こんにちは。
今回は「読解」について、お話ししたと思います。
年末に、シュルレアリスム好きの友達に会いました。
美術館の図録を見ながら話していて、
ある絵のところで、
「この絵を見て、他の来館者が、全然分からないって言ってたけど、分かりやすいよね」
と言いました。
その絵は、裸の女の人の体に宝石が散らばっていて、
後ろは荒れた海が描かれていました。
それを見て私も内心(分からん…)と思ってのですが、
その子の解釈を聞いてなるほど、と思いました。
「お風呂から上がった女の人の体についた水滴が、きらきらと宝石のようにみえた。
背景の海は、ローレライを思い起こさせる。
ローレライの歌声で沈没する船のように、女の人に狂わされていく男性の心が表現されている」
なるほど。
そういわれると、分からないと思っていた絵の物語がはっきり見えます。
そして、「分からないから好きじゃない」と思っていた絵が、「よく考えられた素敵な絵だな」と思えるようになりました。
ひとつの解釈を教えてもらうだけで、
こんなにも物の見方、作品への感情が変わるのかと驚きました。
また、「分からない」ものは好きになれないけど、「読み解ける」と好きになるという感情のおもしろさも感じました。
読解力って、好きなものを増やすことにつながるんだ、とも。
焼き物やお花なども、私はまだ分かりませんが、
そこに込められた意図・流れを読み解けるときっと世界は楽しいのでしょう。
人とのコミュニケーションも同じです。
「この人の言っていること分からない」と思うこともあるでしょう。
でも、本をたくさん読んでいたり、言葉をたくさん知っていたり、話している分野の基礎知識がしっかりあったりすると、
興味深くお話が出来て、話の内容も膨らみます。
国語でよくある
「登場人物の気持ちを考えなさい」
「この描写は人物のどんな気持ちを表しているか」
は、文章に込められた意図を紐解きなさいということです。
分からないとつまらない。
でも、読み解けると、国語が興味深くなると思います。
今読み解けない人が、
どうしたら読み解けるようになるかは、
信頼できる国語の先生に聞いてみましょう。
本当にこの経験は面白かったです。
あなたにも、世界の見方が変わる体験の面白さを知ってほしいなぁと思います。
飛行機雲
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