続・作品にはその人が宿る(25/7/6) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

今回物語を書いていて、「自分」が宿るものだなあと再び感じたので、先週の続きとして。


先週締め切りだった短編コンクール、ライトなコメディを目指したのだが、結局笑えるものになり切れていない気がして、公開寸前に「現代ファンタジー」にジャンル変更した……弱気。

 

タイムトラベルものなので、あちこち齟齬が出まくりで、それを直し回るのにかなりの労力を要してしまい、コメディ強化に専念できなくなって時間切れ……残念。

 

その中で、ちらりと昔のヒット曲を引用した。

「ラブストーリーは突然に」(小田和正)の、「あの日あの時あの場所で君に会えなかったら 僕らはいつまでも見知らぬふたりのまま」というサビ。


その歌詞に対して「運命の相手なら、その日でなくてもきっとまた必ず出会うようにできている」と登場人物に言わせている。

(誤解なきよう、私はこの歌が大好きだし、名曲だと思っています)

 

自分で書いたそのシーンを読み返してみて、改めて思った。私って、こんな風に考える人だったんだ、と。

 

とにかくしゃべるのが下手、人の話はよ~く咀嚼しないと飲み込めず、それに対する意見が頭でまとまるまでにものすごく時間がかかる私。自分がどう思ったのか、なぜモヤモヤするのかがなかなか的確につかめない。


でも、架空の物語を創っているときに、ふとそれが表れる。

 

遡れば、「世界で一つだけの花」(SMAP)が大流行した時にも、その歌詞にモヤッとしたことを、物語を書いてみて気づいた。

「ナンバーワンにならなくてもいい、元々特別なオンリーワン」というのは本当にそうなんだろうか、と。

 

「2位じゃダメなんですか?」との蓮舫さんの流行語があったけど、「2位じゃダメなんです」とイチロー選手は言っていた。


その真意とはズレるかもだけど、1番になろうと頑張って2番になることはあってもその逆はほぼないのでは。そして、自分がどういうオンリーワンか見つけることだってそのくらい必死にならないと難しいのではないか。

という風に私は捉えた(この曲も名曲だし大好きなのでそしる意図は全くない)。

 

それから、「北風と太陽」。

あれが何かの例えに使われる度に思う。

だって北風は風を吹かせるしかできなくて、太陽は周りを温めるのが才。それぞれが自分の特技を出したときに「北風が悪い」と決めつけるってどうなの、と。

 

その思いも、「自分を出せば出すほど人に嫌われる人間」と「何をやっても人から喜ばれる人間」の物語を書いたときに、ああこれは北風と太陽だな、と感じたところから気づいた。

 

前回とはちょっと趣旨が違うけれど、

先週から引き続き、創作した作品には作者が宿る、と改めて思ったのだった。


私の場合、それを経てやっと自分が何をどう考えているかわかるという……何とも頭の悪い人間だなあとため息をついている。

 

(了)

 

 

 「雨宿り」がお題の新作短編です! 12分で読めます!(現代ファンタジー)

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「伝説の○○」がお題の短編です。14分で読めます! (青春)

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***以下過去受賞作抜粋です*

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14分で読めます! (恋愛)←ちょっと無謀なジャンル挑戦でしたが……_| ̄|○

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