お金の相談を受ける中で、

まだまだ、

保険の掛けすぎ、払い過ぎの人がいます。

 

保険の営業で「こんなことがあったら困りますよ」的な、

ちょっと不安をあおられ、

気が付いたらスゴイ数の契約をしていたって方も、

しばしば^^;

 

金樫

「これ、めっちゃ掛けすぎちゃいますぅ!?・・・・」

相談者

「ですよねぇ・・・でも、どうしたらいいのか」

 

と、こんな感じで、

ご本人も、実は掛けすぎなのは気づいてるけど、

契約してしまっている数々の保険。

これらを、どう考えて

処理すればいいのかがわからないといったケースが多い。

 

もしもの時に備えるのは悪いわけではありません。

 

だけど、人によったら、

「そんなに保険金が必要なのか?」というぐらいの

金額、または多種類の保険に無駄に入ってる場合もあるわけで。

 

保険が必要か、そうでないかは人による。

 

だから、ここはひとつ知識というか、

そもそも

「保険って何のために入るもの?」なのかの

柱となる認識や定義付けをしておくことが大事です。

 

そうすれば、

仮に保険を勧められたとしても、

それが必要なものなのかそうでないものかが、

今後、ちゃんと自分で判断できるようになるからです。

 

資金ができるまでの”つなぎ”

 

保険というのは、

「資金ができるまでの”つなぎ”」だということ。

 

もうズバリこれが、根本の柱です。

 

なんでも物事はシンプルに考えてみましょう。

 

もし、何かあったとしても、

資金があれば、そもそも保険は要らないわけですよ。

 

仮にお金を払っても、

生活が脅かされることが無ければ、

問題はないということですから。

 

 

損失が大きいかどうかで考える

 

多くの人が保険に入る時の考え方って

「万が一の時に、

沢山のお金を払わないといけなくなったら大変だ!」

と、この不安に対しての備え、

安心を買おうとするからですよね。

 

でもここで

その万が一の時に、いったいいくらお金がかかるのか。

 

実際は、具体的にいくらかかるかが見えないから、

不安になるんでしょう・・・

 

でも、そんな風に考えてしまうと、

いつまでたっても、

たくさん保険に入っておかないと心配となるんですね。

 

考え方としては、万が一の時に、

支払わないといけないお金が、

「大きいか、小さいか」で考えるのです。

 

つまり、損失の大きさを判断の物差しとして、

その保険が必要かどうか、

万が一の時に、持ってる資金から

カバーできるのかどうかで判断していくこと。

 

例えば、車の人身事故やら、

火災やらで家が無くなるとかだと、

かなり大きな損失なので、

手持ちの資金だけではカバーできないものになってくるでしょうから、

このようなものには保険を掛けておかないといけないです。

 

だけど、

病気、ケガなどの医療に関する保険については、

公的保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)があるわけ。

また、高額療養費制度もある。

 

公的な保険制度を利用し、

自己負担部分を払ったところで、

今後の生活が傾いていくぐらいの支払になる?

ならない?

 

といった視点で考えてみる。

 

2人に1人がなる??

 

ちなみに、がん保険でも、

なったら一時金100万保険で出るというものが多いんですが、

逆に言えば、

その金額があれば対応できるということ。

 

だから、いつでも100万が別で用意できるようになってるなら、

極端な話、

がん保険も要らないという選択もあると思います。


ちなみに、

よく宣伝で二人に一人がなるという話ありますが、

 

数字でデータをとると、

例えば0歳から70歳でなる確率は、

男性、20%、女性19%ぐらい。

80歳でも男性41%、女性29%。

 

実際には二人に一人ががんになるってのは、

だいたい80歳以上からの話だったりするんです。

 

がん保険って、ある意味、

自分はがんになるであろうに1票投じているみたいな側面があり、

心理的に、なんか嫌な感じがしませんか?^^;

 

保険こそ、ギャンブルだなぁって感じ(苦笑)

 

そう思ったら、

コレ、すごい良い考え方だなぁと思ったものがありました。

 

それは、

「わりかん がん保険」っていうのがあるんですけど、

(※注意:金樫はここの回し者ではありません(笑)

 

毎月の保険料はいらない。

でも、もし、

がんになったら一時金として80万。

 

つまり、後払い制度の保険で、
加入している誰かが、がんになった場合に、

加入者全員で、なった人の保険料80万を、割り勘で払うというものです。

割り勘で負担する上限もあるので安心ですね。

 

 

コレ↓

 

 

 

みんなで助け合うって

ちょっと共済っぽい感じなのですが、

 

無駄な保険料のコストを抑えて、

本当に必要になったときに発揮してくれるってのが、

なんかいいと思いました。

 

給料も増えない、

銀行に預けていても金利がつかないという中で、

これからは、

そのようなタイプの保険がいいんじゃないでしょうか。

 

まだ若くて、

しかも、家計を見直さないといけないような人。

不安がり過ぎたことがたたって、

保険の払い過ぎ貧乏になっているような人にも

いいんじゃないかと思いました。

 

高齢になっていくにつれ、

医療費やらにお金がかかってくる可能性は高まります。

 

でも、若いうちは最小限の保険でとどめておく。

保険に大きくお金をかけるようなことはせずに、

たとえば投資をして

資産を作る事を優先に考える方が賢明です。

 

なんども言いますが、

保険は、資金ができるまでのつなぎなので、

何かあった時に、

自分の手持ちからカバーできる範囲での保険なら、

むしろ掛けなくてもいい。

 

手持ちからカバーできない損失に対してのみ掛ける。

また、保険で

一番コストパフォーマンスの良いのは「掛け捨て」タイプのものです。

 

脱・保険貧乏ですよ(・∀・)

 

 

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本日も読んでいただき
ありがとうございました