかったというのは、何というか、アナログでかなり不用心な……行員のモラル頼みの管理?

 

大事なものだからとわざわざお金を払って貸金庫に預けたはずなのに。

そうなるともう銀行ですら信用ならないと、世のタンス預金が増えそうな。

 

そして、お客と管理者(真面目な行員の方々)双方にとって、面倒な未来になりそうな予感。

 

だって、今後はスペアキー、支店ではなく本店で一括管理する方向、とか。

 

これ、キャッシュカードの暗証番号忘れまたは間違え3回でロックされちゃった、と同じパターンでは。

 

この場合、銀行に尋ねて調べてもらって終わり、かと思ったら、そうじゃない。

 

「暗証番号再登録」または「キャッシュカードの再発行」をしなければならず、そのため届出印やら本人証明やらをそろえて窓口へ出向く必要があり、再発行だと手数料がかかったり。

 

そして新カードが届くまでに数日待たなければならなかったりする(細かいところは銀行によって異なる)。

 

貸金庫も、スペアキーが本店一括管理となれば、そういった一手間二手間面倒なことになりそうだなあ、と思う。

 

貸金庫、預けた本人ならともかく、例えばその方が亡くなって、ご遺族がその預けた何やらの資産を引き取ろうにも鍵が見つからない、銀行のスペアキーが必要、といったこともあるんじゃないか。

 

その場合に本店に提出する書類とか証明書だとか何とか……ただでさえ煩雑な手続きが多い中、これ一つでげんなりしそう。

 

そういえばその昔、制服着用の仕事をしていたときに、女性だけ外食などをする場合に外出届が必要という謎ルールがあった。

何故に女性だけ、とかなり反発したものだったけれど、聞いてみれば、過去に外出中の女性社員への傷害事件があったとか。

犯人は、その会社に何やら逆恨みを抱いていたらしい。

ちなみに男性は背広、女性は制服だったので、だから女性のみに外出届がルール化されたようで。

まあ制服でその会社の者だと一目でわかるものね……

恐らくキャッシュカードの暗証番号忘れの管理にも裏にあれやこれやがあったのだろう。


つまり、いろいろと面倒にできている世の中の諸般の手続きや謎ルールは、こういった過去の事件が起因しているのだろうなあ、と思い、ため息が出る。
 

(終)

 

 

 

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アニメ映画なのに、観に行った回に子どもは一人もいなかった。

観終わった後、なぜなのかがよくわかった。

多分、他の回にもあまりいなかったんじゃないかと想像。


ドラえもんとのび太くん、みたいな、ロボットとの友だち関係が、唯一無二、親友は君だけ、というある種のメルヘンではないところが、子どもにはちょっと酷で理解不能な結末なのかもしれないな、と。


ストーリーは、孤独な犬とロボットとの友情物語(以下、ちょっとネタバレありです)。

 

二人は、いつも一緒に楽しく過ごすようになる。

が、海水浴でロボットは錆びついてしまい動けなくなる。

運べる重量ではなかったため、砂浜に放置するしかなくなる。

犬はロボットを助け出そうとあれこれ動くのだが、ビーチはシーズンオフで閉鎖、入り込もうとする犬は不審者扱いされ、結局来年の夏までロボットはそこにそのまま……。


観ている側は当然、1年後に再会、無事助け出して二人の友情は復活、という結末を期待する。

 

が、その間の、つまりタイトルはこういうことか、というあれやこれやが、もう悲しくて切なくて。

楽しい映像と音楽とが、だってどうせ……なんでしょ、と、胸が痛くなった。


過ぎていく日々の中で、変わっていく優先順位。

友情もその一つで、お互いがだんだん前より大切な今を持つようになる。

それでも最後は元の二人に戻れるんだろう、と思った結末は意外な方向へ。


二人共が、以前に大切だった何かより、今の何かを大事にする方を選ぶ。

あれほど会いたくて会いたくてしかたなかったのに。

でも、それがお互いの為だと思いやった結果だった。


そうして人(この場合は犬とロボット)は大人になっていく。

生きていくとはそういうことの繰り返し。

切なくて悲しいけれど現実的。

とても、わかる。


子どものうちはちょっと受け入れがたいバッドエンドかもしれない。

でも、いろんなことに折り合いをつけ、思いやりなども身に着けた大人になってから観てみると、ハッピーエンドでもあるとわかるんじゃないだろうか。


可愛らしい絵柄の割に重厚、102分と短いのにズッシリときた映画だった。


個人的には、犬、夏の終わりの時点でもうちょっと頑張れたんじゃないかな、と、背中を押したい気もしたけれど。


(了)
 

 

 

第231回超妄想コンテスト「天使」で、佳作をいただきました。9分で読めます!(現代ファンタジー)

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 「片付け」がお題の新作短編です。7分で読めます!(現代ファンタジー)

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「約束の場所」がお題の短編です。9分で読めます!(ヒューマン・ドラマ)

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第227回コンテスト、「あと一回」がお題の短編で、優秀作品に選出していただきました。

11分で読めます。(ヒューマンドラマ)

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バラを育ててはいけません (ファンタジー)

 

 

 

 

 


昨年末、東京都の対象店舗でお買い物の際、〇〇Payで決済すると10%が戻ってくるというキャンペーンがあった。


対象〇〇Payは4種類、戻りの上限は各3千円、全部のPayを目一杯使えば1万2千円が戻ってくる計算になる。


ただし、その最高額をバックされる=実際12万円の買い物をした、ということ。


必要以上の何かを買っても無駄遣いになりかねないので、お祭りのノリを自分から排除、と言い聞かせる。


とにかく必ず要り用になるもので、結構な大物を優先的にリストアップし、キャンペーンが始まるや否や、大急ぎで対象店舗を回り始めた。


なぜならこのキャンペーン、半年前にも催されていたのだが、そのときには途中で東京都の予算切れで、期間終了を待たずに打ち切られたから。


今回、その煮え湯を再度飲みたくなかったので、とにかく急ぎ使いまくった。
普段の食料品、生活日用品、外食、年末お掃除関連グッズ、お土産、プリンターインク、コンタクトレンズ、美容院等々。


今では大体のお店で〇〇Payが使えるようになっているので、使うたびにスマホ画面にキャンペーン10%返ってくるよ、と表示され嬉しかった。


私の場合、〇〇Payは2種類しか持っていないからそうそう使い過ぎにもならなかったように思う。よって来月からしばらくは少し生活費が浮く……はず。


案の定、今回もやはり東京都予算切れで当初予定より期間短縮されたけれど、まずまず恩恵にあずかれたと思う。


後は、病院代もこれで払えるともっとよかったのだけれど、医療関係の支払いは現金のみのところが多くてPay対象じゃなかった。


それから、私は普段、割と千葉や埼玉のお店へも出かけるので、ついうっかり10%バックされる気分で使いそうになって……そうそう、これは「東京都」のキャンペーンだった、と事前に気づいて胸を撫で下ろしたこと数回。


自分の場合、Payを口座に紐づけていないので、コンビニなどで事前チャージ、プリペイドな形で使っている。だから、残額が足りなくなると結構めんどくさいのだ。


紐づければいいのだが、どうもITは得体がしれなくて嫌。今更とも思うけど、できればあんまりあちこちあれこれ繋げたくない、という気持ちがある。


それでもこういったキャンペーンがあれば、どうにか理解できる範囲で「お得」の仲間入りをしよう、という気概はある……


もう少し小難しいことになると、ついてゆけなくなる可能性は大だけど、今回は結構頑張ったと自画自賛中です。


(了)
 


 

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年末恒例の振り返り。今年はどれだけ書いただろうか、の備忘録。

○シナリオ 55枚(焼き直し) 1本
○シナリオ 枚数自由のシリーズ(焼き直し) 10本
○小説長編 なし
○小説短編(8000字以内) 24本(うち5本は焼き直し)

総計、小説24本、シナリオ11本(落選作やストックの焼き直し含む)。他、このブログを週1更新(毎回2.5枚くらい)。

今年の朗報(ちょっとだけ)
○短編コンクールで佳作を1回、優秀賞を1回。
○個人様運営のコンクールで受賞1回。
○他薦小説紹介サイトでご紹介いただいた物1本。読んで「良い」と思ってくれて、紹介してくれて。そこからフォロワーさんが増えて。とても感謝です。

ちなみに去年は
○シナリオ 55枚(焼き直し)3本
○シナリオ 20枚(焼き直し) 1本
○小説長編 400枚超 1本
○小説短編(8000字以内) 26本(うち1本は焼き直し)

まあ、数的にはあまり変わり映えしない。

今年は、シナリオのシリーズものを始めたのだけど、1話完結の連載漫画、または連ドラをイメージしながら書いた。


これはもうライフワークと思っているシリーズなのだけど。若い頃から書き続けてきた野球ベースの物語の推敲版を順次公開したもので。作者としてはとても気に入っている。


なのにどうも……読者がつかない。

野球モノって人気ないのかなあ。

 

このシリーズを書き始めたきっかけは、昔、とある女性コミック誌の原作コンクールで佳作を取ったこと。

そのシリーズとして読み切り連載はどうかと持ち込んだら「女性は野球苦手だから」とボツになった。


今回公開した小説サイトには男性もいるのだけど、それでもダメなのかなあ……。

 

というわけで、ストックはまだまだあるのに(掲載誌もないのに勝手に書き溜めていた)、10話で止まっている。

公開し続けるべきか、あるいはシナリオ形式というのがよくないのかも、と小説形式に書き換えるか? と考え中。

来年への課題の一つにしよう。


このところあ短編ばかり書いているけれど、続けられる限り続けて、その中で深堀りしたいテーマが出てきたら長編にしてみようか。

そう思いながらもう何年目になるだろうか……_| ̄|○


とにかく今のところは、続けることが第一目標になってます。

 

(了)


 

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