ここまできてしまったのだな、と最近ふと思う。
大体、私はあまり目立ちたくない人だったのだ。
まあ、可愛すぎて目立っちゃうけど
というか、親兄妹が嫌でも目立つというか、そこそこに強い系の中で育ったから、特段に秀でているものがない私はいつもひっそり陰に隠れてちょうどいい感じだった。
今もひっそりしているつもりなのだけど、ゴミ拾いとかしてると「あ、ワカさん」とか見つかったりする。
うーん、オーラを消しているのだけどなかなかそうもいくまいか。
病院行くと看護師さんから「すみません、サイン」とかこっそりオットの著書を差し出されたりする。
うーん、嬉しいしありがたいけど、病院だからスーパーすっぴんで眉毛も描いてないのよ、ガビーン。
スーパーで激安商品に飛びついてたりすると、たまにファンに見つかったりする。
うーん、あたしゃ安いオンナなもんで、割り引き品が好きなのよ。
ってかさ、なんでこんなところで目立つんだよ、ワタス(^^;)
もっと別のところで目立てっ
ゴミ拾いとか病院とか激安品とか、まったくもー(笑)。
まあ、そのくらい小市民なのよ私は。
競馬で負けてる女なのよ。
電子マネーも最近ようやく使えるようになったのよ。
「1,500円になります。お支払いはいかがしますか?」
「な、な、nanacoで、お願いします……」
「はい、nanacoですね?どうぞ」
「(あたふた)ピッ……」
と、いちいち肩の力が抜けるのだ。
小心者ブルース、ここに極まれり。
そもそも伝説があって、昔、まだ若い頃、ファミレスに入った時に
「おタバコはお吸いになりますか?」と聞かれて、
「お、お、お吸いになりません」と答えたことがワタスはある。
なぜ「お」を付けた、ワタス。
ああ、赤っ恥メモリーズ。
赤っ恥なら掃いて捨てるほどあるが、オットには敵わない。
もう、オットのそれは騎士団のワンナイトカーニバルに勝るほどの伝説さ。
まあ、機会があったらまた話そう。
とにもかくにも、こんなひっそりと生きていた私が、こんなポジションまで来ちゃったなあって話。
人間ってすごいねえ。
今、本当にビックリするような人間関係が広がっていて、本当に子どもの頃の私に「おいおい、チビワカ。あと30年も経つとね、ものすごい世界が待ってるよ。おもしろいし、毎日が冒険だよ。それまで大変な荒波を超えなきゃならないけど、頑張れ。負けるな」と言ってあげたいわい。
でもきっと、まだ先は長いのだと思う。
10年後の私は、今の私になんて言うんだろうなあ。
とにもかくにも、ようやってる、ワタス。
ほんと、毎日が冒険だ。
ここまで来ちゃったなあ。
行けるところまで行こう。いや、行きたいところに穴開けてでも進んでいこうと思う。
もう、
この不良作家と共に(笑)。
でわーん
ファイナル、ガガ祭りのチャンスは今です
あなたの声が直接私に届きます