時代
うしろのおしずにあるように、私が初めて自分の連絡ツールを持ったのは19の時だった。うしろのおしず 龍と姥神Amazon(アマゾン)当時はPHS(簡易型携帯電話)が若者にとっては主流で、通称「ピッチ」と呼ばれていた。今となってはピッチは企業内の内線電話として残っているけれど、19から25くらいまで私はピッチを使っていたのだなあ。オットと付き合っていた頃はモバイルフォン(ちゃんとした携帯電話)になっていて、結婚してからは家族割とかの手続きを実家から抜いて小野寺の方に変更し、そういうのも自分一人でちゃんとできたんだけど、あれから20年。綾小路きみまろならば「あれから40年」なのだろうけど、その半分の「あれから20年」。20年だというのに、確かに短くはない年月ではあるのに、その間に時代はすっかり変わったよ。あの当時はひとりでできていた機種変とか、かなり難解である(^^;)。ひとりじゃ無理っなので、ワタスはオットと一緒のタイミングで変える。一緒に変える。同じ機種に変える。で、基本、使えれば壊れるまで使えちゃう人だから、一度機種変したらしばらくしないのだけど、もうさすがに4年1ヶ月酷使していたので、バッテリーも弱ってたし、いろいろな立ち上げも時間がかかって(カメラなんか全然立ち上がらない、立て、ジョー、立つんだ!!って気合が必要だったわい)大変だったのYO。ドコモショップ予約してもらって、やっと2日前に変えました。まだ慣れない。でも、快適。すごい、新しい機種。先月発売されたばかりの最新バージョンらしくて、オットは最初からこの機種に目をつけていたらしい。だけどこれで安心。しばらくは心配なくスマホを使える。最近、本当に動きが怪しかったんだもの。しかしまあ、時代ってすごいねえ。私の祖母が亡くなったのは70代後半だったのだけど、あの時私は中学生で、見るからに「おばあちゃん」という祖母のお見舞いに病院にせせっせと通っていたんだよ。私、おばあちゃん子だったからさ。その祖母の年齢を私の親たちがすでに超えていてね、スマホピコピコやってんだから、ネトフリとかYouTube観てんだから、すげえなあと思うんだよ。時代って、変わるんだねえ。私もあと1年半もすればなんと50で、いやー若くはないなあ、とか言ってても20年経ってもまだ70なんだよね。一体どんな未来になっているんだろう。願わくは、日本という国が人としてのレベルを上げていて欲しいと思うのだ。人ってひとりじゃ生きられないし。なんかさ、煩わしくても孤独よりはいいじゃんか。強がりもくだらないし、虚勢もマウントもバカバカしいし、そりゃ切った張ったをしなきゃならない時が人生ではあるけど、それ以外は仲良くしたいもんだと思うよ。くだらないことで騒ぎすぎなんだよなあ、みんな。まあ、ヒマなんだろうね。そして、誰かを裁きたい。いやだねえ、もしかしたら自分が裁かれる立場になるかもしれないのに。こっち側から見た風景、あっち側から見る風景、両方の想像をしようよ。時代は流れてるんだから。ただ、私、昭和の滅茶苦茶なルールみたいなのも嫌いじゃないけどね。ふてほど(不適切にもほどがある)にもあったけど、昭和と令和のいいところをさ、暮らしに取り入れればいいと思って、我が家はオットと一緒に細々と暮らしてるんだけどね。物書きという、究極の水商売をしながら(笑)。しかし、この水商売、なぜか雨量が増してきて8年目、台風を起こしそうな勢いで9年目10年目を迎えそうな感じで、もう今から戦々恐々としている。時代が流れても、私たちのおバカさはそのままな気がしている。バカ、治らなーい。でわーんもうすぐ50歳なので、プレゼント代わりに購読頼むわ~小野寺S一貴 | 小野寺S一貴 龍神の胸の内【プレミアム】 - メルマガベストセラー「妻に龍が付きまして…」の著者である古事記研究家の夫タカこと小野寺S一貴が、龍神が教えてくれる神社の神様と人間の関係を分かり易く解説。 神様と人間はWINWIN(持ちつ持たれつ)の関係。その理解を深め、神様にえこひいきしてもらえる体質を作るためにブログでは書かなかったコツをお話ししていきます。Q&Aコーナーではご質問にもお答えしています!www.mag2.com8月生まれの皆さんへ、私から愛を伝えます小野寺S和香子 | ワカさんのスピとか暮らしとかエッセイとか…… - メルマガ累計35万部を超えの「龍神ガガシリーズ」の著者、小野寺S一貴の妻が綴る、読めばきっと心が楽になるメールマガジンです。日常にある見えない世界の感じ方や見方、作家業の夫との暮らし、そんな日常をエッセイのように綴っています。特別な教えやスーパーな学びとは違うけれど、ここに来れば心が楽になって、なんだか強い自分になれる、そんな場所になれればいいなと思います。www.mag2.com