こんばんは。

タロット教室を主宰しているイツミです。

さて、今日はウエイト版タロットのエースカードのお話です。

ウエイト版タロットは全部で78枚ですが
その内の56枚は「小アルカナ」と呼ばれるモノです。

その「小アルカナ」は四つのグループに分けることが出来ます。

なので、1グループ14枚アリマス。

その代表選手となるのがエースカード。

トランプとおなじ「1」のカードです。


「1」なのでどれも「はじまり」だったり「スタート」だったりということを象徴しているのです。

しかし、4枚それぞれの個性があり、
どんな「スタート」かがそれぞれ違うのです。

枚数が多くて

「こんなん覚えられるかっ!」とお嘆きの皆さま・・・。

このエース四枚の「違い」を理解するのが早道です。
たった四枚の理解が全体の理解に繋がります。

その為に私の教室では、
四大元素だの、図像学だの・・・色々な理屈もお話しします。

でも、それもちょっとなんだかなあ・・・と感じたら

ノリだけでも掴んでみてください。

実はそれが出来ると

小アルカナは、半分以上、いや八割は理解できたといっても過言じゃありません。


それは講座でゆっくりお話しするとして、
今日はそのエースカードの

「ざっくりしたイメージ」「ノリ」を色々なシチュエーションを想定して表現してみたいと思います。


既に理屈をご存じの皆さまにもよりイメージを豊かに持っていただけると思います。
(たぶん)

イメージで捉えてくださいね。

脳ミソ柔らかくして~

リーディングするときの「表現」を広げる為の一つの材料と思って読んでみてください。



例えばこんなシチュエーション(その1)

今までなぜか
どーしても出来なかった事に
ようやくトライする気持ちになった人の心境を
エースカードで表現すると?


棒(ワンド)のエースの心境の人
「やっぱさあ、やろうって気になったんだよね。」
$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。


剣(ソード)のエースの心境の人
「やっぱさあ、やるって決意するだけのものがあったんだよね。」
$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。


杯(カップ)のエースの心境の人
「やっぱさあ、やりたいって思ったんだよね。」
$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。


金貨(ペンタクルス)のエースの心境の人
「やっぱさあ、やるって結果になったんだよね。」
$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。


「やる」ってことが頭にあるのは、どれも一緒なんだけどちょっとした裏付けが異なります。

これがぞれぞれの「スート」←小アルカナの4つのグループ
ノリなんですよね。




では、もう一つ・・・




例えばこんなシチュエーション(その2)



これから気になる彼に告白する彼女!
今の意気込みは?


棒(ワンド)のエースの心境の彼女!
「勇気をだして、本当の気持ちを打ち明けるわっ!」
$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。

剣(ソード)のエースの心境の彼女!

「私が彼を愛していることに寸分の狂いはないのっ!だから告白あるのみ。」
$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。


杯(カップ)のエースの心境の彼女!
「好きで好きで好きすぎて、溢れる気持ちを抑えられないわっ。」
$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。


金貨(ペンタクルス)のエースの心境の彼女!
「まずは自分の気持ちをちゃんと告げなきゃ、なにも始まらないわ。」

$人生を自由にするタロットセッション、ここにアリマス。

てなノリではないでしょうか。
もちろんこれは一例。。。
色々なドラマが描けそうですよね。





そのカードが「なにを象徴しているか?」というポイントさえ押さえておけば
タロットをどう表現するかは自由なんですよ。


連想ゲームのようにイメージを広げている内に表現も広がり、
より「精密」なリーディングが可能になります。






以上、イツミのタロットまめ講座でした。

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