こんにちは。運調整とタロットの専門家まゆちんです。今日は占い師として「未来を見る」とはどういうことか?を書いてみたいと思います。ちょっと硬派だぜ。
これって「思い通りの未来をどうやって作るか?」ってのと同じ話なので、興味がある方は読んでみてくださいね。
占い師が語る「未来の作られ方」みたいなものです。
今は退きましたが、過去、占い館と呼ばれるところでの鑑定が多かった私ですが、基本、ご相談者が占い師に求めるのはたった一つの「正解」「回答」になります。
それに対してセラピーやカウンセリングしている時に求められるのは「痛みの除去」なんです。少し違うのです。
ご相談者に悩み内容はまあ、変わらないにせよ・・・このように若干求められることが違います。つまり占い師はスタイルはどうあれ「1つの未来を提示する」ってことをするのです。
だがしかしね・・・
では、その未来って「なんなのか?」
また未来を観察する?
ここには、どういうことが起こっているのか?
には、あまり関心を持たずして、みなさん「受け身」に回答を受けとってないかい?と私は思うのです。
伝える方も「これが私の出した結果です」というだけで、その結果に対するスタンスは伝わってますか?
と疑問に思います。
占いなので、一つの指針として気軽に受け身に受け取ることも悪くないし、私もうそういう風に利用させていただくこともあります。
それも悪くないのだけど、私はもっと占いをパワフルな未来創造ツールとして活用することに燃えます。
さて、占いにご相談者が求めるのは「正解」「回答」といいました。
でもさ・・・ぶっちゃけ・・・誤解を恐れず言いますと、占い師はその人の人生の正解なんて、実は知りません。笑。
あ、それは、まゆちんだけでしょう?他の占い師さんはわかんないじゃない・・・といわれそうですが・・・
占い師は、その人の人生の正解なんて、知らないことが自然だと思っているってことです。
実は過去、「私には何でもわかります」「こうなると決まっているのですよ」的な霊能者の方と出会ったことがありました。確かに人の死期などを当てる方でした。(私に対しての予知も現状もダダハズレでしたが・・・)
まあ、確かに能力のある方でした。そういう実績もお持ちでした。・・・が、
私は、その人に何の愛も尊敬も感じませんでした。
周囲の人がなぜ尊敬するのが1ミリも理解できませんでした。たまたまお知り合いの紹介で出会ったのですが、関わるほどに、あやうく喧嘩になりそうなので遠ざかりました・・・。笑。今から思えば喧嘩しておいてもよかったかも(呪われそうなので怖かったんです。笑)
(誰のことですか?という質問は受け付けません。だってお名前も忘れたから。笑)
そういう霊能者だの占い師て人はね、能力はあるかもしれません。でもね、「なんでもわかる」って、いう前提ってね、
目の前の人間の力を尊重していないことになりませんかね?ね!ね!
目の前の人の人生の可能性を一番に信じなくて、なにが能力者なのか・・・占い師なのかと思ってしまいます!はあ、はぁ・・・ぁ・・・
人間の生命力を甘く見るな!という怒りをすごく感じました。その方からすると「神のすることに文句言うな」なんでしょうけど。何のための神様なのか・・・とまあ、その方と出会って色々な怒りとか感情が吹き出しましたが、今から思えば、私の信念を確かめるための出会いだったと思います。
正直、真実はわかりません。でも、私はそのスタイルは好きじゃない。目の前の人のことのほうが大事。人生切り開く力を信じたいし、そのほうが楽しい。そのバイブレーションで生きたい。占いをしたい。それだけです。
まあ、このように、たとえ、未来が見通せたとしても、如何なものか?と私は思うのです。なぜならば未来は「観察した瞬間」に命を持ち始めるからです。
例えるなら、こういうことです。
真水の入った何の変哲もないボトルに・・・・
未来を予言するってことは、
「ラベル」を張っちゃうってこと。
なんか、未来決められちゃった感ありますよね。いや、それが悪いわけじゃないのですよ。ただ、この例えでお伝えしたいのは、
占い師は、何を見て「未来」といっているのか?疑問に思っていただきたいということなんです。
星の動き、展開されたタロット?それだけでしょうか?
これは周りの尊敬すべき占い師さんを見ていて、私が持ってる分析なのですが・・・
占い師さんのしている未来予知とは・・・
決まり切った未来を見ているのではなく、プロ自身の感性、能力、占術から未来の可能性を見出し、それを解釈し、表現しているのではないでしょうか。
つまり、たった一つの正解な未来を伝えているのではなく、解釈を伝えているに過ぎないのです。あくまでも「可能性」ってことですよ。確かにその未来は存在するのだけど、それを選んでも、選ばなくてもいい、っていうスタンスである方が多いと思います。
目の前の人の可能性を信じている占い師さん、霊能力さんであれば、おそらく、ご相談者一人では見つけることのできなかった可能性を拾い集めて、未来を投げかけているのです。
あらかじめ、あるものを見ているのではなく、ご相談者の可能性をキャッチしているってこと。
↑
これ重要。_φ(・_・
そう、ですから、幸せに導く力がすごい占い師さんはキャッチ力がすごいってことになるんですよ。
ネットでいうと「検索能力が高い」って感じかな。
つまり、その人の可能性を最大限に拾い上げてビジョンを描くのか、そうじゃないか?ってのが、目の前の人の幸せに貢献できるかどうか?を決めていると私は分析しています。
どちらにせよ、占い師さんは未来を見通すことで、あなたのまだ描き入れていない未来に「タイトル」をつけるお手伝いをしているわけです。
その人の可能性を拾い上げて創り上げたビジョンなのですから、十分に当たる可能性があるわけなのですね。まったく無関係なところから引っ張ってきたビジョンではないのだし。
しかし、もちろん当たらないってこともあるでしょう。
ここで面白いことが起こっているんですよ。
量子学的に言うとね、未来って「観察した瞬間」に、世界にフヨフヨしている粒子がしゃきん!と、形をなすらしいのです。
そして未来への現実化をはじめるんです。
「ハートフル」な未来がいい!・・・と意図すると粒子はその意図(観察)に従って、こうなる⇩
つまり、占いも同じ。
占い師が未来を伝えた瞬間から、これが起こります。
だって、その言葉がラベルになるし、「観察した」ってことだから。
それにね、魔術の世界では「言語化」は立派な術なんですよ。モヤモヤしたものに言葉をつけるとそこからそれば現実化していくのです。
先ほど、占いは真水のボトルに「ラベル」を貼るようなものだといましたが、
未来を意図する、観察する、とは、何の味もついていないただの水が入ったボトルに「ラベル」をはるようなものです。
もちろん、占い師がラベルを張らなくてもいいのです。本人が貼ってもいいのですよ。でもね愛ある志ある占い師さんはね、可能性を見出すのが上手なんですよ。あなたの可能性をうまく検索かけちゃうのです。
コピーライターさんに頼んだ方が、「おお!」と感動する、よりその商品の良いところを見出した、よい売り文句考えてくださるじゃないですか?
デザインのプロに頼んだ方が、その商品の魅力を引き出す「売れそうなパッケージ」作ってくださるじゃないですか?
それといっしょ。
だったら、占い師がどんなラベルを貼るか?で、あなたの行動が決まってくるのです。
中身は同じ「真水」でも、ハートの方、飲みたいですよね・・・。
どっちがあなたがやる気が出ますか?ってことでもある。
もう一度言います。
占いで未来を見る、ってことは、未来を意図する=ラベルを貼るって作業です。
未来は現時点では1つに集約されていない、まだ何も決まってません。にもかかわらずそこに「ラベル」を貼る作業なのです。
量子学の世界では、現時点では未来はパラレル(並行)な状態。
ふよふよ〜とツブツブが浮いている世界に「こんな未来がいいなあ!」と名前をつけることで、その粒子たちがその形に集約されていき並行していた幾つかの未来から、1つを選び取る。
観察する目がないと、物質化しない。現実化しないのです。
世の中にあるものは、誰かが最初に「意図」したから存在するのですから。
つまり、観察した瞬間、その未来は現実になるのです。
ね、占い師って、そういう仕事なんです。解釈による可能性を伝えているけ・・・・で、その時点で、未来を作っちゃっているのわかりますか?
で、ここからが大事。
じゃあ、どうすればいいか?
重要になってくるのは、占い師の持っている「前提」なんです。何のために占いやっとんじゃ?というところね、そして自分の導き出した結果は何を意味するのか?をちゃんと説明できることが大事です。
(できればそれを占われる側も知っておいたほうがいいよね。)
つまり大事なのは、
占いの結果の受け渡し方であり、
ご相談者の受け止め方なのです。
ご相談者はある意味、結果を「正解」だなんて思わなくていいのです。
答えはもらえるのだけど「保証」してもらえるわけじゃない、って思ったほうがいいです。保証を求める時点で、あなたはあなたを信じていないしね。
でも、可能性をせっかく拾い上げてもらうのだから・・・限りなく引き寄せやすい可能性の解釈ですから。それを活かせばいい。
提案されたラベルにワクワクするなら、そのラベルを「とりにいったらよろしいやん!」(by.Qさん語録)ってことです。
1000人の前で講演している予言(ラベル)をもらって、おおおおお(ざわざわ)したら取りにったらいい。
私がお伝えしたいのは、
未来のビジョンを
どのようなスタンスで伝え、
どのように受け取るか?
で未来は決まるよってことなんです。
だから、少しオカルトなことをいえば、占う以前と、以降では「未来」は変わるってことですよ。
じゃあ、占いなんてしなきゃいいと思いますか?
まあ、それも一つ。
でも、これをパワフルに活かさない手はないと、私は長年の占い師経験の中でチャレンジし続けてきたわけです。占いを未来創造ツールにしちゃえばいいのですよ。
私たちって、未来の心配はしても、頑張らないと「未来のビジョン」を描かない生き物でもあります。
なんとなく生きるのが、悪いわけではない。
でも、取りに行きたいものがあるなら、今の状態を変えたいと思うなら、未来を意図することがとても大事。
それが「決める」ってことです。
占いは、いたずらに不安をあおる風潮もなきにしもあらずですが、基本、宇宙の愛を見つける作業です。
宇宙でもある自分を思い出す作業です。
未来を描くってね、面白いのですよ。
というお話でした。
お読みいただきましてありがとうございます。
そして、この記事の内容は、春に出版する本のコアメッセージでもあります。
執筆がんばってますっ!
まゆちん
⚫️占い活用
占いが持っている可能性は「当たる、当たらない、未来を保証する、しない」で語れるものではないのです
⚫️運調整・願いを叶える
コメントに願い事を書いてみてね!願いが叶った!なご報告来てます!
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