そういえば、フト気づいたこと。
もう昔の話だけど、
「仕事は何?」と、聞かれた時に、
当時、ただただ面倒くさくて、
アホの一つ覚えみたいに
「ファイナンシャルアドバイザー」って言いまくってたら、
気づけば本当に、そうなっていたって話です(笑)
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これは以前、まだ会社員だった時代の頃の話ですが、
一人で初めての海外に行った時のことです。
名目は、プチ留学(笑)
アメリカはマサチューセッツ州、ボストンに行きました。
一応、語学留学ということで、
午前中は学校で授業を受けて、
午後からはフリータイムでした。
その当時、
初めて会う人やクラスメイトなんかに、
だいたい最初の自己紹介で、
名前、出身、職業、趣味とか言うんですが、
その職業のところで、
テキトーに「会社員です」なんぞと、日本人特有の一般的な事を言うと、
「何の会社?何の仕事だ?」と、
そのように突っ込んで質問されるのがあらかじめわかっているし、
再度、聞かれるのも面倒ですよね(苦笑)
つまり、自分の職業を具体的に話さないと、
海外の人は納得しない。
だから私自身は当時
そう、「ファイナンシャルアドバイザー!(Financial advisor)」
って、めっちゃ自己紹介で言ってました。
(そういうと、相談乗ってくれ~って、海外でも言われてたんですよ。
まぁ社交辞令なんでしょうが(笑)
まぁ、その当時も金樫は元貸金業界にいてたわけで、
毎日毎日、
借金問題を抱えている人々の相談業務をやってたわけです。
債務者から預かったお金の管理とか、
返済方法やら、資金繰りに困った人らの対応など、
とにかくお金の相談やってたんですね。
だから、そのような仕事のことを英語でなんて言う!?を調べて、
一番しっくりくるというか、覚えやすい単語が
Financial advisorってだけだったw
ちなみに日本と海外、特に米国でいうところの
ファイナンシャルアドバイザー(主に、独立系のFA)
とは、本来のニュアンスは違ってはいます。
例えば米国などの金融先進国では、
ファイナンシャルアドバイザーというのは、
医者や弁護士と同じレベルの専門家な立ち位置で、
法人やファミリーの金融顧問のような地位を確立しています。
一家に専属の名医と弁護士とファイナンシャルアドバイザー(FA)がいれば
その一族は安泰だといわれるほど。
そう、日本とは全然違う!!
まぁ、とにかく職業を英語で答える度に、
もう面倒だから、
ファイナンシャルアドバイザーって単語ばっかり言っていただけという。
当時の本音は、これ、
ぶっちゃけ「アホの一つ覚え」みたいなノリ。
でも、職業詐称とは違いますよ(苦笑)
だけど・・・・
その約10年後。
40代に入ってから、借金相談というくくりだけではなく、
固定費の削減から、資産形成、運用、保全、継承など、
金融業界にいた頃の金融知識、経験、情報を取り入れ
自分が良いと思ったものを人にシェアしてたら、
いつの間にか、それがライフワークみたいになっていた。
自分としては最初はただ、将来お金で苦労したくないし、
お金に振り回されないで、自由に生きたい。
という最初は個人的な目的のもと、投資したりしていて、
誰かに相談持ち込まれた時に、
自分のわかる範囲でいろんなこと教えるとか、なんかしら動いていただけでした。
その中で、どんな仕事やってんの?って聞かれた際に、
一言で言ったら、ファイナンシャルアドバイザーですねって。
「人間は自分が考えているような人間になる」
とは、アール・ナイチンゲールが言ってたように、
このことを、ある意味で上手に利用すると、
仮に、たとえ今はそうでなくても、
人は自分がなりたい人間になれる、なってしまえるということ。
だから例えば、
普段から金ないとか、自分は貧乏だとか言ってる人は
本当にそうなるし、
金持ちになりたいなら、
言葉で金持ちだとかは、さすがに普通は言わないだろうけど(笑)
そう思ってるだけで、そこにたどり着くみたいな説は本当だろうね。
言葉や、思考に気をつけないといけないというのはそういうことです。
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とまぁ、
金樫の場合は、FAと言ってたら、
気づけば勝手に、そうなってたわってだけで、
実際に自分がなりたかったものか!?といえば、
ぶっちゃけ、別にそうでもないのが本音だけど(苦笑)
言ってたら、そうなるものなんだなって実体験で理解したという話でした。
ただ現在は、
安易に(FA)ファイナンシャルアドバイザーというと、
日本では、どこかの金融機関に勤めてるのか!?とか誤解されることもある。
また、人によったら面倒なくらい頼られたりすることもある。
頼られることは良いことだけど、依存はヤメテ。
欧米型のFAについて知らない日本人には、しばし勘違いされるので、
当然こちらも顧客を選ばせてもらってます。
だから最近は、ファイナンシャルアドバイザーというよりも、
投資家目線での話がメインになりつつあります。
まぁ最初の出発点は一人の個人投資家だし、
原点回帰というか、
職業を厳密にいえば投資家(Investor)になる。
投資をしている人だったら誰でも当たり前に、
マネーリテラシーが身についてくるでしょうし、
お金のアドバイスができて当然ってだけなんですけどね(笑)
今日も読んでいただき
ありがとう御財益す























