あなたは、投資をしてもいい人間なのか!?

 

今や年金だけで豊かな老後生活なんて期待できない。

 

銀行預金の利息だけで雪だるま式に資産が増えるような時代は、

遥か昔の、もはや伝説にすぎません。

 

会社勤めの方が給与所得だけだと、

収入もある程度で頭打ち。

 

そもそも人間一人の労働力で

生み出せるお金には限界があるわけです。


そんなのわかりきってる人は
「お金も働かせる」

つまり、投資をしようとなるわけです。

 

それで実践していくのはいいし、

金樫自身も、お金のアドバイザーとして、

国民全員が、

あたりまえに投資するべきとか思ってます。

 

しかし!!

 

何か投資を始める前に、ちょっと待て。

 

あなた自身が、

本当に投資をしてもいい人間なのかどうかを

問わないといけないです。

 

これは、

ほぼ、心構えとか、生き方、考え方の問題なのですが、

なにも投資することに資格とかいらないけど、

 

投資をしてはいけない人の項目一つでも当てはまる人は、

「投資をする資格なんてない」と考えます。

 

それは以下のような人のことです。

 

 

①人生は全て自分の責任であると自覚のない人

 

②人間を投資の判断基準にする人

 

③投資を、ただお金を増やすためだけにすると認識している人

 

④生活防衛費を用意できていない人

 

⑤投資に関する勉強をせず、ふんぞり返っている人

順番に説明すると、こうです。

 

 

  人生は全て自分の責任であると自覚のない人

 

だいたいの人は自己責任と頭ではわかっていても、

なんか起こると感情面でめちゃくちゃ揺らぎますよね。

 

それに、人は何か悪いことが起こると、

自分以外の何かのせいにしたい生き物です。

だって、それが一番楽だから。

 

人間だから、感情が揺らぐのはしょうがない。

でも、いつまでも揺らぎっぱなしだとダメなわけです。

(しかも、しんどいですよ)

 

ただ真理は、「人生すべて自己責任だと」

 

いずれにしても人生の基本ベースとして、

これを覚悟できない人は、

そもそも投資してはいけない。

 

そりゃあ、人生すべて自己責任だと、

一辺倒にだけ考えていたとしても、

 

身に覚えのない、とばっちりや、

変な巻き添えで何かの被害にあったり、嫌な思いさせられるとか、、、、

と、そんなのまでは、どーなのよっ!?

って、思うこともそりゃあ多々あります(苦笑)

 

ただ、投資においては当たり前ですが、

別に、何かや誰かに脅されて

お金を投じたわけでもないでしょう。

 

最終的に、投資先にお金を投じる行為って、

自分でするわけです。

 

自分でやると決めて、その行為を行う。

そこにはリスク面なども考慮した上での判断なわけでしょう。

 

仮にリスク面を何も考慮せずとかだと、

考慮しなかったのは、あくまで自分自身なわけです。

 

思考停止している自分に責任があるのです。

 

だから、

もし、何か投資をして最悪の事態が起こっても、

(例えば、お金が戻ってこない。飛んで消えて無くなるパターンが最悪の状態でしょう)

この責任の究極は、全て自分にあるのです。

 

最悪、大きな損失を出したとしても、

その責任の所在を、

全て自分自身にあると自覚できる人だけが、

真に投資をする資格がある。

 

投資の失敗を自分ではなく、

何か、他のもの、他人のせいとかにする人は

最初から投資をする資格なんてないのです。

 

 

  人間を投資の判断基準にする人

投資をしようとしたら、

目の前には、株やら債券やら、
なんかしらの金融商品、なんかしらの案件などがあります。

 

その商品やら、案件について
有名人の〇〇がやっているから、

金融アドバイザーや、ファイナンシャルプランナーがいいと言うから。

信頼できる友人知人に誘われて~。

 

などなど。

 

もちろん、わたし自身でいうのも、身も蓋もないというか、

ある種の爆弾発言なんですが、

金樫の言う事だって、完全に信用なんてしたらいけませんよ(苦笑)

 

その理由は「だって人間だものw」

人間にパーフェクトなヤツはいないからです。

 

人がいうことは、
あくまで判断材料の一つにすぎない
わけですから。

 

お金事というのは、信用や信頼が重要です。

では、
その信用や信頼の、

そもそもの根拠とは!?

 

特に、投資先に関する信頼とか信用については、

何を拠り所とするべきか?

そのひとつの目安は、

法律で守られているかどうかです。

 

要するに、

 

お金を投じる先について、

もし、最悪の事態が起こっても、

投資したお金は、守られているのかどうか。

それが客観的にも確認できるのか。

ここを見るべきなのです。

 

では、
その、守られているという根拠となる法律って何なの?

といった場合に、

 

例えば、金融機関だと、

信託銀行やら、証券会社やら分別管理義務という、

法律上の義務が課されているわけですよね。

(※お客さんから預かったお金と、

自分のお金を同じ財布に入れてごっちゃにしてはいけないという義務です)

 

じゃあ最悪、お金の預け先である機関がブッ潰れても、

お金は飛んで消えて無くなることはないとかってやつです。

 

もちろん、最大いくらまでとか、預金だと1000万までとか

ある程度の制限は各種設けられてるでしょう。

 

このような法律の守りが投資先にあるかどうかを、

最低の判断基準にしないといけないんですよ。

(※※あくまで最低限の基準ですよ。

法律だって変わることもありますし、例えば地球の人口が半分ぐらいまでに減るとか

異常事態がおこったら、投資で利益出す自体が成り立たないから)

(例えば、事業投資よりも、相対的に金融機関への投資は比較的安全だというだけで、

絶対100%大丈夫なものは、そもそも世の中にはないから)

 

なのに、

多くの人は、

「あの人が大丈夫だと言うから、大丈夫だろう」

というだけの判断・・・(>_<)

 

つまり、

預け先の法律がどうこうなんて、一切無視で、

人の言うことだけを拠り所にしてしまっているわけです。

 

あなたの言う、あの人が、

仮に、

もの凄く著名な方で、

人間性も良く、信頼のおける資産家だとしても、

アナタに対して心底善意で何かを言っていたとしても、

これを、完全に鵜呑みにしてはいけないということです。

 

なぜなら、諸行は無常なのだから。

と、ここまで、考えられていますか?が大事。

 

投資を始める当初、

アナタの言う、あの人が言うとおり、

本当に大丈夫だったものでも、

未来に状況が変わるかもしれない。

 

状況が変わった影響で、

最初にあなたが聞いていたことと、真逆のことが起きることだって

あり得るわけです。

 

 

さすがに詐欺とかは言語道断ですが、

たとえ詐欺じゃなくても、

今までは状況が良かったものが、

ある日突然変わることの影響で最悪の事態を招く。

 

つまり、結果、詐欺と同じような状況にならざるをえない。

そのようなことすら起こるかもしれない。

 

投資の際に、諸行無常まで考えが及ばず、

人間のいう事だけをただ信用して・・・というのは、

ハッキリ言って思考停止人間のやることです。

 

もし、最悪の事態が起こってしまったときには、

 

例をあげると、

「信用してたのに裏切られた!」とか言うんですよ。

 

こんな恨み言はアホの言う事です。

 

人のいう事を、ただ信用した結果で投資に失敗したなら、

もう、これは自分がアホだったことを自覚して、

それを教訓に前にすすむしかありません。

 

他人に恨み言を思ったり、それを表に出せば出すほど

自分はアホだということを晒してるだけになるのです。

 

withコロナじゃないけど、

投資も、人生も当然にwithリスクなわけ。

 

人は感情の生き物だから、

ついつい、感情で決断、判断をしてしまいますが、

こと投資においては、

お金って、単なる物質のジャンル。

だから、感情を抜きに考えないといけない。

 

あくまで人のいう事、

プロのアドバイザーや、

FPや、著名人や、資産家のいう事、

 

とかく、

「人間」の言うことは、

ただの意見・参考程度に留めておくことが大事なのです。

 

お金ごとの最終判断は、ドライに分析。

 

まさに、ミナミの帝王こと、

萬田銀次郎大先生のお言葉は、投資においても通じますわ。
『ゼニのことは乾いた目で見ないと

地獄を見ることになりまっせ』

 

なのだから。

 

さて、長くなるので、

投資してはいけない人の残り

 

③投資を、ただお金を増やすためだけにすると認識している人
④生活防衛費を用意できていない人
⑤投資に関する勉強をせず、ふんぞり返っている人

 

については、また次回に。

 

■お知らせ