こんばんは。タロットと運調整の専門家かげした真由子（通称：まゆちん）です。
ものすんっごっく！久しぶりにタロット的ブログです。
１枚のタロットに耳を傾け、人生のヌケミチをまゆちん考察で見出していくという、
「タロットに聴く人生のヌケミチシリーズ」いってみましょう。
あ、余談ですが「ヌケミチ」っていう響きね、なんだかワクワクしません？私だけかな？
いつもは気付いていない所に道があった！っていう発見ってなんだかぞくぞくするんですよね。
タロットリーディングとは、なんのために行うか？考えられたことはおありでしょうか。
・未来を確かめたいため？
・自分の知らない誰かの気持ちを知るため？
もちろんそれもありですが、私は「悩んでいる自分」とは全く無関係のところからやってくる情報が欲しくてリーディングをします。
悩んでいるのは「悩んでいる頭」考えているからですよね。
いかなる問題も、それをつくりだしたときと同じ意識によって解決することはできない。（アインシュタイン）
その悩みから脱しようと思ったら、悩んでいる頭で考えたところで答えは出ません。
偏った頭だからこそ悩みから出られないのだから。
でも、タロットは全くそんなことにはお構い無しなんですね。私たちの思考外にある情報をひょいっっと、偶然展開してくれますからね。
だからこそ、私の「悩んだ頭」を「何かに偏った頭」を解きほぐし新しいアイデアを与えてくれるのだろうと思います。
さて、今日ピンときたカードは「ワンドの３」だったので、このカードに「人生の知恵」を聞いてみることにしましょう。
偶然これを読んでいただいたあなたにとっても「新しい気づき」「新しい視点」をもたらすものでありますように。
さて、私は好んでウエイト版を用いますが、ウエイト版タロットのワンドの３はこのような絵柄です。
カードの解説はさておき。ワンドの３がおしえてくれる「人生のヌケミチ」読み解いていきましょう。
さて、みなさまは現状を
・変化させたい時、
・新しい何かを生み出したい時、
・より向上したい時、
・何か挑戦したい時、
何が必要だと思いますか？
もちろん「引き寄せの法則」とか色々なマインドの作り方はノウハウもありますが、ここで私が言いたいのはもっと自然の摂理に近い、原理的なことです。
私は、様々な方の悩みに向き合っていて、またその方々が幸せになっていかれるのを見て、現状が良い風に変化して行かれる方は以下のような３段階通って行かれていることに気づきました。
これは去年開催していた「真式タロット講座」でお伝えしてました。
「望むべき未来」を引き寄せるには、基本的には下記の３ステップが必要なんですね。
その３ステップとは
とても当たり前のことなのですが。。。
まずは現状をありのままに見る。
（本音と向き合う）
その次に方向性を決める
（決心する）
そして進む、動き出す
（行動する）
なのです。
例えば、あなたが５キロ減量＝ダイエットを成功させたいとした時、
５キロ太ってしまった現実を受けとめ、健康になりたい自分に気づき、痩せたい自分に気づく。
５キロ半年で痩せると決め
食事を制限する
というステップが必要ですよ、ってことです。
とってもとっても当たり前のことです。
３ステップなんていうほどでもないのですよ。しかしわざわざこうしてお伝えしているのには理由があります。
なぜなら、現状がうまくいかない場合、この３ステップのどこかで「足踏み」状態になってらっしゃることが多いからです。
ですので、悩みが繰り返される時は、「どのステップで足踏みになっているのか」を考察したりします。
まあ、それはさておき。。なぜこの話をしたか？といいますと、今回のワンドの３は、いうなれば３ステップのプロセスのうち、（３）を表しているようなカードでもあるからです。
たとえば上記のダイエットをする人の場合、この「棒の３」のカードは、５キロ減量するための「手段」を表すのです。
・ダイエットコーチをつける とか
・低糖質ダイエットをする とか
・酵素断食にトライする とか
そんな感じのことを指します。
つまり「具体的なアイデア」です。「手段」であり「協力するなにか」でもありますね。
夕日に照らされた様な海原から、到来すべき未来を象徴する船があなたに向かってきている様です。
実はワンドの３は、エースである１からの物語として考えるとイメージがつかみやすいでしょう。
ワンドの１では、まだ潜在的な「はじまり」を表します。つまり「美しくなりたい！」や「健康になりたい！」という思い、衝動です。まだ具現化されていないアイデアそのもの。
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そして、ワンドの２ではその衝動を地上におとすため（現実化するため）の方向を定める部分。つまり、「そうだ５キロ痩せよう！」みたいな感じです。
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ワンドの３ではそれまでの「意志」受け止め、それを現実にしていくための手段を表しているのです。つまり「そうだ！運動しよう！」てな感じ。
少しマニアックな説明をします。（好きな人だけ読んでね。）
＜マニアック解説スタート＞
タロットは「生命の樹」という概念にマッピングされているので、その生命の樹という概念を使うととてもわかりやすい。ちなみに「生命の樹」では上から宇宙の始まりのエネルギーが下に向かって流れていき、一番下にいくと「三次元化」「現実化」する、というこの世の成り立ちが描かれている図です。（めっちゃ簡単に言うとそーいうことさ。）
そして、小アルカナの１、２、３は上から、１、２、３と当てはめられているんです。
この３つのカードは、上の変な図の１、２、３にそのまま当てはまるんです。
生命の樹のてっぺんは「ケテル」と呼ばれ、王冠と訳されていますが、なんのこっちゃですよね。宇宙創生の始まりが「王冠」って。。。ですので、ここでは「原因」という言葉で理解していただいたらいいと思います。ビックバン！！！
そして、宇宙の始まりの「原因」が一歩進むと、２では「この世に現れたい！」という存在のエネルギーになります。最初に現れる男性性のエネルギーです。
その男性性のエネルギーを受け止めて、より世界に具現化していこうとするエネルギーが「３」です。そして、今回のワンドの３も対応している「３」には「理解」という名前が付いています。
整理しましょう・・・
この生命のでは、上の丸の数字・・・の１から順番に・・・
１：原因▶️２：存在のエネルギー▶️３：理解という道を通して、宇宙の創生物語始まりを告げるわけです。
で、このカードにも同じ概念が当てはまるということね。
生命の樹の１（原因）=ワンド１
＝「健康になりたい！」
生命の樹の２（存在のエネルギー）
=ワンド２＝「ダイエットしよう！」
生命の樹の３（理解）=ワンド３
＝「まず食事制限（運動）だよ」
って感じかな。
宇宙創生物語を俗っぽくしちゃいましたが・・・そういうこと。
ちなみに
シークレット・オブ・ザタロット
世界せ最も有名なタロットの謎と真実
マーカス・カッツ/タリ・グッドウィン/著
伊泉龍一訳
の中では、小アルカナの数札については
１、種子
２、エネルギー
３、構造化
と読むといいと書いてあります。
１、種子：「健康になりたい！」
２、エネルギー：「そうだダイエットしよう！」
３、構造化：「じゃあ、まず食事制限だよ」
ってことです。
なにがいいたいか・・・ってーーーと、この「ワンドの３」は理解して受け止め、より「１」からやってきたきっかけや原因を具現化するためのフェーズだってことです。
＜マニアック解説ここまで＞
話を生命の樹からワンド３へ戻しましょう。
てなわけで「ワンドの３」がおしえてくれる人生の抜け道はね。（最初からこれいえ・・・というツッコミはなしね。）
私が最初に申し上げた、現実を変えたい時のステップにも通じるのではないか？ってことです。
（１）まずは現状をありのままに見る。
（本音と向き合う）
（２）その次に方向性を決める
（決心する）
（３）そして進む
（行動する）
悩んでいる時って、「ああ、こまった、どうしよう！」「ああ、不安だ、心配だ」という思いに支配されてしまって、前に進むエネルギーをうまく前に出せない状態になっているのだと思うのです。
ビックバンが起こせなくなっているですね。現実化へのエネルギーが稼働しない状態。
じゃあ、新しい現実を手に入れるにはどうすればいいか？
まず一番最初に、
ワクワクすることを描く？
心地よい感情を選ぶ？
私は、方法はそれだけではないと考えます。
ワクワクする感情はもちろん、現実を変えるエネルギーです。でも、そこにこだわりすぎなくていいというのが私の正直な考えです。
基本的な考えとしては（１）の現状をありのままに見る というステップが、その後の３までを後押ししてくれると思っています。
つまりダイエットの場合、言い方がネガティブですが、まずは「今の自分を否定する」ってことです。これワクワクするかってーと、そうじゃないですよね・・・。
建設的自己否定・・・なんていったりもします。「私はこんなもんじゃない！」っていう建設的な自己否定です。
例えばこれをもっと大きなテーマで考えると
戦いばっかりの世界に対して、「人間はこんなもじゃない！もっと優しい生き物なはずだ！」という熱です。これも建設的自己否定ですよね。
自分に対しての違和感や苛立ちかもしれません。そういった「熱」です。
特に現状が理想とそぐわない場合は、ここでいったん自分を否定しなければならない。
そして、その先に・・・変わると決めて一歩踏み出した時に「わくわく」が見えて来るってことがあるように思います。
そういった意味で「わくわく」することを選ぼう！って方が私にはしっくりきます。
どんなやり方で痩せる！？
酵素断食もよさそうだな！
毎日ウォーキングもいいな！
そうだ、ヨガも楽しそう！
ってね。
やり方としては、まずはワクワクを第一に呼び起こして、ここを最初にビジョンとして描いちゃってもいい。ワクワクすること＝ヨガだから、痩せちゃうこともワクワクるすぞ！ってね。
痩せた自分をイメージして、ワクワクし、実際に痩せた自分を引き寄せる！も、もちろん良いのだけど。
でも、そうじゃなくてもいい場合があるってことも、体験上、あるんですよね。
様々なお悩みに触れていると「まずは自己否定」＝現状とつながる からやった方が早道な方も多いのも事実ってことです。
そういうことをワンド３から気づくに至ったわけです。ほら・・・だからかな。
３から祝福カラーの黄色になっているしね。
それまでは、また「どうなるかわかんないなあ・・・」のグレー。
なのでワンド３のフェーズになって、ようやくそういったプロセス（喜びのワクワクにフォーカスしていこうぜ！）に行き当たるような気がするのです。
だから、このカードも豊かな商人さんの元にたくさんの船が素敵な荷をつんでやってきている・・・のが描かれているんじゃないかな。
なんかこの話をすると「嫌な思いしなきゃ、先に進めないよ」といった説教じみたものになってしまいがちなのですが、言いたいのはそういうことではないのですよ。
世の中の発明って、「誰かの欲求不満」や「ストレス」がきっかけですよね。そしてそれが実は「ワクワク」とつながっているんだってことを言いたいのです。
「いちいちロウソクを灯すのがめんどくさい」というストレスがあって「電球」が生まれたのだし、スマホもパソコンもどんどん処理速度が速くなるしね。それは「処理が遅い」ことがストレスだからでしょ？ってこと。
だから、あなたが現状を変えたいと願うのであれば、初動から「快」を必ずしも追求する必要はないってことかもしれない。
逆をいうと、今、あなたがイライラしたり、ストレスを抱えたり、不安を抱えているのであれば、それは何かを生み出すチャンスってことなのかもしれないよってこと。
あなたの中の「熱」を高めること。そして人生のビックバンをこす。それが変化のエネルギーになって、どんどん具体化していくんだってことなんですよね。
さて、ワンドの３から得たヌケミチをまとめます。
ワクワクできなくても大丈夫。
イライラ、モヤモヤしていても
人は創造的でいられるよ。
ですね。
お読みいただきありがとうございますっ。
まゆちん
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