石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -3ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

人前で話すことはもちろん、日々の、仕事上だとかご近所や親戚、知り合いレベルに至るまで、どうもうまくしゃべれない。

 

ウマの合う人にならいくらでも、何の話題だったかも覚えていないくらいあれこれ話せる。そういった気詰まりなく話せる相手なら何も気にならないし、わだかまりも後悔も残らないのだが、何だろう、金縛りに遭ったみたいにダメダメになることも多い。

 

つまり、基本的にしゃべるのが苦手なのだと思う。

 

そもそも口数が多い方じゃない。それなのになぜか失言が多い。直後からそれ言っちゃダメなやつ、と自覚するものだから、その後全然話が盛り上がらなくなる。


一度そうなると、以降その相手としゃべるのが怖くなり、ますます会話がおかしくなってしまう。

そうして別れた後も延々後悔し続けるのだ。


あの失言はこういう意図だったのだから、こんな言葉で置き換えればよかった。説明不足だったせいであんまりな発言として受け取られてしまったかも、ならばもう少し補足すべきだった。などとかなり長いことウジウジしてしまう。

 

これは何かと似ているな、と思っていたが、小説を書くときの「推敲」じゃないだろうか、と気づいた。

 

私が小説を書く場合、まずは叩き台としてとにかくEndマークまで書き上げる。

その後、流れを見てシーンを入れ替えたり、登場人物の言動を見直す。

この文章じゃ意図が伝わらないから別の言葉に替えよう。このセリフは読者にわかりづらいからもう少し説明を加えた方が。

などと書き直していく。

 

完全に満足できることはないけれど、不自然さや唐突感やわかりづらさは減らしていける。


だからなのかな、私が「書く」ことに流れたのは。

 

何度でも書き直し、適切な言葉選びをやり直せるから。そのページまで戻れば誤解や説明不足を訂正できるから。

 

「しゃべる」ことは怖い。一度口を出てしまうと、直せない。

 

大して考えずにしゃべると、不用意に誤解を招く言葉を放ってしまう自分。そのせいで苦手になってしまった相手に対するとガチガチに緊張し、自分でも意味不明の暴言を重ねてしまう羽目にもなる。

 

それを取り繕える即興性も持っていないものだから、結局相当の時間が経ってから、この言葉が正解だったんだ、こういう説明が必要だった、となる。

 

「しゃべる」ことも推敲出来たらいいのに。取り消したり直したりできれば。


そんなことを思いながら、今日も文章を書き直している。

 

(了)

 


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近年、歌手や俳優の区別がつかない。これ、典型的な老いの証拠では……。


今は「歌手」ではなく「アーティスト」と呼ぶべきなのか、とにかくそれらが誰が何だか、歌のタイトルなんだかグループ名なのか……今どきの人だとMrs.GREEN APPLEくらいしかわからない……。

 

バラエティやアナウンサーの高い声や笑い声が、うるさくわざとらしく感じることが増えた。

体力が弱ったのか、これを長時間聞いていると疲弊してしまう。若かった頃、親世代がなぜNHKばかり見るのか不思議だったけど、比較的静かなトーンで語られるからなのかな、と思ったり。

 

物欲が激減。

これはあまり出かけなくなったせいもあるけど、「似たの持ってたな」とか「絶対着ないな」とか思ってしまい、値段が安くても「安かろう悪かろうだな」と買わずに終わってしまったりする。押入れがぎゅうぎゅうなので、買うならまず片付けて場所を確保しなくては、と思うと面倒にもなる。で、あまり買わなくなった。

 

面倒なのは片付けだけじゃなく、あれもこれも。

日々のルーティンをこなすのさえ疲れる、それ以外のイレギュラーな作業なんて、とてつもなく高い壁。

面倒くさがり病はどんどん進み、やることなすことざっくりの適当に。目が衰えてよく見えないのもこれに拍車。こんなもんだろう、と適当に終えてしまう。

 

好きなことでも、集中力がせいぜい1時間、頑張っても2時間程度しか続かない。

例えば映画や野球を観るのでも、野球場や映画館なら頑張るけど、家だと途中で寝てしまったりちょっと別のことに手をつけてみたり。つまらないと思ったら途中で切ってしまうことも増えた。

 

物がよくなくなる。

無意識に適当に置いてしまうらしく、ものすごく妙なところからものすごく妙なタイミングで発見される。

家の鍵がいつもの場所に見当たらなくて探しに探した挙句、ゴミ箱から出て来た時には冷汗をかいた。おそらく意識せずその辺に乗せ、何かの拍子に側にあったゴミ箱に落ちたのだろう。回収に出す前で本当によかった。

 

手がガサガサで、スーパーの袋の口が開かない、睡眠が浅くなった、本を切りの良いところまで読む前に寝落ち、などもあるあるなんだろうな。

 

ただ、嫌なことばかりでもないのかな、と思うのは、以前、とある野球選手が言っていたこと。


若い選手をライバルと見るより「頑張れ」と思ってしまうようになり、引退を決めた、という。


そう、場合にもよるが、若かったり新米だったりで躓き落ち込んでいる人を、素直に頑張れ、と思えることも増えて来たかも、と感じるのは悪くない。

 

(了)

 


 

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バラを育ててはいけません 

 

 

 

 

 

小説投稿サイトの短編コンクール、大体2週間に一度お題が出て、それに則ったストーリーを考える。

ということを続けてきて5年。

 

作品が増えすぎて床に広げたみたいにバラバラとごちゃついてしまった。

自分でもわけがわからなくなってきたので、少し整理しようと、取り敢えず年ごとにフォルダ的にまとめてみた。

 

すると、これまで応募した数は119作品にのぼっていた。

受賞したのはその1割にも満たない確率だけれど、とにかく数だけはある。

よくぞ書き溜めたなあ、と自分で自分を褒めている。

 

この119作品、大体次の3つのパターンでとにもかくにも完結公開まで漕ぎつけてきた。


①ノリノリ

②提出のみが目標の浅い内容

③焼き直し

 

①のときは、どんどん手が進み、登場人物への思い入れも深く、勝手に動いてくれたりして何の問題もない。いつもこうだったら楽なのだけど、まあ滅多にない。

 

②は、書くスピードも鈍く、とにかくEndマークをつけたよ、という次元。頑張ったんだけどなあ、と自分でも残念な気持ちが残る。……でも、こういうものが時々コメントの評判が良かったり賞に引っかかったりするので面白い。

 

③はもう最後の手段。どうしても何も浮かばず間に合わない! となって、うまいことお題に合いそうな過去作をアレンジする……あまりやりたくない、これをやったら負け、みたいな気になるが、ときどき手を出しちゃうコース。

 

まあそれ以前に、とにかく毎度毎度、まずはお題からの連想ゲーム。

膨らまなければその言葉の意味や引用、どういう時に使うかを考える。

 

例えば、「振り返る」というお題のときは、過去を振り返るのか、それとも首を後ろにひねって物理的に後ろを振り返るのか、の2通りあるかなあ、と。


前者は復習とか温故知新みたいな広がり方が考えられるかな、後者はオルフェウスのように妻を振り返ったらうわあ、みたいなことなのか、といろいろ妄想した。


結局は後者、名前を呼ばれて振り返る、という形にした(これは③の焼き直しアレンジパターンになった……😢)。

 

「これからもよろしく」というお題のときは、結婚のように「素敵な未来を一緒に生きようね」といったハッピーな意味と、脅迫のように「縁を切りたいだろうけど続行しような」という嫌な一言とどっちにしようか迷った。


最終的に選べず、両方使った。一つ選択を間違えたことでどっちにもなる、みたいな感じで(これは珍しく①のノリノリパターンに発展した😃)。

 

お題対応、毎度そんな感じでひねり出しています。

 

(了)

 

 

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バラを育ててはいけません 

 

 

 

 

 

ハリウッド版

2007年 ロブ・ライナー監督、出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン

 

日本版のリメイク

2019年 犬童一心監督、出演:吉永小百合、天海祐希

 

ハリウッド版は男性同士、日本版は女性同士。ストーリーはほぼ同じ。余命宣告をされた二人が病室で知り合い、「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現しようと世界を飛び回る。

 

限られた期限で、人生最後の輝きを見せる二人の物語は、悲しさを吹き飛ばす勢いで軽快で楽しい。

 

スカイ・ダイビング。スフィンクスに万里の長城など荘厳な景色を見ること。涙を流すほどの大笑いや、人の役に立ちたい願い。

 

それらリストの項目を一つ一つ叶えていくことは、大富豪と自動車工の男二人でも、大会社の女社長と専業主婦の女二人でも、同じようにワクワクさせてくれる。

 

ただ、私はハリウッド版の「世界で一番の美女にキスをする」という項目が叶うところがすごく好きだった。

なるほど、これは世界で一番の美女だよね、とその意外性に大きく納得し、目が潤んだ。


そこが、日本版では「好きな人に告白をする」に置き換わっていて、それが意外性も何もなくて、ちょっとガッカリしたわけで。

 

(以下、敬称略です)

ジャック・ニコルソンは、あの悪役顔で「ア・フュー・グッドマン」では憎たらしかったものの、「恋愛小説家」では癖が強いが可愛げもある、みたいな、見ていて飽きない好きな俳優さんの一人。


この映画でも、ジョークも毒舌も冴え渡りながら、相棒に対する思いやりや娘への愛情が強く伝わってきて、味わい深かった。

 

モーガン・フリーマンはあちこちの映画で見過ぎて選ぶのに困るけど、強いてあげれば「ショー・シャンクの空に」の調達屋さんが好き。


この映画では、天候が荒れて叶わなかったヒマラヤ登山を経験者から聞くシーンがとても印象的だった。子どものように嬉しそうに羨ましそうに輝く瞳が、すごく素敵だった。

 

そして、この話にはもう一人キーマンがいる。ジャック・ニコルソン演じるエドワードの秘書マシューである。毒舌には毒舌で返し、この厄介な上司をしっかり理解し、望みをきっちり叶える。いやあ、その優秀さが爽快で、ラストには涙も出る働き。

 

この秘書、日本版ではムロツヨシ。

この方は硬軟どちらでも上手いなあと思う俳優さんで、優秀でありながらラストにはオタクダンスで締めちゃう、という愛嬌に溢れていて、とてもよかった。

 

吉永小百合、天海祐希のお二人は、言わずもがな。とても役に合っていて、存在感が半端なくて、楽しく切なく爽快で。

 

たまたまこの日本版を観て、ハリウッド版も観たくなり復習してしまった。

先に書いたが、オチが一つ残念ではあっても、どちらも観応えがある良質な後味だった。

 

(了)

 

 

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バラを育ててはいけません 

 

 

 

 

 

定期的に全身の健康チェックをしておかないと、いつ何があるかわからない年頃になった。

それで、嫌々ながら、まめに人間ドックを受けている。

 

最近はそれ専門の部署を設ける病院も増えて、いろいろまとめて半日くらいで終わらせてくれる。

病人でない健康な人ばかりが検査のために集まってくるので、変な咳が移ったりとかの心配もなく、すごく儲かるのか知らないけど設備もキレイ。

 

なので、昔ほどどんよりな気分にはならないものの、やっぱりドッと疲れる。

レントゲンやエコーや胃カメラやらをあれこれ続けざまにやるのだから、慣れていないことには神経と体力を使うのだと思う。

 

まあ人間ドック当日は、要領よく短時間で終わるからいいとして。

憂鬱なのは、その事前準備と、事後。

 

事前は、これでもかってくらい問診票を書かねばならず、最近は誓約書みたいのも加わり、いつどの部位がどういう不具合があったかなど忘れてしまっていたりして、とても面倒。

が、これは前に受けたときに書いたもののコピーを残すことにしたので解決。

 

それから、実弾準備(つまり検尿と検便)。

これが本当に気鬱になる。つい忘れそうになるし、うまいこと期間内に採取できない不安があるからで。

 

それらをクリアして当日を乗り切ると、やれやれとホッとする。

 

が、数日後に送られてくる結果の中に、「再検査要」がついている項目があると、もう本当にゲンナリする。

 

こうなると人間ドック施設ではなく、該当の●●科のある普通の病院に予約を取らなくちゃならない。特にかかりつけがない一見さんだと「予約は半年後になります」とか平気で言われるのである。

どっか悪そうだから再検査なのに、そんな先延ばしでいいの? と不安になる。

 

今回、1項目引っかかって、まさにそう言われた。

でも、別の病院への紹介という形で割と早い予約が取れて、その初めてのところへ出かけた。

 

再検査したら問題なし。

けどその際、別の変なものが見つかり、そっちの検査のために細胞採取(つまり注射をぶすっと😱)。

 

その結果は郵送じゃなくて来院せよ、とのこと。

え、結構遠いんですけど。朝9時とかって、ラッシュに揉まれなくちゃならんのですが。

とも言えず、渋々出かけると、5分で「良好でした」と伝えられ、300円ちょいのお値段で終わり。交通費の方が高い……。

 

まあ、以後は経過観察で良いそうなので、良しとしましょうか……。

帰りに満開の桜を見て、ちょっとお洒落なカフェに入り、気分を上げました。

 

(了)

 

 

 

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バラを育ててはいけません 

 

 

 

 

 

昔より試合数が増えて日本シリーズもどんどん後ろにずれて、その上サムライジャパンの試合が催されたりする。そのためにプロ野球のシーズンオフが随分短くなった。

 

なので、終わってしまって寂しい、と思ったのがついこの間。待ちに待ったはずだけど、開幕、意外と早く来たなあ、なんて気もする。

 

開幕自体も昔は4月だったと思うが、今や3月。

今年は3/28に12球団一斉にスタートした。

 

私イチオシのご贔屓ロッテは、な、な、なんとロケットスタート。

えええ、去年のリーグ優勝ソフトバンクを3タテ~~~!!!?

 

そもそも近年、ほとんどがこの戦力最強ソフトバンクとの開幕3連戦である。

毎年出鼻をくじかれるんだよね。


昔は前年の1位と6位、2位と5位、3位と4位で開幕を戦ったと思うのだけど、つまりロッテは去年3位だったから4位の楽天とが筋だと思うのに……。

 

でも今年は3連勝という幸先の良すぎるスタート!

 

ルーキーの西川君がいい意味で怖いもの知らず、中堅岡大海選手(おかひろみと読みます。日ハム時代は応援歌が「エースをねらえ!」でした)が神がかり的な勝負強さ(これは今年に限ったことでなく、「ヒロミナイト」という言葉も存在する)。

 

他の選手もみんな個性を発揮して、ロウキくんの抜けた穴を全員野球で埋めている感じ。

そりゃあもう久しぶりに楽しい開幕戦を観ることができた。

 

でもその後は……雨のせいだよね、きっと……ちょいブレーキ気味で、残念なことに単独首位は1日で潰えたけど。

いやいやまだまだこれから。今年はワクワクする試合が増える気がする。

 

近年は、チケットの高騰や暑さ寒さ豪雨等の、ホーム球場が屋外のチーム応援はなかなかにハード。でも数回は行けたらいいなと思う。

 

ところで、ロッテが勝つと忙しい。

 

最後まで試合を観なくちゃいけないし、再放送までやってくれたりするときもあってそれも観たい。

 

それにCSのプロ野球ニュースをチェックしなくてはならない。

お気に入りのこの番組は、1時間で6試合のハイライトや解説を事細かにみっちり見せる。


加えてラストに「今日の好プレー」、そのうちの「プレイ・オブ・ザ・デイ」、そして「今日のホームラン」を流してくれる。

ファインプレイやホームランが出た日には、それもしっかり見なくちゃいけないから1時間丸々見る。

 

で、この番組、本放送である23時と、再放送が翌日6時と12時と16時くらいにあり(時間は日によってズレる)、それも全部見なくっちゃ、だし~♪ 


ああ大変大変。忙しい(←浮かれすぎ)。

 

けれど負けたら見ない。

試合途中でもダメそうだとテレビを切る。

ので暇が空く。

 

というわけで、勝っているうちは、たまりにたまった映画や連ドラの録画の消化は進まない。。。というか、そういう日が多い年でありますように。

 

(了)

 

 

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続きもの6回目、最後です。

 

タイトル「なぜ書くのか」(小説、シナリオを)に対する私自身の答えは「楽しいから」、でもしんどくて嫌になることの方が断然多いと書いた。

 

創作をやめてしまった仲間もたくさん見た。

そうなる理由は私にも山ほどある。

 

だけれども、まだ書くことをやめていない私は、それらをクリアしたわけではなく、適度に折り合うことを覚えただけ。

 

やめたくなる理由を7つあげて、前回までそのうち5つにどう折り合ったかを書いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は最後の7つ目、「文章力など、才能がない実感から無理な気がしてくる」について。


これももう、何度も何百回も感じたことで。


元々、書く側ではなく完全な読み手側だった少女時代は、本や漫画やドラマが好きで息抜きとして楽しみで。


嫌なことや面倒なこと、受験だの仕事のプロジェクトだのを乗り越えたご褒美でもあって。
純粋に物語を楽しんでいた。


ところが、自分でも書いてみるようになって、大好きだった作家さんの文章の癖や展開の速さ、ディテールの細やかさなんかが目に入るようになる。

 

すると自分の書くものがどれだけ稚拙でどれだけ雑かを肌で感じてしまう。

一時期、そのせいで、息抜きだったはずの読書をすることがちっとも息抜きじゃなくなり、むしろしんどくて避けるようになったこともある。

 

まあ、プロの作家さんと比べても。


と、周りからは笑われたが、その頃は本気でプロになりたかった。書くことでお金を稼げるようになりたかった。

 

ちょっとだけそういうラインに手が届いたから余計に欲も出て、だから笑われて傷ついたりもした。


ただ、やっぱり書くことで食べていけるレベルを目指す段階の時間がかかりすぎる。

毎年あちこちに挑戦しているうちに、いい年齢になってしまった。

 

結局は、バイトで小金を稼ぎながら書き続けるというスタイルに落ち着き、それが「趣味」という呼び名ならそれでもいいさ、という開き直りの現在である。


商業的な雑誌だと、どうしても最大公約数の読み手を意識し狙った作品を求められる。

それが要求された頃(そうなれたこと自体幸運なのに)、私には答えられる技量も引出しもなかった。苦し紛れで書いたものが多く、だからだろう、あまりウケもよくなかった。


自由に書ける。

それが、アマチュアの最大の特権。

 

そんな中で今現在サイトに公開中の自分の作品は120を超える。

まあ数撃ちゃ何とか、で、気に入っているものも捨て去りたいものも混在しているけれど、フォロワーさんの反応や、たまに賞に当選したりする嬉しさがある。

 

そして読み返してみて「これ好きなやつ」と思える物語が描けているな、と感じるのは楽しくて仕方ない。


それがたぶん、才能がなくても書き続けていられる理由なんだろう。だからたぶん、これからもきっと続けていける。いけるとこまでいってみようと思う。


(了)

 

 

 

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********以下受賞作です*****

 

第231回超妄想コンテスト「天使」で、佳作をいただきました。9分で読めます!(現代ファンタジー)

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続きもの5回目です。

 

タイトル「なぜ書くのか」(小説、シナリオを)に対する私自身の答えは「楽しいから」、でもしんどくて嫌になることの方が断然多いと書いた。

 

創作をやめてしまった仲間もたくさん見た。

そうなる理由は私にも山ほどある。

 

だけれども、まだ書くことをやめていない私は、それらをクリアしたわけではなく、適度に折り合うことを覚えただけ。

 

やめたくなる理由を7つあげて、前回までそのうち5つにどう折り合ったかを書いた。

 

 

 

 

 

今回は6つ目「賞に落ちた理由がわからないので自分の欠点が直らないまま落選の繰り返し」問題を。

 

これは本当に厄介。

 

年一回しかない公募で落ちて、翌年同じ欠点を抱えてまた落ちたのに本人は気付かず、だから何年もその繰り返しが続いてしまう。時間ばかりがどんどん過ぎてしまうのだ。

 

殆どの公募は、選考に関しての問い合わせは受けられません、と募集要項に書いてある。

 

奇跡的に3次まで通過した、自分でも渾身の作だったときには朗報を期待したが、そこまで。

賞には届かなかった。

選評は受賞作のみだったので、そのときも自分の何が悪かったのかわからなかった。

 

たまたまその雑誌で活躍する作家さんの一人が知り合いだった。

それで「できればでいいから」と編集部に欠点を聞いてもらったことがある。

 

その答えは、その公募で他に同じようなネタの物語があったから、という。

欠点というより、タイミングの問題だった。

それじゃどうしようもない……。

 

私的には超頑張った作品でも、同じようなネタでもっともっと素晴らしい物語と被ってしまえば、それはそっちが選ばれるだろう。

 

でも、当人にしてみれば、1年間頑張って仕上げたのに単にタイミングが悪かった、という理由で葬られたら、何かもう自分は実力以外にもそういう運さえないのか、と絶望しかない。

 

まあ他にもきっと技術的な問題も多々あるはずで、でもそれは、落選のたび何が悪かったのかと知ることができたなら、もっとうまくなれたんじゃないかという気がしてしまう。

 

そして、現代ならそういう欠点を都度都度指摘してもらう方法はあると思う。

ネット小説のフォロワーさんだ。

 

こんな風にネット小説サイトがメジャーになる以前は、ほぼ一人孤独にパソコン(いやワープロの時代から)に向かうだけだった。

 

書き上げるのも読み直すのも一人。

それって本当に視野が狭くなって些細なことも見落としてしまう。

 

でも、第三者の目から見ればすぐに明らかになる点は割とある。

例えば誤字脱字。同じ表現の重なり。何故そういう展開になった? というストーリーの抜けなど。

つまり作者の独りよがり。

 

ひと言コメントでももらえると、「そうかそうだったのか」との気づきがあり、とてもありがたく拝聴している。

 

それ以上何をすればコンクール入選に近づくのかは、今のところやっぱりわからない。

けれど少しずつ欠点を潰していくことはできるようになってきたと思う。

まあそれでいいや、とゆっくり進むことにしている。

 

7つ目、「文章力など、才能がない実感から書き続けるのは無理な気がしてくる」についてはまた次回。

 

(了)



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前々前回からの続きです。


タイトル「なぜ書くのか」(小説、シナリオなどの物語を)に対する私自身の答えは「楽しいから」、でもしんどくて嫌になることの方が断然多いと書いた。


創作をやめてしまった仲間もたくさん見た。そうなる理由は私にも山ほどある。

だけれども、まだ書くことをやめていない私は、それらをクリアしたわけではなく、適度に折り合うことを覚えただけ。

 

やめたくなる理由を7つあげて、前回まで4つのことにどう折り合ったかを書いた。

 

なぜ書くのか①

 

 

 

なぜ書くのか②

 

 

なぜ書くのか③

 

 

 

 

今回は5つ目、「賞に受からない、受かってもデビューにつながらない」問題について。


私は投稿歴が異様に長いので、掃いて捨てて灰が飛び散るほどの落選経験がある。


いくつもの公募関係の講演も聴講したが、その中のあるときに出た質問に驚いた覚えがある。
「応募しても受からないのですが、やめた方がよいでしょうか?」という趣旨だった。

 

質問された講師が「何度くらい応募しました?」と聞き返すと、「2回」という答え。


私はぶっ飛んだ。

 

詳細はもう数え切れないが、たぶん私はその百倍は応募している。

おそらく周りで苦笑していた方も、そういう意味で私のお仲間かと思う。

 

公募はたくさんあるけれど、応募作を書くのには時間がかかる。一年のうち私が応募できたのは、過去作焼き直しを含めせいぜい一桁。10本は書けなかった。長編ならば半年はそれにかかりきりだし。

 

で、それぞれの公募は年一回のところがほとんど。

他の公募と並行応募しているにせよ、それぞれ年に一回しかない通過のお知らせを、ほぼ横目で見送るわけである。次はまた来年ね~、となる。

 

だから、あっという間に年月が過ぎ、今では「書くこと(創作)を仕事にしたい」という夢はあきらめた。

 

それでも細々とでもいいから書き続けたい。

 

ということで、非正規雇用だけど定収入を得られる仕事に就いた。

時間の制約は増えたけれど、ほとんど収入のなかった夢だけの頃よりは気持ちが安定し、書く気力が出るという皮肉な感じにはなった。

 

それに、どんな形でも仕事を持つことで時流に合ったネタが増える。日々実感しているので、私みたいなピンキリのキリの書き手は、これで良いのだと思うことにした。

 

で、まあ焼き直しを含め数百回も応募していると、数撃ちゃ当たる。ごくたまに賞をいただけることもある。

これがくせになるのだ。

 

全く箸にも棒にも掛からないよりも、0.1%でも引っかかることがあると、その喜びが何百もの落選の気落ちを凌いでしまう。妙にやる気が起きて、

また何百もの落選を繰り返すのである。

 

1次、2次、3次、と順次通過者を発表する公募の場合、下手に1次に通るとドキドキし、2次にも名前があったりなんかすると、もう期待が膨らむ膨らむ。


が、2次通過の10人前後の少数から3次で落ちると、その落胆は半端ではなく。

1次で通らず「またかあ」とさっさか次へ向かえるときと比べたら、ダメージが大きい。

 

けれども私はまだ書き続けている。

その1%に満たないような奇跡みたいな確率の当選時の嬉しさが、どうしても忘れられないから。

 

落ちても当然、当たったら超ラッキー。

そういう心持ちが挫けなかった秘訣かも。

まあそんな宝くじ気分になれたのは最近だけれども。


受からなくてもデビューできなくても仕事にならなくても。楽しいんだからいいか。

そんな感じで続いている。

 


6つ目、「賞に落ちた理由がわからないので自分の欠点が直らないまま落選の繰り返し」以降はまた次回。

 

(了)

 

 

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前々回からの続きです。

 

タイトルの「なぜ書くのか」(小説、シナリオ等の創作を)に対する私自身の答えは「楽しいから」、でもしんどくて嫌になることの方が断然多いと書いた。

 

創作をやめてしまった仲間もたくさん見た。そうなる理由は私にも山ほどある。だけれども、まだ書くことをやめていない私は、それらをクリアしたわけではなく、適度に折り合うことを覚えただけ。

 

やめたくなる理由を7つあげて、前回までに、2つ目「物語が迷走する」、3つ目の「時間が取れない」問題に、どう折り合ったかを書いた。


なぜ書くのか①


なぜ書くのか②


 

今回は4つ目の「キャラやストーリーがどこかで見たようなステレオタイプになってしまう」問題に対して。

 

最近、ドラマを見ていても「破天荒な刑事」「とんでもない教師」等と銘打つキャラが、全然破天荒でもとんでもなくもないと感じてしまう。


もちろん、実際にそんなのがいたら間違いなく破天荒だしとんでもないと思うだろうけど、虚構の世界では、そういう設定がもうやり尽くされている感があって、どっかで見たという既視感ありありになっているような気がしている。

 

となると、キャラを作るにあたって、「破天荒」や「とんでもない」が、逆にステレオタイプになってしまっているのかなあ、と悩む。

 

つまり、例えば元暴走族の教師とか、島流し部署なのに勝手に捜査してしまう刑事、などと設定すると、視聴者にしてみれば「またか」となるのでは、と。

 

ストーリーについても同じで、昔少し関わりの合った編集部の方に、「『ちょっといい話』はもういいから」と言われたこともある。つまり、ちらっと感動するような話は溢れ返っている、と。

 

では、一生懸命調べて専門的分野の話を書こうとしても、例えば現役のお医者さんやら元銀行員さん作のものにはリアリティやネタの意外性にどうしたって叶わない。

 

となると。

もう自分なりの世界を描くしかない。

 

以前、社内恋愛を描いたことがあり、その時に件の編集さんに「OLさんてそういうこと実際にやってるんだ?」と聞かれ、返答に困ったことがあった。

それは「よくある一般論」から作ったエピソードに過ぎず、実際自分で見たことや感じたことではなかったから。

 

だから今は、「自分が何を見てどう感じたか」を一番に考えるようにしている。

 

自分の経験談を巧みに組み入れたファンタジーとか、知り合いをモデルにしたキャラを作るとか、毎日の生活の中で感じた違和感を極端にアレンジしてみるとか。

 

それが他の何らかの作品と被ったとしても、おそらくどこか違う感覚のものが出来上がるだろうし、少なくとも「今ってそうなってるの?」と聞かれて答えに詰まることもない。

 

5つ目「賞に受からない、受かってもデビューにつながらない」以降はまた次回。

 

(了)

 

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